Tier 8 アメリカ 重戦車 Chrysler K/クライスラー ケー
Tier8のアメリカ課金重戦車。
戦後、IS-3に対抗する為にクライスラー社が提案した重戦車の計画案である。
大柄で直線的な車体、後部配置のお椀型砲塔、強固な側面装甲に浅めの俯角と、独ソの要素を混ぜ合わせたようなアメリカ戦車らしからぬ特性を持つ。
まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。
直近90日の平均勝率:53.63%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
Chrysler K (Chrysler K Tomahawk) | VIII | アメリカ | 重戦車 | 1850 | 152/110/76 | 40/16 | 60 | 14,750 |
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実用出力重量比(hp/t) | 16.25 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IX | 105 mm Gun T5E1A | 5.83 | AP APCR HE | 218 265 53 | 310 260 400 | 1807 1516 2332 | 0.40 | 2.1 | 100 | 0 4000 10 0 | 2,400 | +15° -6° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IX | Chrysler K | 254/127/89 | 24 | 240 | 10,000 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | Chrysler 1200HP | 975 | 20 | 1,500 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | T80E3 | 70.00 | 34 | 10,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
- Loader
派生車両
派生元:なし
派生先:なし
解説
Tier8HTとして二番目となる後部砲塔車両。
機動性と防御力に秀でているが、重戦車としては貫通が心許ない。
装甲
Tier8重戦車としては平均以上の装甲を持つ一方で、後部砲塔であり俯角がまるで足りず、分厚い側面装甲とお椀型砲塔を基本に防御をしていく点においてはアメリカ重戦車としては異質な立ち回りを要求される。
- 車体
正面上部は152mm傾斜で正面287mm相当の強固なものだ。一部駆逐の課金弾で抜けるかといった程度。
下部は薄く、同格中戦車からは通常弾で抜いてくるので気を付けよう。とはいっても正面170mm程度はあるので、Tiger IIなどと同様一部の低貫通格下戦車は正面を向けているだけで完封できる。
側面は上部が110mm、履帯裏が101mmとアメリカ重戦車の常識を覆す重装甲であり、ソ連の産み出した怪物KV-5には劣るものの同格重戦車でもトップクラス。後部砲塔の特性もあり、基本的には豚飯を活用して戦う戦車である。
ほとんど垂直近いので良くも悪くも数値以上の謎弾きは見込めない。さらに、履帯上の履帯で覆われていない露出部の面積が広いため、榴弾が意外と刺さってしまう。東側重戦車のような履帯や空間装甲での吸収は見込めないので、敵が榴弾を投げてくる場合はリポジションするなど対策を取りたい。
一番前の履帯駆動輪が少し浮いており、スポンソンの天板が露出してしまっている部分が真正面からでも狙えてしまう。真正面からだとギリギリ強制跳弾角度にならず、履帯の20mmも含めて240mm程度から貫通可能。ただしこれは真正面からであり、よほど車高が低い戦車相手でなければ撃ち下ろしによって強制跳弾してくれる(HEATは強制跳弾しないが履帯で吸える)。
ただ、そもそも履帯で貫通アシストが見づらいので狙ってやってくるのはよほどの玄人だろうが、そうでなくとも駆動輪を抜こうとしたらたまたま当たってしまう位置ではある。相手の撃ち下ろし以外に、豚飯や昼飯で角度を増して強制跳弾する工夫もするとよい。そして、後部砲塔の宿命として38mmの車体天板を相手に向けてしまっており、一部のこちらより車高の高い戦車(ドイツ重戦車等)に張り付きタイマンを挑むとボコボコに打たれてしまうだろう。また相手が砲塔に榴弾を投げてきた場合、その爆風が車体天板に達して思わぬダメージを食らうことがある。
- 砲塔
ソ連戦車を彷彿とさせるお椀型砲塔は全体として270~300mm程度を確保しており強固。地形が許すのであればハルダウンでも十分に戦っていける。
キューポラが正面90mm程度の弱点であるが、向かって左側に付いているため右側の壁で豚飯(左側を晒すように豚飯)をすれば隠せる。また前後にゆらゆらと動き、狙いを絞らせないことも重要だ。
砲塔天板も車体天板と同様に38mmと薄いが、高い車高+後部砲塔ということでこちらが狙われることはない。
砲
- 105 mm Gun T5E1A
Chrysler Kの搭載予定だった史実砲。
米重戦車としては標準的な単発310、1890と低めのDPMである。
貫通力は通常弾で218mm、課金弾で265mmと、重戦車であることを考えると少し不満の残る数値である。弱点狙撃をしようにもアメリカ砲の常で精度もあまりよろしくないため、同格重戦車相手だと課金弾の使用を強いられる場面も多いだろう。
絞りは重戦車の中でもかなり素早い部類なので、防御姿勢を固める中で咄嗟に見えた弱点を撃ちに行こう。
45度以上横を向けば俯角は-10°まで強化されるものの、その場合のっぺりと広い側面を敵へ見せつけてしまう恰好になる。ハルダウンを試みる際は慎重に。
機動性
最高速は40kmとまずまずといった程度であるが、出力重量比が16と重戦車の中でも突出している。
これはM26 PershingやChimeraあたりの遅めの中戦車と同レベルであり、もちろん同格重戦車トップクラス。
さらに車体旋回速度も大変良好な部類であり、同格屈指の重装甲からは想像もつかないほどぬるぬると動き回る。
開幕のポジション形成や陣地転換はお手の物。一方で機動力に任せて突出しすぎると広い側面の垂直装甲を多方向から叩かれ爆散することは想像に難くない。序盤は重戦車の本懐に忠実にしっかりと防御姿勢を確保しよう。
立ち回り方
後部砲塔・狭い仰俯角・薄く広い車体天板と、頑丈な側面装甲というおおよそアメリカ重戦車とはかけ離れた性能を有する。
しかし基本的には重戦車のお手本のような行動をつつがなく実践できる戦車である。豚飯や残骸、起伏などを活用し目立つ車体下部を隠して前線を構築する役割を担っていこう。
中・終盤にかけては恵まれた機動力を生かした各個撃破のような行動も取りやすいが、一度側面を取られると抜かれ放題になってしまう点には注意。
上記の通り、本車は機動力、側面装甲が優れているため、KV-5で使える敵前高速蛇行をすると側面が豚飯の角度になり弾けることがある。
軽く説明したのはいいが、もっと詳しく解説すると、敵の弾を角度をつけた側面で弾く(つまり移動しながらの豚飯)をすると考えてもらうとわかりやすい。
もちろん、だだっ広い場所でむやみにこれをしてもあまり効果がない。少しの移動で障害物(家など)があり、またこちらを見ている敵が一人で、ラッシュの起点になりたいがHPをあまり使いたくないとき(純粋に詰めたい場面でもok)に、これをしてあげるとただただ突っ走るより遥かに跳弾させられる可能性が上がったり、なおかつ前線も上げられるためぜひ実践してみて欲しい。(すぐ障害物があるところだと、移動後すぐ豚飯ができる)注意点だが、あくまでもこれは気休めであり精度が良かったり、貫通の高い敵にはあまり通用しづらいため、しっかりと相手を見ることも大切である。軽・中戦車対面であったり、
精度が悪い・低貫通な重戦車対面ではかなり効くため、戦術の一つとして頭の中に入れておいてもらえると役に立つのかも.....知れない
特徴
長所
- 豚飯がしやすい
- 硬い砲塔正面と車体上側面
- HTとしては優秀な最高速度
- HTとしては破格のMT並の加速と旋回性能
- 優秀な照準時間及び照準拡散
- 正面以外では俯角が最大で10度とれる
- 高いクレジット係数
短所
- ハルダウンがしづらい
- 天板が38mmと薄く車高が高めの戦車相手には豚飯関係なく抜かれる(榴弾も痛い)
- 慣れが必要な後部砲塔
- 薄く大きな車体下部
- 知る人ぞ知る履帯裏の弱点(通称:履帯裏の悪魔)
- 正面だと俯角が6°しかとれない
- 大きめのキューポラ
- 重戦車としては心許ない通常弾及び課金弾貫通力
- 口径の割には低いDPM及び精度
歴史背景
(PC版wikiより転載)
1946年5月、IS-3のもたらした脅威からクライスラー社は戦争装備委員会に新型重戦車を提案した。
この計画案はChrysler K Tankと呼ばれていた。
クライスラー社には同じくChrysler Kの名を持つ自動車が存在するが、それとは完全に別物である。
この計画案は、後部砲塔、MBT-70のような砲塔内に全搭乗員を収める構造、ユニークな形状のサスペンション、1200馬力の高出力エンジンを特徴とした。
推定重量は約60トン、車体正面装甲は傾斜込みで約205mm、主砲には105 mm T5E1を搭載予定だった。
結局、詳細は不明ながらこの計画案が採用される事はなかった。
恐らくデトロイト社を中心としたT29・T30系列の発展型であるT43重戦車(のちのM103。M103の量産を任されたのはクライスラー社であった)が優先された為、試作段階には至らなかったのだろう。
1960年代後半、M60に代わるMBT-70の開発時にChrysler Kの設計が活かされたが、そちらも採用される事はなかった。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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