Tier 5 アメリカ 駆逐戦車 M10 Wolverine(ウルヴァリン)
M4中戦車をベースに装甲や砲などの性能を対戦車戦闘に特化した自走砲である。
そのためゲーム内でも旋回砲塔を持つにもかかわらず駆逐戦車に分類されているが、史実では戦車と似たような運用がなされたという。
ファイル名は「M10_Wolverine」。
そしていつもの第三帝国がやってくれました
直近90日の平均勝率:49.56%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Wolverine | V | アメリカ | 駆逐戦車 | 530~570 | 51/19/25 | 48 | 27.13 | 400,000 |
---|
武装
砲塔:M10T72
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | AT M7 | 7.06 | AP APCR HE | 101 157 35 | 160 135 200 | 1130 953 1412 | 0.43 | 1.7 | 54 | 0 2800 7 0 | 1,450 | +30° -10° |
---|
砲塔:M10T72M1
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | AT M7 | 7.32 | AP APCR HE | 101 157 35 | 160 135 200 | 1171 988 1464 | 0.43 | 1.7 | 60 | 0 2800 7 0 | 1,450 | +30° -10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VI | 76 mm AT Gun M1A2 | 8.57 | AP APCR HE | 128 177 40 | 160 135 200 | 1371 1157 1714 | 0.38 | 1.7 | 72 | 0 2800 7 0 | 1,590 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | M10T72 | 57/25/25 | 17 | 240 | 3,700 |
---|---|---|---|---|---|
V | M10T72M1 | 57/25/25 | 16 | 240 | 4,400 |
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Wright Continental R-975EC2 | 350 | 20 | 515 |
---|---|---|---|---|
IV | Wright Continental R-975C1 | 400 | 20 | 516 |
V | GMC 6046 | 420 | 15 | 549 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | M10T41 | 31.7 | 28 | 7,000 |
---|---|---|---|---|
V | M10T42 | 31.7 | 30 | 7,000 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:M8A1
派生先:M18 Hellcat / M36 Jackson
開発ツリー
M8A1 | ━ | Wolverine 16,310 | ━ | AT M7 | ━ | M10T72M1 2,100 | ━ | 76 mm AT Gun M1A2 6,840 | ┳ | Hellcat 23,880 950,000 |
━ | M10T72 | ┗ | Jackson 25,000 884,200 | |||||||
━ | Wright Continental R-975EC2 | ━ | Wright Continental R-975C1 1,620 | ┻ | GMC 6046 1,660 | |||||
━ | M10T41 | ━ | M10T42 2,550 |
:必要経験値
解説
立ち回り方
駆逐戦車ながら大柄で隠蔽率や精度がやや低く狙撃を不得手とし、前線の味方に同伴しての火力支援が中心となる。
中戦車と似たような立ち回りを求められるが、機動性はそこまで高くないので裏取りやスポットに回る必要はない。
砲塔旋回速度も中戦車に比べてかなり遅めで、接近戦にも不得手であるので最前線は別の味方に任せよう。
装甲
M4よりも積極的に傾斜装甲が採用されているが装甲が薄く同格戦車にあっさり貫通される。
柔らかい車体と違い砲塔は防盾中央部こそ傾斜込み75mm程度だが、防盾と砲塔装甲が重なる部分では最低でも130mm以上の高い防御力を持ち、ハルダウンに適している。
車体正面下部には110mmを超える装甲厚を持っているが同格戦車の貫通buffによって頼れるものではなく、側背面装甲は極端に薄い。
車体側面上部は(装甲厚19.1mm×3=)57.3mm以上、砲塔側面は(装甲厚25.4mm×3=)76.2mm以上の口径(貫通力ではない)の砲のAP弾に対して三倍ルールにより跳弾判定がないため注意しよう。
砲
全体的に他の駆逐戦車に比べて精度に劣るが、照準速度が1.7秒と良好であるので焦らず丁寧な照準を心がけよう。
- AT M7
通常弾、課金弾の貫通力ともに低めなので早めに最終砲を換装したい。
分間火力はそれなりにあるが、やや精度が悪い。
- 76 mm AT Gun M1A2
最終砲だがM4に搭載されている砲の性能を微増させた程度のもので駆逐戦車の砲としては性能が低い。
また、仰角も20度に狭められ、単なる駆逐戦車としての運用は一層難しくなる。
砲塔を持つ利点を活かした立ち回りで砲性能を補おう。
また、貫通が不足する場面が多いため金弾の使用を強く推奨する。
特徴
長所
- 旋回できる砲塔を持つ
- 防楯がそれなりの防御力を持つためハルダウンが有効
- DPMが高い
短所
- 中戦車としては悪い機動性
- 駆逐戦車としては悪い砲性能
- 遅い砲塔旋回速度
- HPが低い
初期の研究
砲性能が低いとはいえ仮にも駆逐戦車なので砲の開発を優先しよう、エンジンや履帯は後回しで良い。
低い砲性能から万人向けではなく人によっては苦行戦車の部類に入る、辛いと思ったら無理せずフリー経験値で飛ばそう。
歴史背景
アメリカ陸軍は第二次世界大戦前に行った演習に基づき、対戦車戦闘を専門とする独立部隊として戦車駆逐大隊を編成した。大隊の装備として小型トラックであるダッジ3/4tウェポンキャリアに37 mm 対戦車砲を搭載した軽自走砲としてM6 GMC、M3ハーフトラックに75mm野砲を搭載した重自走砲としてM3 75mm対戦車自走砲が生産された。
しかし戦前の演習において既にM3 GMCの欠点は認識されており、より「完全な」戦車駆逐車が求められることとなった。
開発
これ以前に、M3軽戦車やM3中戦車の車台を使った対戦車自走砲が各種試作されていたが、結局物になったのはM4A2中戦車の車体を使い、3インチ(76.2 mm)高射砲を改造したT12戦車砲をオープントップの新型砲塔に搭載したT35試作車であった。
フィリピンでの日本軍との戦闘により傾斜した装甲が有効と認められ、それを反映した新しい車体上部が設計されT35E1となり、さらに算盤の玉型であった砲塔が五角形の平面形となり、M10 GMCとして採用されることとなった。なお砲塔がオープントップなのは軽量化のためと、砲塔上の三名全員が周囲を監視することで敵戦車を先に発見、待ち伏せ攻撃をかけ、その間は歩兵等の支援によって敵の接近を防ぐという、戦車駆逐大隊の戦術に従ったものである。また緊急脱出や弾薬補給が容易という利点もあった。しかし、迫撃砲弾などの曲射兵器や空中炸裂砲弾、さらに山岳地帯や市街地では上方からの小火器攻撃に対しても無力で、土砂や煙が飛び込んでくるため不評であり、一部の車輌では現地改造で装甲天井が追加された。また、敵兵に手榴弾を投げ込まれる事を警戒して、ネットで開放部を覆う工夫を行う乗員もいたとされる。
また機動力が優先されたために装甲がもとのM4中戦車より薄くなっており、一応車体に装備された止め具(取り付けボス)を用いて増加装甲が可能であったもののほとんど使われておらず、最後期の車輌では車体の止め具は省略されている。
武装
M10の主砲であるT12、改め3インチ M7戦車砲は、同時期のM4シャーマンに装備された75mm砲よりも対戦車戦闘能力に優れていた。後に新型シャーマンが装備する76 mm M1戦車砲と弾頭は共通で口径は同じ76.2 mm だが、薬莢が異なり装薬が多く、また砲身も若干長い。
通常のAPC(被帽徹甲弾)M62を用いた場合、敵であるIV号戦車の後期型が装備する75 mm L/48砲に匹敵する威力があり、タングステン芯の入ったHVAP(高速徹甲弾)M93を用いると、ドイツの88 mm 砲並みの貫通力を発揮した。しかしこの砲は前方に重く、このため初期型では砲塔後部に砲弾、機銃やグローサー(履帯の滑り止めアタッチメント)等を集めてバランスをとっていたがまだ不十分であったため、中期型以降は後部にカウンターウエイトを搭載、後期型ではウエイトが後方に延長され、雑具箱になる穴が付けられた。
また、M4シャーマンと異なり砲塔は手動旋回のみで、動力は付いていなかった。一応油圧旋回装置搭載型も試作されたが、後継のM36の登場もあり、量産型で使われることは無かった。なお現在コレクターが保有するイギリス軍型M10のアキリーズには、いつ頃搭載されたものかは不明であるが、油圧式旋回装置付きの車輌が確認できる。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
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