Tier 7 ソ連 駆逐戦車 SU-152 /日本語表記︰スー ストー ピヂッシャット ドゥヴァー
152 mm ML-20搭載時。
高い単発火力が特徴。
SU-152は、KV-1Sのシャーシに固定戦闘室を設け、152mm榴弾砲 ML-20を装備した自走砲である。
クルスク戦で野獣の名を冠するTiger IやPanther Iを撃破*1し、「弟切草(Зверобой)」のあだ名で親しまれた。
ファイル名は「SU-152」。
- HP を 920 から 1,000 に変更。
- SU-152 サスペンションの旋回速度を 20 度/秒 から 25 度/秒 に変更。
- SU-152M サスペンションの旋回速度を 23 度/秒 から 28 度/秒 に変更。
- 152 mm ML-20 Mod. 1931/37 主砲の装填時間を 15.78 秒に四捨五入; 照準時間を 3.4 秒 から 2.7 秒 に変更。
- 122 mm А-19 Mod. 1937 主砲の照準時間を 2.9 秒 から 2.3 秒 に変更。
- 122 mm D-25S Mod. 1944 主砲の装填時間を 7.61 秒 から 8.5 秒に変更; 照準時間を 2.9 秒 から 2.3 秒 に変更。
この迷彩に限らず全ての車両の伝説迷彩の名前は半角文字なのであるが、このタイガ迷彩だけはなぜか、「SU-152 Taiga」と言った感じでTだけが全角もしくはそのように見える。
また、次の車両であるISU-152のツンドラとは違い、クレーンフックの部分は固定されているため3Dアニメはこちらにはない。
直近90日の平均勝率:51.37%(2023年9月7日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.4.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
SU-152 | VII | ソ連 | 駆逐戦車 | 1000 | 75/60/60 | 43 | 45.73 | 1,305,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VI | 152 mm ML-20 mod. 1931/37 | 3.8 | AP HEAT HE | 135 250 86 | 640 545 960 | 2432 2071 3648 | 0.5 | 2.7 | 26 | 725 5200 13 810 | 2,500 | +18° -6° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VII | 122 mm A-19 mod. 1937 | 6.48 | AP APCR HE | 175 217 61 | 400 340 500 | 2592 2203 3240 | 0.43 | 2.3 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,600 | +20° -6° | |
VIII | 122 mm D-25 mod. 1944 | 7.06 | APCR HEAT HE | 195 237 64 | 400 340 500 | 2824 2400 3530 | 0.41 | 2.3 | 32 | 1025 4800 12 608 | 2,590 | +18° -6° |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
SU-152 | - | 26 | 230 | 100 |
射界 | 左8°/ 右8° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VI | V-2K | 500 | 15 | 750 |
---|---|---|---|---|
VII | V-2IS | 600 | 15 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | SU-152 | 48.3 | 25 | 12,000 |
---|---|---|---|---|
VIII | SU-152M | 48.3 | 28 | 12,000 |
乗員
- Commander
- Commander
- Radio Operator
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
開発ツリー
SU-100 | ━ | SU-152 75,000 | ━ | 152mm ML-20 mod. 1931/37 | ━ | 122mm A-19 mod.1937 18,600 | ━ | 122mm D-25 mod.1944 21,400 |
━ | V-2K | ━ | V-2IS 13,000 | ━ | ISU-152 75,000 2,502,000 | |||
━ | SU-152 | ━ | SU-152M 14,800 |
:必要経験値
解説
車体
SU-100から装甲厚は据え置きのまま傾斜装甲は廃され、防御力は低下している。
特に正面下部は傾斜の甘い60mm装甲で格下はおろか大口径榴弾すら貫通してしまう。
射撃時以外はできるだけ車体下部は隠し、車体を左右に動かして大きな防盾を撃たせるようにして最大限弾きを狙おう。
防盾は152 mm ML-20および122 mm A-19の搭載時は防盾下部が200mm、防盾上部が130mm~60mmと下部に関しては比較的高い防御力を発揮できる。
122 mm D-25を搭載すると防盾の形状が球形に変わり、周縁部以外は130mm程度とやや防御を狙いづらくなるので注意が必要である。
また、前身と同じく面積の広い車体左側に弾薬庫判定が存在する。出来る限り左側は隠し、それが出来ない状況なら車体を左に振って右側で受けるなどしよう。
主砲
全く性格の異なる二種類の砲を備えており、そのどちらも非常に強力であるが、その分運用コストは高めである。自分の好みやプレイスタイルに合う方を選ぼう。
ちなみに、次のISU-152の152 mm BL-10を開発するためには122 mm D-25 mod. 1944の開発が必須である。152mm砲運用をしている人も次のISU-152に移るときは、122mm砲の開発だけは済ませてから進もう。
- 152 mm ML-20 mod. 1931/37
すべての性能がKV-2のML-10から順当に強化され、特に貫通力250mmのHEATを手に入れたことで汎用性は大幅に向上している。
特徴として単発火力がとても高く、通常弾(AP)で640dmg、課金弾(HEAT)で545dmg、榴弾(HE)で960dmgを誇り、榴弾は非貫通でも(装甲にもよるが)300ほどのダメージを与えられる。
引き続き再装填時間や精度に難を抱えるものの、格下MTや同格TD、LTなどは榴弾貫通(+上振れ)でワンパンにできる上、同格HTなどにも通常弾貫通でヘルスの1/2程度を削り取り大打撃を与えられるため相当な脅威となる。
多くの大口径砲に共通することだが、装甲の薄い戦車には榴弾、厚い戦車には課金弾、そしてHEでは貫通が難しい履帯越しにはAP弾を使うなど、状況に応じて弾種を使い分けることでこの主砲の真価が発揮される。
弾種ごとにどの戦車が貫通出来るのかしっかりと覚えておくといいだろう。(弾種の使い分けについてはこちらのページも参考のこと。)
HEATは課金弾であるためコストは高いが、本車においてはほとんど必須であるので多めに搭載し、必要なときには躊躇なく使うことが重要になる。
特にHEは一部ソ連重戦車の背面でさえ貫通できてしまう値となるため、こちらの拡張の選択を推奨する。 - 122 mm D-25 mod. 1944
ISU-122Sの主砲と同一のもの*2で弾種が違う以外は性能も全く同じである。
分間火力が2800と非常に高く、拡張パーツや常備品の搭載で3353とTier内でも屈指のDPMを誇り、1:1での撃ち合いではかなりの優位に立てる。
Ver.7.4のアップデートにて貫通力がバフされたものの、依然として駆逐としては若干不足気味であり、特に格上戦では課金弾すら通用しない場面も出てきてしまうだろう。
通常弾はAPCRであるが同格ソ連駆逐が搭載する122mm砲のAP弾と同じ数値で弾速が遅いため、APCRとしての利点はなく単純にAP弾の下位互換となっている他、課金弾であるHEATの方が弾速が速いという特性を持つ。
また距離減衰も激しく、照準時間や精度の劣悪さも相まって遠距離の射撃は苦手であり、本砲を運用する場合は中距離から援護や味方に随伴した方が良いだろう。
車体の項目で言及した通り、防盾形状もやや頼りないものとなるので注意が必要である。
また、そいつより機動力、貫通力が劣り、車両自体が下位互換となってしまうので 152mm砲一択と言っても過言でない。
隠蔽率
SU-100からは大幅に劣化し、これまでとは違った運用を求められるようになる。
撃つ前に見つかるというほどのものではないが、砲が大口径化しているため射撃するとあっさり発見されてしまうだろう。
機動性
重戦車としては高い機動性を誇るKV-1Sのシャーシを流用した車体は、直進で30km/h程度とそれなりの速力を持つが、車両重量が重めのこともあり、中戦車をベースとする他の同格駆逐と比べると良好とはいえないため、快速戦車のNDK対処は苦手とする。
アップデート2.5でこれまで不足ぎみであった旋回速度が向上し、扱いやすくなった。
総評
どちらかというとバランス型だったSU-100から火力が非常に高くなり、引き換えに他の性能が軒並み低下した印象となっている。
だいぶ性格が変わったので乗り換え直後は落差に苦労するかもしれない。
なお、122mm砲搭載時はSU-100の特性に近くなるが、今度は貫通力不足に悩まされる上、同じ122mm砲を搭載したISU-122Sと比べると装甲と機動性に劣ってしまう点には注意しよう。
立ち回り方
非常に高い攻撃力と防御力の低さゆえに敵からのヘイトもまた非常に高い。よってなるべく発見されないことを意識する必要がある。
狙撃が基本の運用だが、マップによっては中戦車などが真っ先に発見・撃破しようと接近してくるので、特に裏を取られる可能性のある状況では狙撃に拘らず、味方車両からあまり離れないよう適宜ポジション変更することが重要である。
被発見状態ではなるべく車体を左右に振るなどして敵に防盾を撃たせるよう誘導しよう。
特徴
長所
- 非常に高いDPM(122mm)
- 非常に高い単発火力(152mm)
- 大型の防盾(152mm)
- 砲音が魅力的(152mm)
- TIer7だが装填時間が最高で13.3秒(152mm)
- ちょっと重めの重量(故にラムアタックが強力)
- 早めの最高速度
- 初期砲が152mmなので乗り出しがかなり楽
短所
- 15榴が貫通する薄い車体下部
- 非常に高いヘイト
- あまり良くない旋回速度
- 122mmにすると防盾の防御力が低下する
初期の研究
KV-1Sとエンジンが互換するので購入前にそちらで研究しておくといいだろう。
購入後は152mm ML-20に重大な不満を感じないようであるなら履帯を研究しよう。
なお、152mm ML-20を最後まで使い続けるという人も、ISU-152で122mm砲の研究が必要になるからこちらで研究しておくといい。
歴史背景
wikipediaより
1941年の独ソ戦開始まで、砲兵部隊との兵器の所属を巡る軋轢により、しばらく固定戦闘室式自走砲の開発は頓挫していたが、当時ロシアの仮想敵であったドイツ軍では、固定戦闘室式のIII号突撃砲が、歩兵を支援する対陣地戦から対戦車戦まで活躍していた。一方、回転砲塔式のKV-2は火力支援だけでなく対戦車戦に投入され、初期こそ善戦したが、重装甲の回転砲塔は平坦な所でないと旋回出来ず、機動戦の障害となり損害を増やすことも多かった。
更にロシアは、ドイツ軍との緒戦において大損害を負い、工業地帯も東部に移転するという状況に置かれた。ロシアは、一輌でも多く前線に強力な火砲を搭載した戦闘車両を送る必要があり、その点、固定戦闘室式が、生産性でもより強力な火砲を搭載する上でも有利であった。そこでレニングラード(現サンクトペテルブルク)からチェリャビンスクに疎開したキーロフスキー工場において、固定戦闘室に45 mm 砲や76.2 mm 砲の複数砲を装備したKV-6とKV-7が開発されたが、採用には至らなかった(KV-6については火炎放射型とする資料もある)。試作車両の設計には明確な目的・運用の思想を欠き、車両を見たスターリンは、多砲塔戦車の時と同じく、「複数砲でなく、単独だが強力な砲が必要だ」と判断を下している。
1942年終盤から1943年初頭、ドイツ新型重戦車ティーガー出現の脅威と、スターリングラード攻防戦における重火力支援が不十分だった事(英語サイトにこの新説が唱えられている)に対する解決がはかられた。この新型車両の開発はコーチン主任技師以下が担当し、KV-1S重戦車をベースにした自走砲として、203mm 榴弾砲を搭載したKV-12と152mm 加農榴弾砲を搭載したKV-14の開発が開始された。しかしこれは実用上の問題があり、KV-14に絞って開発が行われた(KV-12については通常のKV-1を改造した化学戦用車輌とする資料もある)。
旧ソ連の公式戦史「第2次世界大戦史」に拠れば「わずか25日で設計が完成した」とされているが、それだけ短期間で設計が完了したのはその時点で既に設計がほぼ完了していた前述のKV-14を原型とした為である。(追;と言っても「試作車両が朝に完成した」と言われているため『ベースが超優良な急造兵器』というわけである)
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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