Tier 8 アメリカ 駆逐戦車 TS-5
価格は1,450
適用中は車両名が「TS-5 Bison」となる。
初戦闘後に購入オファーが届くほか、コンテナ12個セットのおまけとしても入手可能。
Ver.8.0でコンテナ販売されたアメリカのTier8駆逐戦車。T110重戦車計画の初期案とされる車両である。
極めて堅牢な正面装甲に高貫通の主砲を持つが、アメリカ戦車らしく砲の精度に難を抱える。機動力も重厚な装甲のお陰でかなり低い。
2021年7月5日~19日までコンテナ形式で販売。
1箱あたりの排出率は5%。1箱ごとにチャームを必ず1つ獲得し、25個集めると車両と引き換えられる(天井)。
かぶった場合の補償額は3,750 。
価格は以下の通り。
箱数 | 価格(円) | 備考 |
1 | 370 | 1回限定 |
1 | 610 | |
3 | 610 | 1回限定 |
3 | 1100 | 1回限定 |
12 | 6100 | 伝説迷彩「バイソン」の証券付き |
天井までの最低金額は11,840円(1回限定をすべて購入し、12個セット1つ+1個×6)。なお天井までで出ない確率はおよそ27.3%である。
この車両の購入を検討している初心者の方へ
豚飯などの車両テクニックやマップ、味方の構成など基本的なことを把握できていないうちはこの車両を購入することをおすすめしない。
なぜなら購入(課金)したからといって勝ちやすくなるわけではないため、自分も勝てずにイライラするし、味方にも迷惑をかけてしまう。
購入するときは自分にとってふさわしいか、使いこなせるか否かをよく考えよう。
直近90日の平均勝率:51.33%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v8.0.0)
※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値
車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/時) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (クレジット) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TS-5 | VIII | アメリカ | 駆逐戦車 | 1200 | 250/120/52 | 26/12 | 59.36 | 情報待ち | 左右13° | 26.80/16.10/6.03 | 情報待ち |
主砲
Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射速度 (rpm) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (km/時) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
X | 120 mm AT M58A | 8.72 | 6.88 | AP HEAT HE | 400 340 515 | 258 340 60 | 2751 2338 3542 | 1067 1067 1067 | 0.364 | 2.21 | +20°/-5° |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 旋回速度 (度/秒) | 視界範囲 (m) |
---|---|---|---|---|
VIII | TS-5 | (無砲塔車両) | 22.95 | 240 |
エンジン
Tier | 名称 | 出力 (馬力) |
---|---|---|
VIII | Continental AOI-1490-1 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
---|---|---|
VIII | TS-5 | 25.03 |
解説
Tier8版のT110E3と言って良いほどの重装甲を持ち、低い精度や貫通力の車輛には滅法強い。主砲は火力・貫通とも優秀だがアメリカ砲らしく精度が悪く、ある程度まで敵に接近することを求められる。
機動力は低いものの、同格の米駆逐戦車のT28やT28 Prototypeより最高速度が上がっている。
戦闘室
T110E3をスリムにしたような形状で、あちらと同様に戦闘室は非常に強固である。
真ん中に鎮座する大きな防盾は140~250mmの空間装甲が全体を覆っているうえに、裏には250mmの本装甲が控える構造になっている。砲身付け根のみ本装甲が100mmであるが、それでも実質360mm以上が確保され、大部分は実質650mm以上といかなる車輛であっても貫通は不可能である。
戦闘室正面も250mm装甲に傾斜が加わり実質300mm以上の圧巻の防御力を有する。この正面を安定して貫通出来るのは格上重戦車か、駆逐戦車ぐらいであろう。
数値上、同格重戦車の中ではTiger IIやLoweなどの高貫通*1かつ精度が良い車輛であれば車体とのつなぎ目付近を貫通可能だが、それらの車両はそもそも後述する車体下部の弱点を狙うだろう。
T110E3と同様に張り付き戦法が可能で、特に車高が低く俯角の狭いソ連や中国系の戦車には非常に有効である。行える場面は限られるものの、試してみる価値は十分ある。
唯一の弱点はキューポラで120mmもあれば貫通可能だが、さほど大きくないため精度の高い車輛でないと継続して狙い続けるのは現実的ではない。
天板は70mmの強制跳弾角で貫通は出来ないが、榴弾でのダメージが期待出来る唯一の場所である。なお左右にあるレンジファインダーは空間装甲で当たり判定はない。
車体
車体は下部にいくにつれて傾斜が増していく構造のため、下部の方が硬くなっている。
上部は実質230mm前後と比較薄く、同格重戦車以上には易々貫通されてしまう。キューポラと比べてこの部分の面積はかなり広い為、障害物で車体下部を隠すか車体を振って相手のミスショットを誘うようにしよう。
車体下部は傾斜が強くなり強制跳弾角度の70度を超える上、実質装甲も400mm以上と無類の鉄壁さを誇る。
下部の左右にある履帯を支持する部分は空間装甲で*2、その裏は70mmと他と比べて薄くなっている。
この部分は実質装甲200mmほどで格下でも金弾を使えば貫通可能に見えるが、ほぼ強制跳弾角に近い傾斜があるため、真正面からでは跳弾してしまう可能性が高い。
低車高かつ下部の方が傾斜が鋭くなる関係で、車高が高い戦車から本車両を撃ち下ろすような形で射撃する場合は上部の貫通可能な範囲が狭くなる。その場合はある程度距離を取るか、キューポラを狙うようにしたい。中戦車などで本車を相手する場合は、履帯すぐそばの切り欠きが実質130mmほどで一応貫通可能ではあるものの、範囲が非常に狭い故どうしても貫通できる場所が無い場合に狙うよう留めよう。
真っ向から撃ち合うには非常に分が悪いため素直に側背面から攻撃しよう。
側面はシュルツェンらしき空間装甲に100mm装甲と十分あるが、薄い履帯支持部分の装甲の傾斜が緩くなるため、側面が強制跳弾角度になるような豚飯をしても150mmほどの貫通力があれば、転輪ごと車体を撃ち抜かれてしまう。
また上記の切り欠きも同様であり、相手に対してわずかでも斜めになると防御力が台無しになるため本車に乗る際は最も気を付けておくべきである。逆に中軽戦車で相手にする際は、この部分を射撃し履帯を切ってさえしまえば、安全に側面に回ったり、そのまま履帯ハメしたりすることが可能であるため、ぜひとも覚えておきたい弱点である。
主砲
- 120mm AT M58A
M103やT110E5と同系統の主砲であり、非常に優秀な通常弾・課金弾貫通力と良好なDPMを有する。
単発火力は400と駆逐戦車にしては控えめであるが、装填速度がかなり速く素のDPMは2751と非常に良好。(Tier8戦車内5位)
貫通力はM103やT110E5と同じで通常弾でも258mm、課金弾では340mmと高い数値を誇り、貫通で困ることはまずない。
一方で精度はかなり劣悪であり、照準速度はさほど悪くないものの、精度がT28と同値であり中距離以遠の射撃にはあまり期待できない。あちらが特殊消耗品で一時的な改善が可能であるのに対し、本車は搭載不可能なので弱点狙撃といった精密射撃には到底向かない。プレミアム戦車であるので迷った時は課金弾を躊躇いなく使おう。
砲拡散もT28ほどではないとは言え、非常に悪く咄嗟の射撃ではすっぽ抜けることが多々起こる。基本はしっかり絞って撃った方が良いが、課金弾の貫通力の高さに任せてゴリ押しし、さっさと相手を始末した方が良い場面もある。
射角は13度と普通だが、俯角は5度と狭く複雑な地形は苦手。
俯角以外溢れんばかりのアメリカ砲らしさが出ていると言える。
立ち回り方
重駆逐戦車であるため孤立は絶対にNG。また砲性能の関係で遠方での芋行為にも全く向かない。砲性能を補いつつ、非常に強固な装甲を活かすため常に前線付近で戦いたい。
ティアトップであれば相手次第で重戦車たちの先陣を切ることも可能だが、解説の通り多方面から攻撃には弱く、HPも重駆逐戦車の割に1200と低いので無理は禁物である。
ボトムの場合は従来の重駆逐と同じく、最前線よりもやや引いた位置で高貫通・高火力な主砲を活かし重戦車たちの支援することが基本となる。装甲を活かせるかどうかは状況を見極めて判断するようにしよう。
特徴
長所
- 戦闘室・車体共に極めて強固な正面装甲
- 非常に高い貫通力
- 高いDPM
短所
- 重駆逐戦車にしてはさほど高くない体力(1200)
- 劣悪な精度・砲拡散
- 斜め方向からの射撃に弱い装甲
- T28などから改善されたものの、依然遅い最高速度(26km/h)
- 旋回速度が遅くNDK耐性は皆無
- かなり薄い履帯裏装甲
歴史背景
戦車事典より
1954 年 6 月、デトロイトで開催されたカンファレンスにおいて 6 種類の新型重戦車および駆逐戦車の計画案が提案されました。そのひとつがこの TS-5 であり、閉鎖式の固定戦闘室を備えた駆逐戦車でした。ダミー車輌が 1 両製造されたものの、開発は中止されました。
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ツリー化、枝化とは?
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