Caernarvon

Last-modified: 2020-05-22 (金) 13:04:47


Tier 8 イギリス 重戦車 Caernarvon(カーナヴォン)

_20190322_103525.JPG
改良砲塔+OQF 20-pdr Gun Type B Barrel
センチュリオンにそっくり。
_20190322_103603.JPG
 

その他の装備

bon.jpg
初期砲塔+OQF 17-pdr Gun Mk.VII
古めかしい砲塔がちょっと残念。
_20190322_103654.JPG
改良砲塔+OQF 17-pdr Gun Mk.VII
英国お馴染みの17ポンド砲、流石にこのTierでは貫通不足が著しい。
_20190322_103631.JPG
改良砲塔+OQF 20-pdr Gun Type A Barrel
最低でもこの状態にして戦場には出撃したい
 

カナブン(迫真)

イギリス重戦車ルートのTier8に君臨するのがこのCaernarvonだ。イギリスらしい高い貫通力と発射レートを兼ね備えた主砲が特徴。Tier8重戦車としては単発火力が低いが、反面機動力や俯角などの要素により取り回しが非常に良好になっている。
とはいえ前身のBlack Princeを経てこの戦車にたどり着いた戦車長はその変貌ぶりに困惑するに違いない。
関連車輌:Caernavon Action X

基本性能(v6.10.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
CaernarvonVIIIイギリス重戦車1640~1750130/51/3834/1259.182,520,000 cra.png
 

武装

砲塔:Black Prince(初期)

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIIOQF 17-pdr Gun Mk. VII12.45AP
APCR
HE
171
239
20
160
135
200
1992
1681
2490
0.342.370175 cra.png
3200cra.png 8gda.png
75 cra.png
826+15°
-8°
 

砲塔:Centurion Mk. II(後期)

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIIOQF 17-pdr Gun Mk. VII13.33AP
APCR
HE
171
239
20
160
135
200
2133
1800
2666
0.341.970175 cra.png
3200cra.png 8gda.png
75 cra.png
826+18°
-10°
VIIIOQF 20-pdr Gun
Type A Barrel
10.00AP
APCR
HE
226
258
42
190
160
250
1900
1600
2500
0.332.360680 cra.png
4000cra.png 10gda.png
170 cra.png
1,242
IXOQF 20-pdr Gun
Type B Barrel
11.32AP
APCR
HE
226
258
42
190
160
250
2150
1811
2830
0.321.960680 cra.png
4000cra.png 10gda.png
170 cra.png
1,282
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VIIBlack Prince152/95/952524010,000
VIIICenturion Mk. II165/112/1123625010,400
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VRolls-Royce Meteor Mk.IVB65020744
IXRolls-Royce Meteor Mk.IVC75020744
IXRolls-Royce Meteor M12081020744
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VIIFV22163.002212,000
VIIIFV221A63.002412,000
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Loader
    • Loader
    • Radio Operator
 

派生車両

派生元:Black Prince
派生先:Conqueror

 

開発ツリー

Black PrinceCaernarvon
110,000fa.png
Gun.png
OQF 17-pdr Gun Mk. VII
turret.png
Black Prince
turret.png
Centurion Mk. II
14,500fa.png
Gun.png
OQF 20-pdr Gun Type A Barrel
16,400fa.png
Gun.png
OQF 20-pdr Gun Type B Barrel
56,250fa.png
Conqueror
110,000fa.png
3,600,000cra.png
engine.png
Rolls-Royce Meteor Mk.IVB
engine.png
Rolls-Royce Meteor Mk.IVC
38,750fa.png
engine.png
Rolls-Royce Meteor M120
33,750fa.png
suspension.png
FV221
suspension.png
FV221A
14,800fa.png
 

fa.png:必要経験値


 

解説

装甲

車体正面上部装甲は130mmと余りパッとしない数値ではあるが、約60度の傾斜により230mmもの実質装甲厚を発揮する。この値はAT 15やTortoiseの正面にも匹敵し、同格HTの中ではトップクラスの防御力を誇る。
駆逐戦車以外の同格戦車程度では金弾無しに安定して抜く事は困難である。さらに、優秀な俯角を活かし相手から撃ち上げられるように角度を付けると格上TDの弾すら弾き得る。ただし傾斜頼みのため、逆に撃ち下ろされないように注意が必要である。

 

そして、車体正面下部は傾斜込みで100mm強しかない。榴弾貫通の恐れは少ないものの、マッチングする全ての車両で貫通可能なため、起伏や遮蔽物のない場所での戦闘は避けるべきである。
側背面は紙の一言。51mmとHTにあるまじき薄さ。空間装甲を加味すれば一応80ミリ程度にはなるものの、それでも102ミリ以上の口径の砲に2倍ルールの適用もあり、豚飯するには心細く、強制跳弾の角度を取っても大口径砲の榴弾相手にはゴリゴリ削られる。(幸運にもISU-152の152ミリ砲はギリギリ強制跳弾の範囲内である。)頻繁に遭遇するソ連の貫通力175ミリ程度ですら強制跳弾でしか防げず、基本的にまともな防御は不可能だと思った方が良い。
また、のっぺりとした背面に至っては38mmと榴弾が易々と貫通する。車体の旋回性もそれ程高く無いため射線管理や味方との位置関係には常に注意を払う必要がある。
総じて、ハルダウン以外では格下に対してすらまともな防御力は発揮できないと思っておいた方が良い。

砲塔

初期砲塔はBlack Princeの物と全く同じかと思いきや、防盾の厚さがゴッソリと減らされている。その上装備出来る砲が17ポンド砲のみと言う致命的な問題を抱えている。Tier7ですら貫通が不足気味だったこの砲で同格・格上HTと渡り合うのはフル金弾でも厳しい。俯角、旋回速度も改良砲塔に劣るためフリー経験値を使うなどして、早々に改良砲塔にしよう。

 

改良砲塔は細かい見た目の差異と視界が若干狭い以外はCenturionそっくりである。防盾は肉厚で400mm以上の部分もあり格上TDの金弾でも貫通困難である。但し防盾部分は限定的である。そのため防盾側面やおデコ、ターレットリングの上は格上TDには軽々抜かれてしまう。

 

ハルダウン時にも砲塔を振る、小刻みに動くなどの対策を心掛けよう

英国ツリーらしく控え目な単発火力を回転数で補う砲が揃っている。ただ流石にこのTierまで来るといささか決定打に欠けるため、いかに立ち回りでカバーするかが腕の見せ所である。しかし、一般的な重戦車の戦法である「撃ったらすぐに隠れる」にこだわりすぎると、単発190で、しかも中戦車ほどは射撃機会を作りにくいことから火力を取れないが、長く姿を晒すと貧弱な装甲を突かれるというジレンマを抱える。

  • OQF 17-pdr Gun Mk. VII
    Black Princeからの引き継ぎ砲。DPMは2,000超えとかなり高いものの、貫徹力171mmはこのTierでは完全に力不足である、至急中間砲の20ポンド砲に換装しよう。
    たとえフル金弾で運用しても格上HT相手ではかなりの苦戦を強いられる上に、抜けた所で160~135程度のダメージでは相手よりこちらのお財布へのダメージの方が遥かに大きいと言えよう。
  • QQF 20-pdr Gun Type A Barrel
    Centurion Iの最終砲に当たりあちらで開発をしておくと砲塔開発と同時に装備出来るため戦闘が楽になる。貫徹力は226mmとTier相応の申し分ないレベルに上昇するが、金弾による貫徹力の伸びは今ひとつである。
    単発火力は190と相変わらず控え目で同格MTにも劣り、単発火力が高くなるTier8からは敵に対するストッピングパワーが心許ない。
    本車だけに言えることではないが、力押しに弱い為他国HTよりも味方の配置には気を使う必要がある。
  • QQF 20-pdr Gun Type B Barrel
    本車両の最終砲にしてConquerorおよびCenturion 7/1の中間砲。Type A BarrelのDPM、着弾分布、照準速度を強化した物。元々優秀だった精度面が更に強化されており、弱点狙撃から行進間射撃も難なくこなす。DPMは同格MTHT内でも前身に負けていながらもトップクラスになったが、単発不足という前述の弱点をカバーするには至らないため、引き続き慎重な立ち回りが求められる。
    地味な長所として、APCR弾がAP弾よりも距離減衰が少なく弾速も良好である。
 

機動性

それなりにキビキビと動き、MT的とよく評される当車両であるが、実は決して突出した高機動と言う訳では無い。
そこで同格で機動が売りのHT、IS-3VK 45.02 (P) Ausf. A(以降VKA)
との比較を行ってみよう。

 

最高速度:IS-3 38km/h=VKA 38km/h>Caernarvon 34km/h
P/W比:VKA 14.76>IS-3 14.25>Caernarvon 13.49
車体旋回速度:IS-3 30>VKA 28>Caernarvon 24
砲塔旋回速度:Caernarvon 36>VKA 24>IS-3 20

 

お分かり頂けたであろうか?特に、最高速度は伸び悩む。加速は良いのでストレスはたまらない

 

ついでに言うと砲塔旋回速度以外はT32と大差無いレベル、というか数値上やや劣るレベルで、同格内では中の下程度の機動力しか持ち合わせていない。凄いぞカナブン履帯性能等マスクデータに差がある可能性はあるが、機動性があると言う先入観で先行、及び突出するのは車体の脆さも相まって危険である。繰り返しになるが仲間との位置関係には気を配ろう。
【Ver6.2のアップデートで消耗品に改良エンジンブーストが加えられた。ブースト使用時には一時的とはいえ 最高速度が42km/h、P/W比が19.62 とMTに迫る機動力を出すことができる凄いぞカナブン‼、クレジットに余裕があるのであれば、是非この消耗品を搭載しておきたい。】

 

ちなみにエンジンは中間エンジンにCenturion IのRolls-Royce Meteor Mk.IVCが挟まっており、主砲の件もあってCenturion Iを開発しておくと幾らか乗り出しが楽になる。

 

立ち回り方

本車は砲塔の硬さ、俯角10度を活かしたハルダウン戦法が強力となり、俯角10度組ならではのポジションも存在する。また、重戦車分類ではあるが対中戦車の役割もある程度担う事が可能であり(というより、後述の単発交換の弱さと弱点の分かりやすい装甲のせいで、市街地での敵重戦車との撃ち合いに何のアドバンテージも無いだけである。)最近のマップ事情から、中戦車ルートレミングスが多発するので比較的活躍の機会は存在する。
ここで特に留意すべき点は、重戦車としてDPM、HP、正面装甲、重量の差を押し付けてこそ、敵中戦車に優位に立つ事ができるという事である。数値上は敵1両と面と向かって撃ち合えばまず負けることはない。だからこそ、まともな敵なら単発交換に持ち込んだり、裏に回り込んだり、いざとなれば逃げたりしてくるわけで、アドレナリン併用で間を空けず溶かす、履帯ハメ、体当たりによる強制停止など臨機応変な対応が求められる。どちらにせよ、イニシアチブは機動力の高い相手側にあるので、丁寧に対処しないとただの経験値ボックスに成り下がってしまうため注意。
特に側面を取られやすいマップ中央で車体を晒しているのは非常に危険である。

 

また、ダメージ交換という概念は持ってはいけない。重戦車にも関わらず、たとえ中戦車相手でもダメージ交換になると単発ダメージが低いことから重戦車以上は言わずもがな同格中戦車にですら負ける。しかし、ダメージ交換で劣っても次の砲撃までには安全に何発か返す事ができるため、絶対に受け身にならない事。

 

とはいえトップTierだった場合、街などで前線を張る必要に迫られることはある。その場合、履帯だけを晒し僅かに昼飯をしよう。DPM型の戦車として終盤の押し込みに優れるので、中終盤には瀕死、というのは極力避けるためにもリスクの低い選択をすること。

 

また、いくら脆いとはいえ格下相手に削られるHTなどは言語道断である。これについては、正面から密着するだけで車体下部をカバーできることから相手によっては封殺できる。距離があるなら車体下部を狙わせてミスを誘える。

単発190だから弱い?2発返せば380だ!という攻撃的で優秀なカナボンを目指そう。


特徴

Black Princeから一変、側面の装甲はまるで頼りにならなくなってしまった。戦闘スタイルが大きく変わり、乗り出しで戸惑うと思われる。Conquerorに進む前に、この車輌で中戦車寄りの立ち回りを覚えよう。

長所

  • 砲塔と車体上面硬い
  • 俯角が大きく取れる(10°)
  • Tier8HT、MT中トップの高発射レート
  • 高いDPM
  • 単発火力以外のほぼ全ての性能が優秀な主砲
  • 中戦車並みの砲塔旋回速度
  • 重戦車にしては高めの機動力(改良済みエンジン出力ブーストでさらに底上げ可能)
  • 弾速が速い

短所

  • 格下でも容易に貫通出来る車体下部装甲
  • 紙同然の側面装甲
  • こいつと並んで同格HTワーストの単発火力
  • 砲塔おでこの弱点が広め(ハルダウンである程度までは狭められる)
  • 高い開発費用、特に最終砲とエンジン(総費用174,450EXP)
  • こやつの登場によって性能的に劣ってしまう

初期の研究

  • 砲塔と主砲を最優先で開発しましょう。
  • tier8車両Centurion Iで中間エンジンと OQF 20-pdr Gun Type A の開発ができる。(砲塔に互換性はないので本車での砲塔の研究必須)

歴史背景

イギリス陸軍はIS-3重戦車に対抗できる重戦車を早急に開発するために、1946年から開発が開始されていたFV200系、すなわち第2次世界大戦末期にその開発が始まったいわゆる「汎用戦車」(Universal Tank)の流れを汲む車体を利用して開発する方針を採った。
しかし、イギリスは60tを超える重量の重戦車に関してはトータス重突撃戦車ぐらいしか過去に開発の経験が無かったため、FV200系の車体に64口径20ポンド(83.4mm)戦車砲Mk.IIを装備するセンチュリオンMk.III中戦車の砲塔を組み合わせた、FV221「カーナヴォン」(Caernarvon:ウェールズ北西部グウィネズ州の州都)重戦車をまず暫定型として生産し運用経験を積むこととなった。
カーナヴォン重戦車は10両が生産されることになり、1952年4月に第1号車が完成している。
完成したカーナーヴォン重戦車は、イギリス陸軍のBAOR(British Army of the Rhine:ライン派遣軍団)や王立装甲軍団試験センター等に数両ずつが分配されて試験運用に供せられ、実際の重戦車の運用技術が開発されていった。


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