Skoda T 25

※本来の名称は Škoda T 25 です。

Tier 6 チェコスロバキア(パンユーロ) 中戦車　Škoda T 25 日本語表記：シュコダ T 25

PBR化以前の画像

Ver7.7で追加されたチェコスロバキア中戦車ルートの最初の車輛。
装甲はTier5の課金戦車T-25とほぼ同じで紙同然であるが、俯角が10度取れ地形適応能力が高い。
さらにオートローダー砲の発射間隔が1.5秒と他戦車よりも圧倒的に早く、短い時間で高い瞬間火力を出し切れる。

基本性能(v7.7.0)

※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値

車両名	Tier	国籍	タイプ	耐久値 (hp)	車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm)	最高 速度 (km/時)	重量 (t)	超信地 旋回	射界 (度)	隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%)	本体価格 (クレジット)
Škoda T 25	VI	チェコスロヴァキア(パンユーロ)	中戦車	930	50/40/35	60	22.66	〇	全周	20.0/15.0/5.0	920,000

主砲

砲塔：T 25 první model

砲塔： T 25 druhý model

オートローダー砲

※「着弾分布」：100mでの着弾分布。
※「照準時間」：照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。

砲塔

エンジン

履帯

派生車両

派生元:Strv m/42
派生先:T-34/100

開発ツリー

Strv m/42	━	Škoda T 25 ?	━	75 mm Škoda A18	━	T 25 druhý model ?	━	75 mm Škoda A18 (s automatickým nabíjením) ?	━	T-34/100 53,650 1,420,000
			━	T 25 první model
			━	Škoda V12 19.8 liter (450)	━	Škoda V12 19.8 liter (500) 6,100
			━	T 25 první model	━	T 25 druhý model 5,260

：必要経験値
：必要クレジット

解説

装甲

端的にいえば圧倒的な紙装甲で、大口径砲の格好のエサである。
砲塔・車体正面は装甲厚50mmと、真正面からKV-2の榴弾*1が高確率で貫通(＆フルヘルスでもワンパン)するので大口径砲の前に出ることは絶対に禁物である。
砲塔・車体側背面に至っては40mmで、ソ連・中華MT御用達の85mm砲榴弾*2が垂直に被弾してしまうと300ダメージの手痛いダメージを被る。
それ以外では、KV-1Sの122mm砲の榴弾*3が砲塔正面からも貫通される恐れがある。なお傾斜のおかげで車体正面(実質70mm程度)は122mm砲の榴弾にギリギリ耐性を持つ。

これだけ装甲厚が薄いと、どの戦車の通常弾APも当たれば抜かれると思うべきである(仮に角度が付いていたとしても)。
したがって、被弾自体を避けるためのヘイト管理が特に重要であり、遮蔽物からの飛び出し撃ち(ぱっと撃ってぱっと隠れる)や被弾面積を減らすためのハルダウンが基本戦術となる。

また特筆すべきほどではないが、Tier6の割には車高がほんの少し高めなのでうっかり遮蔽物から砲塔が飛び出て撃たれないように気を付けよう。

モジュール配置
砲塔後部の出っ張りと砲塔基部下の車体両側面に広く弾薬庫、車体後部にエンジンと燃料タンクが入っている。

主砲

• 75 mm Škoda A18
  単発160族の単発砲。
  中継ぎとして最低限のスペックは備わっているものの、最終砲に比べDPMが250近く低いため、急いで最終砲に換装してしまいたい。
  （細かなスペックは単発砲でDPMが低いことを除けば、最終砲と全く同じ）
   

• 75 mm Škoda A18(s automatickým nabíjením)
  本車両のセールスポイントである単発160×3発のオートローダー砲。
  特に注目すべきは、破格の発射間隔1.5秒であり*4、瞬間火力480ダメージを僅か3秒で出し切れる。
   
  しかしながら砲拡散が悪く照準時間も遅めなため敵との距離感は意識しなければならない。敵に近ければ照準を絞り切らずとも1.5s程度の短い間隔で3発を撃ち込めるが、それには返り討ちのリスクが伴う。（詳しくは後述）
  なお、弾倉を吐きに行くときに砲塔や車体を出来るだけ動かさないようにすれば、多少は砲拡散の広がりを抑えることができる。
  そのほか細々書き連ねると、DPMは並程度であり、砲精度と俯角(10度)はかなり良好だが、貫通力はちょっと心もとない。あと、弾倉装填に14秒(食料込み)ほどかかる(隙が大きい)点もおさえておこう。
   
  余談だが、同じく発射間隔1.5秒のオートローダー砲を持つ車輛として多国籍のStrv 74A2がいるが、
  向こうは俯角が6度までしか取れないのに対して、こちらは俯角が10度も取れるため地形適応力が高い。
   

機動性

最高速度が60km/hとかなり良好で、平均速度や旋回速度も良好。いわゆる快速中戦車と言っていいだろう。

立ち回り方

装甲の項目で述べたとおり「敵の弾に当たらない」ことが重要であり、飛び出し撃ちとハルダウンを基本戦術とする。
敵とのダメージ交換(1発もらって3発返す)、もしくは隙を見て撃ち込む形で戦うこともできなくはないが、優秀な足回りを活かして敵の側背面方向から攻めるのが理想。
ただし、必ず味方と歩調を合わせること。特に弾倉の再装填中は隙だらけであるため、打ち切った後に身を隠せる場所はしっかりと確保しておくこと。

主砲の項目にて「敵に近ければ照準を絞り切らずとも（以下略）」と書いたが、本車は戦闘序盤～中盤にかけては出来る限りヘルスを温存して(リスクを避けて)、中盤～終盤に本領発揮とする流れが無難。
というのも、敵の枚数が多いうちに不確定なリスクにペラッペラな紙装甲を晒してしまう(変に前に出すぎてしまう)と、あっという間にヘルスが溶けてしまうためである。
またオートローダーや軽戦車(本車は中戦車だが)の場合は、しぶとく生き残ることで終盤のために残しておいたHPを使いつつ、瞬間火力を活かして敵を掃討するのは定石と言える。

総論

高瞬間火力・快速・装甲ペラペラな中戦車。
軽戦車のAMX 12 tとよく似ている。

特徴

長所

• 瞬間火力480を僅か3秒で出し切れる
• 中戦車にしては快速(最高速度60km/h)
• 俯角が10度取れる
• 広めの視界範囲

短所

• 紙同然の装甲
• 照準時間が遅い
• 砲拡散も悪い

初期の研究

本車最大の特徴であるオートローダー砲を装備しないとほぼT-25のままなので最優先で開発しよう。
その後はエンジン→履帯の順。

歴史背景

本家WoT公式「戦車辞典」より
T-24戦車の発展型であり、ドイツ軍用として1942年に開発されました。しかし時代遅れと判断されたため、試作はされませんでした。

T-24戦車とは恐らくだが、本家Tier5中戦車の「Škoda T 24」だと思われる。
ドイツ占領下のチェコスロバキアにおいて、ドイツ国防軍用として1941年に開発されました。本計画は、ソ連のT-34戦車を参考として傾斜装甲板と先進的な兵装を備えるものでしたが、時代遅れと判断されたため、試作はされませんでした。

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