T110E5

Last-modified: 2024-04-20 (土) 09:06:17


Tier 10 アメリカ 重戦車 T110E5

T110E5_PBR_1.png
前身のM103から砲塔がスリムに変化した。
 
Ver.4.5以前の見た目

image_0.jpeg
4.6.0アップデートで巨大キューポラは撤去された
ちなみに、T110E3T110E4にあるエンジンボックスは見当たらない。

伝説迷彩「反逆者」
反逆者
T110E5_PBR_R_1.png

適用中は車両名が「T110E5 Rebel」となる。

PBR前
T110E5_Rebel_Facade.jpg
Screenshot_20191209-074424_0.jpg
IMG_20191209_074536.jpg
IMG_20191209_074546.jpg
 

T110E3T110E4に続くT110計画の車両。
M103では巨大であった砲塔が小型化され、車輌サイズがTier10中戦車に迫るほどに小さくなった。
癖の少ない主砲、硬い砲塔、まずまずの機動力、薄い側背面装甲というアメリカ重戦車の伝統を引継いでいる。

 
車両性能に関する変更点
v10.3AP 弾の平均貫通力を 258 mm から 254 mm に低下
装填時間を 10.55 秒から 9.49 秒に短縮
砲塔の旋回速度を 20.86 度/秒から 22.95 度/秒に上昇
道、地面、水辺における地形走破能力を 87/80/56 から 104/80/56 に上昇
搭載できる消耗品から「反応装甲」を削除
車体下部の装甲を 108 mm から 97 mm に弱体化
車体上部の装甲を 254 mm から 211 mm に弱体化
前面装甲の上部を 211 mm から 186 mm に弱体化
車体側面の装甲を 86 mm から 82 mm に弱体化
履帯裏の側面装甲を 44 mm から 42 mm に弱体化
砲塔の側面装甲を 127 mm から 140 mm に強化
砲塔の防盾横の装甲を 178 mm から 203 mm に強化
主砲防盾の周りの砲塔装甲を 203 mm から 258 mm に強化
砲塔上部の傾斜部分の装甲を 51 mm から 84 mm に強化
v9.0最高速度を 37 km/h から 42 km/h に向上
砲塔の旋回速度を 16.69 度/秒から 20.86 度/秒に向上
100 m での散布界を 0.336 m から 0.316 m に縮小
照準時間を 3.8 秒から 3.2 秒に短縮
車輌の重量を 53.76 t から 56.75 t に増加
車体の下部装甲を 114 mm から 100 mm に低下
搭載できる消耗品から「エンジン・ブースト」を削除 (T29、 T32、 M103 からも削除)

直近90日の平均勝率:50.35%(2021年1月5日現在、BlitzStars調べ、ver8.6.x)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

 

基本性能(v10.3.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高速度
前進/後退
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
T110E5
(T110E5 Rebel)
Xアメリカ重戦車2300254/76/3842/1256.756,100,000 cra.png
 
実用出力重量比(hp/t)16.28
 

武装

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


X120 mm Gun M586.32AP
HEAT
HE
254
340
60
400
340
515
2528
2149
3255
0.3161.63421060 cra.png
3600cra.png 9gda.png
900 cra.png
3,100+15°
-8°
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
XT53203/127/7022.9525011,000
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
XContinental AOI-1490875201,200
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
XT110E2760.05258,000
 

乗員

  1. Commander
    • Commander
    • Radio Operator
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Radio Operator
  5. Loader
 

派生車両

派生元:M103
派生先:なし


開発ツリー

M103T110E5
240,000fa.png
Gun.png
120 mm Gun M58
turret.png
T53
engine.png
Continental AOI-1490
suspension.png
T110E27
 

fa.png:必要経験値


 

解説

Tier10のアメリカ重戦車。
砲塔を有したT110重戦車の最終案であり、M103との互換性を検討されていた車両。

車体

車体は上部・中央・下部で装甲厚が分かれる。上部は211mmと十分な厚みに加え、鋭い傾斜により実質345~550mmの防御力を誇るほか、左右の奥では1100mmもの実質装甲厚を持つ。駆逐戦車の課金弾であっても貫通不能な部分が大半を占める。
中央は傾斜こそ緩いものの、254mmと分厚く実質装甲厚は325~360mmほどが確保されており、重戦車の通常弾や中戦車の課金弾程度では通用しない。さすがに駆逐戦車や重戦車の課金弾は貫通されるため油断は禁物。
下部は実質150mmから貫通可能で通常弾はおろかHESHが容易く貫通するほど明確な弱点となる。面積が広いうえに、上部・中央の硬さからかなり狙われるため、下部を隠すのは必須である。

側面は前身同様丸みを帯びた形状で上部が86mm、下部が44mmとなっている。上部は傾斜に加えてフェンダーや履帯に守られているが、装甲厚が重戦車としては最低限レベルであるほか、下部の致命的な薄さにより豚飯はかなり厳しい。基本的には側面と背面については全く頼れず、格下の砲でも当然のように抜かれるため下手に豚飯などはせずなるべく正面を見せよう。

砲塔

砲塔は前身のものをスリムにしたような形状であり、当然シルエットも小さくなっている。
砲塔正面の中央に鎮座する防盾は203mmの本装甲に254mmの空間装甲*1が重なり、実質500~600mm超の防御力を持つ。大変強力な装甲だが、実は砲身近くのわずかな部分のみ本装甲がたった10mmであり、空間装甲を加味しても300~370mmほどとAPやAPCRには貫通される可能性がある。
また正面左右の傾斜は178mm厚であり、傾斜の緩い防盾脇の下は247mm、大部分が300~330mmとなっている。通常弾には耐性があるものの、課金弾を使われると広く貫通されるほか、正確に狙われると通常弾すら貫通しかねないため、なるべく距離を取ってハルダウン中でも注意を怠らないようにしたい。

キューポラは以前は非常に目立つ弱点として巨大だったが、アップデートにより小型化し目立たなくなった。ただし小さくなったとはいえ、実質228mmと当たってしまえば貫通されるため、細かく車体を振る行為は相変わらず必須である。なお、俯角最大のハルダウンでは被弾面積がかなり狭くなる。ハルダウンに徹し、狙わせないようにしよう。

 

主砲

  • 120 mm Gun M58
    M103から引き継いだ砲をそのまま使用するが、精度・収縮時間が強化されており、更に使いやすくなっている。
    単発火力は変化がなく、同格重戦車では低め。DPMは平均的。
    同じ単発400で手数型であるChieftain Mk. 6FV215bのようにDPMでゴリ押すことは難しいため、ノーガードの撃ち合いは基本避け、硬い砲塔を利用しながら一方的にダメージを与えられる形に持ち込もう。
    通常弾・課金弾の貫通力は据え置きながら優秀で、貫通に困る場面は少ないだろう。十分な貫通力を持つことから、心置きなく装填棒を選ぶことも可能。
    照準速度や精度は同格重戦車でトップクラスの優秀さを誇り、数値的にはFV215bと同じである。砲拡散は重戦車全体では優秀ながら、単発400族で見れば平均的な水準。
    俯角は前身から変わらず8°と十分であるものの、豊富な俯角を伝統とするアメリカ車としてはやや不足気味。

    優秀な貫通力・高い精度・十分な俯角などアメリカ戦車らしく取り回しの良い本砲だが、大きな欠点である火力不足を補えるように立ち回る必要がある。

 

機動性

前身のM103より軽量化・エンジン出力も増強されているため、加速性能が向上して最高速度も42km/hまで上昇した。ただし、後退速度は12km/hと相変わらず遅いのでむやみに飛び出すのは危険。
旋回性能も重戦車としては優秀で扱いやすく、マップや地形に左右されない動きが可能である。

 

総評

重戦車にしては軽快な機動性と貫通力の高い主砲、強固な砲塔装甲で扱いやすい重戦車にまとまっている。キューポラも小型化されハルダウン時の信頼性が上がったため、以前よりもさらに前線を支えやすくなった。
ただし、HPは重戦車としてはそれ程高くない2300である為油断は禁物で、重戦車ルートの前線に出る場合には最前線の一歩手前から相手戦車に横槍を入れて敵のヘイトを分散させる運用が適している。
とは言えマッチする戦車全体で見れば体力は多い部類なので、ある程度弾受けをすることは十分に可能。編成やマップによっては、軽・中戦車ルートに回り込んで味方戦車の弾受け役となり前線を押し上げる事も戦法の一つとして取れる。軽・中戦車ルートに回る場合は体力の多さと主砲の精度の良さ、照準拡散の小ささが特に輝く。

基本的には弱点が狙いにくく、反撃も当てやすい中距離での撃ち合いを最も得意としてはいるが、機動力と砲の貫通力・精度が伴っているため戦況を見ながらオールラウンダーに対応ができるのが本車の強みである。
マップを見ながら劣勢になってる戦線の援護をし、アメリカ戦車らしい器用さを活かして柔軟に立ち回りながらチームの勝利を掴み取ろう。


特徴

長所

  • アメリカ戦車らしく厚い砲塔正面装甲
  • かなり使いやすい主砲
  • かなり優れた機動性
  • オールラウンドな活躍が出来る
  • 特殊常備品、消耗品が使用可能

短所

  • 重戦車にしては単発火力が低い上に、DPMもM103からほんの僅かしか上昇していない
  • 重戦車にしては低めのHP
  • かなり抜かれる側背面装甲
  • 車体下部の面積がやや広く、ハルダウンをしないとこの部分を撃ち抜かれる
  • 車体下部には弾薬庫判定がみっちり存在し、弱点部位であることも相まってとにかく弾薬庫が頻繁に損傷する

歴史背景

(PC版wikiより転載)
50年代初期に開発が開始され、ベルニーズアルプスの狭いトンネルを通過できるような設計制限をもとに、開発された。しかし設計図以上の開発はなかった。

 

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