従属国

Last-modified: 2020-10-05 (月) 19:10:34

従属国(subject empire)とは、他の帝国に隷属している帝国のこと。対義語は宗主国。

概要

力に劣る帝国は他の帝国の従属国となることで、宗主国からの庇護を得られる。ただし代償として主権の一部(外交権など)を喪失する。戦争で強引に従属国化を迫ることもできる。
従属国には義務・権利に違いのあるいつくかの種類が存在する。
影響力影響力を消費して、従属国を宗主国に統合することができる。
従属国は宗主国に対して戦争を起こし、これに勝利することで、独立することができる。
従属国のスコアの50%が宗主国のスコアに加算される。

作り方

従属国を持つには、いくつかの方法がある。

勧告

外交圧力により、他国に従属国化を迫る方法。従属勧告を成功させるには以下の条件がある。

  • 勧告を可能にするための条件
    以下の条件を全て満たさない場合、勧告自体を実行できない。
    • 勧告する側とされる側が共に独立国である
    • 勧告する側が国是「内向きの成熟」を採用していない
    • 勧告する側とされる側が共に戦争中でない(直接の戦争だけでなく、第三国との戦争でも不可)
    • 勧告される側から見て、相対的な国力が優越以上である
 

勧告を受けたAIは、以下の基準で判断する。

  • 受諾を引き出すには非常に大きな国力差が必要で、相対的な国力が圧倒でなければほぼ成立しない
  • 良好な外交関係を築いている必要あり、外交関係が悪ければ国力差に関係なく受諾しない
  • 国境からの距離が遠く離れている帝国からの勧告は、受諾しにくい
  • 被勧告側のPOP数が多いほど、受諾しにくい (勧告側との相対数ではなく、絶対数)
  • 被勧告側が第三国に脅威を感じていると、受諾しやすい
 

従属させたい帝国が勧告を受諾しない場合、次に示す戦争による方法が必要になる。

戦争

勧告に応じない帝国を武力で従属国化する方法。

  1. 受諾拒否を承知の上で従属勧告を送り付ける
  2. 勧告を拒否した帝国に対して1年間、開戦事由「従属」を適用可能になるので、これを使って宣戦布告する
  3. 戦争目標には「属国化」・「進貢国化」・「子会社化」のいずれかを選択する
  4. 戦争を進めて戦争目標達成による和平交渉が成立すると、敗戦国は従属国となる
 

和平の時、占領した星系に請求権が発生していれば、それらの星系が割譲されたのち従属国化する。
入植済み惑星の一部を占領した状態で現状維持和平になった場合、占領済みの星系を分離独立させて従属国化する。

 

戦争疲弊が蓄積してしまう前に従属国化の戦争目標を達成するには、相当な実力差が必要となる。
相手の星系・惑星を全て占領してしまうほどの戦力差が無ければ、従属国化は成立しない。

 

戦争による従属国化の最大のメリットは、影響力Influence.pngを一切消費せずに短時間で版図を広げられることにある。
十分な戦力を持っているが影響力に余裕が無い場合に、有力な選択肢となる。

被属国化の申し出

受動的な方法。他国から被属国化の申し出があった場合、これを承認するとその国を従属国にできる。

セクターの従属国化

自国内のセクターを従属国として独立させることができる。中核セクターや辺境セクターの独立はできない。独立後に貿易協定を使うことで星系を追加で譲渡することもできる。

 

セクターを独立させる際には、セクター内にいるPOPの中から新たに創設種族となる種族を指名する必要がある。
独立したセクターは、宗主国のテクノロジー伝統を継承する。アセンションパークは継承しない。

 

以下の場合、セクターの独立はできない。

  • 戦争中の場合
  • 国是が絶滅主義の場合
  • 志向がゲシュタルト意識ゲシュタルト意識の場合、自国の第一種族を新帝国の創設種族に指名できないので、別の種族POPがセクター内にいないと独立できない
     

セクターの従属国化には以下のような用途が考えられる。

  • 生産力の低い星系を切り離して帝国膨張度を軽減する
  • 他国に隣接する部分を独立させて緩衝地帯とし、国境摩擦を回避する
  • 何でもいいから従属国がひとつあれば、軍国主義派閥と権威主義派閥の派閥満足度が高まるので、派閥から得られる影響力を高めることができる
  • 強制移住との併用で、好ましくないPOPを追放する
  • セントリーアレイの維持費を従属国に押し付ける

原始文明の啓蒙

原始文明を啓蒙することで保護国とすることができる。

従属国の種類

通常帝国の従属国

進貢国

もっとも独立性の高い従属国。
宗主国にMinerals.png鉱物とEnergy_Credits.pngエネルギー通貨の25%を上納する。
宗主国は進貢国に対して影響力不要の独立保障を与える(進貢国が起こした攻撃戦争への参戦義務は無い)。一方で進貢国は宗主国の戦争に対して参戦義務は無い。

 

前哨地の建設と請求権の主張は制限されない。
外交はほとんど制限される。自由に行使できるのは、宣戦布告、侮辱、貿易協定に限られる。

 

宗主国との研究済みの技術に大きな開きがある場合、勧告によって保護国化できる。ただし一度保護国となると進貢国には戻せなくなる。

属国

属国は最も宗主国に管理されている従属国である。
宗主国に対する納税は不要だが、宗主国の攻撃/防衛戦争には自動的に参加する。外交政策は一切が制限されており、領土拡大も不可。
宗主国との研究済みの技術に大きな開きがある場合、保護国に変化する。

保護国

保護国は技術的優位にある帝国に保護されている従属国である。
保護国は宗主国の持っている技術の研究に必要なコストが80%軽減される。宗主国の持っている技術の50%を研究した時点で保護国は属国に変化する。全ての啓蒙された原始文明は、自動的に啓蒙を行った帝国の保護国となる。宗主国は毎月0.25Influence.png影響力を得られる。
宗主国は保護国に対して独立保障を与える(影響力不要)一方、保護国は宗主国の戦争への参戦義務は無い。また、保護国は領土拡大や宣戦布告ができない。

会社帝国の従属国

宗主国の統治形態が会社会社の場合、従属国は全て「子会社」となる。
宗主国が統治形態を変更した場合は、それに合わせて従属国のタイプも変化する。

子会社

子会社はエネルギー通貨エネルギー通貨の25%を親会社に上納する。
親会社と子会社は互いの戦争に参加する義務がある。
子会社は統合できない。

覚醒していない没落帝国の従属国

サイオン

サイオンの起源を持つ帝国は、ゲーム開始の時点で没落した帝国に「サイオン」として従属している。
サイオンは以下の性質を持つ。

  • 従属税や領土拡張制限は無い
  • 宗主国は、従属国に独立保障をしない
  • 宗主国が戦争する場合、従属国には参戦義務がある
  • 外交的な制約は、比較的少ない
    • 国境閉鎖・独立保障・防衛協定・連邦参加が禁じられる
    • 戦争(サイオン同士を含む)・貿易協定・通商条約・研究協定・使節派遣などは可能
  • サイオンは、全ての非サイオン国に対し、「サイオン」の開戦自由を持つ
    • 相手国に対して、自国の宗主国(=没落帝国)への従属を求める

覚醒した没落帝国の従属国

覚醒した没落帝国は全ての帝国に従属国化を要求する。拒否した場合には態度が悪化し、彼らの怒りを買う可能性がある。
宗主国である没落帝国の種類によって、それぞれの従属国は特殊な形態を持っている。調印国を除き、その性質は属国というより進貢国に近い。

衛星国

衛星国は物質主義の没落帝国である、用心深い管理者の従属国。
衛星国はPhysics_Research.png物理学、Society_Research.png社会学、Engineering_Research.png工学の研究力の33%を没落帝国に献上する。外交的な制限はなく、入植と戦争は自由に行える。

隷属国

隷属国は排他主義の没落帝国である、強硬な奪還者の従属国。
隷属国はMinerals.png鉱物とEnergy_Credits.pngエネルギーの25%を没落帝国に献上し、新たな入植を禁止される。しかし戦争は自由に行える。

自治領

自治領は精神主義の没落帝国である、教義の強要者の従属国。
自治領はMinerals.png鉱物とEnergy_Credits.pngエネルギーの25%を没落帝国に献上する。
また、志向を強制的に狂信的な精神主義と権威主義へと変えさせられ、国是もこれに合うようにランダムに変更させられる。ただし、志向がゲシュタルト意識の場合を除く。
外交的な制限はなく、入植と戦争は自由に行える。

調印国

調印国は受容主義の没落帝国である、慈悲深い調停者の従属国。
外交的自由はなく、戦争は行えない。しかし宗主国は調印国に対して独立保障を与え、保護する。また、調印国は奴隷制や浄化政策を禁止される。植民を行うことは可能。

一覧

各従属国の性質をまとめると、下表の通りになる。

  • 表中の用語
    • 外交活動:
      • ○: 外交活動の制限が比較的ゆるい
      • ×: 従属国共通の外交活動制限に加え、宣戦布告と国境閉鎖が禁止される
      • 外交活動も参照
    • 領土拡張: 星系基地の建設による領土拡張が可能か否か(領内への入植は全従属種別で可能)
      • 例外: 宗主国が「封建社会」の国是を持っていれば、全従属種別で領土拡張が可能
    • 参戦義務: 宗主国が攻撃戦争/防衛戦争を行った際に、従属国が参戦するか
    • 独立保障: 従属国が防衛戦争を行った際に、宗主国が参戦するか (攻撃戦争は全従属種別で非参戦)
    • 統合: 宗主国により統合される可能性があるか
    • 脅威: 戦争により従属させた場合に生じる脅威の大小 (相対値)
    • 課税: 従属国は、収入の一定割合を宗主国に上納する (黒字額ではなく収入に対して課税)
  • Ver.2.7.2
種別外交活動領土拡張参戦義務独立保障統合脅威課税備考
種別外交活動領土拡張参戦義務独立保障統合脅威課税備考
属国××1.50-
保護国×××0.75-宗主国: 影響力+0.25/月
従属国: 研究コスト-80%
進貢国××1.00エネルギー通貨25% 鉱物25%
子会社×1.50エネルギー通貨25%
サトラップ×××0.75エネルギー通貨10% 鉱物20%従属国: 宇宙軍許容量-30%
サイオン××0.75-研究協定・通商協定が締結可能 (破棄不可)
衛星国×××0.75研究33%
自治領×××0.75エネルギー通貨25% 鉱物25%従属国: 狂信的な精神主義権威主義に強制変更 (ゲシュタルト意識を除く)
調印国×××0.75-従属国: 奴隷制と浄化が禁止
隷属国××××0.75エネルギー通貨25% 鉱物25%

従属国の行動

従属国の宗主国への外交姿勢は宗主国への忠誠度に置き換えられる。忠誠度が低いと、宗主国の力が弱まった時に独立戦争を行う可能性が高くなる(長い戦争や銀河の危機の時など)。忠誠度は従属国の態度や、通常の外交姿勢を決める要因以外にも、宗主国と、その従属国全てとの相対的な軍事力の比や、他国が独立を支援することなどによって左右される。
他国はある帝国の従属国に対して独立を支援することができる。これによって従属国の解放要求を高め、独立戦争を起こさせることができる。独立戦争が起こると、独立支援を行っていた国も自動的にその戦争に参加することになる。

 

宗主国と従属国の間で国力差が小さいほど、従属国の態度が悪化する。この場合の「従属国の国力」は特定の宗主国に対する全従属国が持つ国力の合計。

従属国の行動補正

一部の国是は、宗主国との国力差による態度への影響を軽減する。

  • 封建制度:-50%
  • フランチャイズ経営:-33%

統合

宗主国は10年以上従属国となっている国をInfluence.png影響力を消費することで統合することができる。統合できるのは属国と保護国で、進貢国は統合できないが、進貢国だった期間も従属していた期間に加算される。子会社は統合できない。
統合には毎月5Influence.png影響力を消費する。基本コストは20で、1惑星につき50、1POPにつき10必要コストが増えていく。 毎月5のInfluence.png影響力を、この必要コスト分の期間だけ払い続けることになる。 一度に1つの従属国しか統合することはできない。
従属国が統合されると、従属国の持っていたすべての艦船は宗主国のものとなる。また、従属国のすべてのリーダー・地上軍・備蓄資源は消滅する。

アセンションパーク「運命共同体」は従属国統合にかかるInfluence.png影響力コストの総計と時間を1/2にすることができる。毎月あたりの影響力コストは変化しない。

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 「最近解放された」は7300日継続するので、もう少し待ってみてください -- 2020-05-23 (土) 19:06:06
  • ↑ありがとうございます wikiのどこ探してもなかったので、正しいかどうか確認次第追記したいです -- 2020-05-23 (土) 19:24:20
  • ↑20-21年?ぐらいで解除されましたので正しそうです -- 2020-05-23 (土) 20:12:48
  • 機械知性を属国化、統合したら機械知性POPは駆除対象になりました、当然ちゃ当然なんですが悲しみ。人工生命研究済みなら取り込めるようにならんかなぁ。 -- 2020-06-20 (土) 09:03:28
  • 浄化されるのが確定なのに反乱も起こさず大人しく統合されるのも変な話だ -- 2020-06-20 (土) 11:15:30
  • 保護国とか属国にする利点って何だろう…保護ってる時の影響力0.25ぐらい? -- 2020-07-06 (月) 19:33:39
    • 直接触れたくない国が居るときに緩衝地帯に出来る -- 2020-07-12 (日) 01:19:29
      • なぁるほど、肉壁を増やすにはそれがいいのね。 -- 2020-10-05 (月) 19:08:50
  • ↑ゲーム終了時の勝利点に属国の点の何割か加わる。自分で管理しなくても軍隊作って戦争に参加してくれる。 -- 2020-07-08 (水) 05:09:51
    • はえー知らんかった。脳内が断固たる殺戮機械状態だったから参考になったわ。 -- 2020-10-05 (月) 19:10:34
  • 保護国にしてもなあ…。属国になるまで時間かかるなら解放して連邦に入れる方が早いのかな。てか解放するとどうなるんだろ? -- 2020-07-21 (火) 01:43:43
    • ↑銀河も広くプレイしててコマが足りないのよね…。 -- 2020-07-21 (火) 01:50:27
  • 前のバージョンでやってた時は封健(?)だったら属国でも拡張してた。領土あげたら属国も一瞬で大きくなる -- 2020-08-18 (火) 02:11:54
  • 譲渡できる惑星が存在しない、とでて、セクターを属国にできません。奉仕機械で、セクターにはバイオトロフィーがいます -- 2020-08-25 (火) 16:00:34
    • それはもう属国が作成された後なのではないでしょうか、銀河地図を確認してみてください。属国化して消滅したセクターは、時間が流れて次の日になるまでセクター画面上になぜか残り続けます。その状態で消滅したはずのセクターをもう一度属国化しようとすると「委譲できる惑星を領有していない」と表示されます。 -- 2020-08-25 (火) 19:53:55
      • 種族選択も国名決定画面にも飛べなかったのです。その時は結局周囲の同盟国に譲ってしまいました。生計の譲渡ができたので、多分作成される前だったのでは?と思っています -- 2020-08-26 (水) 00:15:56
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White