Tier 3 アメリカ 中戦車 M2 Medium Tank
生産開始時には既に時代遅れだったという不運な戦車であるが、
様々な機構が取り込まれその成果は後のM4に反映された。
目立った戦果こそないものの、アメリカの戦車開発において重要な車両の一つである。
直近90日の平均勝率:53.27%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v8.9.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
M2 Medium | III | アメリカ | 中戦車 | 500 | 32/18/13 | 43/18 | 20.84 | 31,000 |
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武装
自動装填砲
Tier | 名称 | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉装填速度(s) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | M6 mod. 2 | 1/0.67 | 6.00 | AP APCR | 56 78 | 50 45 | 100 90 | 900 810 | 0.38 | 1.2 | 2/120 | 18 800 2 | 104 | +40° -20° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
III | M2M7 | 38/25/25 | 39 | 240 | 1,350 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Wright R-975EC2 | 400 | 20 | 515 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
III | T67 | 23.50 | 40 | 4,800 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:なし
派生先:なし
解説
装甲
同Tierの軽戦車などと比べれば若干正面装甲が厚く、榴弾に貫通されない利点を持つ。
とはいえ車体左右の機銃塔部分と側面、背面装甲や初期砲塔は薄いので榴弾砲や機関砲には常に注意しよう。
砲塔はオープントップであり、視界が240mと非常に広い。
砲
以前使えていた榴弾砲の75 mm Howitzer M3はコレクター車両化の際に使用不可能となった。
- M6 mod. 2 (旧)37 mm Gun M6
単発火力は同格中でもかなり低いものの、砲の装填時間が早くポンポン撃つことが出来る。
照準速度が早い上に移動時の拡散も小さく、ハルダウン中でも相手に安定して当てられるが、貫通は通常弾で56mm、金弾の貫通力78mmとやや控えめであるので格上の重装甲戦車相手にはそこそこ良好な機動力を使って貫通力を補おう。
本車両最大の特徴として俯角が20度、仰角が40度も取ることができる。この驚異的な砲の自由度によって通常戦車ではありえないような位置でもハルダウンをすることが可能。
立ち回り方
blitzの操作に慣れてきたら「ハルダウン」という戦法を用いるといい。
車体を障害物や地形によって隠し、どの戦車でも基本的に硬い砲塔だけを相手に見せることで、被弾面積の縮小などと合わせてこちらが射撃可能なまま高い防御力を発揮できる有効かつ今後必須になる戦法である。
この車両は車高が高く、俯角も-20°もあるので様々な地形でハルダウンすることができる初心者にはうってつけの練習台と言える。
特徴
長所
- 驚異の俯角20度(ゲーム内2位)
- 広めの視認範囲
短所
- やや低い機動性
- 一切当てにならない装甲
初期の研究
歴史背景
(PC版wikiより転載)
http://wikiwiki.jp/wotanks/?plugin=attach&refer=M2%20Medium%20Tank&openfile=M2_medium.JPG
(車体前面の2つの穴と側面の張り出しは機関銃用)
第一次世界大戦直後、アメリカ軍は戦車の所属を歩兵科と決定したため、20年代から30年代にかけての戦車はいずれも歩兵支援用として開発されていた。この間T2中戦車など様々な戦車が開発されたが、M2中戦車以前にまがりなりにも量産されたのは1935年から36年にかけて生産された、クリスティー式サスペンションを持つT4中戦車のみだった。
1938年、ロック・アイランド工廠はT5中戦車を開発した。予算や共通化の都合上、同時期に開発されていたM2軽戦車の構成や部品を流用した本車は、クリスティー式サスペンションを装備せず、M2軽戦車と同じVVSSを装備していたため機動性は低下していたが、堅実な設計で価格も安かった。その後エンジンが強化されたT5 フェーズ3が1939年6月に完成、制式化されてM2中戦車となった。
M2中戦車の主砲は37mm Gun M-6で、M2軽戦車と大きな差はなかったものの、車体前面、車体左右の張り出し、砲塔側面で計8挺もの機銃を装備していた。これにより全方向への機銃掃射が可能で、強力な歩兵支援ができるとされたが、実用性は低かった。
1940年には車体と砲塔を大型化するとともに装甲厚を最大25mmから32mmに増大させ、エンジンを強化した改良型のM2A1が登場した。1940年5月にはドイツ軍のフランスと低地諸国への侵攻が始まり、6月末にはフランスが降伏してしまったため、M2A1は戦争に備えて1000両の大量生産が計画され、新たにデトロイト戦車工廠が建設されてクライスラー社が生産を行うことになった。
ところがドイツ軍の戦車が37mm砲や50mm砲を装備する3号戦車や75mm砲を装備する4号戦車だと判明すると、M2中戦車はこれらの敵に対して火力不足であると判定され、75mm砲クラスの武装が必要であるとされたが、全周周回式の砲塔に大口径の75mm砲を搭載するには経験が不足していたことから、1939年に試作されていたM2の車体に75mm榴弾砲を搭載した車両を参考にしてM3中戦車が開発された。M3中戦車が完成するまでのつなぎとしてM2A1は生産され続けたが、その生産開始と同時にM2A1の生産は打ち切られ、二百数十両量産されたM2中戦車シリーズは戦争には参加せず、国内で訓練用として使用された。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
http://combat1.sakura.ne.jp/M2-M.htm
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
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