概要 
巨大構造物はアンロック条件に基づいて以下の4種類に分類できる。
- テクノロジー「メガエンジニアリング」によって建造技術の研究がアンロックされる巨大構造物:
セントリーアレイ、サイエンスネクサス、戦略調整センター、巨大芸術体験施設、星間会議場、巨大造船所、量子カタパルト
- アセンションパーク「銀河の驚異」によって建造技術の研究がアンロックされる巨大構造物:
ダイソンスフィア、リングワールド、物質展開器
- 条件やコストが比較的軽い巨大構造物:
ハイパーリレイ、ゲートウェイ、軌道上居住地、軌道環状施設
- 「危機になる」に関連した巨大構造物:
エーテル位相機関
同じ種類の巨大構造物を複数持っている場合、効果は累積する。
荒廃した巨大構造物 
荒廃した巨大構造物は、ゲーム開始時に銀河中にランダムに生成されることがあり、これを発見し修復すれば一から建てるより安価に巨大構造物を手に入れられる。
巨大構造物を修復するにはテクノロジー「メガエンジニアリング」が必要。 ゲートウェイのみ、やや安価なテクノロジー「ゲートウェイ起動」で修復可能になる。
建造に必要なDLCがなければ、荒廃した巨大構造物も出現しない。荒廃した軌道上居住地は出現しない。
巨大構造物の破壊 
巨大構造物は、基本的に破壊できない。
軌道上居住地とリングワールドは、軌道爆撃や地上戦では破壊できないが、コロッサス・危機の侵攻・特定のイベント (シュラウドの円環の終わりなど) で破壊される場合がある。
スターイーターの恒星破砕砲に巻き込まれた巨大構造物は、破壊される。
荒廃した巨大構造物と違い、破壊された巨大構造物は修復できない。
維持費が原因で巨大構造物を手放したい場合は、星系の放棄や譲渡で実現できる。
巨大構造物の一覧 
表内で使われる語句の説明:
- 「恒星」は、ブラックホール・中性子星・パルサーを除いた主星を指す
- 「居住可能惑星」は、軌道上居住地やリングワールドも含む
名称 | 建造可能な条件 | 性能の概要 (最終段階) | 維持費 (同左) | 総コスト (最終段階までの合計) | 必要なDLC | ||||
その他の資源 | |||||||||
ハイパーリレイ | 星系内に別のハイパーリレイがない 星系外周部にしか建造できない | レーン移動の高速化 | 2 | 25 | - | 500 | 1.0 | オーバーロード | |
ゲートウェイ | 星系内に別のゲートウェイがない 星系外周部にしか建造できない | 星系間のショートカット | - | 100 | - | 5,000 | 5.0 | なし | |
軌道上居住地 | 対象天体上に他の巨大構造物がない 主星・衛星・小惑星でない | 惑星規模8の人工天体 | - | 225 | - | 4,000 | - | 11.0 | ユートピア |
軌道環状施設 | 対象天体上に他の巨大構造物がない 入植済みの非人工天体である | 入植地の防衛と資源産出の支援 | 4 | 300 | - | 4,500 | - | 2.0 | オーバーロード |
セントリーアレイ | 主星・衛星・小惑星でない 居住可能惑星でない | 銀河全域への完全な視界 (星雲内を含む) | 100 | - | 12,500 | 45,000 | - | 25.0 | ユートピア |
サイエンスネクサス | (グロイクネクサスでは+350/月) 全研究速度+15% | 75 (100) | - | 20,000 | 50,000 | - | 35.0 | ユートピア | |
巨大芸術体験施設:完全 | 快適度+20% | 30 | - | 12,500 | 50,000 | 25.0 | メガコーポ (エンシェント・レリック) | ||
星間会議場 | 外交発言力+40% 使節+2 外交態度+50 | 40 | - | 12,500 | 45,000 | - | 18.3 | メガコーポ | |
戦略調整センター | 宇宙軍許容量+150 星系基地許容量+6 防衛プラットフォーム許容量+12 亜光速移動速度+15% | 75 | - | 10,000 | 50,000 | - | 24.5 | メガコーポ | |
巨大造船所 | 恒星である 連星系でない | 造船所容量+20 艦船の初期経験値+100 帝国全体の造船速度+100% | 40 | - | 10,000 | 33,000 | - | 20.0 | フェデレーション |
量子カタパルト | 中性子星かパルサーである (連星系でもよい) | 艦隊を投げ飛ばす | 30 (40) | 300 | - | 35,000 | - | 20.0 | オーバーロード |
ダイソンスフィア | 恒星である 連星系でない 星系内に居住可能惑星がない | - | - | 26,000 | 55,000 | - | 55.0 | ユートピア | |
物質展開器 | ブラックホール星系である 星系内に居住可能惑星がない ブラックホールである | 100 | - | 32,500 | 55,000 | - | 31.0 | メガコーポ | |
リングワールド | ブラックホール星系・連星系でない 星系内に惑星か小惑星がある (小惑星帯は条件を満たさない) 星系内に居住可能惑星がない (建設拠点は主星上に建設する) | 4つの大規模な人工天体 | - | 300 | - | 55,000 | - | 58.3 | ユートピア |
エーテル位相機関 | (首都星系の主星に自動で出現する) | ゲームに勝利する | - | - | - | - | 40.0 | ネメシス |
建造条件 
共通の建造条件 
巨大構造物ごとに異なる条件 (場所やDLC) は一覧を参照。
巨大構造物は、以下の条件を全て満たしていないと新規に建造できない。荒廃した巨大構造物を修復するための条件は、これよりも緩い。
- 帝国の状態に関する条件:
- 建造可能にするテクノロジーの研究が終わっていること。巨大構造物ごとに必要な技術は一覧を参照。
- ひとつの帝国は同じ種類の巨大構造物を2回建造できない。
リングワールド、ハイパーリレイ、ゲートウェイ、軌道上居住地、軌道環状施設はこの制約の対象外。
保有ではなく新規建造回数の制限なので、失った・奪った・修復した回数はカウントされない。
建設拠点の建造を完了した時点で、建造済みとみなされる。
※Ver3.4.3現在、物質展開器は例外的に、領有していなければ再建造が可能。バグか仕様か不明。 - 同時に複数の構築 (建造・アップグレード・修復) はできない。
ハイパーリレイ、ゲートウェイ、軌道上居住地、軌道環状施設はこの制約の対象外。
右記の手段で、同時に構築できる数を増やせる:アセンションパーク「建築の巨匠」、布告「統合の目標:建築ルネサンス」、連邦「研究共同体」のレベル5連邦パーク (議長国のみ)。
- 建造場所に関する条件:
自国領内にしか建造できない。ただし、ハイパーリレイとゲートウェイは従属国の領内にも建造できる。
アノマリーが残っている場所には建造できない。発掘が完了していない考古学調査地点は、建造を妨げない。
- 巨大構造物の共存に関する制約:
原則として、同じ星系内に複数の巨大構造物は共存できない。
※Ver3.4.3現在、Ver.3.2以前と異なり一部の巨大構造物同士が新規建造にもかかわらず同じ星系で共存可能になっている。バグか仕様か不明。
同じ天体の軌道上に、複数は共存できない。軌道上居住地と軌道環状施設の組み合わせも含む。
軌道上居住地、軌道環状施設、ハイパーリレイ、ゲートウェイは他の巨大構造物と共存できる。
軌道上居住地と軌道環状施設は同じ星系内に複数が共存できる。
荒廃した巨大構造物 (修復後も含む) は他と共存できる。
- その他:
最初の建造には建設船が必要 (軌道上居住地、軌道環状施設も含む)。
アップグレードや修復に建設船は不要。
テクノロジー 
巨大構造物の修復および建造をアンロックするテクノロジー、およびそのテクノロジーが研究選択肢に挙がる条件の一覧。
テクノロジー名 | アンロックの対象 | 前提テクノロジー名 |
軌道環状施設 | 軌道環状施設の建造と修復 | 星系軍港の建設 銀河規模の行政機構 セラモ金属インフラ |
軌道上居住地 | 軌道上居住地の建造 | 星系要塞の建設 |
ハイパーリレイ | ハイパーリレイの建造 | ハイパーレーン突破点 (ハイパードライブII型) |
ゲートウェイ起動 | ゲートウェイの修復 | ハイパースペース後流 (ハイパードライブIII型) |
メガエンジニアリング | 荒廃した巨大構造物の修復 | シタデルの建設 戦艦 ゼロポイント発電 |
ゲートウェイ建造 | ゲートウェイの建造 | ゲートウェイ起動 メガエンジニアリング |
セントリーアレイ サイエンスネクサス 巨大芸術体験施設 星間会議場 戦略調整センター 巨大造船所 量子カタパルト | 各巨大構造物の建造 | メガエンジニアリング |
ダイソンスフィア リングワールド 物質展開器 | 各巨大構造物の建造 | アセンションパーク「銀河の驚異」 |
アセンションパーク 
巨大構造物に関係するアセンションパーク。
- 宇宙育ち
- 要DLC「ユートピア」
- 効果
軌道上居住地に対して以下の効果を得る:- 無償の建造物スロット+2
- 居住性+20%
- アップグレード技術の研究選択肢を得る
- 取得条件
テクノロジー「軌道上居住地」が研究済みであること。
- 効果
- 銀河の驚異
- 要DLC「ユートピア」または「メガコーポ」
- 効果
ユートピア導入時はテクノロジー「ダイソンスフィア」「リングワールド」の研究選択肢を得る。
メガコーポ導入時はテクノロジー「物質展開器」の研究選択肢を得る。 - 取得条件
以下の全てを満たすこと。- テクノロジー「メガエンジニアリング」が研究済みである
- いずれかの巨大構造物を修復または完全にアップグレードしたことがある
「サイエンスネクサス」と「巨大芸術体験施設」は取得条件を満たす。「グロイクネクサス」「巨大芸術体験施設:完全」にアップグレードする必要はない。
荒廃したリングワールドはセクションをいずれか一つ修復した時点で条件を満たす。
軌道上居住地・ゲートウェイ・ハイパーリレイ・軌道環状施設は条件を満たさない。
起源「星の海への直行便」において、単に修復した量子カタパルトは条件を満たさないが、「改良量子カタパルト」は条件を満たす。
- 効果
- 建築の巨匠
- 要DLC「ユートピア」
- 効果
巨大構造物同時構築許容数+1、巨大構造物構築速度+50%。 - 取得条件
以下の全てを満たすこと。- テクノロジー「メガエンジニアリング」が研究済みである
- 三つめ以降のアセンションパークである
- 効果
ゲートウェイ 
- 稼働していないゲートウェイの修復
物理学のテクノロジー「ゲートウェイ起動」を研究すると、「稼働していないゲートウェイ」をアップグレードによって修復し「ゲートウェイ」にすることが可能になる。
- ゲートウェイの新規建造
物理学のテクノロジー「ゲートウェイ建造」を研究すると、任意の星系にゲートウェイを建造可能になる。
ゲートウェイを建造するにはまず、建設船を使って「ゲートウェイ建設拠点」を建造する。ゲートウェイ建設拠点は、星系の外縁部分にしか建造できない。完成したゲートウェイ建設拠点をアップグレードすると、ゲートウェイになる。アップグレードには建設船は必要ない。
- ゲートウェイの利用方法
「FTL#ゲートウェイ」を参照。
- 宗主国によるゲートウェイの建造
宗主国は、従属国の領内にゲートウェイ建設拠点を自由に建造できる。
宗主国の建造したゲートウェイ建設拠点をアップグレードできるのは宗主国だけで、従属国はできない。
従属国の領内にある「稼働していないゲートウェイ」を、宗主国は修復できない。
宗主国と従属国が戦争になった場合、宗主国が従属国の領内に建造したゲートウェイの通行権は宗主国が持ち、従属国は持たない。
- 建造コスト
タイプ 維持費 建造時間 建造コスト 稼働していないゲートウェイの修復 なし 2年 2,500
6,000
ゲートウェイ建設拠点の建造 なし 3年 2,500
100
ゲートウェイ建設拠点からゲートウェイへのアップグレード なし 5年 2,500
10,000
ハイパーリレイ 
要DLC「オーバーロード」
ハイパーレーンによる移動を加速する、巨大構造物。
レーンの両端の星系それぞれにハイパーリレイがあると、リレイ同士のあいだを高速で移動できる。
厳密には、レーンによる移動が出発元星系のリレイから到着先星系のリレイへの移動に強制的に置き換わるので、位置関係によっては高速化されないこともありえる。
リレイによって接続されたハイパーレーンは、銀河地図上で太く表示される。
リレイが首都星系まで連続して接続している星系は「ハイパーリレイ網」に接続しているとみなされ、リレイ専用の布告などの効果の対象になる。また、特化帝国は宗主国のリレイ網と繋がることで強化される (従属パークの効果)。
ワームホールやゲートウェイの両端にリレイがあっても、リレイは効果を発揮しないし、リレイ網も成立しない。
隣接した星系にハイパーリレイが存在せず、孤立して機能していないハイパーリレイがある星系にはアイコンが表示される。Lゲートと同じアイコンなので混同に注意。
ゲートウェイ同様に、星系の外縁部にひとつしか建造できない。
複数のレーンを持つ星系であってもリレイはひとつあれば十分で、全てのレーンに効果を発揮する。
前哨地と同様に、建設船を選択した状態で銀河地図上の建造したい星系を右クリックすると、リレイを建設する指示を出せる。
ただしこの方法だと星系内のリレイの建設位置は適当に選ばれるので、ワームホールなどがある星系は位置を自分で指定したほうがよい (ワームホールとリレイが近ければ移動時間が短くなる)。他にも、リレイ網の末端となる星系や国境の星系ではリレイの建設位置が意味を持つ場合がある。
宗主国は従属国の領土にハイパーリレイを建造できる。
国境が開放されている他国のハイパーリレイは利用できる。
戦争中、他国のハイパーリレイは利用できない (レーンが太い黄色で表示される) が、両端の星系を占領 (含む:部分的な占領) している場合は利用できる (太い水色で表示される)。
- 各種パラメータ
名称 維持費 建造時間 建造コスト ハイパーリレイ 2
1年 25
500
100
軌道上居住地 
要DLC「ユートピア」
- 特徴
軌道上居住地は人工の居住可能惑星で、種族の居住特性にかかわらず70%の居住性を提供し、最大で4区域 (アップグレードで最大8区域) を利用できる。
通常の惑星と異なり、首都建造物に合金5の維持費が発生する。帝国規模は通常の惑星と同じように発生する。
作業船が行うのは人工天体の建造だけであり、入植作業はコロニー船で別途に行う必要がある。
アセンションパーク「宇宙育ち」は軌道上居住地に対して居住性+20%(計90%)、無償の建造物スロット+2の効果がある。
通常の惑星同様、コロッサス等の特殊な手段でなければ破壊されない。
外観は帝国の宇宙船外観設定によって変わる。
軌道上居住地における惑星開発の詳細は、惑星開発#軌道上居住地を参照。
- アップグレード
軌道上居住地をアップグレードするディシジョンによって、利用可能な区域数が増える。
アップグレードするためには、テクノロジーの開発および費用として合金が必要。
また、区域を全て使い切った状態でなければアップグレードできない。さらに第2段階では、アップグレード済みの首都建造物も要求される。
段階ごとの各種パラメータ:段階 維持費 建造・ディシジョンのコスト 区域数の上限 [年]
軌道上居住地 5 5 1,500 150 4 (アップグレード第1段階) 2 1,000 25 6 (アップグレード第2段階) 4 1,500 50 8 - 建造物と区域
専用の区域を持ち、通常の惑星の約1.5倍の住居と職を提供する。利用できる区域の種類は、建造場所として選択した天体の埋蔵資源の影響を受ける。区域については建設を参照。
戦略資源を埋蔵する天体上に建設した場合、埋蔵数と同数の戦略資源採掘建造物を建てられるようになるか、または惑星特性として戦略資源が得られる。
起源「宇宙生まれ」を採用した帝国が最初から領有する軌道上居住地は、建造可能な区域が追加される天体上に立地している (起源を参照)。
軌道上居住地では、以下の建造物・区域の建設に追加条件が課される。建造物・区域 条件 (いずれか) 「豪華な住居」などの主に住居を提供する建造物 ・帝国の志向がゲシュタルト意識である
・ディシジョン「軌道上居住地のアップグレード (1回目)」が完了している「鉱物精製プラント」や「宇宙採掘港」などの
鉱物に関わる建造物・区域
・ を埋蔵した天体の軌道上に建造されている
「送電グリッド」や「反応炉区域」などの
エネルギー通貨に関わる建造物・区域
・帝国の志向がゲシュタルト意識である
・を埋蔵した天体の軌道上に建造されている
研究区域 ・ を埋蔵した天体の軌道上に建造されている
- 軌道上測量
ディシジョン「軌道上測量」を使うと、建造可能な区域がランダムに1種類増える (ディシジョンを参照)。このディシジョンで利用可能になり得る区域は、軌道下の天体種別に依存する。◯:利用可能になり得る、×:利用可能になり得ない軌道下の天体種別 反応炉区域 宇宙採掘港 研究区域 居住可能惑星
ただし死の惑星・集合意識惑星・機械惑星を除く◯ ◯ ◯ 氷の小惑星 ◯ × × 溶融惑星 ◯ ◯ × 氷結惑星 × × ◯ 有毒惑星 × ◯ ◯ 巨大ガス惑星 ◯ × ◯ 上記以外 × ◯ ×
- 軌道上測量
軌道環状施設 
要DLC「オーバーロード」
- 概要
入植済み惑星の軌道上に建造可能な巨大構造物。
軌道上に軌道上居住地が既に存在している場合は、軌道環状施設を建造できない。軌道上居住地やリングワールド上には建造できない。
星系基地と同様にモジュール (造船所や停泊地など) と建造物を建造可能で、戦闘能力も持つ。
軌道下の惑星に対して資源産出を支援する建造物も建てられる。
- アップグレード
星系基地と同様に、アップグレードで強化できる。軌道下の惑星の発展状況によってアンロックされる。名称 建造費 維持費 性能 (スロット数など) 条件 モジュール 建造物 武器 汎用 防衛PF 補正 軌道環状施設ティア1 1,000 50 720 2 2 0 L1, M3 L2, A1 2 連射レート+100%
武器射程+100%(初期段階) 軌道環状施設ティア2 1,500 100 900 3 3 1 L2, M6 L4, A1 4 連射レート+100%
武器射程+150%技術「星系要塞の建設」
軌道下の惑星がいずれかを満たす:
・首都建造物のティアが3以上
(惑星首都など)
・アセンション・ティアが3以上軌道環状施設ティア3 2,000 150 1,080 4 4 2 L3, M9 L6, A1 6 連射レート+100%
武器射程+200%技術「シタデルの建設」
軌道下の惑星がいずれかを満たす:
・首都建造物のティアが4以上
(星系首都機能施設など)
・アセンション・ティアが5以上(荒廃した軌道環状施設の修復) 500 50 720 修復した軌道環状施設はティア1となる 入植済みで完全な領有権を持っている - 建造可能なモジュール
星系基地のモジュールと比較すると、性能やラインナップが一部異なる。交易拠点やソーラーパネルネットワークに該当するモジュールは存在しない。名称 建造費 維持費 効果 条件 居住モジュール 25 200 360 2 軌道下惑星の最大区域数+1 技術「反重力工学」 軌道上造船所 - 50 180 1 造船能力+1 軌道上停泊地 - 50 180 1 宇宙軍許容量+4 惑星防衛砲 - 50 180 1 ×2を追加
船体値と装甲+20%
防衛プラットフォーム上限+1惑星防衛ミサイルシステム - 50 180 1 ×2を追加
船体値と装甲+20%
防衛プラットフォーム上限+1惑星防衛格納庫 - 50 180 1 ×1を追加
船体値と装甲+20%
防衛プラットフォーム上限+1技術「空母運用」 - 建造可能な建造物
軌道環状施設上の建造物はふたつの系統がある。
ひとつは、軌道下の資源産出を支援する、軌道環状施設に特有の建造物。
もうひとつは、星系基地の建造物のうち一部をそのまま建造できる。
- 軌道環状施設特有の建造物
名称 建造費 維持費 効果 (惑星補正) 条件 低重力メガ精製機 100 100
360 2 1
鉱山労働者の 産出+2
技術「発展型鉱物精製」 成層圏イオン化装置 100 100
360 2 1
技術者の 産出+2
技術「惑星送電網」 気候最適化ステーション 100 100
360 2 1
農民の 産出+2
技術「高度な食品加工」 ギガモール 100 100
360 2 1
産出+5%
事務員の快適度産出+1技術「恒星間経済」 シナプスリレイ 200 300
360 2 1
シナプスドローンの快適度産出+1 集合意識
技術「クラスタ化シナプス」軌道上メンテナンス物資 200 300
360 2 1
メンテナンスドローンの快適度産出+1 機械知性
技術「資源処理アルゴリズム」軌道上ファイリングシステム 200 300
360 2 1
官僚、司祭、テレパス、管理職の 産出+1
技術「効率的な官僚制度」 軌道上物流システム 200 300
360 5 2
職人の 産出+1、
維持費+1
技術「レプリケーター自動端末」 合金加工施設 200 300
360 5 2
冶金技師の 産出+1、
維持費+2
技術「ナノセパレータ」 - 星系基地の建造物
詳細は星系基地の建造物一覧を参照。
「戦闘指令所」は、軌道環状施設ティア3にしか建造できない。
以下の建造物は、軌道環状施設の上に建造できない。- 聴音哨、深宇宙秘密情報局、ハイパーレーン管制所
- シタデルを必要とする建造物
- 中立機構や起源に関する建造物
- 軌道環状施設特有の建造物
セントリーアレイ 
要DLC「ユートピア」
広範囲の視界を得ることができる巨大構造物。
- 性能と特徴:
建造中のセントリーアレイは、建造段階を経るごとに視界が広がる。
完全に完成したセントリーアレイは、星雲内をも含む銀河全体の視界を得る。
- 建造コスト:
完全に完成するまでには25年の建造時間と統合力12,500、合金
45,000を必要とする。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 維持費 | 建造・アップグレードコスト | ハイパーレーン 認識距離 | センサー範囲 | 基礎情報値 | ||
セントリーアレイ建設拠点 | 20 | 5 | 5,000 | 2,500 | 0 | 0 | 0 |
セントリーハブ | 40 | 5 | 10,000 | 2,500 | 30 | 20 | 10 |
セントリースパイア | 60 | 5 | 10,000 | 2,500 | 60 | 40 | 20 |
セントリーアンテナ | 80 | 5 | 10,000 | 2,500 | 90 | 60 | 30 |
セントリーアレイ | 100 | 5 | 10,000 | 2,500 | ∞ | ∞ | 40 |
(荒廃したセントリーアレイの修復) | 100 | 13 | 15,000 | 3,500 | ∞ | ∞ | 40 |
サイエンスネクサス 
要DLC「ユートピア」
研究力を産出する巨大構造物。
- 建造コスト:
最終段階(サイエンスネクサス)までに必要な総コストは、建造時間35年、統合力20,000、合金
50,000。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 生産量・効果 | 維持費 | 建造コスト | |||
研究力 | 研究速度 | |||||
サイエンスネクサス建設拠点 | なし | 5 | 5 | 5,000 | 5,000 | |
サイエンスネクサス・ハブ | 100 | +5% | 25 | 10 | 15,000 | 5,000 |
サイエンスネクサス研究棟 | 200 | +10% | 50 | 10 | 15,000 | 5,000 |
サイエンスネクサス | 300 | +15% | 75 | 10 | 15,000 | 5,000 |
(荒廃したサイエンスネクサスの修復) | 300 | +15% | 75 | 13+1/3 | 15,000 | 3,200 |
グロイクネクサス | 350 | +15% | 100 | 建造不可 |
※サイエンスネクサスはアセンションパーク「銀河の驚異」の前提条件を満たす。
- イベント
完成または修復したサイエンスネクサスでは、以下のイベントが発生することがある。
これらのイベントは完成または修復後から最長で約10年以内に発生する。イベント名 抽選確率 内容 若返りの泉 1/6 ※機械帝国または人工生命体帝国でこのイベントが抽選された場合は何も起きない。
胡散臭い科学者に長寿の美容液を研究させるイベント。
最初の選択肢で「グロイク博士の研究を優先だ」もしくは「エクサエクサー博士を雇う余裕はない」を選択すると、数ヶ月後に「ニューラルバンク」イベントが発生する。物理学者の失踪 1/6 物理学 の担当科学者がサイエンスネクサス内で失踪するイベント。
ニューラルバンク 1/6 工学 を担当する科学者(不在の場合はランダムでいずれかの科学者)を犠牲にすることで、サイエンスネクサスをグロイクネクサスにアップグレードできる。
(考えにくいが)科学者が一人もいない場合は少し違う内容のイベントが発生しグロイクネクサスにはアップグレードできない。(何も発生しない) 1/2 -
巨大芸術体験施設 
要DLC「メガコーポ」
統合力と快適度を提供する巨大構造物。
- 性能と特徴:
完成した巨大芸術体験施設建設は、統合力300を産出しさらに帝国全体の快適度に+15%のボーナスを与える。
- 建造コスト:
完成するまでには35年の建造時間と統合力10,000、合金
50,000を必要とする。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 生産量・効果 | 維持費 | 建造コスト | |||
快適度 | ||||||
巨大芸術体験施設建設拠点 | なし | 5 | 5 | 5,000 | 2,500 | |
巨大芸術体験施設:黎明期 | 100 | +5% | 10 | 10 | 15,000 | 2,500 |
巨大芸術体験施設:成熟期 | 200 | +10% | 20 | 10 | 15,000 | 2,500 |
巨大芸術体験施設 | 300 | +15% | 30 | 10 | 15,000 | 2,500 |
(荒廃した巨大芸術体験施設の修復) | 300 | +15% | 30 | 15 | 15,000 | 3,200 |
巨大芸術体験施設:完全 | 400 | +20% | 30 | 10 | 2,500 |
巨大芸術体験施設:完全
要DLC「エンシェント・レリック」
出土品100を消費することで完成した巨大芸術体験施設をさらにアップグレードできる。
「巨大芸術体験施設:完全」は、ゼロから建造した巨大芸術体験施設からのみアップグレードできる。
荒廃した巨大芸術体験施設を修復したものからのアップグレードはできない。
アセンションパーク「銀河の驚異」の取得条件は「巨大芸術体験施設」「巨大芸術体験施設:完全」のどちらでも満たせる。
星間会議場 
要DLC「メガコーポ」
他国からの外交態度を改善し、移民への流入魅力のボーナスを提供する巨大構造物。
- 性能と特徴:
完全に完成した星間会議場は、外交発言力+40%、使節+2、他国からの外交態度+50の効果がある。
- 建造コスト:
完全に完成するまでには25年の建造時間と統合力12,500、合金
45,000を必要とする。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 効果 | 維持費 | 建造コスト | ||||
外交発言力 | 使節 | 外交態度 | |||||
星間会議場建設拠点 | なし | 5 | 5 | 5,000 | 2,500 | ||
星間会議場:中核施設 | +10% | 0 | +10 | 10 | 5 | 10,000 | 2,500 |
星間会議場:環状領事棟 | +20% | +1 | +20 | 20 | 5 | 10,000 | 2,500 |
星間会議場:議場モジュール | +30% | +1 | +30 | 30 | 5 | 10,000 | 2,500 |
星間会議場 | +40% | +2 | +50 | 40 | 5 | 10,000 | 2,500 |
(荒廃した星間会議場の修復) | +40% | +2 | +50 | 40 | 10 | 10,000 | 3,200 |
戦略調整センター 
要DLC「メガコーポ」
軍事面での各種ボーナスを提供する巨大構造物。
- 性能と特徴:
完全に完成した戦略調整センターは、宇宙軍許容量+150と星系基地許容量+6、防衛プラットフォーム上限+12、亜光速移動速度+15%の効果を発揮する。
防衛プラットフォーム数の上限増加は、前哨地に対しても効果がある。
戦略調整センター自体に戦闘能力は無い。
- 建造コスト:
完全に完成するまでには35年の建造時間と統合力10,000、合金
50,000を必要とする。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 効果 | 維持費 | 建造コスト | |||||
宇宙軍 許容量 | 星系基地 許容量 | 防衛PF上限 | 亜光速 移動速度 | |||||
戦略調整センター建設拠点 | なし | 5 | 5 | 5,000 | 2,500 | |||
戦略調整センター:外殻 | +50 | +2 | +4 | +5% | 25 | 10 | 15,000 | 2,500 |
戦略調整センター:通信設備 | +100 | +4 | +8 | +10% | 50 | 10 | 15,000 | 2,500 |
戦略調整センター | +150 | +6 | +12 | +15% | 75 | 10 | 15,000 | 2,500 |
(荒廃した戦略調整センターの修復) | +150 | +6 | +12 | +15% | 75 | 15 | 15,000 | 3,200 |
巨大造船所 
要DLC「フェデレーション」
巨大な造船施設。
- 性能と特徴:
完全に完成した巨大造船所は、20の造船所を有し、帝国全体の造船所に対して造船速度を2倍にする。
完全に完成した巨大造船所のみ、特別な造船施設を追加することなく、タイタン・ジャガーノート・コロッサスを建造できる (各艦種の前提テクノロジーは必要)。
- 建造コスト:
完全に完成するまでには20年の建造時間と統合力10,000、合金
33,000を必要とする。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 効果 | 維持費 | 建造コスト | ||||
造船所 | 造船速度 | 艦船の初期 経験値 | |||||
巨大造船所建設拠点 | なし | 5 | 5 | 3,000 | 2,500 | ||
巨大造船所基本フレーム | +5 | +33% | +100 | 10 | 5 | 10,000 | 2,500 |
巨大造船所コア | +10 | +67% | +100 | 20 | 5 | 10,000 | 2,500 |
巨大造船所 | +20 | +100% | +100 | 40 | 5 | 10,000 | 2,500 |
(荒廃した巨大造船所の修復) | +20 | +100% | +100 | 40 | 10 | 10,000 | 3,200 |
量子カタパルト 
要DLC「オーバーロード」
艦隊をはるか遠くに投げ飛ばす、巨大構造物。
ゲートウェイなどと異なり一方通行で、帰ってくるための手段は提供しない。
建造可能な場所は中性子星またはパルサー。連星系でも建造可能で、主星のうちいずれかが条件を満たせばよい。
量子カタパルトを使用するには、投げ飛ばしたい艦隊を量子カタパルトの真上まで移動させ、あとはジャンプドライブとほぼ同じ手順で操作すればよい。
一定の準備時間の後、投げ飛ばされる。準備時間はカタパルトの性能のみに依存し、距離は関係しない。準備中でもジャンプをキャンセルできる。
量子カタパルトによるジャンプは、狙った目的地に到達するとは限らず、ある程度の誤差が生じる。投げ飛ばす距離が長いほど、誤差の範囲は大きくなる。
到達した星系が閉鎖された国境内だった場合、艦隊は行方不明状態になる。量子カタパルトがリレイ網に接続されていると、行方不明期間が短縮される。
行方不明になる可能性があるジャンプをしようとすると、事前に警告される。
射程内であれば、Lクラスターの外から中に向けてジャンプが可能。
国境が開放されていれば、他国の量子カタパルトも利用できる。
アップグレードすると、射程や誤差範囲などが改善する。
スペック:
名称 | 維持費 | 建造コスト | 性能 | ||||
リレイ網接続時の 行方不明期間 | 誤差 | 射程 | 準備時間 [日] | ||||
量子カタパルト建設拠点 | 5 | 5 | 5,000 さらに | - | |||
量子カタパルト (レンズ4枚) | 10 | 5 | 10,000 | -10% | 60 | 200 | 30 |
量子カタパルト (レンズ8枚) | 20 | 5 | 10,000 | -20% | 45 | 350 | 22 |
量子カタパルト (完成形) | 30 | 5 | 10,000 | -30% | 30 | 500 | 15 |
(荒廃した量子カタパルトの修復) | 40 (※1) | 10 | 10,000 | -30% | 30 | 500 | 15 |
※1:修復した量子カタパルトは維持費が高い。
起源「星の海への直行便」で出現する量子カタパルトは、通常のカタパルトとスペックが異なる。
名称 | 維持費 | 建造コスト | 性能 | 備考 | ||||
リレイ網接続時の 行方不明期間 | 誤差 | 射程 | 準備時間 [日] | |||||
(荒廃した量子カタパルトの修復) | 20 | 10 | 2,500 | -20% | 50 | 300 | 30 | 修復前の起源由来カタパルトを他国が奪った場合、 修復には「メガエンジニアリング」が必要 |
改良量子カタパルト | 40 | 10 | 15,000 | -30% | 30 | 500 | 30 (※1) | 「メガエンジニアリング」が必要 |
※1:Ver.3.4.3現在、改良量子カタパルトは準備時間が改善しない。バグ?
ダイソンスフィア 
要DLC「ユートピア」
恒星をソーラーパネルで包み込み、エネルギー通貨を大量に生産する巨大構造物。
- 性能と特徴:
完全に完成したダイソンスフィアは、4,000/月のエネルギー通貨を産出する。
ダイソンスフィアの建造には、以下の副作用を伴う。- 建設拠点を設置すると、同じ星系の惑星に付いている「テラフォーミング候補惑星」の惑星補正が失われる。
- ダイソンスフィアが50%まで完成すると、同じ星系に存在する星系基地のソーラーパネルネットワークが解体され、新造も不可能になる。
- ダイソンスフィアが100%完成すると、星系内の天体に変化が生じる。溶融惑星と有毒惑星は氷結惑星へ、不毛の星(乾燥)は不毛の星(凍結)へと、それぞれ変化する。
- 建造コスト:
完全に完成するまでには55年の建造時間と統合力26,000、合金
55,000を必要とする。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 生産量 | 維持費 | 建造コスト | ||
ダイソンスフィア建設拠点 | なし | 5 | 5 | 5,000 | 1,000 |
ダイソンスフィアフレーム | なし | なし | 10 | 10,000 | 5,000 |
不完全なダイソンスフィア (25%) | 1,000 | なし | 10 | 10,000 | 5,000 |
不完全なダイソンスフィア (50%) | 2,000 | なし | 10 | 10,000 | 5,000 |
不完全なダイソンスフィア (75%) | 3,000 | なし | 10 | 10,000 | 5,000 |
ダイソンスフィア | 4,000 | なし | 10 | 10,000 | 5,000 |
(荒廃したダイソンスフィアの修復) | 4,000 | なし | 20 | 20,000 | 7,500 |
イベント
- 隻眼の放浪者
建設拠点からフレームへのアップグレードを開始したとき、隣国から彼らにとって重要な星座が将来損なわれることを非難され、謝罪を要求されることがある。謝罪する場合には賠償を伴わせることもできる。
賠償の有無にかかわらず、謝罪を相手国が受け入れるとは限らない。対話が決裂すると-40(+2/年)の態度ペナルティを受ける。
物質展開器 
要DLC「メガコーポ」
ブラックホールから鉱物を産出する巨大構造物。
- 性能と特徴:
完全に完成した物質展開器は、鉱物2,000/月を産出する。
- 建造コスト:
完全に完成するまでには45年の建造時間と統合力32,500、合金
55,000を必要とする。
段階ごとの各種パラメータ:
名称 | 生産量 | 維持費 | 建造コスト | ||
物質展開器建設拠点 | なし | 5 | 5 | 5,000 | 5,000 |
物質展開器:アンカー | 500 | 25 | 10 | 12,500 | 5,000 |
物質展開器:レンズ | 1,000 | 50 | 10 | 12,500 | 5,000 |
物質展開器:採掘機 | 1,500 | 75 | 10 | 12,500 | 5,000 |
物質展開器 | 2,000 | 100 | 10 | 12,500 | 12,500 |
(荒廃した物質展開器の修復) | 2,000 | 100 | 13+4か月 | 20,000 | 7,500 |
リングワールド 
要DLC「ユートピア」
リングワールドは星系の主星を取り巻くようにして建造される、人工の入植地。
- 性能と特徴
完全に建造された場合、4つの惑星(セクション)を持つ。各セクションはあらゆる種族に100%の居住性を提供する。
また、通常の惑星と異なり、区域は都市・商業(ゲシュタルト意識の場合は発電)・研究・農業の4種類である。区域は1セクションに10個しか建造できないが、1区域が提供する住居と職業枠は、通常の惑星の約5倍である。詳細は「建設」を参照。
また、通常の惑星と異なり、建造物スロット12個が最初から解放されている。(コロニー船改造シェルター等の首都構造物が1枠を占めているので実質11個) - 建造方法
リングワールドフレームが完成すると4つのセクションが出現し、それぞれをアップグレードする必要がある。セクション一つごとに、巨大構造物の同時建造数枠を消費する。
アップグレードが完了したセクションは他セクションの完成を待たずに入植を開始できる。 - コスト
名称 維持費 建造コスト [年]
リングワールド建設拠点 5 5 5,000
さらに300
リングワールドフレーム 無し 13+1/3 10,000 リングワールド完成区画
(各セクションごとに)無し 10 10,000
イベント
- リングワールド建造中に建造速度が一時的に+20%される
- 500の合金を入手するか、引き換えに進捗を20日進める
- 多くの労働者が行方不明になり、工事を1ヶ月遅らせる。2ヵ月後、ワームの発生のイベントが起き、駆除して一ヶ月間建設を延期するか否かを選択できる。選択にかかわらず1ヵ月後ワームを駆除するイベントが起きる。
- 建造中にリングワールドに大量破壊兵器を隠している疑いがあるとして隣国が査察を申し込む場合がある。これを受けた場合、20日間建設停止になる。逆に査察を拒否すると相手国の態度が-40される。
- リングワールドを祝福したいという隣国が現れるイベントを受け入れると、20日建設が遅れる代わりに相手国の態度にボーナスを得ることができる。拒否した場合には何も起こらない。
エーテル位相機関 
要DLC「ネメシス」
危機レベルが5 (最終段階) に達した危機帝国の首都星系に出現する。
各段階のアップグレードには膨大な量のダークマターを必要とする。大量のダークマターを得るためにスターイーターが役立つ。
星系が他国に奪われると、エーテル位相機関は荒廃する。元の持ち主が奪還すると、修復できる。
名称 | 効果 | コスト | 征服した場合の報酬 | ||||||
宇宙軍 許容量 | 外交 態度 | 危機Lv5未満 | 危機Lv5 | ||||||
エーテル位相機関フレーム | +100 | +250 | +100 | - | - | - | 200 | 5,000 | 10,000 |
エーテル位相機関:部分的 (1) | +200 | +500 | +150 | - | 3,600 | 20,000 | 300 | 7,500 | 15,000 |
エーテル位相機関:部分的 (2) | +400 | +1,000 | +200 | -1,000 | 3,600 | 30,000 | 400 | 10,000 | 20,000 |
エーテル位相機関:部分的 (3) | +800 | +2,000 | +250 | -1,000 | 3,600 | 40,000 | 600 | 15,000 | 30,000 |
エーテル位相機関 | - | 3,600 | 50,000 | - |
完成時のイベント:
名称 | イベントの内容 |
エーテル位相機関フレーム | |
エーテル位相機関:部分的 (1) | |
エーテル位相機関:部分的 (2) | ・アップグレード完了から半年~2年程度がたつと銀河全体に対し、 星系ごとに5%の確率で宇宙生物「シュラウドの怪物」が出現する |
エーテル位相機関:部分的 (3) | ・アップグレード完了から半年~2年程度がたつと銀河全体に対し、 星系ごとに約9.5%の確率で宇宙生物「シュラウドの怪物」が出現する ・アップグレード完了から3.5年以内に、超能力者が複数死ぬイベントが発生する: 死ぬ対象はエーテル位相機関の所有国以外の帝国1か国ごとに、 特性「サイオニック」を持った6POPと、特性「超能力者」を持ったリーダー2名 |
エーテル位相機関 | ・ゲームに勝利する ・全ての星系が爆発する |
寸評 
主観性の極めて強い項目なので、初心者向けの参考程度と捉えてください。
- 軌道上居住地
何か特別な用途に特化しているわけではないが、状況に応じて多様な用途に使える。例えば、以下の使い方がある。- POP増加の加速
- 帝国全体でのPOP増加速度は入植地の数に概ね比例するため、多数の居住地は強力なPOP供給源になる。
- 鉱物の確保
- 鉱物を埋蔵している惑星上に建てれば鉱業区域を設置できるようになる。
これにより、鉱物産出量が入植可能惑星の鉱業区域数(+物質展開器1つ)で制限されている状態を、事実上撤廃できる。
- 鉱物を埋蔵している惑星上に建てれば鉱業区域を設置できるようになる。
- 深宇宙秘密情報局の活用
- 星系基地の深宇宙秘密情報局はその星系内の統治志向への魅力+25%、安定度+5のボーナスを与えるため、大量の居住地を一つの星系に建てることでまとめて恩恵を得ることが出来る。また1星系に集中してたててゲートウェイで直に首都に繋げることで、海賊の問題なしに交易価値をいかせる。逆にいえばその他の条件も勘案したうえで大量に軌道上居住地を建てられる星系を選んで建てるというのは有効である。
- 戦略資源の確保
- 軌道ステーションで戦略資源を採掘する場合と比べ、軌道居住地による採掘は2倍強の回収量になる。
軌道上居住地を用いずに通常の採掘ステーションで採掘する場合、技術と伝統合わせて+60%が通常プレイでの上限になる。そのため、埋蔵資源1あたりの月収は最大で1.6となる。
対して、軌道上居住地を用いる場合、埋蔵資源1につき採掘建造物を1軒建てられる。採掘建造物1軒の基本出力が2、惑星の安定度から最大+30%、Lv10の総督から+20%、技術と伝統を合わせて+15%の補正がかかる。そのため、埋蔵資源1あたりの出力は最大で3.3になる(権威主義や種族特性などによる補正でさらに伸びうる)。
- 軌道ステーションで戦略資源を採掘する場合と比べ、軌道居住地による採掘は2倍強の回収量になる。
- セクター配置の最適化
- 設置場所の自由度が高いため、新しくセクター首都となる場所を選んで建造することで、セクターの配置を最適化できる。
- 防衛力の強化
- 要塞を持つ軌道上居住地はFTL妨害装置を持ち、星系基地よりも無力化に手間がかかる。(惑星等が持つ要塞のFTL妨害装置の無力化には地上軍もしくは、一定期間以上の爆撃が必要)
このため、ボトルネックとなっている星系に要塞と惑星シールドを建造した軌道上居住地を設置することで、敵の足止めにおける強固な拠点となる。 - 他の巨大構造物と共存可能であることと、有人星系は戦争時に奪われにくいことを利用して、巨大構造物を奪わせないための時間稼ぎの拠点として利用することも可能。
- 要塞を持つ軌道上居住地はFTL妨害装置を持ち、星系基地よりも無力化に手間がかかる。(惑星等が持つ要塞のFTL妨害装置の無力化には地上軍もしくは、一定期間以上の爆撃が必要)
- POP増加の加速
- 軌道環状施設
星系基地の代用とするにはいささか割高。
よほど宇宙軍許容量が欲しいか、あるいは少しでも惑星防衛力を高めたい切羽詰まった(あるいはロールプレイを楽しみたい)状況でなければ、
普通に星系基地を建ててアップグレードした方がコストも建設時間も安くつくだろう。
この巨大構造物の真価は直下惑星の資源算出をブーストする「専用施設」にある。
専用施設を1つ建てておけば、惑星補正が掛かりその惑星の全労働者の資源産出が増加する。
労働者が多ければ多いほど効果的であり、大量のPOPが特定の職に就いているような高密度・特化型惑星では大きなメリットを受けることが出来る。
なお、建造した直後の「軌道環状施設ティア1」では建造物スロットが無いため、専用施設は建てられない。
惑星首都ティア2、あるいは惑星アセンションティア3まで上げて、軌道環状施設をアップグレードしないと建造スロットが解放されない点には注意。
- サイエンスネクサス
研究力は、繰り返し研究という形で需要が担保されているので将来的に無駄になる恐れがない。帝国のタイプや周囲の情勢に関わらず安定して効果を発揮する巨大構造物と言える。
- 星間会議場
外交を重視するか否かで、価値が大きく変わる。
銀河コミュニティでの発言力や連邦での団結度を確保するために役立つ。
外交を全くしない絶滅主義や危機化した帝国でも、諜報のために使節を使える。
- 巨大芸術体験施設
統合力の産出量は、特化した惑星のほうがずっと多いのであまり頼りにならない。
快適度ボーナスは、ゲシュタルト帝国において特に意味が大きい。生産性の低いメンテナンスドローンに割り当てるPOPの数を減らせる。
- 戦略調整センター
宇宙軍許容量が欲しい場合、直接の上昇量に加えて追加で得られる星系基地許容量を全て使って全て泊地を建てると (150+36×6=) 366を得られる。
防衛プラットフォームの上限は、巨大構造物を建てられるような終盤ではほとんど意味がない。
- 巨大造船所
造船所を増やすだけなら星系基地で簡単にできるので、価値のほとんどは造船速度のボーナスにある。
小型艦の量産を急ぎたいならそれも造船基地の追加でいいので、大型艦を積極的に運用する方針でこそ真価を発揮する。
アセンションパーク「銀河の驚異」のアンロック条件になる巨大構造物のうち、建造費用と時間が最も少ないのは巨大造船所であり、最速でパークの取得を目指す場合の最適解になる。
- ダイソンスフィア
不完全であっても強力で、完成が前提でない。
ただし万が一ダイソンスフィアを失うと、帝国の経済バランスが一瞬で崩壊する。例えば危機勢力がダイソンスフィアの真上や隣に突然出現する可能性はゼロではなく、リスクの分散という観点ではダイソンスフィアは脆い。
- 物質展開器
この建造物はブラックホールにしか建造できない。場所の選択肢が少ない点には注意。将来的に物質展開器を建てるつもりがあるなら、適切な候補地があることを事前に確認するのが望ましい。
また、大量の鉱山労働者が職を追われることになるので、あらかじめリングワールドやエキュメノポリスを確保しておくと転職先を用意しやすくなる。
ダイソンスフィア同様に、リスク分散の観点では脆弱。
- リングワールド
完成させてもPOPの供給が十分でなければ意味をなさない。POPの成長が遅くなるゲーム後半で、どこからPOPを用意するかも考えておく必要がある。
交易価値に特化する場合は海賊対策に注意。(必要であればゲートウェイを使って) 首都からの直接回収はほぼ必須と言える。
三種類の基礎的な資源のうち食料だけは、それを大量産出する巨大構造物が存在しないが、リングワールドの農業区域にその役目を任せられる。
産業に関する区域もあるが、それはエキュメノポリスという選択肢と競合する。
コメント 
- 前から艦隊移動を少しでも速くしたくてゲートウェイ建てまくるプレイしてたからリレイはありがたいと感じる -- 2022-05-16 (月) 07:46:32
- 海賊対策のためのゲートウェイは欲しいけど、移動のためだけならリレイだけで事足りるね -- 2022-05-16 (月) 15:36:25
- AIも割と序盤から建てるお陰で友好国の防衛に自艦隊を素早く向かわせられるようになったのが良いね。侵略戦争でも星系を奪えばハイパーリレイを使えるんで占領地を守りやすいし。 -- 2022-05-18 (水) 07:40:15
- 影響力獲得方法が増えたからかなり建てやすくなったな。使い道も増えたが... -- 2022-05-16 (月) 11:34:28
- 『ver2.5.1現在、物質展開器は例外的に、領有していなければ再建造が可能。バグか仕様かは不明。』 3.4.3現在でも再建造可能です。 -- 2022-05-24 (火) 20:44:42
- オーバーロード無しで荒廃したハイパーリレイが出てしまった。 -- 2022-05-28 (土) 23:25:12
- 量子カタパルトが想像以上に使い物にならない。こんなのでどうしろと -- 2022-06-02 (木) 00:24:09
- ハイパーリレイを使わない方が速い場合(隣接星系)でもあれば使うんだな。銀河の高速道路みたいなものか。 -- 2022-06-02 (木) 09:58:20
- そこら辺の挙動が微妙過ぎるんですよね…後一々建造指示出さないといけないのが面倒。4.4の建築船自動化でもリレイは除外されたし使い勝手悪い…建築船のコマンドでリレイと採掘、研究の自動建造ボタン追加で3列になってもいいから何とかしてほしい -- 2022-06-02 (木) 23:46:34
- それのせいで戦争中に敵がリレイ開通してる星系基地を取ると、そこに向かおうとしてる自国艦隊がリレイとハイパーレーンの間を右往左往することになってたまに致命的なタイムロスに繋がることがあるんよな...せめてハイパーレーン使う選択肢は残しておいてほしい。 -- 2022-06-17 (金) 14:01:37
- 別パラドゲーでちまちま鉄道作って補給網眺めるだけでもうっとりできるくらいの内政好きにとってはハイパーリレイによって交易網を管理しやすく艦隊の動線も作れるのはかなりうれしい.浄化主義だと影響力余るからなおのこと. -- 2022-06-03 (金) 02:03:41
- 軌道上居住地を用いずに通常の採掘ステーションで採掘する場合、技術と伝統合わせて+60%が通常プレイでの上限になる。そのため、埋蔵資源1あたりの月収は最大で1.6となる。←1.7だね。宇宙生物から得られる「ドローン採掘技術」が抜けてる。選択しない人もいるだろうけど -- 2022-06-15 (水) 16:11:16
- 研究ステーションも1.7なんだけど、何の影響だろう -- 2022-06-15 (水) 16:12:15
- 既出かもしれませんが、覚醒した帝国はプレイヤーが導入していないDLCを必要とする巨大建造物を作ることがあるみたいです。スターターパックのバンドルで購入した4つ+ホライゾンシグナルしか導入していないのに巨大造船所と星間会議所、戦略調整センターを作るのを確認しました -- 2022-06-17 (金) 09:09:08
- 大体各惑星に遺伝子診療所と警察署を一つずつは建てる国民に優しい国家運営してるけど、軌道上居住地だけは合金5の維持費の元を取るために真っ先に出力強化系の建造物を建てるし快適度は最低限になる。 -- 2022-06-28 (火) 16:40:07