Conqueror

Last-modified: 2021-03-04 (木) 03:01:23


Tier 9 イギリス 重戦車 FV214 Conqueror(コンカラー)

改良砲塔(Conqueror Mk.II)+最終砲(120mm Gun L1A1)
砲塔が近代的になり、砲も立派になった。
 

その他の仕様


初期砲塔(OQF 20-pdr Gun Type A Barrel)+初期砲(OQF 20-pdr Gun Type A Barrel)
戦犯装備、少なくともこの状態では絶対に出ては行けない
前身をフリーで飛ばさなかったならばそもそもB Barrelを開発していないことはあり得ない筈であるが
 

初期砲塔+中間砲(OQF 20-pdr Gun Type B Barrel)
上に同じ
 

改良砲塔+中間砲
砲塔は近代風に改良されたが、20ポンド砲のままだと重戦車とは思えない程単発火力が低く、これでも戦犯認定される。
最低でも最終砲までフリーEXPで飛ばすことを強く推奨する。
 

Conquerorとは、英語で「征服者」という意味。
火力に難があったCaernarvonと比べ、火力面を大きく強化されている。機動力も引き続き優秀な部類だが、防御力は低い。

 

公式の解説

公式の解説
現状イギリス重戦車の最先端を担うConquerorはその名に見合う素晴らしい性能を誇ります。同レベル帯の重戦車と比べ抜きんでた速度を持ち、連射力の高い砲を装備しています。従来の車両と同じくもろい砲塔と車体を持ちますが、その性能を活かして敵の側面や弱点に攻撃を加えることが可能となっています。

 

基本性能(v7.2.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
ConquerorIXイギリス重戦車1930~2050130/51/3834/1260.003,600,000
 

武装

砲塔:Centurion Mk. III*(初期)

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIIIOQF 20-pdr Gun Type A Barrel10.73AP
APCR
HE
226
258
42
190
160
250
2038
1717
2683
0.332.365680
4000 10
170
1,242+18°
-10°
IXOQF 20-pdr Gun Type B Barrel11.39AP
APCR
HE
226
258
42
190
160
250
2164
1822
2848
0.321.965680
4000 10
170
1,282
 

砲塔:Conqueror Mk. II(後期)

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIIIOQF 20-pdr Gun Type A Barrel11.39AP
APCR
HE
226
258
42
190
160
250
2164
1822
2848
0.331.965680
4000 10
170
1,242+15°
-7°
IXOQF 20-pdr Gun Type B Barrel12.32AP
APCR
HE
226
258
42
190
160
250
2341
1971
3080
0.321.765680
4000 10
170
1,282
X120 mm Gun L1A15.71AP
APCR
HESH
259
326
120
400
340
515
2284
1941
2941
0.331.9351060
3600 9
1200
2,850
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VIIICenturion Mk. III*165/112/1122525010,400
IXConqueror Mk. II152/89/702525013,800
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VRolls-Royce Meteor Mk.IVB65020744
IXRolls-Royce Meteor Mk.IVC75020744
IXRolls-Royce Meteor M12081020744
XRolls-Royce Griffon95020952
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VIIIFV21468.002212,000
IXFV214A68.002412,000
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Loader
    • Loader
    • Radio Operator
 

派生車両

派生元:Caernarvon
派生先:FV215b

関連車両:Super Conqueror

 

開発ツリー

CaernarvonConqueror
110,000

OQF 20-pdr Gun Type A Barrel

OQF 20-pdr Gun Type B Barrel
56,250

Conqueror Mk. II
35,380

120 mm Gun L1A1
75,000
FV215b
262,500
6,100,000

Centurion Mk. II

Rolls-Royce Meteor Mk.IVB

Rolls-Royce Meteor Mk.IVC
38,750

Rolls-Royce Meteor M120
33,750

Rolls-Royce Griffon
56,250

FV214

FV214A
28,750
 

:必要経験値


 

解説

装甲

この戦車が登場するtier帯において、もっとも貫通力が低いのはフランスtier8LTAMX 13 90の90mm砲であるが、その砲をもってしても正面の車体下部を十分に貫通し得る。つまり、この車両を使う時は「身を晒したらくらう」ぐらいの覚悟で立ち回る必要があると言う事だ。数値も含め詳しく説明する。

  • 車体
    車体正面上部は130mm+傾斜で実質220mm前後を弾けるかどうかと言ったところ。車体下部は76mm+傾斜で実質120mm程度しかなく、その上弾薬庫の当たり判定もある。同格戦車の大半が貫通力220mm以上と言うことを考えると実に心許ない装甲であることが分かる。
    重戦車ではあるものの、味方に前線を形成できる他の重戦車がいるなら、一歩後ろから支援するような立ち回りをする方が安全でかつ効率的にダメージを与えられるだろう。最前線で戦わざるを得ない時はハルダウンなどで車体下部だけでも何とか上手く隠し、砲頭部や車体正面装甲を相手から見て撃ち上げの形になるようにして実質の装甲厚を少しでも上げたいところ。
    なお、側面は51mm+履帯の空間装甲25mm+サイドスカートの空間装甲6mm=約85mm程度の装甲厚であり、徹甲弾系ならばほぼ貫通されると思って良い。ただ空間装甲が豊富なため榴弾系に対する耐性は意外にある。運が良ければHEAT弾を側面で吸収できるかもしれない(もっとも側面に課金弾を撃つ人はいないと思うが)。 背面は38mmとこちらもかなり薄く、榴弾が貫通してしまう。なるべく背面を撃たれるような場面は絶対に作らないように。
  • 砲塔
    砲塔の正面はカタログスペック上152mmとなっているが、これは防楯とその横っちょのごく狭い部分の装甲厚であり、みんながぱっと見でここが砲塔正面だなと思う部分(?)の装甲厚は112mmである。形状が被弾経始に優れていて、傾斜もあるため実質200mm程度の装甲であるが、相対するTierの貫通力を考えると心許ないと思っておいた方が良い。
    砲塔自体の投影面積はそこまで広くないので砲塔だけを晒して砲撃する事は多いにアリだが、上記で記述した通り格下にも普通に抜かれるレベルの装甲である為、撃ったらさっさと引っ込むのが良策。
    一見弱点のように見える砲塔上のキューポラ上部は傾斜75度の70mm装甲で、実質260mm程度の装甲があり弱点という程ではないというか普通に砲塔のほっぺの部分を狙われた方が抜かれる、但し根元部分は140mm程度しかないため注意が必要。
    側面の89mm、背面の70mmは傾斜がほとんどついておらずほぼカタログ通りの値である、大口径砲のHEが貫通しないように気を付けること。
     

前身のCaernarvonから20ポンド砲を引き継げるが、このtier帯に来て重戦車が単発火力190の砲で戦うのはさすがに「冗談レベル」であり、味方から”戦犯”扱いされても擁護することは出来ない。
最終砲の120mm砲を開発するには砲塔の開発も必要であり、それだけで計11万ものフリー経験値を費やすため、乗り出しは非常に辛い思いを強いられるだろう。

  • 120 mm Gun L1A1
    最終砲。AP弾貫通力が259mmとtier9HTの中では単独トップ、課金弾はAPCRの上に326mmもの貫通力を誇る、このAPCRは他のAPCRよりも距離による貫通力の減衰が少なくなっていて、遠距離の敵にも有効的にダメージを与えられる。その上に精度は0.33で収束時間はなんと1.9秒。こちらもtier9HT内ではぶっちぎりのトップに君臨する。単発威力こそtier9HT内では最下位レベルではあるものの、それでも400と前身20ポンド砲の190から2倍以上に跳ね上がっていて、ようやく同格並みの単発火力を手に入れたといえよう。紳士重戦車ルートを使って来た人からすれば単発火力が非常に高くなったと実感できるはずだ。
    DPMは2284(1分間あたりの射撃数は5.71発)でこちらもオートローダーを除いて同格HT内トップである。装填棒や紅茶と併用するとかなり「撃てる」と身にもって実感できる。射撃有効性が高いため遠距離の敵にも効果的にダメージを与えられるため、かなり優れものであると言える。
    細かなところでは、英国高tier戦車らしくHE弾の貫通力も120と高く、高い機動性も相まって多くの戦車の背面に対し安定して貫通させることができる点も利点であろう。この戦車に限ったことではないが、特に英国ルートは正面や側面に榴弾(HESH)が有効な相手を覚えることで、高い分間火力をさらに活かすことができる。

    HESHの貫通力120mmで抜ける主な相手一覧

    HESHの貫通力120mmで抜ける主な相手一覧

    • 側面
      マッチするアメリカ・フランス・日本・パンユーロ戦車
      VK 100.01 (P),Mauschen,Maus,E 75,E 100,VK 72.01 (K),Jg.Pz. E 100以外のドイツ戦車
      AT 15Tortoise以外のイギリス戦車*1
      Object 704を除くソ連・中華駆逐戦車
      ※砲塔が硬く、側面の大半を履帯が占める戦車(主にソ連と中華の中・重戦車)は履帯吸収される可能性が高いため、大人しくAP弾を打とう。
      遠距離で側面を狙撃する場合も弾がぶれて履帯に当たる事があるので基本はAP弾を使いたい。
    • 背面
      Mausルート以外のほぼ全ての戦車(ただし書記長シリーズは背面にも傾斜が付いているため角度に注意が必要)
     

機動性

重戦車としては高めの機動性を持つ。最終エンジンであるロールスロイスのグリフォンエンジンをつけると、約65tの車体に対し950馬力の出力となるためかなり動けるようになった。
旋回性能も車体が24°/s、砲塔が25°/sとどちらも重戦車としては優秀で、軽・中戦車相手のすれ違いやNDKに対しても返り討ちにすることが可能、さらに、65tの重量で小回りが利くことから、ラムアタックによって大損害を与えることができる。また改良型エンジンブーストを搭載でき、搭載時の最高時速は42kmと、優秀な加速・旋回にソ連HT並みの最高速度を出すことも可能、この状態であれば駆逐戦車やMaus相手にNDKも仕掛けることができる。
しかし爆発的な加速力を得た割に最高速度は前身から据え置きの34kmと伸びが良くない。重戦車としては速いのだが同じく機動力が高めのIS-8やM103と比べても大幅に劣っている。また後退速度も12kmと遅い。下がりきれずに反撃や集中砲火を貰いまくるといったことはないようにしよう。

 

総評

低単発火力・脆い側背面装甲と言う点でかぶっているためか、M103と比較される。しかしこちらは正面装甲が劣っており、砲の性能が上回っている。ConquerorとM103とでは立ち回り方が違ってくる。正面がそれなりに硬いが砲の精度で劣るM103はより前線向きでこちらは後方支援向きだ。
装甲が本当に頼りないため格下相手でも油断が出来ない。少し気を抜くとあっという間にダメージをもらって撃破されてしまう。飛び出し撃ちを試みたり小刻みに動くなどしてなんとか敵の砲撃を弾いたり外す努力も必要になる。
一方で砲はとても優れているため攻撃面では与ダメージ要員としてかなり優秀だ。無理に前線に出る必要もない時は後方から支援砲撃をして前線突破をサポートしよう。


特徴

長所

  • オートローダーを除く同格HTトップの高いDPM
  • 高精度、高貫通かつ弾速も速い砲
  • 榴弾がHESHで貫通力が高い(120mm)
  • HTとしてはそれなりに高い機動力
  • カッコいい(個人差あり)

短所

  • HTとは思えないほど薄い車体(側背面は簡単に榴弾が貫通する)
  • 改良砲塔は見た目の割に硬くなく、しかも俯角が7度しか取れない
  • 正面車体下部を撃たれると弾薬庫が逝く
  • モジュール研究に必要な経験値が高い(最終砲塔+最終砲だけで約11万EXP)
  • 物足りない最高速度(最高34km/h)
  • 後退速度が非常に遅い
  • 車体が大きく被弾しやすい

初期の研究

120mm砲を研究するには改良砲塔を先に研究する必要があるため、フリー経験値などであらかじめ研究しておこう。また単発190の砲で戦場に出るのは明らかな「戦犯」であるため、出来る限りフリーEXPを貯めてほしい。エンジンは前身の最終エンジンで十分活躍できるので後回しでいい。



歴史背景

wikipediaより

 

コンカラー(Conqueror) とは「征服者」の意味
第二次世界大戦中、A41センチュリオンと併行して開発されたA45重戦車はドイツ国防軍のティーガーII重戦車に対抗するものであったが、試作車の完成は戦後の1948年と大幅に遅れ、火力もセンチュリオンと同等であったため、翌年には開発中止となった。さらにA45の設計を発展させたFV201重戦車も提案されたが、これもまた計画中止となった。

その後冷戦が激しくなる中、ソビエト連邦軍の独立重戦車連隊に配備されたIS-3重戦車の重装甲が、主力戦車であるセンチュリオンの20ポンド砲では撃ち抜けないであろうと懸念されていた。このためイギリス陸軍は、FV214の名で55口径120mm砲を搭載する重戦車の開発を決定した。不採用となったA45及びFV201の設計をさらに発展させたFV214は、主力戦車であるセンチュリオンを火力支援する重戦車というコンセプトで開発が進められた。先に車体だけ完成したFV214にセンチュリオンの砲塔を搭載したFV221カーナーヴォンの試験を経て、本命のFV214の試作車は1950年に完成した。しかし試験や改良に時間がかかり、コンカラーMk.1と命名され量産に入った1955年頃には、ソ連軍はIS-3の発展型であるT-10重戦車の配備を行っていた上、重戦車のコンセプトそのものが時代にそぐわなくなり、生産は改良型Mk.2を含め3年後に180輌で終了した。

コンカラーは敵重戦車を駆逐する支援戦車であり、これは大戦中のシャーマン ファイアフライの任務に類似するものであった。このためセンチュリオン1個小隊につき1輌、1個戦車連隊あたりで9輌が配備された。1956年に西ドイツ駐留部隊(イギリス陸軍ライン軍団)に配備が開始され、ここではセンチュリオン2個小隊に対しコンカラー1個小隊にまとめて運用された。

コンカラーはステレオ式測遠機を大型の旋回式キューポラに搭載し、これは車長から砲手への照準オーバーライド、目標ハングオーバー機構を持つ、当時としてはトップレベルの射撃統制装置であった。120mm砲の強力な攻撃力と重装甲の防御力を誇っていたが、オフロードでの機動力は劣っていた。さらにセンチュリオンが105mm砲を搭載するようになると火力面でも存在意義を失い、1963年からセンチュリオンと共に後継戦車であるチーフテンへの更新が始まり、コンカラーは1966年に西ドイツ駐留の戦車連隊での任を解かれた。

退役したコンカラーは射撃訓練の標的となるかスクラップとして売却され、その姿を消した。現在、ボービントン戦車博物館にて余生を送っているコンカラーが存在する。


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*1 ただし車体側に空間装甲を持っている車両が多いため基本的には砲塔側を狙いたい