従属国

Last-modified: 2021-09-15 (水) 11:41:14

従属国(subject empire)とは、他の帝国に隷属している帝国のこと。対義語は宗主国。

概要

力に劣る帝国は他の帝国の従属国となることで、宗主国からの庇護を得られる。ただし代償として主権の一部(外交権など)を喪失する。戦争で強引に従属国化を迫ることもできる。
従属国には義務・権利に違いのあるいつくかの種類が存在する。
影響力を消費して、従属国を宗主国に統合することができる。
従属国は宗主国に対して戦争を起こし、これに勝利することで、独立することができる。
従属国のスコアの50%が宗主国のスコアに加算される。
AI帝国はプレイヤー帝国の従属国になると、難易度によるボーナスを受けなくなる。

他国を従属させる方法

従属国を持つには、いくつかの方法がある。

勧告

外交圧力により、他国に従属国化を迫る方法。従属勧告を成功させるには以下の条件がある。

  • 勧告を可能にするための条件
    以下の条件を全て満たさない場合、勧告自体を実行できない。
    • 勧告する側とされる側が共に独立国である
    • 勧告する側が国是「内向きの成熟」を採用していない
    • 勧告する側とされる側が共に戦争中でない(直接の戦争だけでなく、第三国との戦争でも不可)
    • 勧告される側から見て、相対的な国力が優越以上である
 

勧告を受けたAIは、以下の基準で判断する。

  • 受諾を引き出すには非常に大きな国力差が必要で、相対的な国力が圧倒でなければほぼ成立しない
  • 良好な外交関係を築いている必要あり、外交関係が悪ければ国力差に関係なく受諾しない
  • 国境からの距離が遠く離れている帝国からの勧告は、受諾しにくい
  • 被勧告側のPOP数が多いほど、受諾しにくい (勧告側との相対数ではなく、絶対数)
  • 被勧告側が第三国に脅威を感じていると、受諾しやすい
 

従属させたい帝国が勧告を受諾しない場合、次に示す戦争による方法が必要になる。

戦争

勧告に応じない帝国を武力で従属国化する方法。

  1. 受諾拒否を承知の上で従属勧告を送り付ける
  2. 勧告を拒否した帝国に対して1年間、開戦事由「従属」を適用可能になるので、これを使って宣戦布告する
  3. 戦争目標には「属国化」・「進貢国化」・「子会社化」のいずれかを選択する
  4. 戦争を進めて戦争目標達成による和平交渉が成立すると、敗戦国は従属国となる
 

和平の時、占領した星系に請求権が発生していれば、それらの星系が割譲されたのち従属国化する。
入植済み惑星の一部を占領した状態で現状維持和平になった場合、占領済みの星系を分離独立させて従属国化する。

 

戦争疲弊が蓄積してしまう前に従属国化の戦争目標を達成するには、相当な実力差が必要となる。
相手の星系・惑星を全て占領してしまうほどの戦力差が無ければ、従属国化は成立しない。

 

戦争による従属国化の最大のメリットは、影響力を一切消費せずに短時間で版図を広げられることにある。
十分な戦力を持っているが影響力に余裕が無い場合に、有力な選択肢となる。

被属国化の申し出

受動的な方法。他国から被属国化の申し出があった場合、これを承認するとその国を従属国にできる。

セクターの従属国化

自国内のセクターを従属国として独立させることができる。中核セクターや辺境セクターの独立はできない。独立後に貿易協定を使うことで星系を追加で譲渡することもできる。

 

セクターを独立させる際には、セクター内にいるPOPの中から新たに創設種族となる種族を指名する必要がある。
独立したセクターは、宗主国の志向統治形態テクノロジー伝統を継承する。アセンションパークは継承しない。
ただし宗主国が企業の場合は統治形態を継承せず寡頭制を採用し、国是に「商業ギルド」を採用する。

 

以下の場合、セクターの独立はできない。

  • 戦争中の場合
  • 国是が絶滅主義の場合
  • 志向がゲシュタルト意識の場合、自国の第一種族を新帝国の創設種族に指名できないので、別の種族POPがセクター内にいないと独立できない
     

セクターの従属国化には以下のような用途が考えられる。

  • 生産力の低い星系を切り離して帝国膨張度を軽減する
  • 他国に隣接する部分を独立させて緩衝地帯とし、国境摩擦を回避する
  • 何でもいいから従属国がひとつあれば、軍国主義派閥と権威主義派閥の派閥満足度が高まるので、派閥から得られる影響力を高めることができる
  • 強制移住との併用で、好ましくないPOPを追放する
  • セントリーアレイの維持費を従属国に押し付ける

原始文明の啓蒙

原始文明を啓蒙することで保護国とすることができる。

従属国の種類

通常帝国の従属国

進貢国

もっとも独立性の高い従属国。
宗主国に鉱物とエネルギー通貨の25%を上納する。
宗主国は進貢国に対して影響力不要の独立保障を与える(進貢国が起こした攻撃戦争への参戦義務は無い)。一方で進貢国は宗主国の戦争に対して参戦義務は無い。

 

前哨地の建設と請求権の主張は制限されない。
外交はほとんど制限される。自由に行使できるのは、宣戦布告、侮辱、貿易協定に限られる。

 

宗主国との研究済みの技術に大きな開きがある場合、勧告によって保護国化できる。ただし一度保護国となると進貢国には戻せなくなる。

属国

宗主国の戦争には自動的に参加する。
外交活動は多くが制限される。請求権の作成は自由に行える (宗主国の領土を除く)。
前哨地を新たに建設できない。
宗主国に対する納税の義務は負わない。

保護国

保護国は技術的優位にある帝国に保護されている従属国である。
保護国は宗主国の持っている技術の研究に必要なコストが80%軽減される。宗主国の持っている技術の50%を研究した時点で保護国は属国に変化する。全ての啓蒙された原始文明は、自動的に啓蒙を行った帝国の保護国となる。宗主国は毎月0.25影響力を得られる。
宗主国は保護国に対して独立保障を与える(影響力不要)一方、保護国は宗主国の戦争への参戦義務は無い。また、保護国は領土拡大や宣戦布告ができない。

会社帝国の従属国

宗主国の統治形態が会社の場合、従属国は全て「子会社」となる。
宗主国が統治形態を変更した場合は、それに合わせて従属国のタイプも変化する。

子会社

子会社はエネルギー通貨の25%を親会社に上納する。
親会社と子会社は互いの戦争に参加する義務がある。
子会社は統合できない。

覚醒していない没落帝国の従属国

サイオン

サイオンの起源を持つ帝国は、ゲーム開始の時点で没落した帝国に「サイオン」として従属している。
サイオンは以下の性質を持つ。

  • 従属税や領土拡張制限は無い
  • 宗主国はサイオンに独立保障をしない
  • 宿敵宣言・独立保障・不可侵条約・防衛協定・連邦への参加が禁じられる
  • 戦争は自由に行える (サイオン同士を含む)
  • サイオンは、サイオンでない通常帝国に対し、「サイオン」の開戦事由を持つ
    • 相手国に対して、自国の宗主国(=没落帝国)への従属を求める
  • 宗主国が戦争する場合、サイオンには参戦義務がある

覚醒した没落帝国の従属国

覚醒した没落帝国は全ての帝国に従属国化を要求する。拒否した場合には態度が悪化し、彼らの怒りを買う可能性がある。
宗主国である没落帝国の種類によって、それぞれの従属国は特殊な形態を持っている。調印国を除き、その性質は属国というより進貢国に近い。

衛星国

衛星国は物質主義の没落帝国である、用心深い管理者の従属国。
衛星国は物理学、社会学、工学の研究力の33%を没落帝国に献上する。外交的な制限はなく、入植と戦争は自由に行える。

隷属国

隷属国は排他主義の没落帝国である、強硬な奪還者の従属国。
隷属国は鉱物とエネルギーの25%を没落帝国に献上し、新たな入植を禁止される。しかし戦争は自由に行える。

自治領

自治領は、精神主義の没落帝国である教義の強要者の従属国。
自治領は鉱物とエネルギー通貨の25%を宗主国に献上する。
また、志向を強制的に狂信的な精神主義に変更させられる。ただし、志向がゲシュタルト意識の場合を除く。
外交的な制限はなく、入植と戦争は自由に行える。

調印国

調印国は受容主義の没落帝国である、慈悲深い調停者の従属国。
外交的自由はなく、戦争は行えない。しかし宗主国は調印国に対して独立保障を与え、保護する。また、調印国は奴隷制や浄化政策を禁止される。植民を行うことは可能。

一覧

従属国の性質の一覧。

表の見方:

  • 外交活動:
    • ◯:外交活動の制限が比較的ゆるい。
    • ×:従属国共通の外交活動制限に加え、宣戦布告と国境閉鎖が禁止される。
    • 外交活動も参照。
  • 領土拡張:前哨地を建設する権利の有無 (◯:建設可)。宗主国が「封建社会」の国是を持っている場合、常に可。惑星への入植はどのような従属国でも制限されない。
  • 参戦義務:宗主国の戦争に参戦する義務の有無 (◯:義務あり)。
  • 独立保障:従属国の防衛戦争へ宗主国が参戦する義務の有無 (◯:義務あり)。攻撃戦争では常に参戦義務は無い。
  • 統合:宗主国が従属国を統合する権利の有無 (◯:権利あり)。
  • 脅威:従属国から宗主国に発生する脅威の量への補正。
  • 課税:従属国が宗主国に対し、産出量 (収支でない) に応じて上納する資源の種類と割合。
種別外交
活動
領土
拡張
参戦
義務
独立
保障
統合脅威課税備考
属国××+50%
保護国×××-25%宗主国:+0.25/月
従属国:研究コスト-80%
進貢国××25% 25%
子会社×+50%25%
サトラップ×××-25%10% 20%従属国:宇宙軍許容量-30%
サイオン××-25%
衛星国×××-25%33%
自治領×××-25%25% 25%従属国:に強制変更 (を除く)
調印国×××-25%従属国:奴隷制と浄化の政策が禁止
隷属国××××-25%25% 25%

従属国と宗主国の外交

忠誠度

従属国から宗主国への外交態度は、従属国からの忠誠度として作用する。
従属国の忠誠度が低くなると、独立戦争を始める可能性が高くなる。
他国から独立支援を受けることでも、独立戦争を始める可能性は高くなる。

相対的な国力による外交態度への補正

従属国が持つ軍事力が宗主国よりも強い場合、従属国からの外交態度にマイナスの補正「従属国の相対的な力」が発生する。補正量は戦力差の大きさに依存する。
従属国が複数ある場合、宗主国の軍事力と全従属国の軍事力の合計とを比較し、全ての従属国に同じ量の補正が発生する。

 

一部の国是は、宗主国が採用している場合に補正量を軽減する効果がある。

  • 封建社会:-50%
  • フランチャイズ経営:-33%
 

以前のバージョンでは軍事力ではなく、総合的な国力を基準に「従属国の相対的な力」が発生していた。

統合

宗主国は10年以上従属国となっている国を影響力を消費することで統合することができる。統合できるのは属国と保護国で、進貢国と子会社は統合できない。なお、統合できない種類から統合できる種類への従属種別の変更があった場合、旧種別での従属期間も前提条件に算入される。
統合には毎月5影響力を消費する。基本コストは20で、1惑星につき50、1POPにつき10必要コストが増えていく。 毎月5の影響力を、この必要コスト分の期間だけ払い続けることになる。 一度に1つの従属国しか統合することはできない。
従属国が統合されると、従属国の持っていたすべての艦船は宗主国のものとなる。また、従属国のリーダー・地上軍・備蓄資源は消滅する。

アセンションパーク「運命共同体」は従属国統合にかかる影響力コストの総計と時間を1/2にすることができる。毎月あたりの影響力コストは変化しない。

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ↑ありがとうございます wikiのどこ探してもなかったので、正しいかどうか確認次第追記したいです -- 2020-05-23 (土) 19:24:20
  • ↑20-21年?ぐらいで解除されましたので正しそうです -- 2020-05-23 (土) 20:12:48
  • 機械知性を属国化、統合したら機械知性POPは駆除対象になりました、当然ちゃ当然なんですが悲しみ。人工生命研究済みなら取り込めるようにならんかなぁ。 -- 2020-06-20 (土) 09:03:28
  • 浄化されるのが確定なのに反乱も起こさず大人しく統合されるのも変な話だ -- 2020-06-20 (土) 11:15:30
  • 保護国とか属国にする利点って何だろう…保護ってる時の影響力0.25ぐらい? -- 2020-07-06 (月) 19:33:39
    • 直接触れたくない国が居るときに緩衝地帯に出来る -- 2020-07-12 (日) 01:19:29
      • なぁるほど、肉壁を増やすにはそれがいいのね。 -- 2020-10-05 (月) 19:08:50
  • ↑ゲーム終了時の勝利点に属国の点の何割か加わる。自分で管理しなくても軍隊作って戦争に参加してくれる。 -- 2020-07-08 (水) 05:09:51
    • はえー知らんかった。脳内が断固たる殺戮機械状態だったから参考になったわ。 -- 2020-10-05 (月) 19:10:34
  • 保護国にしてもなあ…。属国になるまで時間かかるなら解放して連邦に入れる方が早いのかな。てか解放するとどうなるんだろ? -- 2020-07-21 (火) 01:43:43
    • ↑銀河も広くプレイしててコマが足りないのよね…。 -- 2020-07-21 (火) 01:50:27
  • 前のバージョンでやってた時は封健(?)だったら属国でも拡張してた。領土あげたら属国も一瞬で大きくなる -- 2020-08-18 (火) 02:11:54
  • 譲渡できる惑星が存在しない、とでて、セクターを属国にできません。奉仕機械で、セクターにはバイオトロフィーがいます -- 2020-08-25 (火) 16:00:34
    • それはもう属国が作成された後なのではないでしょうか、銀河地図を確認してみてください。属国化して消滅したセクターは、時間が流れて次の日になるまでセクター画面上になぜか残り続けます。その状態で消滅したはずのセクターをもう一度属国化しようとすると「委譲できる惑星を領有していない」と表示されます。 -- 2020-08-25 (火) 19:53:55
      • 種族選択も国名決定画面にも飛べなかったのです。その時は結局周囲の同盟国に譲ってしまいました。生計の譲渡ができたので、多分作成される前だったのでは?と思っています -- 2020-08-26 (水) 00:15:56
  • 適当な居住性の低い星に商業ゾーン建てるだけ立てて即刻子会社化すると管理許容量を消費せず実質的な投資ができる。 -- 2021-07-25 (日) 22:20:48
    • 木主です 実際試してみたけど、帝国が企業だと管理許容量デバフで苦戦しがちなので、商業ゾーン立てまくってから子会社化は、効率的官僚制を採用できて管理許容量に余裕のある通常帝国より有効だと思う、中盤は軌道上居住地で影響力さえ余ってれば銀河の果てまで好感度440くらいの安定した傀儡国作り回れる、影響力が余ってたらの話だけど企業は領土広げすぎると管理許容量で自分の首絞めがちになるので特におすすめよ~ -- 2021-07-25 (日) 22:33:48
      • エアプの質問で申し訳ないけど自前で持ってたほうが出力高いのでは?1惑星あたりせいぜい官僚4~5人くらいで賄えるくらいの管理許容量しか消費しないわけだし -- 2021-07-26 (月) 01:03:17
      • 効率性で言えばまったくもってその通りです、ただ単純に惑星が20超えたあたりから管理するのがしんどくなるから子会社化してます、あと自分が管理覇権国の主だと傀儡を作れば作るほど連邦艦隊をくれる頻度が上がるのと、国土を広げすぎて大した出力がない領有する星系が多かったので、そこを分割してAIに統治してもらったほうが楽かつPC軽くなるかつお得かなあと思いました。出力を求めるなら全て自分で管理すればいいんですけどこのゲームってどんなに良いPCでも星を管理しすぎると終盤重いし -- 2021-07-26 (月) 10:53:33
      • いつの間にか管理許容量の話がPCの軽さの話にすり替わってるけど -- 2021-07-26 (月) 12:55:06
      • 軽さならそもそも国数少ないほうが軽いから属国は作らないほうがいい -- 2021-07-26 (月) 18:26:16
      • PC軽くなるは草 -- 2021-07-28 (水) 18:09:54
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