M10 Wolverine

Last-modified: 2024-04-20 (土) 09:06:17


Tier 5 アメリカ 駆逐戦車 M10 Wolverine(ウルヴァリン)

image.jpeg

M4中戦車をベースに装甲や砲などの性能を対戦車戦闘に特化した自走砲である。
そのためゲーム内でも旋回砲塔を持つにもかかわらず駆逐戦車に分類されているが、史実では戦車と似たような運用がなされたという。
ファイル名は「M10_Wolverine」。
そしていつもの第三帝国がやってくれました

 

直近90日の平均勝率:49.56%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

 

基本性能(v7.1.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
WolverineVアメリカ駆逐戦車530~57051/19/254827.13400,000 cra.png
 

武装

砲塔:M10T72

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VAT M77.06AP
APCR
HE
101
157
35
160
135
200
1130
953
1412
0.431.7540 cra.png
2800cra.png 7gda.png
0 cra.png
1,450+30°
-10°
 

砲塔:M10T72M1

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VAT M77.32AP
APCR
HE
101
157
35
160
135
200
1171
988
1464
0.431.7600 cra.png
2800cra.png 7gda.png
0 cra.png
1,450+30°
-10°
VI76 mm AT Gun M1A28.57AP
APCR
HE
128
177
40
160
135
200
1371
1157
1714
0.381.7720 cra.png
2800cra.png 7gda.png
0 cra.png
1,590
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
IVM10T7257/25/25172403,700
VM10T72M157/25/25162404,400
 
射界全周
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
IVWright Continental R-975EC235020515
IVWright Continental R-975C140020516
VGMC 604642015549
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
IVM10T4131.7287,000
VM10T4231.7307,000
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Radio Operator
  5. Loader
 

派生車両

派生元:M8A1
派生先:M18 Hellcat / M36 Jackson

 

開発ツリー

M8A1Wolverine
16,310fa.png
Gun.png
AT M7
turret.png
M10T72M1
2,100fa.png
Gun.png
76 mm AT Gun M1A2
6,840fa.png
Hellcat
23,880fa.png
950,000cra.png
turret.png
M10T72
Jackson
25,000fa.png
884,200cra.png
engine.png
Wright Continental R-975EC2
engine.png
Wright Continental R-975C1
1,620fa.png
engine.png
GMC 6046
1,660fa.png
suspension.png
M10T41
suspension.png
M10T42
2,550fa.png
 

fa.png:必要経験値


 

解説

立ち回り方

駆逐戦車ながら大柄で隠蔽率や精度がやや低く狙撃を不得手とし、前線の味方に同伴しての火力支援が中心となる。
中戦車と似たような立ち回りを求められるが、機動性はそこまで高くないので裏取りやスポットに回る必要はない。
砲塔旋回速度も中戦車に比べてかなり遅めで、接近戦にも不得手であるので最前線は別の味方に任せよう。

 

装甲

M4よりも積極的に傾斜装甲が採用されているが装甲が薄く同格戦車にあっさり貫通される。
柔らかい車体と違い砲塔は防盾中央部こそ傾斜込み75mm程度だが、防盾と砲塔装甲が重なる部分では最低でも130mm以上の高い防御力を持ち、ハルダウンに適している。
車体正面下部には110mmを超える装甲厚を持っているが同格戦車の貫通buffによって頼れるものではなく、側背面装甲は極端に薄い。
車体側面上部は(装甲厚19.1mm×3=)57.3mm以上、砲塔側面は(装甲厚25.4mm×3=)76.2mm以上の口径(貫通力ではない)の砲のAP弾に対して三倍ルールにより跳弾判定がないため注意しよう。

 

全体的に他の駆逐戦車に比べて精度に劣るが、照準速度が1.7秒と良好であるので焦らず丁寧な照準を心がけよう。

  • AT M7
    通常弾、課金弾の貫通力ともに低めなので早めに最終砲を換装したい。
    分間火力はそれなりにあるが、やや精度が悪い。
  • 76 mm AT Gun M1A2
    最終砲だがM4に搭載されている砲の性能を微増させた程度のもので駆逐戦車の砲としては性能が低い。
    また、仰角も20度に狭められ、単なる駆逐戦車としての運用は一層難しくなる。
    砲塔を持つ利点を活かした立ち回りで砲性能を補おう。
    また、貫通が不足する場面が多いため金弾の使用を強く推奨する。
     

特徴

長所

  • 旋回できる砲塔を持つ
  • 防楯がそれなりの防御力を持つためハルダウンが有効
  • DPMが高い

短所

  • 中戦車としては悪い機動性
  • 駆逐戦車としては悪い砲性能
  • 遅い砲塔旋回速度
  • HPが低い

初期の研究

砲性能が低いとはいえ仮にも駆逐戦車なので砲の開発を優先しよう、エンジンや履帯は後回しで良い。

低い砲性能から万人向けではなく人によっては苦行戦車の部類に入る、辛いと思ったら無理せずフリー経験値で飛ばそう。


歴史背景

wikipediaより
 
image_0.jpeg
 

アメリカ陸軍は第二次世界大戦前に行った演習に基づき、対戦車戦闘を専門とする独立部隊として戦車駆逐大隊を編成した。大隊の装備として小型トラックであるダッジ3/4tウェポンキャリアに37 mm 対戦車砲を搭載した軽自走砲としてM6 GMC、M3ハーフトラックに75mm野砲を搭載した重自走砲としてM3 75mm対戦車自走砲が生産された。
しかし戦前の演習において既にM3 GMCの欠点は認識されており、より「完全な」戦車駆逐車が求められることとなった。

 

開発
これ以前に、M3軽戦車やM3中戦車の車台を使った対戦車自走砲が各種試作されていたが、結局物になったのはM4A2中戦車の車体を使い、3インチ(76.2 mm)高射砲を改造したT12戦車砲をオープントップの新型砲塔に搭載したT35試作車であった。

フィリピンでの日本軍との戦闘により傾斜した装甲が有効と認められ、それを反映した新しい車体上部が設計されT35E1となり、さらに算盤の玉型であった砲塔が五角形の平面形となり、M10 GMCとして採用されることとなった。なお砲塔がオープントップなのは軽量化のためと、砲塔上の三名全員が周囲を監視することで敵戦車を先に発見、待ち伏せ攻撃をかけ、その間は歩兵等の支援によって敵の接近を防ぐという、戦車駆逐大隊の戦術に従ったものである。また緊急脱出や弾薬補給が容易という利点もあった。しかし、迫撃砲弾などの曲射兵器や空中炸裂砲弾、さらに山岳地帯や市街地では上方からの小火器攻撃に対しても無力で、土砂や煙が飛び込んでくるため不評であり、一部の車輌では現地改造で装甲天井が追加された。また、敵兵に手榴弾を投げ込まれる事を警戒して、ネットで開放部を覆う工夫を行う乗員もいたとされる。

また機動力が優先されたために装甲がもとのM4中戦車より薄くなっており、一応車体に装備された止め具(取り付けボス)を用いて増加装甲が可能であったもののほとんど使われておらず、最後期の車輌では車体の止め具は省略されている。

 

武装
M10の主砲であるT12、改め3インチ M7戦車砲は、同時期のM4シャーマンに装備された75mm砲よりも対戦車戦闘能力に優れていた。後に新型シャーマンが装備する76 mm M1戦車砲と弾頭は共通で口径は同じ76.2 mm だが、薬莢が異なり装薬が多く、また砲身も若干長い。

通常のAPC(被帽徹甲弾)M62を用いた場合、敵であるIV号戦車の後期型が装備する75 mm L/48砲に匹敵する威力があり、タングステン芯の入ったHVAP(高速徹甲弾)M93を用いると、ドイツの88 mm 砲並みの貫通力を発揮した。しかしこの砲は前方に重く、このため初期型では砲塔後部に砲弾、機銃やグローサー(履帯の滑り止めアタッチメント)等を集めてバランスをとっていたがまだ不十分であったため、中期型以降は後部にカウンターウエイトを搭載、後期型ではウエイトが後方に延長され、雑具箱になる穴が付けられた。

また、M4シャーマンと異なり砲塔は手動旋回のみで、動力は付いていなかった。一応油圧旋回装置搭載型も試作されたが、後継のM36の登場もあり、量産型で使われることは無かった。なお現在コレクターが保有するイギリス軍型M10のアキリーズには、いつ頃搭載されたものかは不明であるが、油圧式旋回装置付きの車輌が確認できる。

コメント

このコメント欄の書き込みはWiki内ではなく、zawazawaに行われます。

書き込みに際し、コメントルールを遵守してください
コメントルールに違反したコメントを発見した際は反応せず、通報してください。非表示設定にしても通報は行われません。

Mバ報告などは戦果報告板へ。コンテナ(ガチャ)結果などはドロップ報告板へ。

【既存のコメントに関連したコメントをするとき】
既存のコメント文頭にある〇をクリック(選択)してから書き込んでください。
【長文コメントを書き込むとき】
折りたたみ機能を使用してください。詳しくは下記「折りたたみ機能について」を参照してください。
【創作ネタなどを書き込みたくなったとき】
癒しの休憩所 投稿する際の注意とお願い【必読】を熟読した上で図書館一号館/図書館一号館第二棟/図書館二号館のいずれかに書き込んでください。
【コメント内容を修正・削除したいとき】
詳しくは下記「ツリー化を間違えた場合」を参照してください。なおzawazawaでは他人のコメントを編集することはできません。

使用可能な書式はこちら

折りたたみ機能について
  1. 下、すべて見るからzawazawaにアクセスしてください。
  2. 下記画像で示されているボタンをクリック。
    Logicool G HUB 2023_06_12 17_05_47.png
    するとこのように表示される
    Screenshot 2023_06_12 17_09_11.png
  3. 下記画像のように、ラベルと記載されている部分をタイトルに、コンテンツと記載されている部分を本文に置き換える。
    ドロップ報告板 World of Tanks Blitz Wiki 掲示板 - zawazawa - Google Chrome 2023_06_12 17_08_07.png
  4. 画像で示されているプレビューボタンを押して問題がなければ送信。
ツリー化、枝化について

ツリー化、枝化とは?


  • コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
    • コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
    • コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
      • コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00

上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。

  • ツリー化を行うには既存のコメント文頭にある、〇をクリック(タップ)し、●にしてからコメントを投稿してください。
    Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.24.40.13.png
  • zawazawaから投稿する場合は、既存コメント下部の+をクリックし、「>>〇(数字)」と表示された状態にしてからコメントを投稿してください。
    Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.25.44.30.png
    Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.25.52.09.png
ツリー化を間違えた場合

ツリー化を間違えた場合
投稿後にツリー化を行うことはできません。
後からツリー化を行う場合は、まず投稿したコメントの末端部分、投稿日時横の「zawazawaで見る」アイコンをクリック(タップ)します。
Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.24.48.37.png
リンク先で投稿したコメントの詳細表示がされるので、「削除」をクリック(タップ)して、投稿したコメントを削除してから、再度投稿しなおしてください。
Desktop Screenshot 2019.09.28 - 01.25.32.74.png

ログインするメリットとなりすまし防止

ログインするメリットとなりすまし防止

zawazawaによるコメント欄は、もちろんログインせず、誰でも書き込むことが可能ですが、ログインすることにより以下のようなメリットがあります。

  • 「なりすまし」が行われない
    「なりすまし防止」欄で解説していますが、エイリアスがログインすることにより固定されるため、他人からなりすましをされる可能性が極めて低くなります。
  • コメントごとに「通報」を行うことが可能
    ログインすることでコメントごとに通報をすることが可能になります。
    詳しくは「コメントを通報するには」へ。
  • ログインしても匿名性を保てる
    通常、ログインするとハンドルネームが表示されてしまいますが、「アカウントと関連付けない」を選択してから投稿すると、ログインしてないコメントと同様に表示されます。

Diffanaと異なり、メールアドレス、Twitterから登録可能で、本Wikiの運営会社(wikiwiki.jp)が運営しているので、比較的信頼度の高いサービスとなっています。

また、zawazawaによるコメント欄では、どのコメントとどのコメントが同一人物なのか、ある程度特定することが可能です。

  1. 同一かどうか確認するには、まず各コメント欄上部にある「すべて表示」をクリック(タップ)します。
  2. 各コメントの投稿日時の後ろに、英数字が記載されていますが、これは「エイリアス」といい、ブラウザ、回線等を総合的に判断して乱数によって自動的に設定されます。
    comment2.png
    このエイリアスを確認することにより、投稿されたコメントがどのコメントと同一人物なのかを判断することができます。
    また基本的にブラウザ、回線を変更してもこのエイリアスは変更されないため、なりすまし防止にも役立ちます。
コメントを通報するには

コメントを通報するには

ページと関係ないコメント、他人の誹謗中傷、晒しコメントなど、不適切なコメントはコメントごとに通報することができます。

  1. 通報を行うには、まず通報したいコメントの末端に表示される、「zawazawaで見る」をクリック(タップ)します。
    rip1.png
  2. 当該のコメントがzawazawaで表示されるので、「通報...」をクリック(タップ)します。
    なお通報する際はzawazawaアカウントでのログインが必要ですが、通報自体は匿名で行われます
    rip2.png
  3. 通報の理由を記入し(任意)、送信をします。
    rip3.png

また通報用フォームや運営掲示板から通報をすることも可能です。

過去のコメントはアーカイブから参照してください(表示されている場合のみ)。

アーカイブ

投稿をする前にツリー化の確認をしてください!