Tier 9 ソ連 重戦車 Object 752
価格は4150
揺動砲塔にオートローダー砲とソ連にしては風変わりな戦車である。しかし空間装甲や被弾面積の小ささ、履帯裏の謎弾きゾーンなどソ連のいやらしさも受け継いでおりTier9でも屈指の強戦車に仕上がっている。
最も特徴的なのは弾倉火力860の2発オートローダーで、低めの弾倉火力・遅い連射間隔(4秒)の代わりに高いDPM・非常に優れた課金弾貫通力を有する。
なお、本車輌はレーティング報酬のFearless車輌を除くと1番高い平均勝率を保持している。
この車両の購入を検討している初心者の方へ
豚飯などの車両テクニックやマップ、味方の構成など基本的なことを把握できていないうちはこの車両を購入することをおすすめしない。
なぜなら購入(課金)したからといって勝ちやすくなるわけではないため、自分も勝てずにイライラするし、味方にも迷惑をかけてしまう。
購入するときは自分にとってふさわしいか、使いこなせるか否かをよく考えよう。
直近90日の平均勝率:56.40%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v10.6.0)
※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値
車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 売却価格 (ゴールド) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Object 752 | IX | ソ連 | 重戦車 | 2050 | 190/70/50 | 38/12 | 42.32 | 不可 | 全周 | 00.0/00.0/00.0 | 5,000 |
主砲
砲塔:Object 752
オートローダー砲
Tier | 名称 | 弾倉 装填時間 (秒) | 弾倉 装弾数 (発) | 砲弾 装填時間 (秒) | 発射速度 (発/分) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (km/時) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) | 総弾数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IX | 122mm M62A | 17.93 | 2 | 4.00 | 5.47 | AP HEAT HE | 430 370 530 | 245 340 68 | 2352 2024 2899 | 862 740 862 | 0.38 | 3.43 | +10°/-8° | 30 |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 旋回速度 (度/秒) | 視認範囲 (m) |
---|---|---|---|---|
X | Object 752 | 290/160/90 | 22.95 | 250 |
エンジン
Tier | 名称 | 出力 (馬力) |
---|---|---|
IX | V-12-6B | 540 |
履帯
Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
---|---|---|
X | Object 752 | 25 |
解説
車体
- 正面装甲
最上部がきつい傾斜となっているため370mm近くの装甲を持つが、中央部のあたりは240mmほど、下部は130mmほどで明確な弱点となっている。
しかしかなり複雑な形状をしているため平地でも車体を左右に振ってあげると弾けたり弾けなかったり…。過信は禁物であるがやってみる価値はある。 - 側面装甲
記載数値は70mmと心もとないが、T-22 mediumのように内側に急角度で傾斜していたり、側面上部には20mmの空間装甲もあるため、あまい角度の昼飯でも弾く余地がある。
ただし、元の装甲が貧弱である上に、外観ではわかりにくいが側面にも傾斜が緩くなっているなどの弱点が点在するのでT-22 mediumほどの安定した弾きは期待できない。 - 背面装甲
垂直部であれば122mmの口径で抜けるようになる。幸いその垂直部は面積が狭いので、榴弾が安定するとは言いがたい。
ただし、貫通力100mmを超えてくるHESHなどであれば簡単に貫通可能であるため、イギリスのHESHユーザーには注意しよう。
砲塔
二つあるキューポラが明確な弱点であり、230mmほどの貫通力があれば容易に貫通可能。
砲塔正面は堅牢でほぼ垂直の290mmの装甲であるため(端に行くに連れて傾斜が少しずつ鋭くなるが)、格下戦車相手であれば信頼のできる厚みとなっている。
なお、この戦車の砲塔はソ連戦車では珍しい揺動砲塔となっているため、主砲を上げるとキューポラがある程度隠れる。弱点面積が減ることに繋がるので、状況によっては意識すると良いだろう。
主砲
- 122mm M62A
本車両最大のウリ。名前こそソ連重戦車でお馴染みの122mm M62系列であるがなぜか2連オートローダー砲であり、単発430ダメージを連射間隔4秒で2発撃つことが出来る。
よく似た主砲を使えるM-V-Yohと比べると、単発と連射間隔で劣るが弾倉交換時間が18秒程度とかなり早く、DPMで大きく勝っている( M-V-Yohは弾倉交換時間が27秒とかなり長い)。
精度及び照準速度はかなり悪いが、弾が素直に飛ぶのでそこまで気にはならないはずだ。また、それとは打って変わって移動時のレティクル拡散が同格HTの中で1番小さい。
弾速は遅いが本車は重戦車である。近距離戦メインのためそこまで気にならないだろう。
俯角はソ連にしては破格で、8°取る事が出来る。一方、揺動砲塔であるために仰角が+10°しか取れない点には注意が必要である。以上のように、これだけでも優秀な主砲と言える。しかし、この主砲真骨頂はその貫通力にある。
通常弾は平均的でそこまで高くない貫通力であるが、課金弾のHEATは貫通力が340mmもある。
本車両はローダー戦車であり、砲弾調整の拡張パーツを選択しやすく、砲弾調整を選択すると貫通力が374mmまで伸びる。
この値はE 75はおろか、Mausの車体正面装甲すらも抜けるため、敵に回した際にはその点を留意しておこう。貫通上げにしている場合、榴弾貫通も75mmと侮れない値になっている。
また、課金弾貫通は素で340mmあり全重戦車1位なので、砲弾調整を積まずに換気扇を積み、色々な性能を若干向上させる選択肢も取れる数少ないローダー戦車である。ただし性能上昇量は極めて少ないので、これはその変化を活かし、なおかつ340mmの課金弾貫通で乗り切る事のできるかなり上級者向けの選択である。初心者や中級者などは無難に砲弾調整を選んだ方が良い。
機動性
機動性は重戦車のそれ。鈍足ではないがところどころ悩まされる状況があるだろう。
最大速度は38km/hとまずまずな値を確保。
しかし後退速度は12km/hと遅く、撃った後の後退のことも考えたい加速は同格重戦車の中でも悪い部類で動き出しは鈍い。
車体旋回速度も同様ではあるが、砲塔旋回速度は速めなのでNDKへの耐性は一定数確保されている。
また、不整地や湿地でもあまり接地抵抗が落ちない特性を有しているため、これらの軟弱地盤では一転重戦車として平均以上の機動性を有する。
立ち回り方
- 市街地戦では
車体装甲は頼れるとは言いがたく、機動性も特別高くはないために無理は禁物。瞬間火力は優秀なので、最悪『1発入れられても2発返す』といったダメージ交換を意識するのも良い。
また、機動性がやや足を引っ張っているものの、移動時の拡散がないに等しいので飛び出し撃ちも安定する。
慢心は厳禁だが、遮蔽物のない場所ではわざと甘い昼飯をして、きつい傾斜のついた側面装甲で跳弾を誘うのも相手によっては有効だろう。 - 丘陵戦では
ある程度堅牢な砲塔、8°の俯角、低い車高、などなどハルダウンに適した性能であるため、それを意識したポジション取りをするといい。
ただし、前述の通り仰角が10°しかないため、自分より高所の敵を撃つ際には注意が必要。
砲身上げも基本的に忘れないようにしよう。
総論
尖った点を多く持つため、それらをどのように使いこなすかが肝となる。また、特別弱い点もないため、中級者でも扱いやすい車両といえる。
特徴
長所
- 高い課金弾貫通(砲弾調整を選ぶと374mm)
- 強固な砲塔装甲
- 被弾面積が小さくT-22 mediumのような側面形状から謎弾きを多発させる車体装甲
- ローダー砲ゆえの高い瞬間火力(860)
- 隙の少ない短い弾倉交換時間及びそれゆえの高いDPM
- 非常に優れた照準拡散
- ソ連としては破格の俯角-8°
- 同格HTの中で2位の隠蔽率
- コレ車ゆえの優れたクレジット係数
短所
- わかりやすい弱点のキューポラ(揺動砲塔なので、上を向くことでカバー可能)
- 劣悪な仰角
- やや長い連射間隔(4秒)
- 劣悪な精度及び照準時間
- 遅い弾速
- 同格HTの中で最低のHP
- 遅い後退速度(12km/h)
歴史背景
戦車事典より
この車輌の開発目的は、重戦車の重量限界である50t以下を維持しつつ、装甲の防御力を向上することでした。車輌は、1952年に、チェリャビンスクのキーロフ工場にて、第2特別設計局によって開発されました。プロジェクトの車輌は高密度な内部モジュールと、他と一線を画す装甲を特徴としました。一案では、揺動砲塔を備えたものもありました。機械仕掛けの砲弾ラックを備えた最新の122mm M-62T2砲(GRAU 2A17)を搭載予定でした。
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ツリー化、枝化とは?
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- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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