Tier5 フランス 重戦車 Renault G1


大戦期のおフランス戦車らしい個性的な曲線がなかなかに美しい。

こうして上から見るとおわかりかとは思うが、車体上部装甲の傾斜がかなり複雑であり、
しかも防御上デメリットとなる余計な突起まで付いている。
ただ安直に昼飯や豚飯を行うのではなく、この複雑な車体装甲形状を考慮して防御したい。

いかにも「アヒルの親玉」といった感じで、非常にかわいらしい。
しかし一方で弱点のキューポラも目立っており、頻繁に揺らす・ハルダウン位置をこまめに変える等の対策が要るだろう。
本来は中戦車として開発され、本家WoTでも中戦車として実装された。
しかしBlitzではどういう訳かコレクター重戦車として2023年実装。
カテゴリ詐欺っぷりに定評あるアヒルの改良砲塔を積んでいるだけあり、カテゴリ詐欺の血筋を感じさせられる。
本車輌はサブスクリプション「ハッピーフェスティバル」の報酬車輌として初実装されたが、
実態は10日連続ログイン報酬。つまりログボ戦車である。サブスクの意味わかってんのかなWG…
毎日ログインできなくても、ショップで証券を購入する事で時短が可能。
なお、本家WoTでは10榴を搭載できるがBlitzでは没収された。
基本性能(v10.0.0)
※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値
| 車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (クレジット) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Renault G1 | 5 | フランス | 重戦車 | 750 | 91/37/42 | 前進37/後退11 | 38.89 | ◯or不可 | 全周 | 25/19/6 | 0,000,000 |
主砲
| Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射速度 (発/分) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (m/秒) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) | 総弾数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ローマ数字 | 名称 | 7.29 | 00.00 | AP HEAT HE | 170 150 220 | 128 152 38 | 0000 0000 0000 | 000 000 000 | 0.400 | 4,5 | +15°/-10° | 00 |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
砲塔
史実設定上はAMX40の改良砲塔(現在はコレクター車輌化に伴い通常砲塔)と同一だが、装甲等のスペックは調整されている。
ていうか、本来はアヒルのものではなく本車輌の史実砲塔である。アヒルには初期砲塔返してやってください
| Tier | 名称 | 装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 旋回速度 (度/秒) | 視認範囲 (m) |
|---|---|---|---|---|
| ローマ数字 | 名称 | 97/68/45 | 29.00 | 230.0 |
エンジン
| Tier | 名称 | 出力 (馬力) |
|---|---|---|
| ローマ数字 | 名称 | 570.0 |
履帯
| Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
|---|---|---|
| ローマ数字 | 名称 | 42.97 |
関連車両
解説
車体
車体は何とも言えない装甲厚をしている。
例えば正面は傾斜の緩い部分やドライバー用の覗き窓の出っ張りも薄く、ここら辺は自身の通常弾でもスッポスポ。
ただし上部や下部などは傾斜がキツく弾ける値ではある。
側面は大部分が空間装甲であるように見えるが、実際はただの63mmの本装甲である。しかしこのティア帯では十分な値であり、さらにその裏には20mmの履帯に37mmの本装甲もあるため豚飯は十分に弾くポテンシャルを持っている。ただし角度が緩すぎたり車体上部の謎の出っ張りなどが薄いためラッキーショットで抜かれるかもしれないのは頭に入れておこう。
あとは敵に対して大体35度前後の角度に車体を傾けた時は全体的に100mmを超える厚みがある。
ちなみに履帯裏に本装甲は無いので安心したまえ。
背面は言うまでもなく普通に抜かれる。
砲塔
砲塔はどっかのアヒルと一緒の物を使っているが思ったよりも硬くはない。
全体的に100mmを超える厚さはあるが同格重戦車の通常弾にも抜かれる厚さである。
ただし傾斜のきつい部分や防楯はちゃんと硬い。
ちなみに俯角10度のハルダウンをした場合には大部分が140mmを超える厚さにはなるがでかいキューポラに砲塔の下の方が薄いままである。
主砲
主砲は単発170と同格のT1 Heavy TankやExcelsiorなどに勝り、KV-1(85mm砲)やMitsu-108(105mm砲)に劣る。しかし、その分DPMが1300台と平均的でKV-1には勝てている。
そしてコイツの主砲の最大の特徴は精度、絞り、照準拡散が優秀であのChurchill Iをも超える値である。
貫通力も平均的であり、困ることは課金弾を積んで無い時以外はないだろう。
俯角は10度とがっつり取れるので地形適応能力は高い。
機動性
機動性は同格重戦車の中でも速い方である。
流石にExcelsiorには勝てないものの出力重量比.最高速においても同格重戦車内トップである。
立ち回り方
足は速いが砲塔装甲があまり無いためどうしても援護の役割になってしまう。
一様豚飯は弾けるので敵が撃ってから撃ちに出るように!
総論
装甲が薄い援護型の重戦車。
主砲性能はT1 Heavy Tankの主砲をさらに扱いやすくした感じ。
悪くは無いので初心者の重戦車の練習にはなるだろう。
特徴
長所
・🐤🐥🐣Gアヒル🐣🐥🐤
・単発がちょい高い
・重戦車としては優秀な精度
・高い機動力
・厚い側面装甲
・10度取れる俯角
短所
・薄い砲塔装甲
・平均的なDPM
・
歴史背景



本車輌はD2戦車の後継を担う近代的な中戦車として1936年より複数企業間で競作された開発案におけるルノー社案(G1R)であり、木製モックアップが制作されたのみで完成した試作車両はない。
モックアップ画像の履帯部分をよく見ると細身の履帯を2枚使って接地面積を稼いでいる事がわかるが、これはルノーが幅広な新型履帯の開発をケチったためであり、当然の如く開発委員会から没にされた。
また、アヒルことAMX40の最終砲塔として知られる本車輌の史実砲塔だが、実は中身の主砲の旋回軸が直接車体側にマウントされて旋回する構造であり、外側の装甲は主砲の重量や反動を支えなくともよい単なるカバー…いわば「砲塔モドキ」であった。
この斬新かつ珍妙な構造によって防盾を省略できたのみならず砲塔自体の軽量化も見込めたが、砲塔旋回時にブランブランのカバーが動いて照準が乱れがちになるというアヴァンギャルド極まりない問題が発覚し、主砲のてっぺんと砲塔の中心軸をくっつけて強度を稼ぎ改善を図った。
しかしながら、1930年代当時のフランスでは車体と砲塔を別個に設計する手法が多く見られており、本車輌についてもFCM社製超重戦車「FCM F1」用に設計された溶接構造の角形砲塔が最終的に採用された。
この角形砲塔こそ、Tier5戦場で暴れ回っているG1戦車BDR社案(G1B)ことBDR G1 Bの最終砲塔に他ならない。
余談だが、G1Bの初期砲塔は同じくFCM社製の75mm砲搭載戦車「FCM 2C」用のそれである。
そして委員会や参加企業の中で膨らむ妄想夢、増大してゆく要求、ルノーを筆頭とした企業によるロビー活動などが、G1開発計画の足並みを乱していった。
…といった具合におフランス戦車開発における伝統芸「グダグダ」が今回も随所で繰り返される中、本車輌の仕様は現状にそぐわないものとされ、1940年2月28日の委員会会合にてG1の開発中止が事実上確定した。
G1開発においてリードしていたルノー社は必死に改良を進めて反発を試みるも同年6月にドイツとの停戦を迎え、ルノーの足掻きも虚しく全ては終わった。
本車輌は「シャールG1(G1戦車)計画」という名の開発プロジェクトによって生み出された。
このプロジェクトは上の項で触れた通り、D2戦車の後継となる20トン級で歩兵支援を行える近代的な中戦車を開発するためのものだったが、プロジェクトが動き出した1935年の時点で既に開発最終段階にあり性能も高く、騎兵科が採用したソミュアS35は「歩兵随伴を行うには登坂能力が低い」との指摘を受け、歩兵科には採用されなかった。
…というのは表向きの理由で、実際は歩兵科と騎兵科との縄張り争いが不採用の原因とされる。
ともあれ、同年12月18日に「20トン歩兵戦車」として要求仕様書が作成され(概ねソミュアS35の対抗馬的な内容ではあったが)、翌1636年には夢とロマンを詰め込み過ぎた機動力と重装甲と火力と走破力と航続距離と運搬性の良さを両立させる旨の仕様変更が行われ、軍需企業各社に開発要望が出された。
更に翌年の1937年にはプロジェクト名が「20トン歩兵戦車」から「シャールG1」に改められ、各社から提出された設計案もそれに準じてナンバリングされた。
< G1戦車の各設計案とその後 >
- G1B BDR社による設計案。設計重量28.5トンと各設計案の中では最も重く、木製モックアップどまりで試作車輌は完成していない。
- なお、本ゲームではTier5重戦車BDR G1 Bとして実装済。
G1Bの車体設計を流用した派生車輌として「ARL40駆逐戦車」が開発されたともされるが情報が錯綜しており、定かではない。
- なお、本ゲームではTier5重戦車BDR G1 Bとして実装済。
- G1F フーガ社による設計案。B1同様に75mm主砲を車体側に固定。設計案のみ。
- G1L ロレーヌ社による設計案。当初は塹壕超越能力を重視した長い車体に47mm砲搭載の仕様で金属製モックアップ完成にまで至ったが、
75mm砲搭載が要求仕様となったため、車体を肥大化させる羽目となり設計のバランスが崩れ、開発中断。 - G1P SEAM社による設計案。曲面を多用した傾斜装甲を採用、ガス・エレクトリック駆動を筆頭とした野心的な構造ゆえ大型の車輌となった。
本車輌もB1同様に75mm砲を車体右側へ固定搭載。その後仕様変更を繰り返すも、75mm砲を砲塔に搭載する事ができないまま戦争で開発中断。
G1P試作車。ガラス張りのダミー砲塔が愛らしい。唯一「走った」G1でもある。 - G1R ルノー社による設計案であり、本車輌。詳細は上記。
グダグダの末に木製モックアップどまりで終わる。
シャールG1計画は計画開始後の世界情勢の変化、そして第二次世界大戦勃発により大きく揺れた。
当初の「歩兵科に随伴する20トン級戦車」というコンセプトは時代遅れとみなされ、1940年に計画中止となった。
余談だが、後年のフランス国内戦車研究家の一部ではG1計画の先進性を再評価し「もしG1計画が実現していたらT-34やM4シャーマンに比肩する戦車が誕生していたかもしれない」という旨の持論も上がっているが、上記の試作車輌の進捗やその遥か後に生まれたARL 44を見た限りでは…果たしてどうなっていたのだろうか。
歴史にifは禁物とはよく言われるが、想像してみるのも面白いかもしれない。
本家WoTゲーム内の車輛詳細より
1935年から1940年にかけて開発された本車は、その各種特性においてT-34に匹敵するものであり、数種類の競争試作車(BDR G1 Bなど)の中で、最終的に選択されたのがこのルノー(Renault)G1R計画でした。独立懸架式トーションバー・サスペンション(履帯内の機構)と革新的な主砲搭載方式を採用していました。1940年に試作車が1輛開発されたものの、その年の後半にフランスが敗戦したため、開発は中止されました。
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