宇宙誕生から稼働開始まで

Last-modified: 2020-09-26 (土) 17:14:38
年月日主な出来事
約138億年前宇宙の誕生、作ったのは多分聖邪の天使
約46億年前地球の誕生、46億年前と言うが実は5分前に始まったのではという説を唱えてる輩もいる
1956年7月28日味噌王国に株式会社高砂電器産業(現コナミアミューズメント)設立
1959年5月23日高橋名人の出生
1969年3月21日たこ焼き帝国に株式会社コナミ工業(現コナミデジタルエンタテインメント)設立
1973年5月18日赤い大地に有限会社ハドソン設立
1985年12月20日シリーズの始祖たる「ボソバーマン(FC)」発売開始
1990年8月31日シリーズで初の対戦モードを搭載した「ボソバーボーイ(GB)」発売開始
1990年11月21日「スーパーファミコン」発売。
ロンチタイトルに「ボソバザル」があるが、ボソバーマンとの関連は全くない。
1991年12月7日シリーズで初めての5人対戦を搭載した「ボソバーマン(PCエンジン)」発売開1993年4月28日始
1993年株式会社タカラからビーダマン発売。
当初はスーパーボソバーマンをモチーフにしたモデルが主流であり、後に多くの派生作品を生み出し、ボソバーマン(正確にはビーダマンだが)のアニメ化という偉業を成し遂げることとなる。
1993年4月28日「スーパーボソバーマン(SFC)」発売。
ついにスーファミのボソバーマンが登場。スーパーファミコンのボソバーマンだからスーパーボソバーマンというなんのひねりもないタイトルだが、ファミコンから進化した美麗な画面に当時の子供たちは狂喜乱舞し、初の共闘プレイで友たちと楽しく遊んだ「」もいるだろう。ストーリーは一応'93以前の黒ボソがまだ敵であった時代を元にしてるがあってないようなもの(これはほぼすべてのスーパーボソバーマンに言える)で当時プレイしていた子供たちはなぜこんなことをしているんだ?という疑問を持ちながらゲームをしていた。無駄に硬いヨロイズやトラウマになった人の多いピエロなど初代からアクが強かったが、大抵は新アイテム「貫通ボム」と同じく新アイテム「フルファイヤー」とリモコンボムを併用し、異様に長かった無敵時間もあってとにかく自爆特攻でクリアした「」も多いハズ。ラスボスはハゲ。
1994年4月28日「スーパーボソバーマン2(SFC)」発売。
スーパーボソバーマンの2作目である。新アイテム「パワーグローブ」と「凶悪ボソバー5人衆」の初登場作品である。白ボソバーマンは実は5人衆と同じく宇宙人で、試作品1号というほら来た!展開であるが次作品で綺麗さっぱりその設定はなくなった。ドット絵が前作よりも立体的になり、綺麗になったととるか気持ち悪さが増したととるかそれは人によりけり。でも太陽は気持ち悪いと思う。
あとパンチが無くなったり貫通とリモコンが併用できなくなった。
1995年3月1日「スーパーボソバーマン ぱにっくボソバーW(SFC)」発売。
アーケード版「ぱにっくボソバー」の移植だがほぼリメイクと言っても良いほどの別物。スーパーボソバーマン2のストーリーの続きであり、各作品が独立してるボソバーマンではかなり珍しい。が、世間からの評価は「親がぷよぷよと間違えて買ってくるゲーム」であった。
ゲームとしては基本に忠実な落ちモノパズルゲー。ブロックであるボソバーマンの頭をタテ・ヨコ・ナナメのいずれかで3つ並べることで消去、それに伴い爆弾が下段からせり上がり、これに落ちモノの1種である導火線付き爆弾で爆破することにより、相手側へお邪魔ブロック(こげボン)を送りつけ、先に相手をオーバーフローさせた方が勝利となる。通常の爆破の他にゲージを貯めて一気にブロックを消す「デカ爆」もあり、爽快感のある展開を楽しむことが出来る。
なお、他パズルゲーム同様連鎖の概念を備えており、5連鎖以上で派手な演出が見られることが本作の特徴となっている(連鎖回数ごとに演出が異なっており、最大は10連鎖。)。また、従来のシリーズ同様「ドクロアイテム」機能も備えており、実力が拮抗している対戦時に、これが決め手で連敗などしたときには思わず叫びたくなること請け合いである。
BGMは従来のボソバーマンシリーズのアレンジとともに、ボス戦ごとの特殊BGMが設定されている。これらの完成度は非常に高く、BGMを聞くためだけのプレイでも満足感を得られるものとなっている。
2018年時点では、残念ながらバーチャルコンソール等では配信されておらず、実機でしかプレイする手段がない。
1995年4月28日「スーパーボソバーマン3(SFC)発売。
'94以来、SFCシリーズで初のルーイが再登場。前作に引き続きパンチが無い以外は比較的シンプルなシステムが特徴。対戦では様々なボソバーマンを選択できるが、CPU操作時のアルゴリズム以外には差が無い点も挙げられる。歴代ボソバーマンプレイヤーがその対戦バランスの良さから傑作と評する名作。ストーリーモードもおおむね良バランスであり、シリーズ随一の出来は過言ではない。
1995年8月月刊コロコロコミック9月号より「爆球連発!!スーパービーダマン」連載開始。
ミニ四駆・ハイパーヨーヨーと並び当時のホビー漫画の金字塔となった作品。ただの販促作品と侮るなかれ。熱い友情は言わずもがな、チーム戦においての高い戦略性と、魅力的な仲間とライバルたち、そして最大のライバルのハズがネタ画像で有名な伊集院君など、見所は満載である。
なお同作品は現在各種電子書籍サイトで販売中だが、権利関係を解決するため連載初期のビーダマンがボソバーマンからオリジナルデザインの機体に修正されている。
1996年4月26日「スーパーボソバーマン4(SFC)発売。
久しぶりにパンチが復活しスーパーウルトラボム!の元ネタであるデンジャラスボムが登場するもアホみたいな攻撃範囲で気軽に作ったボソバーマンは死んだ。新たなアイテム「プッシュ」が登場しボソバーマン自体に攻撃できるようになったもののパンチラ以外の利点が見受けられず前進+硬直に罠じゃないの?と疑う人が続出した。
またバトルモードに敵キャラクターボソバー四天王+1が使用できた。ボソバー牛乳ビンバズーカやパンチラレディボソバー、地味ハンマーボソバー、ボソバーふんばりグレート等に加えボソバーマン三大チートの一角ジェットボソバー様が登場。ボソバーマンというゲーム性を無視したジェットボソバーが飛び交う光景と何故かグローブでボソバーマン自体を投げれるようにしちゃった異様環境でありながらも対戦は好評であった。ストーリーモードなかったことにしてもいい出来
1997年2月28日「スーパーボソバーマン5(SFC)」発売開始。
シリーズ初のセーブ機能が付いたが、同時にパスワードによる解放がなくなり、一部のプレイヤーから不満が出た。しかしそれ以上に最初のボス・ボソバーワンのアホみたいに地雷を埋める戦術がヘイトを溜めた。
対戦においてはエディットモードが登場。このモードでは基本的にブロックを破壊してもアイテムは出ず、対戦前に予め決められたポイントを割り振り爆弾所持数や爆弾の種類などをカスタマイズしたボソバーマンで戦うことになる。この作成したキャラをパスワードにして持ち寄り友達の家でも自分の作ったボソバーマンで戦うことができた。
しかしこのパスワードが少々チェックが甘く適当に入力するだけでポイントの制限無視したキャラはおろか火力上限突破したキャラなどが作成できてしまい、いざ対戦で使うと数秒でフリーズしてしまうことが頻発した。
キャラバンや懸賞などでのみ手に入った特別仕様のゴールドカートリッジも存在する。ᗡИƎ。
1997年9月26日「爆ボソバーマン(N64)」発始。
キャラやマップが3Dになり爆風も球形とシリーズでも異色の作品。またボムスローやキックが標準装備となり、爆弾を掲げたままボタンを押し続けると強力なためボムも初登場となる。
(ゴールドカードに拘らなければ)さくさくテンポよく進められるゲーム性に発売直後こそ楽しまれていたが、カスタムアイテムや隠しエンド解放条件であるゴールドカードの回収をしだしたとたんにその考えられないノルマの鬼畜さに誰もが驚愕することになった。そしてどうにか解放された隠しステージはジャンプを出来ないボソバーマンにジャンプを強要する要素しかなく、ゴールドカードは当然、そもそもクリアするのも難しい。さらに最後のゴールドカードがそのデータの実プレイ時間制限内に他のゴールドカード全回収というもはや地獄すら生ぬるい条件で多くの小学生が心を折られた。
一方バトルモードはアイテムの回収に拘らなくとも初めからキックやスローが全員行えるため気軽なプレイが出来るとして普段からプレイしない層の人からも人気を博した。
レグ×ボンいいよね!僕も大好きだ!
1998年4月30日「ボソバーマンヒーロー ミリアン王女を救え!(N64)発売開始、ボソバーマンシリーズで初めて「自力でジャンプできる」ボソバーマンが登場する。ジャンプできるボソバーマンはポケットボソバーマンの方が先だったと思われる。ミリアン王女はシコれない
1998年12月24日「ボソバーマンクエスト(GB)」発売開始、システムがなんとゼルダの伝説シリーズに近い異色の作品となってる。
草原、森林、砂漠、水辺の4つのステージを周りボソバーマンがボソバー星に輸送としていたモンスターたちを回収するのがゲームの目的。
各ステージのボスを倒すと船のエンジンが見つかり次のステージに進める。全てのモンスターを倒さずとも4つエンジンを集めればラスボスに挑める。
ラスボスであるカオスボソバーはこれまた倒すのが難しいんだ…この頃のハドソンは鬼かよ。
隠し要素としてアクアの元ネタであるレウィシアと戦える。
1999年12月3日「爆ボソバーマン2(N64)」発売
爆ボンシリーズの2作目だが前作とストーリー上の繋がりは薄い*1
前作では球型だった爆風は十字型に戻り、標準装備だったキックとスローが再度アイテム式になる等比較的従来の方式に戻っている。今作の特徴としてエレメンタルを切り替えることで爆弾の属性を変え、それぞれ異なった性質を得ることができる。属性ごとに爆風も異なり、中には自爆してもダメージを受けずに吹き飛ばされるといった性質もある。
また新キャラ「ポミュ」が登場。一人プレイ時にはCPU操作となり二人プレイ時には2プレイヤーが担当する。気絶はするものの基本的に無敵であり、自在に操作できるが、ボス戦時やステージラストではポミュは使用できなくなる。最初は相手を気絶させる程度の能力しかないが、食べ物アイテムを取る事で攻撃力を得たり遠距離攻撃や飛行能力を得ることができる。進化の条件はどのアイテムをどれくらい取ったかによるもので、その形態は17種、最終形態だけでも10種類になる。
ステージは前作ほどの鬼畜さは無いものの、一部ではパズル要素も盛り込まれている。しかしそれ以上に一部のボス戦が凶悪である。
特に話題に上がるのが最初のボス、紅蓮の炎ベルフェル(CV:郷里大輔)。最初のボスながら狭いステージでこちらもライフが少ない状態での戦いになり、全ボス標準装備されている即死攻撃にも気づかず食らっては一撃でやられる事態が頻発した。怒れる大地モロク(CV:郷里大輔)は知らないと回避不能の2ダメージ攻撃を持ちライフのごり押しが難しい。さらに真エンド条件を満たしている状態で戦える正義の女神ミハールに乗っ取られた女戦士リリーは一部の攻撃を受けると真エンド条件を折られてしまう。
そして未だ語り継がれる最強ボス聖邪の天使。その詳しい情報は個別ページを参照にしてほしい。
一方でバトルモードは前作に比べると手軽さは無くなったものの、シリーズ経験者から高く評価されている。特殊なルールでのバトルこそ賛否は分かれるが、単純なバトルの駆け引きは従来のシリーズに通じており、前作とはまた違った味わいがある。
1999年12月17日「ボソバーマンMAX(GBC)」発売開始。本作は白ボンを操作する「光の勇者」とMAXを操作する「闇の戦士」、そして非売品である「アインVer」が存在する。アインVerは光、闇の2Verを遊べるが操作できるのは白ボンのみ。
背景の異なる5つの惑星を順番に攻略していくことになる。各ステージにはそれぞれミッションが設定されており、それを攻略することで複数のワープゾーンがステージ内に設置される。
どのワープゾーンがどのステージにつながっているかは決まっているが、全部把握するのは相当に面倒。100%クリアとなるとかなり厄介。
またおまけ要素としてキャラボン育成があり、ミッションで救出したキャラボンを育て、通信で競わせることができる。
2002年10月2日「ボソバーマンジェッターズ」がテレビ東京系で放映開始。見習いボソバーマンである「シロボン」を中心に繰り広げられる濃密なストーリー、兄マイティを巡る壮大な伏線、ムジョーとママのラブロマンスに無垢な少年だった「」達は時に笑い、時に泣いた。
また田植えしような………。
そして時は流れて2020年7月、新ボソバーガーノレとしてシロボンがモチーフのシロンが参戦した。嘘だろ承太郎
2003年12月18日ドリームミックスTV ワールドファイターズにボソバーマンも参戦。コナミとハドソン(とタカラ)がおおぴらに組んだタイトルとして特筆すべきであるが、コンボイ司令官が初代玩具版のデザインで出演してるのがびっくりだ。ボソバーマン(メインカラーは白ボン)はジェッターズと同じく金田朋子が演じている。
2006年3月9日「ボソバーマン 爆風戦隊ボソバーメ~ン(PSP)」がハドソンよりライセンス承諾の元ソニー・コンピュータエンターテイメント(現・ソニー・インタラクティブエンタテインメント)より発売。
ボンボリにかろうじて要素が残る、言われてもにわかには信じられない頭身の高いマッチョなボソバーマンと、いちいちマンガチックな擬音が出る中途半端にふざけた内容であり、ボソバーマン史上最悪のゲームシステム含めてこんなのボソバーマンではないとごく一部のボソバーマンファンが激怒したものの、そもそもの知名度が全く無かった為スルーされた。
2006年4月17日パチスロ「ボソバーマンビクトリー」がサミーから発売。いろいろあって出玉が少ない機種しか出なかった時期に特殊な技術を導入して出玉を多くすることが出来るようになったきっかけと言われている。
白ボソの声がジェッターズと同じく金田朋子氏が演じてたり久しぶりに黒ボソが敵役として登場してたり作曲にボソバーマソシリーズの楽曲でお馴染みの竹間淳氏が一部担当したりしてるが、パチスロという事もあってかあまり知られてない。
2006年8月3日「BOMBERMAN Act:Zero」がハドソンよりXbox360専用ソフトとして発売。これまでのコミカルなキャラではなく初代ボソバーマンのようなリアル等身のボソバーマンである。
地下100階から脱出をを目指すシングルモードとオンライン対戦機能が搭載。シングルモードはセーブができないのでゲームオーバーになると100階からやり直しなのでなかなか手ごわいゲームであった。
またFPB(ファストパーソンボソバーマン)機能により従来の見下ろし型の対戦の他に三人称視点によるライフ制対戦も可能であった。
発売ゲーム機もあり知名度は低い。
ガラゲー版の「BOMBERMAN Act:Zero MOBILE Type」も存在するが、「シングルモードが全30面で5.10.15.20.25.30面以外は敵と戦わなくてもゴールに行けばクリア」「ちゃんと中断セーブとコンテニューが出来る」「ちゃんとOPとEDが流れる」「全国のプレイヤーとハイスコアを競い合うサバイバルが存在する」等明らかにガラゲー版の方が出来が良くできてる。なぜ本家をこっち仕様で出さなかった!?
2006年9月6日悠仁親王誕生。たまたま出勤途中の高橋名人が街頭インタビューを受ける。その変わり果てた姿に「」は涙した。
2008年12月4日「カスタムバトラーボソバーマン(DS)」発売開始、今作がハドソン時代に出された最後のボソバーマン。
今作のボソバーマンはロボットやボソバー星人ではなく「ウイルスバスタープログラム」である。マザーコンピューターをハックしたコンピューターウィルスの撲滅が目的。
今作の特徴として「レベル」の概念や、道中で拾える様々なカスタムパーツを組み合わせて従来のグローブやキックといった「スキル」を習得できること。これらを駆使して仕掛けを解いていくこととなる。晩年期の中ではかなりの名作なのでぜひ遊んで欲しい。
2012年3月1日株式会社ハドソンが株式会社コナミデジタルエンタテイメントに吸収される
2013年12月31日ハドソンブランド完全消滅
XX年XX月XX日こうして一つの歴史は閉じた。しかし、また新しい流れが生まれるのは歴史の必然である。

(開発開始後~稼働一周年まで)
(稼働一周年から~)


*1 前作に登場したレグルスが名前を隠して登場しているものの、あまりストーリーで絡むことは無い。