Tier 8 中国 重戦車 WZ-110
↑ T-10 + 100 mm 62-100T
最終装備状態
木箱やスコップなど多めのOVMが付いている。
最初期状態
中国のTier8重戦車。IS-3と同じく楔型装甲を採用しているが、急激な角度が付いており先鋭とした印象を受ける。長い砲身とマズルブレーキが特徴的。
正面はIS-3等と同じ楔型装甲であるが、あくまでIS-2の改良案であり、車体後部や足回りの形状、側面装甲はIS-2と同一である。
IS-3の様に側面の空間装甲は存在せず、Tierの割にかなり脆いので注意。
直近90日の平均勝率:46.24%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v8.8.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
110 | VIII | 中国 | 重戦車 | 1680~1800 | 125/94/62 | 40 | 46.35 | 2,600,000 |
---|
武装
砲塔:110(初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | 122 mm 37-122JT | 4.04 | AP HEAT HE | 175 250 61 | 400 340 500 | 1615 1373 2019 | 0.460 | 3.16 | 35 | 0 4000 10 0 | 2,440 | +12° -5° |
---|
砲塔:T-10(後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | 122 mm 37-122JT | 4.17 | AP HEAT HE | 175 250 61 | 400 340 500 | 1669 1418 2086 | 0.460 | 2.97 | 35 | 0 4000 10 0 | 2,440 | +15° -5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IX | 100 mm 62-100T | 6.26 | AP APCR HE | 215 265 50 | 310 260 420 | 1940 1627 2628 | 0.364 | 2.21 | 40 | 0 3600 9 0 | 2,557 | +15° -6° |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VII | WZ-110 | 130/90/90 | 28 | 240 | 7,000 |
---|---|---|---|---|---|
VIII | T-10 | 201/148/50 | 26 | 240 | 11,000 |
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VIII | 12150L | 550 | 12 | 750 |
---|---|---|---|---|
IX | 12150LS | 580 | 12 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | WZ-110 | 54.00 | 18 | 11,500 |
---|---|---|---|---|
VIII | WZ-110-1 | 54.00 | 23 | 11,500 |
乗員
- Commander(Radio Operator)
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:IS-2
派生先:WZ-111 1-4
開発ツリー
IS-2 (中国) | ━ | WZ-110 85,000 2,500,000 | ━ | 122 mm 37-122JT | ━ | T-10 15,500 | ┳ | 100 mm 62-100T 59,000 |
┗ | WZ-111 model 1-4 150,000 3,500,000 | |||||||
━ | WZ-110 | |||||||
━ | 12150L | ━ | 12150LS 33,000 | |||||
━ | WZ-110 | ━ | WZ-110-1 15,800 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
v4.9で追加されたTier8中国重戦車。
IS-2に楔型装甲を導入した改良型の計画案である。
装甲
▷車体
車体は楔型装甲なので、昼飯には向かず、敵に対し車体を真正面へ向けた状態で最も安定した防御力を発揮する。但し同じTier8で楔型装甲のIS-3と装甲の特性は大分異なっている。
正面上部中央付近は120mm装甲だが傾斜が70度に迫るほどキツく、見かけの装甲は300~310mm程度と非常に強固である、履帯上の両サイド部分は100mm厚であり、傾斜を加味しても270mm程度と比較的薄くなっている。(正面からならまず広い車体下部を狙われるのでこちらを狙われることはあまりないが、豚飯をするとここを晒すことになる上に傾斜も相殺されて200mm程度になり、格下にも抜かれるポイントになるので注意。)
傾斜が非常にキツいため、車体前部を少し持ち上げて見下ろす形に出来れば跳弾角度にすることも可能。ただ、都合よく坂や段差があるとも限らない上に、後述する車体正面下部の面積が広く、うまく隠さないとそちらをあっさりと抜かれてしまうため、強制跳弾を狙うのはなかなか難しい。
車体正面下部はかなり面積が広い上に装甲も110mmと薄く、傾斜込みでも180mm相当(エンジン判定付き)しかない。迂闊に車体下部を晒すと簡単に貫通されてしまうため、格下が相手だろうと極力隠すように動きたい。
側面装甲は前身と変わらず90mmで、IS-3のような空間装甲+極度の傾斜が付いた部分はないため、いわゆる謎弾きは期待できない。しかしながら以前は60mmと非常に貧弱であった履帯裏もバフにより90mmへと増厚され、側面が均一の90mmとなったことによって豚飯も戦術として使えるようになっている。とは言え豚飯をすると前述した履帯上の部分の傾斜が緩くなって抜かれやすくなるので多用はしづらい。
総じて車体の装甲はあまり頼れないため、盛り土等でなるべく車体(最低でも車体下部)を隠す運用を心掛け、上手く隠せる遮蔽物がなければ極力被弾を避ける中戦車的な運用でカバーしたい。この車体を隠す運用はTier10まで延々引き摺り続けることになる。
▷砲塔
砲塔装甲は概ね350mm~500mm程度。その投影面積もかなり小さめであり、ハルダウンしていれば安定した防御力を発揮する。
キューポラは102mmの垂直で狙われやすく、リロード中は車体を小刻みに揺らすなどの工夫が必要だ。
天板はIS-3のように極端に薄くはないため、3倍ルールで容易に貫通される…ということはない。
先述のように車体の装甲が頼れないため、砲塔だけを敵に見せることを心掛けて戦おう。
ちなみに、110の最終砲塔はT-10とあるように、IS-8の初期砲塔とほぼ同一のものである。
主砲
IS-2(中国)から引き継いだ122mm砲は単発火力こそ充分なものの、精度が非常に悪い上に貫通力に欠ける。
その上向こうの同砲はバフを受けて精度がかなり改善されたものの、こちらの122mm砲はバフ前の値のままであり精度が0.460と凄まじく劣悪である。
課金弾を多用する手もあるが、出費が嵩む上に、今度は肝心の単発火力が失われてしまい本末転倒である。まずは100mm砲へ換装してから初陣に臨もう。
- 100 mm 62-100T
WZ-120と互換性のある100mm砲。
単発火力は低下するものの122mm砲に比べて発射速度が高く、精度・貫通力も大幅に上昇する。ただし、精度は所詮ソ連砲に毛が生えた程度で、遠距離にいる相手を対処するのは相変わらず苦手。同格の重戦車としてはやや高めのDPMを持つが、貫通力が通常弾で215mmと微妙なうえに弱点狙撃出来るほどの精度はないため、数値通りの火力は出しづらい。
また課金弾は中国重戦車の中で唯一APCRであり、貫通力自体は平均的だが、砲弾調整時の伸びは悪い。この高めのDPMと微妙な貫通力により拡張パーツ次第では中途半端になってしまう可能性がある点には注意したい。
照準時間は2.3秒と一般的な数値だが、砲拡散が悪いため、狙撃をしようと思っても絞っている間に敵に隠れられてしまうこともある。
尚、APCRの距離減衰自体は非常に少ないため、当たりさえすれば遠距離の相手でも十分に貫通する。
また、俯角が6°と122mm砲に比べて1度改善されるが、相変わらず狭いことに変わりなく、弱点の車体下部を隠してハルダウンしづらいのが難点。
機動性
最高速度はIS-3より若干勝る40km/hだが、出力重量比は11.49(hp/t)とIS-3の14.25(hp/t)よりもかなり悪い。後述する旋回能力の低さも相まって機敏な動きは非常に苦手。
平地ならば10秒程度で40km/h近くまで加速するが、あくまで陣地転換に困らない程度の機動力と思っておこう。
また、車体の旋回性能がかなり悪く(不整地での旋回性能はTier8中ブービー)、移動中の旋回は非常に大回りになる。LT・MTと対峙した場合には旋回性能の悪さから側面にあっさり回り込まれ、側面装甲を安易に抜かれるので注意。
ただ砲塔の旋回性能は良好のため、NDKにはある程度耐えれられる。
総論
この車両の対抗馬としてよく引合いに出されるのがIS-3であるが、IS-3と比較すると110の砲は単発火力、貫通力が低下した代わりにRPM、精度や照準時間に優れている。
ただし、それ以外の面では機動力が低く、装甲も砲塔と車体正面上部装甲は強固なものの、大きな弱点の車体下部とあまり厚いとは言えない側面装甲と多くの不満を抱える。
ソ連重戦車の様に強引に戦況を動かすことは難しく、柔らかい車体を晒さない、極力被弾しないなど立ち回りをしっかり工夫し、繊細に戦う必要が求められる重戦車だ。
特徴
長所
- 優れた砲塔装甲・車体上部装甲
- 高めの体力1800
- 重戦車としては速い最高速度
- 砲塔旋回速度が重戦車にしてはかなり速い
短所
- IS-3等と比べると巨大で狙ってくださいと言わんばかりの車体下部装甲
- 俯角が6度しか取れないので車体下部を隠してのハルダウンがやりづらい
- 前身から特に進歩のない側面装甲
- 単発火力の割には貫通力・DPM・精度のいずれも微妙な性能の砲(ぶっちゃけるとドイツの10.5cm砲の下位互換)
- 良好な最高速度の足を引っ張る非常に劣悪な旋回性能
初期の研究
- 122mm砲は精度がとにかく酷く(精度0.460とあのKV-1Sよりも精度が悪い)まともに使い物にならない為、フリー経験値を使い砲塔と最終砲の開発を早急に進めよう
- 最終砲はWZ-120の中間砲と互換する
歴史背景
1940年代中盤から1950年代にかけ、ソ連の技術者達は、IS-2戦車の近代化を試みた。1944年11月に開発されたIS-2U型は、IS-3に類似した装甲配置により車体前面の強化が図られた。1950年代中盤にこの設計計画は中国に提供され、その後の中国の戦車開発のベースとなった。
コメント
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