IS-2Sh

Last-modified: 2025-10-22 (水) 03:17:14


Tier 8 ソ連 重戦車 IS-2Sh / IS-M

IS-2M.jpg

イベントに合わせて実装されたソ連のTier8重戦車。所謂ソ連のChrysler Kである。
IS-2の改良案の1つであり、装甲値を始め各種性能が向上している。一方、重量増加に伴い機動性はやや低下している。

尚、HDモデルをBlitzサイズに落とし込んでいるため、テクスチャが美麗である。
性能は異なるが、本家ではIS-M(Tier8/通常ツリー)として実装されている。

 
伝説迷彩「冷静沈着」
冷静沈着
Imperturbable.jpg
Imperturbable_.jpg
価格は0,000gda.png
適用中は車輌名が「IS-2Sh Imperturbable」となる。
 
画像

側面

IS-2M2.jpg
 

背面

IS-2M3.jpg
 

直近90日の平均勝率:49.8%(使用者8,800人中)(2025年5月11日現在、BlitzKit調べ、ver11.8.0)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

過去の統計

直近90日の平均勝率:49.36%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)

過去のアップデートによる変更点
v11.9道/地面/水辺における地形走破能力: 87/70/55 → 104/70/55
・以下の部位の装甲厚を変更
 ・車体上部: 130 mm → 160 mm
 ・車体下部: 100 mm → 132 mm
 ・履帯裏の車体: 60 mm → 100 mm
 ・車体側面: 100 mm → 110 mm
 ・砲塔側面: 100 mm → 110 mm
 ・主砲防盾: 170 mm → 200 mm
この車両の購入を検討している初心者の方へ

まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。

 

基本性能(v11.9.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
前進/後退
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(ゴールド)
IS-2ShVIIIソ連重戦車1800160/110/6042/1253.427,200 gda.png


実用出力重量比(hp/t)10.92
 

武装

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIII122mm D-25TA4.29APCR
HEAT
HE
221
270
61
400
340
500
1716
1459
2145
0.4122.7401,180 cra.png
4,400 cra.png 11 gda.png
608 cra.png
2,590+15°
-7°
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VIIIIS-2Sh200/110/902024012,200
 
射界全周
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
IXV-2-54-IS/270012700
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VIIIIS-2Sh58.42512,000
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Radio Operator
  5. Loader
 

派生車両

派生元:なし
派生先:なし

関連車両:IS-2

 

解説

主砲はISシリーズにしては扱いやすい部類で、機動性も必要十分に備わっている・・・のであるが、後部砲塔であるため思った以上に砲の取り回しが悪い。
さらに履帯裏の装甲が薄く、後部砲塔車両お得意の豚飯が強制跳弾角度以外では使いづらい。
攻撃にしろ守備にしろ、ソ連戦車の割にはかなりの慎重さを求められる一両である。
以前の周年記念アップデートにて、超大幅な強化が行われた。端的にいって、ほとんど別物と言って良い。

強化内容

車体正面装甲
上部 130mm→160mm
下部 100mm→132mm
車体側面装甲
上部 100mm→110mm
履帯裏 60mm→100mm
砲塔側面装甲 100mm→110mm
防楯脇 170mm→200mm
その他整地での走破性が87→104へと強化された。

装甲

車体砲塔共に傾斜装甲を用いており、一見すると防御力が高く思えるが、車体下部や砲塔の広い範囲だけでなく、車体の側面下部の履帯裏の装甲が60mmとかなり薄い。
背面を除いて、全周100mm以上の装甲に正面は傾斜がかかっており相応の防御力を誇る。
加えて本車は反応装甲を使用可能で、耐久力を底上げが出来る。

  • 砲塔
    砲塔はISのものによく似た形状である。複雑な構造をしており貫通出来る箇所が点在しているのだが、その一つ一つが小さい為結果的に高い防御力を誇る。
    防盾は空間装甲と本装甲、傾斜を加えて実質400mm以上の防御力を誇り、マッチする車両では貫通不可能である。
    防盾脇はほぼ垂直のため実質204~240mmと同格重戦車には課金弾で容易に貫通出来る。向かって右の方が弱点の範囲が広くTiger等の精度に優れる車両には注意したほうが良いだろう。
    それ以外の部分は強制跳弾角度近い傾斜により300mm超の実質装甲厚を持つので、ここに当てさえすればかなり弾いてくれる。
    そのため装填中は小刻みに横移動をする必要があり、精度や貫通の良い車両には防盾脇を貫通されることはあるものの、これらの戦術は同格までなら十分有効である。
    ペリスコープやキューポラは90mmと薄いが非常に小さく、防楯脇を抜けない格下以外からはあまり狙われない。
     
  • 車体
    車体正面は、上部はAP換算でも280mm超えと同格重戦車の課金弾でも弾ける水準で非常に強固、下部は150mm前後と頼りなく格下MTの通常弾くらいなら弾ける程度なので積極的に豚飯やハルダウンで隠すようにしよう。
    側面装甲は以前のバフにより履帯裏が100mmになったので豚飯が出来るようになった。切り欠きは依然として弱点だが、素の厚さが160mmとそれなりに硬い為ある程度緩い豚飯でも同格重戦車の通常弾くらいなら弾くことが可能である。後部砲塔を活かし12度前後の相当にキツイ角度で豚飯を取れば相手に射線を通しつつ同格重戦車の課金弾でも弾けるようになりなるが過信しないように。
    なお上部正面にあるバイザーは100mm、正面から見えるドライバーハッチは30mmとこちらは91mm以上の徹甲弾には3倍ルールで跳弾すら発生しないが、範囲は非常に狭く狙って抜けるほどではない。
    バフ前の解説

    車体正面上部は130mmと傾斜で実質230mm前後と同格重戦車の課金弾までなら十分に跳弾を期待出来る。
    しかし車体下部は130mmほどと格下からも難なく貫通されるため、基本的には下部を隠して戦いたい。
    なお上部正面にあるバイザーは100mm、正面から見えるドライバーハッチは30mmとこちらは91mm以上の徹甲弾には3倍ルールで跳弾すら発生しないが、範囲は非常に狭く狙って抜けるほどではない。
    側面は100mmあり後部砲塔を活かした豚飯が有効…のように思えるが、履帯裏はなんと60mmという薄さであり、強制跳弾の角度から少しでも緩くなるだけで同格戦車には容易に前部誘導輪ごと貫通され得る。
    とはいえ、上手く側面上部の装甲の厚い部分を撃たせることが可能ならば、高い防御力を誇る。
    豚飯を行う際には履帯裏の角度に細心の注意を払おう。

     
  • モジュール配置
    後部砲塔ゆえに車体中央前付近にエンジンと燃料タンクが入っている。また砲塔直下の履帯裏と砲塔右背面に弾薬庫が入っている。
     

主砲

  • 122mm D-25TA
    主砲はソ連重戦車お馴染みの122mm砲である。
    貫通力は通常弾221mm・課金弾270mmで同じTier8ソ連課金重戦車であるIS-5IS-6IS-3 Defenderと全く同じ値。
    DPMはIS-5と同じ値で、ISシリーズでは比較的良好な部類である。精度に関しては0.412と他のソ連122mm族と同様に劣悪を極める。照準時間はISシリーズの中だけでなく同格ソ連重戦車の中でもトップで拡散もソ連の122mm族の中では良い部類であるのだが、如何せん最近は122mm族であっても良好な精度を持つ重戦車が増えてきたせいでそれらと比べると弾が当たらずに歯がゆい思いをする事も多い。
    注意する事項として、課金弾はHEATであり空間装甲・履帯等の敵戦車のモジュールに弱いという点と、通常弾はAPCR・課金弾はHEATという弾種の為、弾速の落差がかなり大きい点には注意。
    俯角は全周7度と、ソ連の後部砲塔車両とは思えない程の豊かな俯角を持つ。頭出しなどの稜線射撃も容易にこなせる優秀さである・・・のだが、後部砲塔ゆえ他車輌と扱いが異なる点に注意。
     

機動性

重量出力比は13.2hp/tとソ連重戦車らしい数値で比較的良好。
最高速度が42km/hと重戦車にしてはそこそこ速く、改エンブも駆使すれば遅めの中戦車並みの機動力を発揮出来るだろう。
反面、旋回はあまり速くない為、長い車体のせいで豚飯をする際にもたつく事がある。

 

総論

もはや以前のゴm……扱いにくさは全く無く走攻守のバランスが整った優秀な重戦車であると言える。装甲と消耗品の合わせ技により強力な重戦車となったが、優秀なライバル達が闊歩するこのtier8に置いてはそこまで甘くない。優秀な装甲を活かし、豚飯ハルダウンを徹底して確実に敵の攻撃を捌いていこう。また、精度が悪くスッポ抜けが多い為出来るだけ敵に近づいて近接戦を行うようにすること。
加えて本車は特殊消耗品としてタングステン、反応装甲、改エンブを搭載可能。単発型車両なのでタングステンはほぼ確定だが、残り一枠は個々人のプレイスタイルによって好きな選択肢を取ると良いだろう。個人的には最高速度42km/hという快速を活かせる改エンブ&タングステンの組み合わせを推奨。同格のライバルに対して機動力で大きなアドバンテージを得られる事は大きい。
反応装甲&タングステンで重戦車業務をやりやすくするのも有効だが、どちらかといえばHPで耐えるのではなく装甲で弾くタイプの車両なのでやや腐りやすい。

バフ前の産廃っぷりが分かる解説

本来のプレミアム車輌らしく癖が強く、強戦車とは言いづらい車両である。
後部砲塔車両であるのに側面装甲が薄いので豚飯が使いづらく、性能が上手く噛み合っていないという弱点を抱える。
乗りこなす為にはマップや敵車両に関する知識と最適な角度での豚飯・昼飯の技術、そして凄まじい技量が必要不可欠である。
従って通常ツリーでTier8以上まで進めていないようなプレイヤーは絶対に、絶対に乗ってはいけない。
しかしこれらの技術と知識を習得し、独特のクセを味方につける事ができれば、他のISシリーズも驚きの高い攻撃力と防御力を併せ持つ戦車となれるだろう。・・・多分

 

特徴

長所

  • 優秀な車体装甲
  • 通常弾がAPCRで弾速が速い
  • ソ連重戦車にしては優れた照準時間と拡散
  • ソ連戦車にしては良好な俯角7度
  • 高い機動力
  • 特殊消耗品が載せられる

短所

  • ソ連重戦車お馴染みのガバガバ砲精度
  • 豚飯すると弱点になる切り欠き
  • 若干頼りない砲塔装甲
  • あまり良くない旋回

歴史背景

格納
IS-2M12.jpg
 

122mm砲搭載型IS戦車の開発と改良

 

IS-85に搭載された85mm砲は戦場における突破口として不十分な性能であると見なされていた。122mmや152mmといった口径の大きな砲が要求されたのである。Kotin技師はコンクリート壕や敵戦車に対する有用性から、A-19 122mm砲の使用を提案していた。砲撃時に目立ちすぎるという意見があったが、この砲はマズルブレーキを装備していた。完成した砲はD-2Tと名付けられた。当初T型マズルブレーキを装備していたがこれは試験の結果不採用となり、ドイツ式のマズルブレーキ(KV-1Sが装備している122mmD-2-5T)に置き換えられた。その後、再びソ連独自のマズルブレーキのD-25Tに交換された。

この新型戦車砲の威力は絶大なものであった。改良されたAP弾を用いることで、1,400mの距離からPanther戦車の正面装甲を、1,800mの距離からTiger戦車の正面装甲を撃ち抜くことが出来た。この戦車はIS-122として採用された。量産型のIS-122とは時間毎の火力を高める為に半自動装填補助装置付のD-25T戦車砲を搭載している点で異なっていた。その後もIS戦車の運用期間を通して、火力向上を狙った改良が行われた。1997年のVoyenniy Vestnikとのインタビューにおいて、Kotinは次のように回想している。「私は最前線へ向かう戦車に注目するようにしていた。私は戦闘中の戦車には搭乗しなかったが、戦闘後の状態を調査した。...私はIS戦車を調査したことを覚えている。砲弾が重いため、装填手は装填に時間が掛かりすぎると不満を漏らしていた。私は戦車に乗り込み、砲弾を持ち上げ、それが実際に重すぎることを確認した。何か手を打つ必要があった。Kirov工場で砲尾に砲弾を装填するための特殊な機構を開発した。」Kotinの開発した装置は効果的であったようだ。Ustinov軍事委員宛の手紙の中で、100mm砲を搭載したIS戦車の再軍備について技師らは「私たちはIS-2にも引き続きD-25Tを搭載する必要があると考えています。ANIOPで行われた最新の試験では1分あたりに4~6発の射撃が可能でした」と記している。

 
IS-2M11.jpg
 

Shashmurin技師の夢見た新型IS

 

Shashmurin技師(おそらく本車輌名の'Sh'は彼の名から来ている)は全く新しいIS戦車の開発に躍起になっていた。実際この新型戦車とIS-2とで共通している点と言えば、砲口径や突破口としての役割ぐらいであった。見た目も全く異なっていたのである。

この事業に対する計画は非常に高遠なものであった。正面装甲はあらゆる距離からPanther、Tiger、Ferdinand戦車の砲弾を跳ね返し、側面は500m以上の距離からは貫通不能とされた。また800~1000馬力のエンジンを搭載し、極めて頑丈な装甲を持っていながら35km/hで移動することが出来た。この戦車の重量は55トンと考えられている。戦闘室は後方に、エンジンは中央に設置された。この珍しい配置のおかげで砲身の非常に長い砲を搭載し、砲弾を1000m/sまで加速させることが出来た。トランスミッションは電気式もしくは機械式であったとされる。Shashmurinの計画の1つは実現可能と見なされ、IS-2Mと名付けられた上で開発が開始された。しかし不幸なことに、建造局の資材がIS-6戦車の開発計画の方に割り当てられてしまった。あらゆる砲弾を弾き返す正面装甲を実現することは不可能と考えられていたが、同じ年その要求に見事応える戦車が登場した。それがIS-3である。

 

WoT公式「戦車辞典」より
IS-2Sh(IS-M)は、IS-2を大幅に改良する計画案であり、第100キーロフ工場のN.F.シャシュムリンによって1944年の前半に提案されました。この設計案は、長砲身の122mm砲を搭載し、戦闘室を後方に配置する形でしたが、IS-6(Object 252)が支持されたため、本計画は中止されました。


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