Tier 10 アメリカ 駆逐戦車 T110E4
Ver10.3のアップデートにてPBR化。前のと比べてキューポラの大きさが半分になっているところが分かる。また、砲塔も全体的にサイズダウンした。
アメリカTD第2ルートの終着点。
戦後、クライスラー社が提案したT110重戦車の固定砲塔案...をベースに、WGが創作したオリジナル車両である。
強力な155mm砲を旋回砲塔で運用でき、重戦車と駆逐戦車の中間的な性格を持つ。
Ver1.0、8.2、9.0のアップデートにて変更されてきたが、10.0にて大きく変わったため扱う戦車長は確認しておこう。
本車両には2つの伝説迷彩が存在する。
右履帯フェンダー後部に漫画「ピーナッツ」のスヌーピーらしきイラストが描かれている。
適用中は車両名が「T110E4 Combat Star」となる。
2023年4月18~19日にかけてのアップデートで車両を所有してることでオファーが届く。
適用中は車両名が「T110E4 Wanderer」となる。
*Wandererとは「放浪者」という意味。
直近90日の平均勝率:48.96%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
v10.3 | ・AP 弾を新たな APCR 弾に変更するとともに、既存の APCR 弾を HEAT 弾に変更 ・APCR/HEAT/HE 弾の平均ダメージを 640/545/960 HP から 630/535/940 HP にそれぞれ低下 ・APCR/HEAT/HE 弾の弾速を 790/1,009/770 m/秒から・ 810・/785/770 m/秒に低下 ・最高速度を 35 km/h から 37 km/h に上昇 |
v10.0 | ・車両の耐久値を1750HPから2000HPに向上 ・砲塔のキューポラ部分の装甲を強化 ・車体の旋回速度を 27.9 度/秒から 30.13 度/秒に向上 ・装填時間を 14.19 秒から 13.42 秒に短縮 ・100 m での散布界を 0.326 m から 0.374 m に拡大 ・AP/APCR 弾の平均貫通力を 295/385 mm から 275/365 mm にそれぞれ低下 ・砲塔の防盾横の装甲を 230 mm から 258 mm に強化 ・砲塔基部の装甲を 152 mm から 221 mm に強化 ・砲塔の機銃口の装甲を 152 mm から 187 mm に強化 |
v9.0 | ・装填時間を 14.77 秒から 14.19 秒に短縮 ・車体の旋回速度を 23.99 度/秒から 26.07 度/秒に向上 ・100 m での散布界を 0.355 m から 0.326 m に縮小 ・車輌の耐久性を 1,800 HP から 1,750 HP に低下 ・砲塔の旋回速度を 20.86 度/秒 から 14.6 度/秒 に低下 ・砲塔旋回時の散布界を 0.12 から 0.16 に拡大 |
v8.2 | ・位砲塔の前面装甲板下部が 203 mm から 230 mm に強化 ・車長用天蓋の側面装甲が 76 mm から 152 mm に強化 ・主砲の旋回速度が 16 度/秒 から 20 度/秒 に向上 ・砲塔旋回時の散布界が縮小 |
基本性能(v10.3.0)
※以下の数値は搭乗員100%時の数値
車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/時) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (クレジット) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
T110E4 | X | アメリカ | 駆逐戦車 | 2000 | 254/76/38 | 37/10 | 64.03 | 可 | 左右90° | 15.90/9.50/3.58 | 6,100,000 |
武装
砲塔:T110E4
Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射速度 (発/分) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (m/秒) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
X | 155 mm AT Gun T7E2 | 13.42 | 4.47 | APCR HEAT HE | 630 535 940 | 275 365 95 | 2816 2391 4202 | 810 785 870 | 0.374 | 2.59 | +12°/-6° |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 旋回速度 (度/秒) | 視界範囲 (m) |
---|---|---|---|---|
X | T110E4 | 230/152/152 | 14.60 | 250 |
エンジン
Tier | 名称 | 出力(馬力) |
---|---|---|
X | Continental AOI-1490 | 935 |
履帯
Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
---|---|---|
X | T110E4 | 26.08 |
乗員
- Commander
- Commander
- Radio Operator
- Driver
- Gunner
- Loader
- Loader
派生車両
派生元:T30
派生先:なし
開発ツリー
T30 | ━ | T110E4 263,750 | ━ | 155 mm AT Gun T7E2 |
━ | T110E4 | |||
━ | Continental AOI-1490 | |||
━ | T110E4 |
:必要経験値
解説
装甲
車体
正面は傾斜込みの実質値で、上部が300mm~320mm、上部と下部のつなぎ目が300mm~330mm、下部が195mm~240mm。
ほぼT110E5と同じ配置で、上部は堅いが下部は弱点というよくあるパターン。
下部の面積が広いためなるべく隠すのが理想。しかし課金弾では上部もさすがに抜かれるため、被弾しないに越したことはない。
側面は上部76mm、下部44mm。40°~50°の傾斜がかかっており豚飯に向くが、下部は薄いため132mmを超える大口径砲が対面にいる際は3倍ルールに注意しておきたい。
車体後ろ側の大きく盛り上がったエンジンボックスが弱点になっているのはT110E3と同じだが、こちらではさらに25mmの天板が露出してしまっている。
角度が甘いと榴弾を投げられるおそれがあるため、不用意な昼飯・豚飯や接近戦は避けよう。
砲塔
防楯は254mm+本装甲152mm+空間装甲で貫通不可能。本体も傾斜込みで320mm程度と堅牢だが、防楯すぐ横の垂直部分が実質258mm程度と通常弾なら弾ける程度。
またE3同様大きなキューポラが中央に鎮座しているが、こちらでは220mm程度の弱点となってしまっている。
これまで通り頭振りや前後左右運動で敵車に照準するスキを与えないことが重要だろう。
なおこちらでも天板が正面に露出しているが、76mmあるため事実上強制跳弾。
主砲
- 155 mm AT Gun T7E2
T30から引き続き155mm砲を搭載する。
単発火力は630と微かに低下しているが、貫通力がさらに上昇してAPで275mm・APCRは365mmに達し貫通不足に悩まされることは少ない。
これだけの単発火力と貫通力を兼ね備えた砲を、汎用性に優れる旋回砲塔で運用できるのは本車の大きな強みである。
DPMは2816と平均的な値にまで上昇している。*1一方で照準時間は相変わらず劣悪で、また俯角が前身から6°と大幅に狭められ、地形適性が下がってしまっている。
T30で使えたポジションが使えないこともままあるため、使いこなすにはマップとポジションの吟味が不可欠だろう。
なおE3と比較した場合、DPMと砲塔を持つアドバンテージと引き換えに単発火力・貫通力・照準時間・精度・拡散が弱体化されており、俯角もやや劣る(あちらは8°)。
機動性
ほとんどT30と変わらない。重駆逐戦車としては良好な方だが、砲塔が限定旋回になってしまったぶん立ち回りの自由度は損なわれている。それ故に、背面に取りつかれた場合に単独では対処できないという欠点も加わってしまった。
背後を取られてしまい、慌ててただその場で旋回するようでは相手の思うつぼなので、落ち着いて近くの障害物を利用して相手戦車を引き剝がそう。
上記のことや、俯角や後退速度という観点からも、常に建物や地形を把握し行動しなければならない。
立ち回り方
「E3とE5を足して2で割った」という表現が当てはまる一両と言えるだろう。重戦車と駆逐戦車のどちらの仕事も出来る柔軟性が持ち味である。
味方重戦車の枚数が足りなければ疑似的な重戦車として前線を張りにいってもよいし、駆逐戦車ポジションについて一歩後ろから火力支援に徹してもよい。
ただしE3ほど正面装甲が堅いわけでも、E5ほど小回りが利くわけでもなく、加えて重戦車の戦いに混じるには体力がかなり少ないので、適切な戦闘距離で戦わなければあっさり弱点部分を撃ち抜かれて試合早々に撃破されるオチになりかねない。
ミニマップで味方戦車の配置を眺めながら、状況に応じて前線に加わるか駆逐戦車に徹するか的確に判断する戦術眼が要求される一両である。
特徴
長所
短所
- 駆逐戦車にしてはやや低めのDPM
- 駆逐戦車にしてはよくない隠蔽率
- 非常に劣悪な照準時間
- アメリカ戦車の割に狭い俯角(6度)
- キューポラや防楯脇など比較的大きな弱点が点在する砲塔装甲
- より重装甲のT110E3と同値の前進・後退速度(あちらは改良型エンジンブーストあり)
- 砲塔が限定旋回になってしまった(T30は全周旋回砲塔)
- 前身から引き続き遅すぎる砲塔旋回速度
歴史背景
戦車事典より
1954 年、デトロイトにおいて新型重戦車についての検討会議が開催され、そこで他の先進的な計画群と併せ、クライスラー社は TS-31 計画に基づく新型戦車を提案しました。
主要条件としてベルンのトンネルを通過可能であることが求められ、いくつかの型が検討されましたが、本計画は中止されました。
記事冒頭でも述べたとおり、本車は史実における「T110E5」をベースにWG社が創作したオリジナル車両である。
これは本ゲームにおけるT110E3にあたり、本ゲームのT110E5は「T110E6」という名前である。
そもそもT110計画自体、車両はすべてM103と同じ120mm砲を搭載することを想定していた。
そのためあくまで本ゲームのT110E3・E4は「史実のT110計画をベースに、T30の155mm砲を搭載したオリジナルの駆逐戦車」と言って差し支えない。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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