MH3から登場した、防具シリーズの一つ。
目次
概要
- 各所を金で縁取られたいかにも頑強そうな蒼黒色の防具で、持ち主を覇道へ導く伝説の防具と呼ばれている。
吟遊詩人の語りの中にも度々登場し、長寿の竜人族でさえ実物を見る事無く生涯を終える者も多いという。
そんな物の素材を(プレイヤーによっては容易に)用立てる、主人公ハンターの規格外っぷりが際立っている。
しかし"伝説"とか"幻"とか"二つとない"とも称される物を幾つも作れる加工屋も何者なのか……。
- 一見すると金物防具の一種にしか見えないが、その実、
上位にならないと姿も見られない強豪モンスターの素材を用いて生産する、素材の大半が生物由来の装備である。
一応、作品によってはG級の鉱石素材も使用する。
性能
MH3
- 上位の峯山龍の素材と覇王の証をベースに作られる。一部には恐暴竜の素材も使用する。
一式揃えた場合の発動スキルは体力+50とガード強化、
加えて剣士用なら抜刀術【力】、ガンナー用なら装填速度+2となっている。因みにスタミナのSPは-9。
伝説の防具と呼ばれるものの跳び抜けて性能が高い防具とは言えない。
レア度も最高の7ではなく6である。
スロットの空きは多いが、基本のスキルの構成上相性の良い武器や戦い方はごく限られる。
最も相性がいいのは、剣士ならガードができて抜刀攻撃メインの立ち回りになりやすい大剣、
ガンナーならシールド付きで装填速度が遅めのボウガンだろうか。
- 一方、ガードができず抜刀減気が意味をなさない上に、スタミナ消費も激しいハンマーとの相性は最悪の一言。
MHP3
- 外見とレア度以外の全てが一新された。峯山龍と火竜希少種の素材から作られる。
各部によって金火竜と銀火竜、どちらの素材が必要かが異なり、それに応じて入手できる端材も変わる。
なお、何故か峯山龍および火竜希少種単体の防具はレア度7なのに、この防具は6のままである。
といっても、防御力はレア度7級の値であるため、あまり気にする必要はない。
- MH3では高かった龍耐性が今回は低くなっており、反面水耐性が大きく上昇している。
- スキルは剣士用が斬れ味レベル+1、雷属性攻撃強化+1、砥石使用高速化、そしてマイナススキルのなまくら。
ガンナー用は装填数UP、雷属性攻撃強化+1、散弾・拡散矢UP、そしてマイナススキルの反動軽減-1である。
MH3よりもより攻撃的で汎用性に長けており、武器種を選ばず安定して戦える。
正に伝説の防具に相応しい性能と言えよう。
中でも剣士の頭装備は匠+4、研ぎ師+2、スロ2の高性能っぷり混合防具によく組み込まれる。- ただしマイナススキルの関係上、一式全体での評判は悪い。
弓以外は非常に痛いマイナススキルとなっている上に、そのポイントが-12もある。
剣士は砥石高速化で一応のフォローはされているが…。
- ただしマイナススキルの関係上、一式全体での評判は悪い。
- 胴装備は匠も含む全てのプラスのスキルポイントが1ポイントしかないのに対して斬れ味が-4ポイントもついてくるので、ここだけ別の装備にした方が良い。唯一スロットだけは2だが、上記のデメリットを考えるとそこまで優秀とも言えない。
胴だけ別の防具すれば、斬れ味のポイントは-8になり、匠珠を一つどこかにつければ、匠+15、斬れ味-9ポイントになり、
斬れ味レベル+1が発動してなまくらは発動しなくなる。
- 他の匠装備と違ってレア素材が必要無い点では作りやすいとも言えるが、
素材元となる金火竜、銀火竜、峯山龍はかなり強敵なので、決して油断はしないように注意。
- 同じ雷属性強化が付くジンオウシリーズと違い、水耐性や氷耐性がプラスである。
そのため、雷属性に弱いことが多い水や氷を使うモンスターに対して有利になれる。
一方、ジンオウガなどの雷属性が効かないモンスターに対しては防具自体の雷耐性の低さと相まって相性は悪い。
よく考えて運用するべきである。
- 弓の場合はマイナススキルは気にならないが、溜め3や4に拡散矢を持つ雷属性の弓が存在しないのが惜しい。
- ちなみに3Gにて「溜め3や4に拡散矢を持つ雷属性の弓」は追加されたのだが、
肝心の散弾・拡散矢UPがダマスク装備のスキルから消えてしまった。
- ちなみに3Gにて「溜め3や4に拡散矢を持つ雷属性の弓」は追加されたのだが、
MH3G
- G級クエストが追加された事により、ダマスク装備にもG級装備であるダマスクXが新たに用意された。
- 無印は上位装備でありジエン素材、そしてリオ亜種夫妻の素材を利用して作る。
防具全体としては水と氷の耐性が高い反面、火と雷にはやや弱くなっている。
ダマスクXが追加された関係か、これまでと比べて発動するスキルはやや少なめで、
剣士とガンナー共通で雷属性攻撃強化+1、精霊の加護、そしてマイナススキルのスローライフ。
更に剣士は砥石使用高速化が、ガンナーは装填速度+1が発動する。
- スロット数は6つあり、マイナススキルであるスローライフを打ち消すために
1スロットを使ってもまだ5スロットあるので、汎用性は高い。
- そして雷属性攻撃強化+1のスキルポイントはなんと14であり、あと1追加する事で+2に出来る。
しかしそちらにもスロットを1つ使ってしまうと残りが4となり、
5スロットスキルの発動が不可能になってしまうのがちょっとした悩み所となる。- 実際の所スローライフは肉を食べる速度の低下のみなので、元気ドリンコや強走薬等でスタミナ管理をするか
モンスターのいないところで肉を食べるように心掛ければ済む話ではあるので、
その場合は敢えてスローライフを残しておくのが妥当なところか。
- 実際の所スローライフは肉を食べる速度の低下のみなので、元気ドリンコや強走薬等でスタミナ管理をするか
- そしてX装備はメイン素材としてジエン原種と亜種、そしてリオ亜種夫妻のG級素材が必要となる。
それ以外にもレア素材として胴装備に恐暴竜の唾液が、そして頭装備に雌火竜の秘棘が要求され、
イビルジョーの素材等も一部は必要になったりするが、
G級のジエン両種を相手取れる段階になっていれば、そう苦も無く作成出来る。
レア度はようやく、最高の10となった。
- 性能だが、耐性面では無印のものを更に尖らせた感じとなっており、
得意・不得意がより際立つようになった。
スロット数は8になったが、3スロットのパーツは一つもない。
- スキル面ではまず、無印にあった共通スキルの精霊の加護とスローライフが消滅。
そこに剣士では斬れ味レベル+1とマイナススキルのなまくらが、
ガンナーでは装填数UPと、マイナススキルの反動軽減-1が発動するようになった。- 追加されたスキルは概ね強力なのだが、同時に発動するマイナススキルがどちらもかなり痛い。
装飾品で打ち消したいところだが、どちらも消そうとすると剣士では斬れ味レベル+1に、
ガンナーでは装填速度+1のスキルに対してマイナスポイントが作用してしまい、
そちらまで巻き添えを食らって消えてしまうという、かなりの嫌がらせ仕様になっている。
よってマイナススキルの打ち消しには、マイナスキルに対してプラスポイントが付く
護石を使うしかなく、ややスキル構成には難が出る(特に剣士)。
- また地味に雷属性強化のスキルポイントがこれまた嫌がらせのように13へと減っており、
スキルを+2にするには2スロットが必要になった。
- 追加されたスキルは概ね強力なのだが、同時に発動するマイナススキルがどちらもかなり痛い。
- 無印はまだしも、マイナススキルの扱いに難儀するであろうXは一式装備では癖が強い。
レアスキルのスキルポイントが多い腕装備(剣士:匠+3、ガンナー:装填速度+4)辺りを
中心にして、組み合わせ装備のパーツに使うのが無難なところではないだろうか?
MH4G
- スラッシュアックスを紹介するCGイラストでこの装備が使われていた*1
ことから発売前から早々に存在自体は認知されていたが、
本作では生産できる防具としては登場せず、発掘防具のデザインのひとつとしてのみ登場。
おなじみのデザインのほか、新規デザインのレア版も存在し、
フェイスパーツやマントが付いたりと覇王っぽさが増しており、中々かっこいい。
MHX
- 峯山龍が登場しない今作では、なんとラスボスであるオストガロアの素材を使用して生産できる。
その他には金銀火竜の素材を使用するが、レア度は依然として6のままである。
スキルは共通して明鏡止水に加え、剣士は抜刀術【技】、ガンナーは貫通弾・貫通矢UPが発動する。
さらにだるまが9ポイント付いているが、スロットは3個と少々物足りない。
- 今回は獰猛化素材を使用したダマスクRシリーズも新たに登場。
デザインはMH4Gの発掘レア版のものとなっている。
一式ではだるまのポイントが消滅し、スロットも1つ減るなど弱体化しているように見えるが、
Rシリーズ全般の特徴としてスキルポイントが部位ごとにかなり偏っており、混合装備を意識したものになっている。
中でも抜刀会心(貫通弾強化)が4ポイントずつ付いた胴と腰が使いやすいだろう。
- 大敵はMHXの大剣テンプレとして名高いブラックSシリーズ。
村で依頼を進めつつガムートを仕留めた後は、龍骨を集めれば済むというお手軽さ。
発光する上粘液を要求するが、ダマスクも似た様なモノなので生産時期に差は無い。角が付く点にも差は無い。
抜刀術【技】に加え集中、そして属性やられ無効という高性能なオマケまで付き、
素の属性耐性も龍以外は全てプラスで防御も高いと言うスキの無さ。
唯一スロットは2つとこちらより少ないが、前述の通りダマスクも決して多いとは言えない訳で…。
パーツ運用のR版はともかく、通常版がこれに太刀打ちするのは相当に厳しい。
テキストを見る限り向こうはヤバそうな代物なので、安全に覇道に導かれたい方はどうぞ。- 因みにガンナーのスキルも貫通弾/矢強化なのでこちらもライバルと言えばライバルである。
尤もブラックの場合は実質弓専用なので棲み分けは出来ているが。
- 因みにガンナーのスキルも貫通弾/矢強化なのでこちらもライバルと言えばライバルである。
MHXX
- G級追加にともなってダマスクXシリーズも登場。
一式装備の発動スキルは明鏡止水、だるま無効に加えて
剣士装備は抜刀術【技】と挑戦者の納刀、ガンナー装備は貫通弾・貫通矢UPと特定射撃強化が発動。
上位装備のアッパー版の様相だがスロット数は3個から変わらず扱いづらさが目立つ。
製作には上位時と同様に金銀火竜、オストガロアの素材が必要だが、
金銀火竜はG級素材のみな一方で、オストガロアは下位、上位、G級それぞれの素材を要求してくるため、
人によってはかなり面倒な思いをすることになる。 - 獰猛化素材を使用するダマスクXRシリーズも登場。
発動スキルは明鏡止水と抜刀術【技】(貫通弾・貫通矢UP)とダマスクRシリーズと変わらずだが、
スキルポイントが無心+16(+15)、抜刀会心(貫通弾強化)+14と大幅に増え、
部位ごとのポイントの偏りも大きくなったことでより混合装備向きになった。
需要がありそうな部位は抜刀会心(貫通弾強化)+7空きスロット1の腰だろうか。
ただしガンナーの場合、アカムトXRチキルが貫通弾強化+7空きスロット2といった性能で、
部位は脚と違うものの殆どの場合でダマスクXRコートの出番を食ってしまっている。 - MH3G以来の登場となるダマスクXシリーズだが、見た目がMH4Gの発掘レア版に変更された。
ダマスクXRシリーズの見た目は上位装備から変わっていないため、
ノーマル装備と獰猛化素材装備で見た目が同じになってしまっている。
MHWorld
- 今作でも上位終盤に登場。古龍の血や様々なモンスターの素材と鉱石類を使用する。
前までに比べると使用素材がかなり落ち着いたように見えるのが特徴。
また、上位からなので例によってαとβに分かれている。 - スキルはβで防御Lv4、集中Lv3、匠Lv1。そこに合計でレベル3×2、レベル1×7のスロットがつく。
αではスロットが4つのレベル1にまで減ってしまうが、防御Lv6になり砥石使用高速化Lv2と防御DOWN耐性Lv3が加わる。- 防御力は同時期の防具と変わらないが、防御スキルのおかげで一歩上をいけるのが強み。
集中に匠など、一式で使うなら太刀が最適だろう。
一方そのままでは攻撃力や会心率に直結するスキルがないのが弱点。
火力で押し切るのではなく、しぶとく生き残って強敵に勝つための装備といえる。 - 防御力DOWNの状態異常を扱うのは小型翼竜のバルノスのみで、
スキルの需要はほぼ無いようなものだったが、無料DLCでイビルジョーが登場したので、
実戦で効果を実感する機会も増えた。
- 防御力は同時期の防具と変わらないが、防御スキルのおかげで一歩上をいけるのが強み。
- デザインも新しいものになっている。
頭装備からしてαが前作までの無印剣士版、βが発掘レアやR装備の剣士版をベースになっているのだが、
なんと男用はマントなしベースαにマントが付き、マントありベースのβがマントがない事態となった。
αのマントは肩まで覆うダマスク系のそれではなく、アロイXRのような形になっている。
女用はβの腰装備が旧アロイ系のように小さくなっているのが特徴。- 色変更はαがマントなどのヒラヒラ、βは鎧の黒い金属部分全体である。
そのためβは見た目の点で他の装備にも合わせやすい。
特に今作は金属部分の色を変えられる装備が多いので見た目にこだわるのもいいだろう。
- 色変更はαがマントなどのヒラヒラ、βは鎧の黒い金属部分全体である。
MHW:I
- マスターランクではEXダマスクシリーズが登場。
イヴェルカーナを倒すと、前作の上位装備と同様に古龍の浄血や各モンスターの素材を使用して作れるようになる。
- スキルは防御、砥石使用高速化、集中、ガード性能が発動。
パーツ単位で見た場合に特に優秀なのがβの胴。集中2とスロットLv4, 2, 1を備え、
大剣など集中を盛り込む装備を組む際にはお呼びがかかりやすい。- 胴がダマスクβ、その他4部位がラヴィーナシリーズ(冰気錬成)という構成は
抜刀大剣用として特に有名な構成例である。
- 胴がダマスクβ、その他4部位がラヴィーナシリーズ(冰気錬成)という構成は
MHRise
- Ver1.xの時点では存在しなかったが、Ver2.0アップデートにて登場。
MHW以前までと同様、骨素材に対するドーベルに対し、
鉱石素材をベースに古龍系+様々なモンスターの素材で作成される強化版鉱石装備のような位置づけである。
- Ver2.0におけるエンドコンテンツ扱いのドス古龍との同時実装ということで、
素の防御力が優秀で古龍防具と同程度のスペックを誇る。属性耐性は水>氷>火=龍>雷で、
雷属性が最大の弱点(-15)。火と龍にも少し弱い(-5)が、これぐらいなら他シリーズとの
混成で充分カバーできる範囲である。
- スキルは大きく様変わりしており、耐震・耳栓・匠に変更され、武器を問わず使えるようになっている。
恐らくVer1.xで選択肢が少なく、禍鎧・覇とハンターS胴が呪い装備化していた
匠入り構成の救済という事でこのようなスキル構成になったものと考えられる。
特に優秀なのが一部位で匠Lv2が付く脚で、Ver1.xまでの匠構成は頭・胴・腕が固定されるという問題を解消した。
胴にも匠Lv1が付いているので、上位序盤の防具のため防御力面で難があった
ハンターS胴からの換装先としても選択肢に挙がる。
但しあちらは攻撃SPで勝っているので、こちらは防御力が欲しい時用か。
- と、確かに匠Lvを伸ばすには十分な装備ではあるものの、代償も決して小さくない。
と言うのも、匠が付く部位の残りの要素は- 胴…耐震Lv1・Lv1スロット×2
- 腰…耳栓Lv1・Lv1スロット
- 脚…Lv1スロットのみ
一応一式で見ればLv2スロットが1箇所だけあるが、その部位はあろうことか耳栓Lv1しか付かない腕である。
ちなみに前述のクシャナの胴はクシャナ唯一のLv2スロット持ちである。さすがドSのカプコン
現状の匠が最低限の発動に留められている理由として他のスキル難が挙げられるが、
ダマスクは特にスキル難を抱え込んでおり、良くも悪くも匠特化すぎると言っていいだろう。- 一応Rise下の環境では胴装備の性能が一際低く、そんな中でスロット換算でLv3×1、Lv2×1、Lv1×2の本胴装備は実はかなり優秀な性能ではある。耐震がどうしても腐りやすいのもあり、あくまでもスロット換算した場合だが。
- 女性用のスカート系装備の数が少ない本作では、レイアと並び数少ないスカート型の腰防具である。
色を変えればメタリック感も減じられるため、ゴージャスな着こなしをしたい場合は
お世話になることも多いだろう。
MHR:S
- 超大型アップデートのサンブレイクにも、マスターランクでしっかり登場。
デザインはMHW:Iから登場した白銀に青と金の装飾の煌びやかなもの。
古龍の浄血を入手することで解放されるため、お目にかかるには相応の労力を要する。
マスターランク相応に硬くなっているが、属性への耐性値は上位の頃から変更はない。
- スキルとスロットは上位からかなり強化・追加が成されており、一式で
- 匠Lv5
- 耳栓Lv5
- 貫通弾・矢強化Lv3
- 耐震Lv3
- 属性やられLv3
- 装填拡張Lv2
- Lv1スロ×3、Lv2スロ×3、Lv3スロ×1
匠と貫通強化が最大でついており、その他も十分な便利スキルで固めてはいるものの、
器用貧乏さも目立つため混成装備向けというのは上位の事から変わっていない。
特に胴は『耐震Lv1・匠Lv2・貫通強化Lv2・スロLv2&Lv1』となかなか優秀で、
後の傀異錬成にて、ガンナーか剣士かで不必要なスキルを餌にしてしまえるのも良い。
余談
- 剣士の頭装備の見た目はMHP2G以前のディアブロヘルム。
漫画「北斗の拳」に登場した「ラオウの兜」といえばピンときたおっさん世代も多いのでは?
「持ち主を覇道へ導く」との説明といい、覇王の証が必要なことといい、本当にパロディの可能性もある。
- MHP3では匠+4、スロット2と結構いい性能だったため、組み合わせで使うハンターもいた。
脚や胴を荒天にすれば比較的楽に斬れ味レベル+1を発動できる。
しかしその場合、どうあがいても見た目が犠牲になる。
- ノベル版第四弾では太刀使いのベクセルがナバルデウスに挑む際にダマスク一式を着用している。
しかし、前述の通りMH3版のダマスク一式の発動スキルは、体力+50、抜刀術【力】、ガード強化と、
とてもではないが太刀向きのスキル構成ではない。ガード強化に至っては完全な死にスキルである。更に言えば、ナバルデウスは疲労も気絶もしないので、抜刀術【力】もほぼ無駄になる。
彼は達人級の使い手なのでこれでもなんとかなっているが、
実際のゲームでこの装備で挑んだら間違いなく地雷扱いされるだろう。
幸い、これを組み合わせた地雷プレイヤーは報告されていない。
仮にいたら「フルクシャおにぎり」ならぬ「フルダマスク太刀」みたいな名前だろうか?
- 上述の通りこの防具は4シリーズには生産防具として登場せず、
辛うじてMH4Gで発掘防具として登場している限りなのだが、
MH4で初登場した筆頭リーダーが初期案ではこの防具を着ている設定だったようだ。
- 名称の由来は「ダマスカス鋼」から取られていると思われる。
木目状の模様が浮き出る鋼で、その名の通り古くはシリアのダマスカス等で製造されていた。- 現代でも同様に木目状の模様が浮き上がった鋼が同様にダマスカス鋼と呼ばれ、
包丁やナイフ等に使われているが、これはあくまで現代の技術で違う種類の金属を積層鍛造する事で
それっぽい見た目にしたもので、当時作られていたダマスカス鋼(ウーツ鋼)とは異なる製法である。
るつぼ製鋼で作られていたようだが、その詳しい製法は失伝しており研究者達が日夜その謎を追っている。- インドのデリーには謎の鉄柱が立っており、野ざらしで1500年もの時を経ても錆びない事から
オーパーツ扱いされたり、このダマスカス鋼で作られているのではないかという説がある。
ただし実際にはダマスカス鋼もただの鉄よりは錆びにくいだけで、放っておけば錆びるため
他の理由があって内部に腐食が進行しないようになっているという説が現在は有力。
- こうした事から、サブカルチャーにおいてはファンタジー系の作品などでは
ダマスカス鋼(ウーツ鋼)をモデルにした金属が
オリハルコン、ミスリル、アダマンチウム、ヒヒイロカネなどの
伝説の金属と並んで「非常に高い強度を持ち、錆びる事もない金属」という扱いで登場する事がある。
- インドのデリーには謎の鉄柱が立っており、野ざらしで1500年もの時を経ても錆びない事から
- 現代でも同様に木目状の模様が浮き上がった鋼が同様にダマスカス鋼と呼ばれ、
関連項目
モンスター/ジエン・モーラン
モンスター/ジエン・モーラン亜種
モンスター/イビルジョー
モンスター/リオレイア希少種
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/オストガロア