白黒無常の対策

Last-modified: 2025-11-15 (土) 19:50:38

白黒無常の対策

初動から使えるワープによる奇襲・解読妨害に長けたハンター。ワープするごとに形態が変化し、能力が変化・お互いに弱点が反対になる。それぞれの弱点を突いて戦おう。

 
 

見分け方

衣装によっては白無常か黒無常かが見分けづらい場合があるが、傘の持ち方や腰のアイテムで判別可能。

 白無常黒無常
傘の持ち方持ち手辺りを握っている。真ん中辺りを握っている。
腰のアイテム円盤
刀拭きのシルエット(長髪)傘を床に刺し、髪をなびかせる動作をする。傘を空中に投げてそれを受け取る動作をする。
刀拭きのシルエット(短髪)傘を振り回し、構えるポーズを取る。傘を振り回した後、空中に投げてそれを受け取る。
板破壊のシルエット(心眼目線)傘を振って叩き壊す。足を上げて踏み抜く。
笑い方フッフフフフフフグッフハハハハハ

サバイバーをダウンさせたときにどちらの形態であるかは上記の動作で判別可能。存在感が最大にまで達していない場合は入れ替わる可能性もあるが、救助前に見ておくと良い。ただし、レクイエムなどの短髪衣装の場合は途中までモーションが似ているので、判別しにくい。

ワープの対策

  • 結論から言うなれば、チェイス向きのサバイバーでパーティを固めてしまうこと
    • ランク戦において白黒無常が無双出来てしまうのは、開幕に飛んで来られて成す術もなくやられてしまったり、解読中にタゲチェンされてそのままダウンまで持ち込まれてしまうことにある。
      これらは白黒無常なら狩りやすい解読型などの自衛能力に乏しいサバイバーや、マイナー寄りのサバイバーで固められることの多い低~中ランク帯だからこそ起こり得る話である。
      • チェイス練度の伴わないプレイヤーが使う医師呪術師囚人等の当たりのサバイバーが1人でも紛れてしまえば、そこから攻められて牙城の崩壊は避けられなくなる。これらのサバイバーはランク戦での採用率が多いことも、白黒無常に優位な環境を作り出している。
      • 中ランク帯以上の場合は心理学者のいる編成にも注意。上下人格を組み、傲慢の代わりに心理学者を狙うことで存在感の足しにしてくるケースがある。現環境では黒無常の強化により上下人格を組むプレイヤーも増加して来ており、素のチェイス力しかない心理学者では時間を稼ぐのが厳しい。
      • ランク戦5段からのエリア選択モードとなるとサバイバーの正体と位置が割れるので、ワープによる駆け引きがやりやすくなっている。2階建ての建物の無いエリアだと真っ先に攻め込まれてしまう。
    • そうして存在感が溜まり諸行無常-増強が解放されれば、縦横無尽にワープしては攻撃を仕掛けることで解読妨害・救助妨害に長けるハンターと化し、手が付けられない状態になってしまう。
      • これらの問題は、奇襲を食らっても即死しないチェイス特化向きのサバイバーで固めることである程度安定化する。白黒無常の強さに関して弱い強いの評価が割れるのは、サバイバー側の編成の影響が大きいからだと言える。
    • 開幕のワープは防ぐのが難しいが、チェイス特化のサバイバーを引き当ててしまうとハンター側が悲惨なことになる。そういう意味でも、チェイス向きのサバイバーで固めることが開幕のワープを封印する手立てとして有効となる。
      • 開幕傭兵などを引いて時間を稼がれても、傲慢によって存在感を溜めつつタゲチェンした先で即ダウンを取られる可能性が残っている。チェイスに弱いサバイバーが開幕狙われなくても、決して安心はできない。
  • 開幕のワープで飛んでいきやすい場所を把握し、なるべく「無住涅槃」に引っかからないように気を付けたい。チェイスに自信がある場合は、あえて誘い出し時間を稼ぐのも有り。
    • 軍需工場:小屋。特に小屋付近にサバイバーがスポーンしている場合は開幕ワープで飛んでくる可能性がある。
    • 赤の教会:小屋または中央。マルチ戦または4段以下のランク戦ではハンターは北側にスポーンしないため、サバイバーは北側に逃げやすい性質を逆手に取ってくる。中央は開けているうえに即座に板窓操作で回避できる箇所に欠けるので、ドンピシャで飛んでこられるとほぼ一撃が決まってしまう。エリア選択モードの場合は奇襲を食らっても通常攻撃を回避できるサバイバーを中央に配置しよう。
    • 聖心病院:小屋。病院に飛ぶことはあまりないが、監視者を採用していれば置いて妨害してくる可能性は高い。
    • 湖景村:小屋、もしくは中央。
    • 月の河公園:1階建てテント、もしくはその隣の橋。エリア選択モードの場合はハンターが南橋選択して北橋上の救助キャラに一撃加えてくる場合も大いにある。
    • レオの思い出:小屋、もしくは工場。
    • 永眠町:中央。
    • 中華街:中央。

解読

  • ワープ対策にもある通り、奇襲に警戒すること。プレイヤーにPSがあれば傘ワープをドンピシャで暗号機の隣接位置に飛ばすことが出来る。ハンターが判明していないうちに油断して解読していると最悪の場合は解読恐怖を食らうこともある。
    • 特に5段以上のエリア選択モードが採用されているランク戦かつ月の河公園での橋上救助キャラ狙い、もしくはチェイスが弱いキャラ狙いが定石になっている。
  • 暗号機が固まってしまうと残り1台4人生存からでも負ける可能性が高くなる。序盤から解読する暗号機を考える必要がある。
  • 序盤はそこまででなくとも、終盤の監視者で暗号機を守る立ち回りが非常に厄介なので、監視者持ちだと判明したら1台に固執せず暗号機を回すことを考えても良い。
  • 残り1台の状況で解読を守りに来られた時に、白無常の吸魂で失魂状態になると解読を回せなくなる。黒無常での揺魄でも寸止めをつけようとした時に妨害されるので注意。

チェイス

  • 白黒無常は傘ワープ以外序盤にスキルは使えないため、ファスチェは他ハンターよりは楽。
    • ただし初手からサバイバーの至近距離に飛んでくることも多いので、チェイスの入りが悪くなりやすい。占い師は早めにハンターが奇襲系であることを知らせること。傭兵などファスチェで狙われにくいサバイバー以外の場合はいきなり暗号機に飛びつかないように。無住涅槃による傘が見えた場合は「早く逃げて」などのチャットで奇襲系ハンターだと知らせると良い。
    • 傘ワープの精度が高いプレイヤーかつ狙われたサバイバーが油断していると、最悪の場合、解読恐怖でチェイス0秒ダウンということにもなる。
    • 初動の黒無常は射程の短い通常攻撃のみなので、ここで時間を稼げるとこちら側が有利になりやすい。
    • 初動に弱い弱点を補うべく「傲慢」に振っている可能性も高い。開幕1ダメージを食らうと、チェイス補助のスキルが解禁されて初動のチェイスが持ちにくくなってしまう。
  • 白無常の溜め攻撃は射程が非常に長く広い(白無常の真横~ステインの先端まで)ため、障害物が少ない場所でのチェイスは避ける。また、他のハンターでは考えられない位置から板窓恐怖や落下攻撃を狙えるので注意。
  • 白無常には板の先倒しが安定
    攻撃持続の長さを生かして板に攻撃を振りながら突っ込まれると止めにくい。
  • 黒無常は板壊し・窓移動共に早いため、少々余裕を持って移動すること。
  • 存在感1000以上の時は黒無常だろうと先倒しを意識すること
    • 黒無常の揺魄が当たると調整が終わるまで板を倒せなくなるため。
    • 揺魄を使われると窓移動に逃げ遅れ、恐怖の一撃を食らう可能性がある。食らってしまった場合はせめて恐怖の一撃だけは当たらないよう、わざと通常攻撃を食らうのも手である。
  • 「無住涅槃」(傘を投げるスキル)を使われた場合
    • 必ず本体の動きをよく見ること。
    • 板越しに本体と傘で挟み撃ちにされたら傘側に留まり、ワープされるならすぐに板を乗り越える、逆にワープせず傘を戻すモーションが見えたらそこから離れれば大丈夫。
      傘を設置してる間、白黒は板破壊ができない(窓乗り越えは可能)ので本体と傘両方から無理に離れようとするより効果的。
      • ただし傘の範囲内に入ると板窓操作が若干遅くなるデバフが付与されるため虚弱持ちサバイバーの板乗り越えは恐怖をもらう可能性が高く危険。
    • 存在感MAXになるとワープから自動でスキルが発動するようになるが、仮にワープ先が板間であった場合、それはチャンスではない。スキル発動までの間に板を当ててもスタン硬直をスキル発動で上書きしてすぐに自由に動けるようになってしまう
       

救助

  • 白無常の失魂状態による救助不可、黒無常の揺魄による救助キャンセル等、救助妨害の能力に長けており、特に中距離で攻撃を食らうと救助狩りされてしまう危険性が非常に高いハンターなので、極力見つからず余裕を持って救助に向かいたい。
  • ファーチェの即ダウンでも救助圧なしで完全見捨てすると傘ワープで解読中のサバイバーに飛んでいかれて即チェイスに入るため、耳鳴りはさせておくこと。ただし「監視者」採用も一定数存在するので、監視者にひっかからないように注意。設置を確認したら早めにチャットで知らせよう。
  • 白無常対策
    • 失魂状態になると一定時間救助ができなくなるので絶対に回避すること。
      • 傭兵航空エンジニア患者等瞬間的に距離を取れるサバイバーであれば吸魂を回避しやすくなる。
      • 調香師は吸魂が完了する前に香水を振れば失魂状態になっても戻って解除できる。
      • 吸魂が完了するタイミングでフライホイールを使用することでも回避が可能。
  • 黒無常対策
    • 救助中に揺魄を受けると救助モーションをキャンセルされてしまう。ギリギリの救助を狙うと揺魄で救助キャンセルされて半分越えや飛びになったり、最悪のパターンは焦って救助しようとして恐怖を食らってしまうことなので必ず余裕ある救助を。
    • 黒無常の刀拭きの触発は短いので中距離で一撃貰わないように。
      • 中距離で一撃→揺魄で動けなくなる→もう一撃貰いダウンとならないように気を付けよう。
  • 増強による傘ワープから発動する吸魂揺魄もフライホイールで回避可能だが、それぞれ回避可能なタイミングにかなりの差があり、吸魂はエフェクトが出た瞬間、揺魄はエフェクトが出てからワンテンポ遅れて判定が出るためどちらが来るかを事前に把握しておかないと回避に失敗しやすい。
  • エモートの威嚇が攻撃動作に似ているため、フェイントに引っかからないように注意。設定でエモートを無効にできるようになったので切り替えておくと盤石。
  • チェイス用の補助特質を採用することが多いため補助特質に「興奮」を採用するケースは稀が、黒無常は板スタン時間が短い、板破壊が早い、攻撃が速く板貫通を狙いやすいなど板攻防にかけてはトップクラスに優秀。さらに揺魄で粘着のキャンセルまで可能なので、板倒しやスタン系持ちのサバイバーはあまり相性が良くない。白無常相手であれば戦いやすいので形態に応じて出方を考えたい。
    • 初動で稼がれたりして残りの暗号機の台数が1~2台ともなれば、キャンプはせずに解読圧力にかけてくることが多い。傘を構えるモーションもしくは吸魂動作を行っているのが見えたら即座にチャットで仲間に教えること。
      • 救助は比較的楽になるが、吸魂もしくは諸行無常で戻ってくる可能性もあるので油断しないこと。
  • 存在感が2500未満の場合
    • まずどちらの形態か知れると良い。VCの場合はどちらの形態か教え、それによって誰が救助に向かうか考えよう。倒された時のシルエットの動作からもどちらの形態か判別可能。この状況下では「瞬間移動」でもない限り諸行無常を使った解読妨害はあまりしてこない。
    • 白無常は中距離からの吸魂、黒無常は中距離からの通常攻撃→揺魄→通常攻撃を仕掛けてくる。これに(採用していれば)監視者を重ねてくるので、遠距離から見つかってしまうとかなり面倒なことになる。
    • 黒無常の場合は前述した傭兵、調香師等が救助に向かう。白無常の場合は空軍なら白無常の吸魂を食らいかけても妨害可能で、黒無常の場合でも対抗可能(揺魄が当たってからでは遅いので早めの狙撃を心掛けること)。空軍などがいない場合、吸魂を仕掛けられたら板がある場合は上手く誘導したい。気絶時間が長いため、板気絶が成功すれば安全に救助が行える。
    • 墓守調香師であればどちらの形態であっても安定した救助が可能。一方で一等航海士は白黒無常との救助では相性が悪いので注意。
      • 墓守の場合は予め潜行しておくこと。潜る最中に揺魄を食らうとキャンセルでスコップを消費してしまうためである。
  • 存在感が2500の時
    • 同じくどちらの形態か知れると良い。
    • 諸行無常-増強による即失魂、もしくは2連続の揺魄による妨害が凶悪。前者の場合はたとえ傭兵であっても救助が難しくなる。諸行無常-増強による吸魂は近づく振りをして避けることは出来るが、そこから更に通常の吸魂を仕掛けることも出来る。とはいえさすがに通常の吸魂は相応に時間を要するため、椅子から離れすぎていなければ救助を敢行することもできる。
      • この場合は墓守、空軍、調香師が救助に向かうのが良い。2人ともなるべく中距離からの攻撃を受けないよう注意したい。
      • 通電間際であれば囚人、呪いが溜まっている呪術師も選択に入るか。
    • 基本的には通電間際でもない限り救助に行くのは無謀に近いので、上記のサバイバーが居ない場合は見捨ても検討に入れておきたい。
      • 見捨ての場合でも最低限1人は「耳鳴り」に引っかかる距離まで近づいて救助圧力をかけたい。早い段階で見捨てだとバレると、すぐに他のサバイバーの所へワープし、諸行無常-増強を使った攻撃を食らってしまう危険があるからである。
        ただし、通電間際ともなれば「耳鳴り」が鳴っていようが解読圧にかけてくる可能性もある。その場合は椅子に戻ってくる前に速やかに救助しよう。
         

通電後

  • ゲートの奥に諸行無常(傘ワープ)で現れる可能性があるため、ゲート前待機をしないこと(待機するなら脱出ギリギリのところで待機する)、ゲートが開いても油断しないこと。
  • 失魂状態になるとハッチ脱出が不可能になるため注意。
 

Tips.

  • チェイス中に傘ワープでタゲチェンしそうなら「早く逃げて」などのチャットを打って知らせてあげること。
    • 可能なら「ハンターが〇〇を追撃中」など、どこの方面へ行くか素早く伝えられるとタゲチェン先のサバイバーの離脱が早く出来る。ただし伝達速度が重要なのでもたつくぐらいなら上記チャットを使用する。
  • 失魂状態で見える白無常の幻影はステインがないので落ち着いて観察すれば本体との見分けは極めて容易。
  • 寸止めが出来ている状態で失魂落魄(お札)を食らうと通電後の即ダウンはほぼ免れないため、吸魂された直後に更に白黒無常が連続で揺魄を仕掛けてきた場合は調整をなんとしてでも成功させること。
  • 無住涅槃による索敵能力はガリヴァー旅行記使用中のサバイバーにはひっかからない。
     

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