Tier4 アメリカ 駆逐戦車 M8A1

M5軽戦車の車体ベースに比較的口径の大きい砲を搭載できる砲塔をポン付けした快速駆逐戦車。
装甲は薄いが高い機動力と火力を持っている。
味方の後方で火力支援するのにも不足は無し、機動力で火力不足の戦線に急行する事も可能。
旋回速度の遅くなった火力型軽戦車と思っていい。
貫徹力に優れた砲を備えているので同格のライバル、
HetzerやMatildaの装甲を貫通する事ができる。
直近90日の平均勝率:53.84%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.1.0)
| 車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
| M8A1 | IV | アメリカ | 駆逐戦車 | 400~500 | 29/29/25 | 38/16 | 17.43 | 45,000 |
|---|
武装
砲塔:M8A1(初期)
| Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
| IV | AT M3 | 6.00 | AP APCR HE | 106 127 35 | 150 120 200 | 900 720 1200 | 0.43 | 1.9 | 46 | 0 2800 0 | 1,437 | +25° -10° | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
砲塔:T87(後期)
| Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
| IV | AT M3 | 6.00 | AP APCR HE | 106 127 35 | 150 120 200 | 900 720 1200 | 0.43 | 1.7 | 46 | 0 2800 0 | 1,437 | +20° -10° | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| V | AT M7 | 6.32 | AP APCR HE | 101 157 35 | 160 135 200 | 1011 853 1264 | 0.43 | 1.9 | 54 | 0 2800 0 | 1,450 | +20° -8° | |
砲塔
| Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
| III | M8A1 | 38/25/25 | 18 | 230 | 1,200 |
|---|---|---|---|---|---|
| IV | T87 | 38/25/25 | 18 | 230 | 1,550 |
| 射界 | 全周 |
|---|
エンジン
| Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
| IV | Twin Cadillac, Series 42 | 250 | 20 | 530 |
|---|---|---|---|---|
| IV | Continental R-975-C1 | 400 | 20 | 500 |
履帯
| Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
| III | VVS T16 | 17.50 | 35 | 3,000 |
|---|---|---|---|---|
| IV | T36 E6 | 17.50 | 40 | 3,000 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Gunner
- Loader
- Radio Operator
派生車両
派生元:M5 Stuart
派生先:M10 Wolverine
開発ツリー
| M5 Stuart | ━ | M8A1 5,030 | ━ | 75 mm AT Gun M3 | ━ | T87 3,500 | ━ | 3-inch AT Gun M7 3,500 | ━ | Wolverine 11,860 400,000 |
| ━ | M8A1 | |||||||||
| ━ | Twin Cadillac, Series 42 | ━ | Continental R-975-C1 990 | |||||||
| ━ | VVS T16 | ━ | T36 E6 1,240 | |||||||
:必要経験値
解説
ツリーのアップデートにて、本車がアメリカツリー初の駆逐戦車となる。人気な猫やT30、T95重戦車などアメリカ駆逐の基礎を習得する上でうってつけだろう。
駆逐ながら砲塔持ちが多いのでノウハウを身につけたい。
車体
一言で表すなら紙といえる。前横後ろ共に30mmを超えないので格下のストック砲すらも容易で貫通する。後述する10.5榴は当然のこと戦犯砲を詰んだ彼の12榴にも抜かれる場合がある。
砲塔
車体同様に紙なのでこちらも格下問わず抜かれてしまう。
だが、駆逐ながら全周砲塔で改良砲塔と最終砲を載せても仰俯角+20/-8と十分地形対応出来る。ハルダウンで耐える芸当は無謀なためスキを伺いつつ頭を出して攻撃する方が無難だろう。
主砲
- AT M3
いわゆる初期砲。単発が通150/課120/榴200とティア相応でありストック砲ながらそこそこ使える。出だしも楽な部類だが、駆逐戦車として見ると同格中戦車に毛が生えた程度である上に貫通力も同じぐらいである。早急に最終砲にしたい。
- AT M7
ストック砲と比べると通160/135と単発が向上し、課金弾の貫通も30向上し全体的に性能が上がっている。しかし俯角が10→8と下がるのでその点は気をつけよう。
機動性
最高速度 前進38km 後退16kmと十分動き回れる足なので、ケースバイケースではあるものの軽/中戦車運用も視野に入るだろう。
立ち回り方
駆逐戦車としては中々速く(こいつやこいつ程ではないが)、砲塔も回るため敵の側面・背面攻撃がとてもやりやすい。
また背が高く、砲塔前面もそこそこ堅いのでハルダウンも得意。
火力の高い軽・中戦車のように扱えるだろう。
なお、改良砲塔になると防盾が狭くなってしまうので、
57mm砲運用で進む人は、初期砲塔の方がいいかもしれない。
Nightmareや十榴4号、十榴シャーマンの榴弾は上振れすると500ダメージを超える。そのため、紙装甲の本車両はワンパンされかねないためHPは拡張で増やすことを推奨する
特徴
長所
- 高火力
- 高機動
- 駆逐戦車には珍しい砲塔
- クレジット収支がそこそこ良い(AP貫通力が良いため課金弾の節約)
短所
- 非常に薄い装甲(防盾と車体下部で
謎弾けることも) - 砲塔旋回が遅い
- スピードに対して不足気味な履帯性能
- 砲拡散が悪い
初期の研究
機動力を生かすために履帯とエンジンを優先しよう。
歴史背景
アメリカ陸軍は第2次世界大戦中に、軽戦車の車台をベースとした75mm自走榴弾砲の開発を数種類発注しているが、その中で唯一制式化されたのがこのM8 75mm自走榴弾砲である。
1941年12月に開発要求が出された当初は、M5軽戦車の車台を利用して上部にオープン・トップの固定式戦闘室を設け、短砲身の75mm榴弾砲M1A1を限定旋回式に搭載した試作車T41が作られたが、戦術的使用の面で柔軟性に欠けると見られ、オープン・トップの全周旋回式砲塔を搭載した試作車T47が製作されることになった。
T47自走榴弾砲の試作車は1942年4月初めに完成し、1942年5月に「75mm Howitzer Motor Carriage M8」(M8 75mm自走榴弾砲)として制式化された後、1942年9月から本格的な試験に入った。
そして細部に改修を加えた後、9月から量産が開始された。
M8自走榴弾砲の生産はM5軽戦車の開発を手掛けたカディラック社が担当し、1944年1月までに合計で1,778両が完成している。
本車が登場する以前、アメリカ陸軍が装備していた機械化部隊用自走砲はM3ハーフトラックをベースとしたM3 75mm対戦車自走砲やT30 75mm自走榴弾砲であり、M8自走榴弾砲はアメリカ陸軍が初めて装備した全装軌式自走榴弾砲となった。
M8自走榴弾砲の基本構造はベースとなったM5軽戦車の砲塔を取り去って、代わりに75mm榴弾砲を装備するオープン・トップの全周旋回式大型鋳造砲塔を搭載したものであった。
その際、大型砲塔を搭載したために車体上面前部に操縦手と副操縦手用のハッチを設ける余裕が無くなったため、代わりに車体前面に2枚の上開き式大型ハッチが設けられた。
それに伴って、車体前面右側のボール・マウント式銃架に装備されていた7.62mm機関銃は撤去されている。
砲塔に搭載された榴弾砲は、75mm榴弾砲M1A1を車載用に改修した16口径75mm榴弾砲M2およびM3である。
ベースとなった75mm榴弾砲M1A1は、アメリカ独自の設計になる軽量、小型、分解・組み立ての容易な山砲であった。
この砲はロバの背に載せて運搬できるように設計されており、後に空挺部隊でも使われた。
M8自走榴弾砲の砲塔に搭載した場合、75mm榴弾砲の俯仰角は-20~+40度となっており、砲塔内にはこの砲を挟んで右側に装填手、左側に砲手が位置していた。
砲身の外周には保護スリーブが取り付けられており、一見するとかなり砲身が太く見えるが、実際の砲身は見かけよりもかなり細かった。
75mm榴弾砲M1A1は最大射程8,687mで高性能榴弾の他、対戦車用の成形炸薬弾(HEAT)、煙幕弾が発射できた。
この他に、自衛用の武器として12.7mm重機関銃M2が砲塔上面後方右寄りに設置されたマウントに装着されていた。
弾薬搭載数は75mm砲弾が46発、12.7mm機関銃弾が400発となっていた。
またM8自走榴弾砲の後期生産車では車体側面の装甲スカートが標準装備となり、砲塔側面にはグローサーが装着されるようになった。
M5軽戦車譲りの優れた機動性能と適度な武装と、それに相応しい防御力を持ったM8自走榴弾砲は使用者に大変好評を博し、1943年中期以降、イタリア戦線や北西ヨーロッパ戦線、それに太平洋戦線でも使用された。
ヨーロッパ戦線では中戦車大隊の本部中隊に配属され、山砲の曲射弾道の特性を活かした支援砲火を発揮した。
しかし、ドイツ兵が市街や塹壕陣地に篭もるようになると75mm榴弾砲では1発の威力が不足に思われ、後にM7 105mm自走榴弾砲や、1944年春以降に就役が開始されたM4中戦車の105mm榴弾砲搭載型に代替されることになる。
さらにM8自走榴弾砲は車体が小柄なため、搭載できる弾薬が少ないという欠点もあった。
そのため、通常は後方に弾薬運搬トレイラーを牽引していた。
M8自走榴弾砲はアメリカ軍以外ではイギリス軍や自由フランス軍部隊でも使用され、イギリス軍では米墨戦争の英雄であるウィンフィールド・スコット将軍に因んで「ジェネラル・スコット」と称された。
またフランスにはさらに戦後も、アメリカ軍の余剰車両が追加して供与されている。
これらのM8自走榴弾砲は戦後、他のアメリカ軍供与のAFVと共に1940年代末~1950年代のインドシナ戦争にも投入され、その後フランス軍が去った後、さらに南ヴェトナム軍がこれを引き継いで1960年代前半期まで使用していた。
http://wikiwiki.jp/wotanks/?plugin=attach&refer=M8A1&openfile=tank-usa45.png
WoT公式「戦車辞典」より
この自走砲はM5スチュアート(Stuart)軽戦車をベースとして1941年から1942年にかけて開発され、旧式化した車台を有効活用した成功例のひとつとなりました。本車には短砲身の75mm榴弾砲が搭載されていましたが、近代化した砲塔に75mm戦車砲を搭載するという試みも行われました。
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