WZ-110

Last-modified: 2023-08-30 (水) 22:16:26


Tier 8 中国 重戦車 WZ-110

110.jpg
↑ T-10 + 100 mm 62-100T
最終装備状態
画像
_20181004_093455.jpg
木箱やスコップなど多めのOVMが付いている。
3A97464C-95B0-4003-A480-EE592240195A.jpeg
最初期状態
WZ-110H.jpeg

中国のTier8重戦車。IS-3と同じく楔型装甲を採用しているが、急激な角度が付いており先鋭とした印象を受ける。長い砲身とマズルブレーキが特徴的。
正面はIS-3等と同じ楔型装甲であるが、あくまでIS-2の改良案であり、車体後部や足回りの形状、側面装甲はIS-2と同一である。
IS-3の様に側面の空間装甲は存在せず、Tierの割にかなり脆いので注意。

 

直近90日の平均勝率:46.24%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

基本性能(v8.8.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
110VIII中国重戦車1680~1800125/94/624046.352,600,000 cra.png
 

武装

砲塔:110(初期)

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIII122 mm 37-122JT4.04AP
HEAT
HE
175
250
61
400
340
500
1615
1373
2019
0.4603.16350 cra.png
4000 cra.png 10 gda.png
0 cra.png
2,440+12°
-5°
 

砲塔:T-10(後期)

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIII122 mm 37-122JT4.17AP
HEAT
HE
175
250
61
400
340
500
1669
1418
2086
0.4602.97350 cra.png
4000 cra.png 10 gda.png
0 cra.png
2,440+15°
-5°
IX100 mm 62-100T6.26AP
APCR
HE
215
265
50
310
260
420
1940
1627
2628
0.3642.21400 cra.png
3600 cra.png 9 gda.png
0 cra.png
2,557+15°
-6°
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VIIWZ-110130/90/90282407,000
VIIIT-10201/148/502624011,000
 
射界全周
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VIII12150L55012750
IX12150LS58012750
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VIIWZ-11054.001811,500
VIIIWZ-110-154.002311,500
 

乗員

  1. Commander(Radio Operator)
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Loader
 

派生車両

派生元:IS-2
派生先:WZ-111 1-4

 

開発ツリー

IS-2
(中国)
WZ-110
85,000fa.png
2,500,000cra.png
Gun.png
122 mm 37-122JT
turret.png
T-10
15,500fa.png
Gun.png
100 mm 62-100T
59,000fa.png
WZ-111 model 1-4
150,000fa.png
3,500,000cra.png
turret.png
WZ-110
engine.png
12150L
engine.png
12150LS
33,000fa.png
suspension.png
WZ-110
suspension.png
WZ-110-1
15,800fa.png
 

fa.png:必要経験値
cra.png:必要クレジット

 

解説

v4.9で追加されたTier8中国重戦車
IS-2に楔型装甲を導入した改良型の計画案である。

装甲

車体
車体は楔型装甲なので、昼飯には向かず、敵に対し車体を真正面へ向けた状態で最も安定した防御力を発揮する。但し同じTier8で楔型装甲のIS-3と装甲の特性は大分異なっている。
正面上部中央付近は120mm装甲だが傾斜が70度に迫るほどキツく、見かけの装甲は300~310mm程度と非常に強固である、履帯上の両サイド部分は100mm厚であり、傾斜を加味しても270mm程度と比較的薄くなっている。(正面からならまず広い車体下部を狙われるのでこちらを狙われることはあまりないが、豚飯をするとここを晒すことになる上に傾斜も相殺されて200mm程度になり、格下にも抜かれるポイントになるので注意。)
傾斜が非常にキツいため、車体前部を少し持ち上げて見下ろす形に出来れば跳弾角度にすることも可能。ただ、都合よく坂や段差があるとも限らない上に、後述する車体正面下部の面積が広く、うまく隠さないとそちらをあっさりと抜かれてしまうため、強制跳弾を狙うのはなかなか難しい。
車体正面下部はかなり面積が広い上に装甲も110mmと薄く、傾斜込みでも180mm相当(エンジン判定付き)しかない。迂闊に車体下部を晒すと簡単に貫通されてしまうため、格下が相手だろうと極力隠すように動きたい。

側面装甲は前身と変わらず90mmで、IS-3のような空間装甲+極度の傾斜が付いた部分はないため、いわゆる謎弾きは期待できない。しかしながら以前は60mmと非常に貧弱であった履帯裏もバフにより90mmへと増厚され、側面が均一の90mmとなったことによって豚飯も戦術として使えるようになっている。とは言え豚飯をすると前述した履帯上の部分の傾斜が緩くなって抜かれやすくなるので多用はしづらい。

総じて車体の装甲はあまり頼れないため、盛り土等でなるべく車体(最低でも車体下部)を隠す運用を心掛け、上手く隠せる遮蔽物がなければ極力被弾を避ける中戦車的な運用でカバーしたい。この車体を隠す運用はTier10まで延々引き摺り続けることになる。

砲塔
砲塔装甲は概ね350mm~500mm程度。その投影面積もかなり小さめであり、ハルダウンしていれば安定した防御力を発揮する。
キューポラは102mmの垂直で狙われやすく、リロード中は車体を小刻みに揺らすなどの工夫が必要だ。
天板はIS-3のように極端に薄くはないため、3倍ルールで容易に貫通される…ということはない。
先述のように車体の装甲が頼れないため、砲塔だけを敵に見せることを心掛けて戦おう。
ちなみに、110の最終砲塔はT-10とあるように、IS-8の初期砲塔とほぼ同一のものである。

 

主砲

IS-2(中国)から引き継いだ122mm砲は単発火力こそ充分なものの、精度が非常に悪い上に貫通力に欠ける。
その上向こうの同砲はバフを受けて精度がかなり改善されたものの、こちらの122mm砲はバフ前の値のままであり精度が0.460と凄まじく劣悪である。
課金弾を多用する手もあるが、出費が嵩む上に、今度は肝心の単発火力が失われてしまい本末転倒である。まずは100mm砲へ換装してから初陣に臨もう。

  • 100 mm 62-100T
    WZ-120と互換性のある100mm砲。
    単発火力は低下するものの122mm砲に比べて発射速度が高く、精度・貫通力も大幅に上昇する。ただし、精度は所詮ソ連砲に毛が生えた程度で、遠距離にいる相手を対処するのは相変わらず苦手。同格の重戦車としてはやや高めのDPMを持つが、貫通力が通常弾で215mmと微妙なうえに弱点狙撃出来るほどの精度はないため、数値通りの火力は出しづらい。
    また課金弾は中国重戦車の中で唯一APCRであり、貫通力自体は平均的だが、砲弾調整時の伸びは悪い。この高めのDPMと微妙な貫通力により拡張パーツ次第では中途半端になってしまう可能性がある点には注意したい。
    照準時間は2.3秒と一般的な数値だが、砲拡散が悪いため、狙撃をしようと思っても絞っている間に敵に隠れられてしまうこともある。
    尚、APCRの距離減衰自体は非常に少ないため、当たりさえすれば遠距離の相手でも十分に貫通する。
    また、俯角が6°と122mm砲に比べて1度改善されるが、相変わらず狭いことに変わりなく、弱点の車体下部を隠してハルダウンしづらいのが難点。
 

機動性

最高速度はIS-3より若干勝る40km/hだが、出力重量比は11.49(hp/t)とIS-3の14.25(hp/t)よりもかなり悪い。後述する旋回能力の低さも相まって機敏な動きは非常に苦手。
平地ならば10秒程度で40km/h近くまで加速するが、あくまで陣地転換に困らない程度の機動力と思っておこう。
また、車体の旋回性能がかなり悪く(不整地での旋回性能はTier8中ブービー)、移動中の旋回は非常に大回りになる。LT・MTと対峙した場合には旋回性能の悪さから側面にあっさり回り込まれ、側面装甲を安易に抜かれるので注意。
ただ砲塔の旋回性能は良好のため、NDKにはある程度耐えれられる。

 

総論

この車両の対抗馬としてよく引合いに出されるのがIS-3であるが、IS-3と比較すると110の砲は単発火力、貫通力が低下した代わりにRPM、精度や照準時間に優れている。
ただし、それ以外の面では機動力が低く、装甲も砲塔と車体正面上部装甲は強固なものの、大きな弱点の車体下部とあまり厚いとは言えない側面装甲と多くの不満を抱える。
ソ連重戦車の様に強引に戦況を動かすことは難しく、柔らかい車体を晒さない、極力被弾しないなど立ち回りをしっかり工夫し、繊細に戦う必要が求められる重戦車だ。

 

特徴

長所

  • 優れた砲塔装甲・車体上部装甲
  • 高めの体力1800
  • 重戦車としては速い最高速度
  • 砲塔旋回速度が重戦車にしてはかなり速い

短所

  • IS-3等と比べると巨大で狙ってくださいと言わんばかりの車体下部装甲
  • 俯角が6度しか取れないので車体下部を隠してのハルダウンがやりづらい
  • 前身から特に進歩のない側面装甲
  • 単発火力の割には貫通力・DPM・精度のいずれも微妙な性能の砲(ぶっちゃけるとドイツの10.5cm砲の下位互換)
  • 良好な最高速度の足を引っ張る非常に劣悪な旋回性能

初期の研究

  • 122mm砲は精度がとにかく酷く(精度0.460とあのKV-1Sよりも精度が悪い)まともに使い物にならない為、フリー経験値を使い砲塔と最終砲の開発を早急に進めよう
  • 最終砲はWZ-120の中間砲と互換する

歴史背景

1940年代中盤から1950年代にかけ、ソ連の技術者達は、IS-2戦車の近代化を試みた。1944年11月に開発されたIS-2U型は、IS-3に類似した装甲配置により車体前面の強化が図られた。1950年代中盤にこの設計計画は中国に提供され、その後の中国の戦車開発のベースとなった。


コメント

このコメント欄の書き込みはWiki内ではなく、zawazawaに行われます。

書き込みに際し、コメントルールを遵守してください
コメントルールに違反したコメントを発見した際は反応せず、通報してください。非表示設定にしても通報は行われません。

Mバ報告などは戦果報告板へ。コンテナ(ガチャ)結果などはドロップ報告板へ。

【既存のコメントに関連したコメントをするとき】
既存のコメント文頭にある〇をクリック(選択)してから書き込んでください。
【長文コメントを書き込むとき】
折りたたみ機能を使用してください。詳しくは下記「折りたたみ機能について」を参照してください。
【創作ネタなどを書き込みたくなったとき】
癒しの休憩所 投稿する際の注意とお願い【必読】を熟読した上で図書館一号館/図書館一号館第二棟/図書館二号館のいずれかに書き込んでください。
【コメント内容を修正・削除したいとき】
詳しくは下記「ツリー化を間違えた場合」を参照してください。なおzawazawaでは他人のコメントを編集することはできません。

使用可能な書式はこちら

折りたたみ機能について
  1. 下、すべて見るからzawazawaにアクセスしてください。
  2. 下記画像で示されているボタンをクリック。
    Logicool G HUB 2023_06_12 17_05_47.png
    するとこのように表示される
    Screenshot 2023_06_12 17_09_11.png
  3. 下記画像のように、ラベルと記載されている部分をタイトルに、コンテンツと記載されている部分を本文に置き換える。
    ドロップ報告板 World of Tanks Blitz Wiki 掲示板 - zawazawa - Google Chrome 2023_06_12 17_08_07.png
  4. 画像で示されているプレビューボタンを押して問題がなければ送信。
ツリー化、枝化について

ツリー化、枝化とは?


  • コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
    • コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
    • コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
      • コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00

上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。

  • ツリー化を行うには既存のコメント文頭にある、〇をクリック(タップ)し、●にしてからコメントを投稿してください。
    Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.24.40.13.png
  • zawazawaから投稿する場合は、既存コメント下部の+をクリックし、「>>〇(数字)」と表示された状態にしてからコメントを投稿してください。
    Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.25.44.30.png
    Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.25.52.09.png
ツリー化を間違えた場合

ツリー化を間違えた場合
投稿後にツリー化を行うことはできません。
後からツリー化を行う場合は、まず投稿したコメントの末端部分、投稿日時横の「zawazawaで見る」アイコンをクリック(タップ)します。
Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.24.48.37.png
リンク先で投稿したコメントの詳細表示がされるので、「削除」をクリック(タップ)して、投稿したコメントを削除してから、再度投稿しなおしてください。
Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.25.32.74.png

ログインするメリットとなりすまし防止

ログインするメリットとなりすまし防止

zawazawaによるコメント欄は、もちろんログインせず、誰でも書き込むことが可能ですが、ログインすることにより以下のようなメリットがあります。

  • 「なりすまし」が行われない
    「なりすまし防止」欄で解説していますが、エイリアスがログインすることにより固定されるため、他人からなりすましをされる可能性が極めて低くなります。
  • コメントごとに「通報」を行うことが可能
    ログインすることでコメントごとに通報をすることが可能になります。
    詳しくは「コメントを通報するには」へ。
  • ログインしても匿名性を保てる
    通常、ログインするとハンドルネームが表示されてしまいますが、「アカウントと関連付けない」を選択してから投稿すると、ログインしてないコメントと同様に表示されます。

Diffanaと異なり、メールアドレス、Twitterから登録可能で、本Wikiの運営会社(wikiwiki.jp)が運営しているので、比較的信頼度の高いサービスとなっています。

また、zawazawaによるコメント欄では、どのコメントとどのコメントが同一人物なのか、ある程度特定することが可能です。

  1. 同一かどうか確認するには、まず各コメント欄上部にある「すべて表示」をクリック(タップ)します。
  2. 各コメントの投稿日時の後ろに、英数字が記載されていますが、これは「エイリアス」といい、ブラウザ、回線等を総合的に判断して乱数によって自動的に設定されます。
    comment2.png
    このエイリアスを確認することにより、投稿されたコメントがどのコメントと同一人物なのかを判断することができます。
    また基本的にブラウザ、回線を変更してもこのエイリアスは変更されないため、なりすまし防止にも役立ちます。
コメントを通報するには

コメントを通報するには

ページと関係ないコメント、他人の誹謗中傷、晒しコメントなど、不適切なコメントはコメントごとに通報することができます。

  1. 通報を行うには、まず通報したいコメントの末端に表示される、「zawazawaで見る」をクリック(タップ)します。
    rip1.png
  2. 当該のコメントがzawazawaで表示されるので、「通報...」をクリック(タップ)します。
    なお通報する際はzawazawaアカウントでのログインが必要ですが、通報自体は匿名で行われます
    rip2.png
  3. 通報の理由を記入し(任意)、送信をします。
    rip3.png

また通報用フォームや運営掲示板から通報をすることも可能です。

過去のコメントはアーカイブから参照してください(表示されている場合のみ)。

アーカイブ

投稿をする前にツリー化の確認をしてください!