Tier 8 ドイツ 重戦車 VK 100.01 (P)(ファウカー フンダート ヌルアインス ペー)/秘匿名称 Mammut(マムート)
v5.5にて追加されたTier8のドイツ重戦車。ポルシェ社が提案した超重戦車Mausの最初期案・・・と思われる。
因みに秘匿名称のMammut(マムート)は、「マンモス」を意味する。名前からして完成形のMausより強そうである。
HD化以前のモデルが使用され続けているMausよりもテクスチャが非常に美麗である。
9.4アップデートでMausもPBR化がなされた。
直近90日の平均勝率:49.64%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
VK 100.01 (P) | VIII | ドイツ | 重戦車 | 1900 | 200/130/120 | 20/15 | 119.80 | 2,450,000 |
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実用出力重量比(hp/t) | 9.96 |
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武装
砲塔:VK 100.01 (P)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | 10.5 cm Kw.K. L/52 | 4.08 | AP APCR HE | 215 265 60 | 310 260 420 | 1265 1061 1714 | 0.36 | 2.1 | 120 | 0 4000 10 0 | 3,000 | +30° -8° | |
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IX | 128 mm L50A | 3.53 | AP APCR HE | 220 260 65 | 460 390 600 | 1624 1377 2118 | 0.46 | 2.9 | 50 | 0 4000 10 0 | 3,600 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | VK 100.01 (P) | 230/160/140 | 18 | 250 | 19,800 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VII | Porsche 16 Syl.Y | 1000 | 15 | 2,000 |
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IX | Porsche Typ 212 NL | 1200 | 15 | 2,050 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | VK 100.01 (P) | 150.00 | 20 | 25,000 |
---|
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
開発ツリー
Tiger (P) | ━ | VK 100.01 (P) 78,500 | ━ | 10.5 cm Kw.K. L/52 | ━ | 128 mm L50A 49,200 | ━ | Mäuschen 160,500 3,200,00 |
━ | VK 100.01 (P) | |||||||
━ | Porsche 16 Cyl. Y | ━ | Porsche Typ 212 NL 22,000 | |||||
━ | VK 100.01 (P) |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
概要
重量級であったTiger(P)からさらに車重が倍増し、総重量はなんと120t(同格2番目の重さで、最重量は重力専用戦車)
車重相応に動きはとても鈍重であり、普通の重戦車以上に先を読む立ち回りを求められる。
強固な装甲・高い単発火力・鈍足という特徴は超重戦車Mausまでほとんど変わらないため、この車両で基礎の立ち回りを覚えよう。
攻撃力
俯角はどの砲でも-8°とそこそこの値であり、ある程度の地形利用は可能である。
更に仰角は+30°と異様に広く、崖上などの高所の敵にも不自由なく攻撃することが出来る。
- 10,5 cm Kw.K. L/52
VK 45.02 (P) Ausf. Aの最終砲、若しくはTiger IIの中間砲と同一の主砲。
精度や照準速度は良好だが、DPMは1260程度と壊滅的。(あのKV-1S以下)
貫通力も低い部類でありるが、車高が高いため傾斜装甲に対しては撃ち下ろしの形になるため、数値並の苦労を感じることは少ない。
長い装填時間を凌げる防御力があるとはいえ、とにかく攻撃力の欠如は否めないため早急に最終砲に換装する必要がある。
初期砲であるので、本車両を開発するだけで自動的にVK 45.02 A及び、Tiger IIでも使えるようになる。他のドイツ重戦車ルートに手を出すとき、本車両の開発が済んでいるとフリー経験値を大幅に節約できてお得である。 - 128mm L50A
かつては同格重戦車の中では最大の口径を誇る主砲…だったが今ではCaliban,Skoda T 56,Groundtankに次いで四位の口径となった。依然ツリー車の中では最大口径且つ最大ダメージを誇る主砲なので舐めてはいけない。
RPMは非常に低いものの、Tier8重戦車トップクラスの単発火力のお陰でDPMは悪くない。
但し、代償として精度は0.46と同格ソ連HTをも下回っており、同郷のRhm.-B. WTの15cm砲と同等という劣悪っぷりである。
幸い、照準時間はTiger IIの最終砲と同程度に収まっているものの、上記の通りRPMは非常に低いため、迂闊なミスショットは大きな隙を晒しかねない。
単発火力のために他の性能を犠牲にしていると言っても過言ではないため、如何に前線での運用がメインとなるとはいえ、的確に弱点を射抜くためにも、これまでのドイツ重戦車以上に丁寧な砲撃が求められるだろう。また榴弾の火力が高く、非貫通時の爆風もまた期待できるため、貫通が困難な時に役に立つだろう。
因みにドイツ砲としては何故かmm表記とやや浮いた名称となっている。(本家での名称は12,8 cm Kw.K. L/50)
防御力
Mausルートの車両らしく正面、側面ともに非常に分厚い装甲が施されており、前面装甲は同格以下の通常弾をシャットアウトしかねない。
壁や砲身ガードでキューポラを隠し、障害物で車体下部を隠せば鋼鉄の要塞が完成する。
バージョン6.10で実施されたHTのHP強化でその巨躯に相応しい同格2位のHP1,900へ上昇。重装甲と豊満な体力の両立で極めてタフな車両となった。
ただし、砲塔後部と車体側面全体にドでかい弾薬庫があるため、油断は禁物である。
- 砲塔
正面防楯横は230mmの曲面装甲。ターレットリングも正面は230mmあるが、垂直部分はMausと同じように同格以上には貫通されてしまう可能性がある。
非常に大きく目立つキューポラは正面は175mmと極端な弱点ではないが、同格以上には容易に貫通されてしまうため注意。左側にオフセットされているため、障害物で隠しつつ攻撃することが可能。また、上級者やPC勢であれば前述の仰角の広さと最終砲の太さも相まって砲身でキューポラを隠し敵弾を弾く「砲身ガード」が非常に有効。
砲身ガードにはかなり慣れが必要だが、慣れるまでは以下のコツを覚えると良いだろう。
【遠・中距離の場合】ちゃんと砲身ガードできているか不安な時はフリールックで砲塔を固定し車体でフリフリしよう。
【至近距離の場合】敵車両と正面向きで密接しているような状況であれば、砲身を上げた後フリールックで砲塔を固定し、車体で上手く調整しよう。密接すれば敵車両は必然的にキューポラを狙うことになるが、この時のコツは敵の砲身が自車両の砲身と被るようにする事である。ゲームシステム上砲弾は砲身の付け根から出るので、こうすれば確実に敵弾を弾く事ができる。
最終砲でこのテクニックを使えば防楯でキューポラの大部分(60%程)を隠す事が出来、そもそも正面から見た時同格車両はキューポラの両端(キューポラ全体の35%ほど)は貫通できないのでこのテクニックによりキューポラをほぼ貫通不能にする事ができる。上の画像で砲身で隠れていない部分はほとんどが250~450mm程と非常に堅牢である。また砲身ガードは同時に適度なよそ見にもなる。
装甲モデルはblitzhanger.comより
側面前半分は170mmだが、側面後ろ半分は10mm、背面は30mm薄くなる。
Mausと異なり砲塔形状がTiger II等に似た六角形をしている上、円筒形であるキューポラやターレットリング側面が薄くなっているため、よそ見には向いていない。 - 車体
正面上部は200mm+傾斜で340mm前後を誇り、非常に強固である。
正面下部は100mm+傾斜で140mm前後。正面から見ると最も薄い箇所で、緩い昼飯程度では格下にも貫通されるため基本的に隠すのが良いだろう。範囲は狭めなので隠せる障害物がない場合は車体をふりふりするとミスショットを誘える。
側面上部は130mmだが、下部はサイドスカート100mm+履帯40mm+本装甲100mmで240mm超。Mausに似て非常に硬い。
弱点である車体下部を豚飯で隠せるだけの側面装甲があるため、基本的には遮蔽物を使った豚飯をすることが望ましい。
背面上部は本装甲40mmに100mmの空間装甲が覆う形となっており、HEやHEATなどには多少耐性がある。下部は120mmの一枚板。
機動力
出力重量比は最終状態で約10と、巨体の割には最低限の数値を確保しているものの、最高速度は20km/hと見た目通り鈍重で、これまで以上に小まめな状況確認と早めの判断が重要となってくる。
一方で、本車からMausまでの超重戦車に共通する特徴として、前進速度の遅さの割に後退速度が優秀という地味な長所がある。活用できる場面は限られるが、遮蔽物へと素早く後退できれば被弾を抑えられることもある。
変わって旋回性能はというと、初期状態で毎秒20度強、エンジンを改良すると26度弱。そこに拡張パーツや常備品も加えれば30度越と見た目の割に良好で、砲塔旋回と合わせれば中戦車はおろか下手な軽戦車のNDKにすら抵抗可能である。もしこの戦車を相手取る場合はその点に留意のこと。
総論と立ち回り方
強力な主砲と分厚い装甲、劣悪な機動性を備えた典型的な超重戦車であり、その特性からMausへ続くルートの入門車両と言って差し支えない。火力と装甲を上手く活かせれば敵チームを蹂躙して圧倒的な戦果も挙げ得るが、最低クラスの最高速度、最終砲の劣悪な精度、大きく目立つ正面の弱点など無視出来ない欠点も少なくなく、ここまでの車両には無かった扱いにくさがある。
当然、劣悪な機動性故に前線までの到着出来るのはかなりの時間を要するため、勝敗の行方は先に前線に到着した味方が本車両が到着するまで、如何に前線を維持出来るかどうかにも掛かっており、乗り手の腕前だけではどうしようもないケースが起こり得る時もある。
大味な見た目とは裏腹に繊細な扱いが要求されるが、丁寧に運用出来れば他の車両では味わえない満足感を与えてくれる、意外と奥深い車両と言えるだろう。
そして、もう1つ。
絶対に単独行動とタイマン勝負をしないこと。
これは派生先の車両全てに言えることであり、常に念頭に置いておく必要があることを忘れてはならない。
特に石頭と車高の低さに定評のある同格及び、格上のソ連HT・MT等に側背面に密着されたりでもすれば、その巨躯により反撃が一切出来なくなってしまう。
特徴
長所
- 厚めの装甲
- 同格HTより一歩抜きん出た単発火力(最終砲)
- 見た目に反して早めの車体旋回速度
- 30°という凄まじい仰角
- ちょっとぶつかるだけで相手にダメージが入る重量
- 特殊常備品(サンドバック装甲)が搭載可能
- ティア8トップのHP最高で2185
短所
- 劣悪な砲精度(最終砲)
- 低めの貫通力
- 最低クラスの最高速度なんと20㎞
- 巨大かつ薄いキューポラ(砲身ガードにより無効化可能)(しかし主砲が壊れることがある)
- 車高の高さ故、石頭の軽・中戦車(主にソ連・中華戦車)に密着されると何もできなくなる
- 隠蔽率は無いに等しい
- 低いDPM
- 薄くて狙われやすい車体下部
初期の研究
- 最終砲を早急に開発しましょう。
本車両と出くわした場合
格上車両ですら油断出来ないTier8に君臨する本車両と対峙する場合、真正面からの戦闘は絶対に避けよう。下手をすれば、圧倒的な防御力と火力の前に何も出来ずに溶かされる運命しか待っていない。
自らが重戦車に乗っている場合、必ず防御姿勢をした上で相手をしよう。
とにかく履帯を切るなどして動きを封じてしまえば、味方に被害が出ることは無くなる。そして、味方に指示を出して敵側面及び背面に回り込んで撃破してもらおう。
1対1になった場合、相手は同格最低レベルの速度しか出せないため、動きを予測し側面及び背面を取るようにしよう。
軽・中戦車で対峙する場合は状況にもよるが、基本的に素直に撤退しよう。
NDKを狙ってもいいが、見た目に反して旋回速度が高いため、中途半端な機動力の戦車では返り討ちに遭う可能性がかなり高い。複数両で囲んで叩くのが基本になるだろう。
どうしても1対1になった場合、相手も視界がそれなりにあるため、視界外からのアウトレンジはほぼ不可能である。だが幸い、隠蔽率は超重戦車らしく劣悪であるため、スポットを欠かさずに隙を見せたところを狙っていこう。
駆逐戦車で対峙する場合、一部を除いて防楯脇を貫通出来るため、そこを狙っていこう。また口径が150mm以上の場合、榴弾を使用しても400程度のダメージを見込めるため、視野に入れておこう。
口径100mm以上なら車体下部は赤くペイントされないので、飛び出し撃ちで対処しよう。(少しでも傾けられればお察し下さい)
総論として、序盤はなるべく相手にしない、もしくは履帯切り等で徹底的に進軍の妨害に努めることが重要である。
仮に正面から相対した時は弱点の車体下部をキッチリと狙い着々とダメージを重ねていきたい。
終盤になって敵戦力が粗方片付いた状態となったら味方と連携し、多方向から攻撃するのがベストな攻略法だろう。
また、総論と立ち回り方の欄に書いてあるように、車高の低い石頭戦車で懐に潜り込めれば一切反撃を喰らわずに完封することも可能である。
歴史背景
公式サイトの説明
超重戦車マウス (Maus) の開発過程において考案された設計案のひとつであり、1942 年 6 月 4 日に開発されました。120 トン級の案でしたが、試作はされませんでした。
本家wikiより
VK 100.01 (P)は、「Mammut(マンムート=マンモス)」という秘匿名称で呼ばれた100トン級の超重戦車の計画案である。
現在発見されている超重戦車Mausの資料の中では、一番古い最初期案として知られている。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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