Tier 8 ソ連 駆逐戦車 SU-101 /日本語表記︰スー・ストー・アヂーン
v2.8にて実装されたソ連のTier8駆逐戦車。
T-44がベースなので優秀な機動力と高い隠蔽性を合わせ持つが、最終砲を開発するまで俯角が2度と極めて残念なことになっている。
最終砲も俯角が4度と非常に悪く、ちょっとした段差や稜線でも撃てなくなるため扱いが難しい。
尚、最終砲の俯角はPC版の-2.2°から-4°へと強化されており、少なくとも本家よりは使い勝手が良い。
直近90日の平均勝率:46.81%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.4.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
SU-101 | VIII | ソ連 | 駆逐戦車 | 1200 | 120/90/40 | 50 | 34.12 | 2,560,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 100 mm D-10S mod. 1944 | 8.33 | AP APCR HE | 175 235 50 | 280 240 350 | 2332 1999 2915 | 0.35 | 1.7 | 36 | 252 4400 11 252 | 2,300 | +19° -2° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 122 mm D-25 mod. 1944 | 4.62 | APCR HEAT HE | 195 237 64 | 400 340 500 | 1848 1570 2310 | 0.41 | 2.1 | 28 | 1025 4800 12 608 | 2,590 | +18° -2° | |
IX | 100 mm D-54S | 8.33 | AP HEAT HE | 219 330 50 | 310 260 420 | 2582 2165 3498 | 0.36 | 1.9 | 36 | 1230 4800 12 1170 | 2,557 | +19° -2° | |
X | 122 mm M62-C2 | 5.00 | AP HEAT HE | 258 340 68 | 420 360 500 | 2100 1800 2500 | 0.36 | 2.1 | 35 | 1065 5200 13 630 | 3,397 | +16° -4° |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
- | 00 | 250 | - |
射界
武装 | 左/右 |
---|---|
100 mm D-10S mod. 1944 100 mm D-54S | 9.3°/9.3° |
122 mm D-25 mod. 1944 122 mm M62-C2 | 7.3°/7.3° |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VIII | V-2-44 | 560 | 12 | 750 |
---|---|---|---|---|
IX | V-2-54 | 620 | 12 | 700 |
IX | V-54-6 | 680 | 12 | 700 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | SU-101 | 37.50 | 34 | 8,500 |
---|---|---|---|---|
IX | SU-102 | 37.50 | 36 | 8,500 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
開発ツリー
SU-100M1 | ━ | SU-101 91,000 | ┏ | 122 mm D-25 mod. 1944 21,400 | ||||
━ | 100 mm D-10S mod. 1944 | ┻ | 100 mm D-54S 47,500 | ┳ | 122 mm M62-C2 80,000 | |||
┗ | SU-122-54 150,000 3,510,000 | |||||||
━ | V-2-44 | ━ | V-2-54 25,200 | ━ | V-54-6 27,650 | |||
━ | SU-101 | ━ | SU-102 16,000 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
v2.8にて追加されたソ連のTier8駆逐戦車。走攻守において走に大きなアドバンテージを有する。
装甲
車体の装甲は傾斜を加味しても175mm程度で、格下の通常弾が弾ける程度の装甲しかない。ただし、全身と同様、車体上部も下部も装甲厚は変わらないので、相手を選べば強力であるのは同じである
さらに、他の一般的なソ連車両とは異なりエンジンが車体前部にある。その為車体正面を貫通されると、エンジン破損による機動力低下や火災が発生する可能性が高い。さらに、エンジンの隣には操縦手判定もあり、操縦手が負傷すると自慢の機動力が大きく損なわれるため車体正面は出来るだけ抜かれないようにしたいところ。
一方、砲が有る戦闘室部分は意外な堅牢さを見せる。120mmの装甲に傾斜が加わり、正面からならば貫通力200mmはないと安定してダメージを与える事は厳しい。さらに防楯は中央部を除いて非常に厚く、貫通力300mmでも無力化できる。
逆に正面で弱点と言えるのは、操縦手用(正面前方右側にある出っ張り)と車長用(正面後方右側にある出っ張り)のキューポラだろう。90mmだが傾斜が皆無なので、貫通力100mmでも十分にダメージを与えられる。
遠距離からの攻撃であれば、持ち前の高機動性と投影面積の小ささから被弾リスクを抑えられる。見つからないような立ち回りが理想で、正面からの撃ち合いは避けるべきである。
ちなみに、地味な長所として、車体側面が75mm、砲塔側面に至っては90mmに傾斜が加わって実質120mmと、駆逐の割にはかなり硬いことが挙げられる。旋回性能がいいので、射撃後に車体を傾けて側面を見せてやると、弾いたり相手の射撃を遅らせたりして物陰に隠れる時間を稼ぎやすくなる。
主砲
最終砲の候補はバランスの良い100 mm D-54Sか単発火力に優れる122 mm M62-C2。
それぞれ長所短所が明確であるので、両方試して好みの砲を選ぶと良い。
ただいずれにしても、俯角が不足していることには留意しておこう。
- 100 mm D-54S
DPM、精度、照準時間に優れている反面、単発火力と通常弾の貫通力が不足しており、貫通力は課金弾か位置取りによって補う必要がある。
HEAT弾は330mmの貫通力を有し、正面からでもHTの装甲を貫通することが出来る。
また、前身と同じく俯角が2度と極めて残念なことになっている。ちょっとした段差や稜線でも撃てなくなるので注意が必要。
引き続きの砲として使えなくはないが、前述の通り、体力が全身から落ちているので、DPMが上がっているとはいえこちらの砲の搭載はオススメしない。
- 122 mm M62-C2
次のSU-122-54で必須となるので開発は済ませておくこと。
100mm砲と比べて単発火力が420に上昇し、通常弾の貫通力も258mmと大幅に向上しており、あのTigerⅡを撃ち上げの状態でも抜くことができる。100mm砲と比べると単発交換で有利で、より駆逐らしい動きができる。
元々優秀だった課金弾貫通力は更に伸び、貫通340mmとTier10戦車級の貫通力を誇る。格上の重装甲戦車も余裕をもって貫通が出来るが、課金弾はHEAT弾である為、空間装甲やモジュールに貫通力を殺されてしまう点には注意。
そして何より俯角が4度へと強化されている。左右射角と仰角は若干減少しているが…
ただし単発力上昇・高貫通力の代償か、装填時間は約12秒と単発の割にかなり遅く、DPMはTier8駆逐戦車の中で最低クラスである。(これより下はローダー砲のT28 DefenderとAMX AC mle. 48のみ)
本車両のDPMの低さを分かっているプレイヤーには射撃後の隙を付かれてキッチリ2発以上返されがちである、最低でも単発交換で済むようにしっかりと味方と連携して戦いたい。
機動性
エンジンはT-44と同じものを扱え、その機動性はTier8-10の駆逐戦車ではトップクラス。
周囲に障害物が無ければ、敵の駆逐戦車の横に張り付き接射ができる程のポテンシャルを持つ。
但し固定砲塔ゆえ中戦車のような立ち回りは限度がある、過信しすぎないようにしよう。
「主戦場ライン」と「車種エリア」、及び「マップと視界」の関係性について
総論
何といってもSU-100M1から引き継ぐ100mm砲は俯角が2度しかない上に最終砲に換装しても俯角が4度と非常に劣悪で、合わない人にとっては極めて扱いづらい車輌となっている。
上に述べた通り短所が目立つものの、他のTier8駆逐戦車と比較してあらゆる分野で劣るというわけではなく、他のTDとは異なり優秀な機動力を使ってMTに近い戦術をとることができる。TDに不利なMAPが少なくない現状においてはこうした万能性は利点である。
とは言え前述したように俯角がほとんど取れず地形対応力は皆無であるため、俯角が10度取れてしっかりと地形に身を隠してくるMTの相手は苦手であり、戦う相手はしっかりと選ぶ必要がある。
俯角4度は扱い辛い要素であるが、長所である機動性と隠蔽を活かして、ある時は視界提供をし、ある時は敵の視界範囲外に展開し遠距離からダメージを与える事ができれば、勝利へ貢献できるだろう。
特徴
長所
- 高い隠蔽率
- Tier8中でも最高クラスの課金弾貫通力(100mm・122mm砲装備時)
- 同じく、tier8最高クラスの通常弾貫通力
- 良好な機動性
- 距離減衰の少ないAP
- そこそこ頼りになる砲塔と、側面装甲。
短所
- あまり頼りにならない車体正面装甲
- エンジン・操縦士判定が車体正面にあり、エンジン損傷・操縦士負傷が頻繁に発生する
- 駆逐戦車にしては劣悪なDPM(最終砲)
- 100mm砲の場合相変わらず俯角が2度
- 最終砲を開発してもやっぱり俯角が狭い(俯角4度)
初期の研究
- 122 mm M62-C2 → エンジン → 履帯の順に進めよう
- エンジンは全てT-44で開発できる
歴史背景
Wargaming.net wikiより
1944年、ウラル重機工場設計局(Ural’s’kiy Zavod Tyazhelogo Mashinostroyeniya、Uralmash)でSU-101(D-10S砲搭載型)とSU-102(D-25S砲搭載型)の開発が決まり、両車まとめて「Uralmash-1」と命名された。1945年4月に試作型が完成したが、量産には至らなかった。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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