古代文明のシステム

目次

概要

既存文明とは異なるテクノロジー系統図を保有している文明。共通ユニットは包囲攻撃訓練所のユニットを除き、全て異なる。いずれも古代属性と古代呪の特殊技能を持つ。

独自システム

政策ポリシー

政策を選択する事で特定の文明ボーナスを享受する事が可能。初期設定は経済政策に指定されている。政策を変更するにはコストと時間を必要とする。コストと時間は変更する毎に上昇し、3回以降はコストと時間は固定化する。
経済政策
内政関連の文明ボーナス。内政ボーナスが厚い文明もあるので、そういった場合は経済政策を維持する方がベストです。文明によってはイマイチな効果もあるので切り替えのタイミングを図る必要性があります。

軍事政策
陸軍関連の文明ボーナス。軍事的アクションが増加する城主の時代以降検討するべき政策です。

海軍政策
軍船関連の文明ボーナスがメイン。その為、海MAPなど軍船の活用機会が多い場合に検討する政策になります。文明によっては特定の陸軍ユニットに恩恵のあるボーナスが設定されている場合がある。

選択制ユニークテクノロジー

通常文明とは異なり2つのユニークテクノロジーから1つのユニークテクノロジーを選択するシステムです。城主、帝王の時代にそれぞれ2つのユニークテクノロジーが存在し、どちらか一方のみ研究を行う事が出来る仕組み。研究が完了すると、もう一方のユニークテクノロジーの研究タブは消滅します。

古代属性

古代文明の陸軍ユニット、町の人、聖職者は一律古代属性と古代呪の技能が付与されています。通常文明と異なり、防御属性各種プラス値となっており、通常のアンチユニットのダメージが抑えられます。更に古代呪が発動するとアンチユニットが十分に機能しない。対策として既存文明の一部ユニットに呪無効と古代属性に対する攻撃ボーナスが付与された。

特殊技能「古代呪」

古代文明の陸軍ユニットや町の人に付与されている技能。

※防御属性がプラス値のユニットでない場合、防御属性減少の意味はない。
(例：石弓兵【防御属性：射手0】に古代呪を仕掛けても元から0なので防御属性の値は影響がない。)
(例：古代呪Lv6の親衛隊が近衛カタフラクト【防御属性：騎兵+20、ユニーク+0】に仕掛ける場合、20×(1-0.75~-1)=5~0まで防御属性騎兵の値が減る。古代呪が入る前は精鋭らくだの攻撃ボーナスが無効化されていたものが有効に機能します。)
※技能は封印されますが部隊スキルは封印されません。(チャージや騎射、斉射等)

特殊技能「呪耐性」

呪い効果にゲージ消費制の耐性が付与されます。戦車系ユニットが所持しています。

※敵の攻撃を受けると呪い効果がミスでも1カウント判定でゲージを消費してしまう。

特殊技能「呪無効」

呪いを無効化する技能。槍騎士、ガストラフェデス、包囲攻撃ユニットが保持しています。

特殊技能「呪反射」

呪いを敵に反射する技能。斧戦士、サカ斧兵が所持しています。

※呪いの確率で効果が発生した時のみ発生する。(相手が呪い効果付きの攻撃を行ってミスした時は反射もしない)

独自建物「造船所」

領主の時代以降建造出来る建物。水場と接している必要がある。政策ポリシー「海軍」を指定すると海軍によるボーナスとは別個に造船所自身ボーナスも機能する。

船売却システム

造船所を建造すると不要な船を売却できるようになります。売却すると一律金で受け取る事になります。金額は生産コストに由来します。

例)ガレー船(木90 金30)の売却レート【90×0.2+30×0.33＝18+10＝28】ガレー船の売却は金28を得る事が可能

統治機能付与

隣接する港に特殊技能「統治Lv1」を付与します。統治範囲内の味方の船の被ダメージと攻撃+10％

独自テクノロジー

戦士育成所

徴集兵系列

The Resurgent Empireより古代文明系統に実装されました。民兵系列の代わりとなるラインナップであり、やや性能面が異なります。民兵系列より攻撃力や移動速度に勝り、暗黒時代から建物に対してアタックボーナスを持っています。領主の時代までは民兵系列より素のステータスが上回ってるので優位に戦う事が出来ます。城主の時代以降は素のステータスで民兵系列に遅れを取るようになります。イーグル、工作兵に対する攻撃ボーナスも劣っています。代わりに槍兵、散兵、破城槌に少しばかりの攻撃ボーナスが付くので、それらに対してはよりダメージが出せます。帝王の時代では素の射手防御が2となるので対射手に使うのはアリです。一方近接防御は近衛剣士に差が開きます。既存文明の剣士との近接戦は一層不利になるので何かしらの工夫が必要になってきます。

槍兵(古代)系列

The Resurgent Empireより古代文明系統に実装されました。槍兵系列の代わりとなるラインナップであり、やや性能面が異なります。耐久性が既存文明の槍兵より高いものの、移動速度や攻撃ボーナスが劣っています。防御属性の歩兵や槍兵がプラス値なのでアンチユニットである射手からの被ダメージを抑える事が出来る事が強みです。

ホプリタイ系列

Ver.origin.Hellenic Empireよりギリシア系4文明やカルタゴで生産可能なユニットです。城主の時代以降、戦士育成所で生産可能です。チャージLv3と攻撃倍率が槍兵系列より高水準です。また手動切替で近接攻撃2種を使い分ける事が出来ます。槍形態はファランクスが使用可能、騎兵に強いが素の攻撃力が低いので他兵科には火力を発揮し難い。剣はアタックボーナスこそ大した事はないですが素の攻撃力が高く汎用性が高い。矛槍兵と比較すると対騎兵性能や移動速度が劣ります。補給、ギャンベゾン、戦闘訓練も適用されます。戦闘訓練の攻撃上昇は剣モードのみ適用される。防御属性に衝撃歩兵の属性が付与されてるので民兵系列は不得手です。また槍兵の防御属性も最大でも2止まりなので射手の攻撃が結構痛い。

斧戦士

Classic civilizationに追加された共通ユニットとして実装された10文明が対象となっています。領主の時代から生産出来る仕様になっています。木の柵や柵の門等特定の建物にアタックボーナスを持ってます。高火力が持ち味である一方、射手防御がなんと-1というウィークポイントがある。民兵系列同様、ギャンベゾンが適用される事で漸くマイナス分を帳消しに出来る。城主の時代以降は近接防御が上がり、攻撃力も増大し、近接戦闘能力が高い。また相手の残りHPに応じて追加ダメージが一定確率で発生する技能が追加されるので象兵のような高HPの敵に有効。呪反射の技能を持っているので古代文明のユニットやアフリカ系の呪術師に刺さるユニットです。
また防御属性が歩兵、古代属性どちらも最大18まで上昇するので帝王の時代以降でも砲撃手のアタックボーナスを相殺出来ます。ただし射手防御が低いので痛い事に変わりはない。

(例)重装斧戦士(裂傷Lv2　攻撃15+4)がベストの状態の近衛騎士(HP180　近接防御2+3)に攻撃した場合40％の確率でLv2発動⇒100％の状態で発動すると追加ダメージは180×0.05＝9
15+4+9＝28の攻撃を与える。相手のHPが減少するのと比例して追加ダメージは減少する

サカ斧兵

フランカスロウの古代版亜種のようなユニット。帝王の時代以降、戦士育成所から生産出来る。貴重な呪反射の技能持ちのユニット。その技能の為、主に対古代文明での起用がメインとなって来る。騎兵ボーナスを持った射程有のユニットなので対騎兵文明にも対応出来る点が評価される。カタログスペック自体は凡庸かつ射程も4止まりなので単独での運用には不向き。他兵科と混成で使用するのが良いでしょう。

スリンガー系列

Ver.origin.The Resurgent EmpireよりClassic civilization系13文明で生産可能なユニットです。暗黒時代から射程を持った近接攻撃が可能な歩兵です。歩兵に攻撃ボーナスを持つので即民兵の戦術を使う相手の初手を抑え込むのが容易です。射手のようなユニットですが歩兵扱いなので戦士育成所のテクノロジー各種が適用されます。その代償に鉄工所テクノロジーで射程を伸ばす事が出来ない。

独自テクノロジー

徴集兵の最終クラスの親衛隊が重剣剣士程度の能力に留まるので戦闘訓練を研究して漸く近衛剣士に近い能力になるといったところ。攻撃力は上回りますがHPや近接防御が劣る為1vs1は不利なままです。徴集兵は古代呪いのLVの高さがウリなので、邪魔ならくだや槍兵の攻撃ボーナスの封殺がメインになるのでホプリタイやスリンガーの底上げをしたい場合に研究するのが良さそうです。

騎兵訓練所

C斥候系列

ステータス的には既存文明の斥候とほぼ変わりない。ただし城主の時代に入るまでは攻撃力が劣る。斥候同士の衝突は城主の時代までは避けるのが賢明です。城主の時代以降は古代呪の技能を持ってる点と騎兵防御属性のプラス値、HPがやや低いといった違いがあります。レイダーにアップグレードすると窃盗の技能や町人のアタックボーナスが追加されます。微々たるものですが戦闘中に金を得る事が出来るようになります。ステータスが既存文明の斥候系列に劣るので正面衝突は不利です。

槍騎兵系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより古代文明に実装されました。騎士の代替ユニットであり、古代呪の技能を持つ。騎士とステップランサーを足して2で割ったような性能をしています。騎兵、らくだ、象兵に対する攻撃ボーナスを持っており既存文明の騎士より、それらのユニットに優位を取れます。ただしＨＰは騎士より劣る為、実際は騎士と亜種のサヴァールとの1Ｖｓ１では負けます。また騎士よりは優位とは言いましたが、らくだがアンチユニットな事には変わりなく、その戦闘も槍騎兵の古代呪の発動次第で結果が左右されます。同タイプのCカタフラクトが存在しますが槍騎兵は古代ユニットに対する攻撃ボーナスを持ってる点や射手防御が勝る点で汎用性はこちらに分があります。

Cカタフラクト系列

正式名はClassic cataphract(和名：クラシックカタフラクト)の略。帝王の時代に騎兵訓練所から生産可能なユニット。歩兵に対するアタックボーナスと範囲攻撃の技能を持っている。ビザンティンのカタフラクトの廉価版といった性能。強さ的には1vs1では重騎士に惨敗する。集団戦であれば範囲攻撃が機能するので結果は変わって来る。騎兵アーマー属性がプラス値なので槍兵や、らくだにある程度のゴリ押しが利く。とはいえビザンティンのカタフラクト程の高さではないので、あまり無理は出来ない。どちらかというとマムルークや騎兵アタックボーナスを持つユニークユニットが無力化出来るのが大きいでしょう。
C精鋭カタフラクトは強みの部分を更に補強したようなステータスとなっている。サヴァールや近衛騎士と比較すると範囲攻撃の技能を持つ代わりに攻撃力やHPが劣る。1vs1において重騎士には余裕で勝てるが近衛騎士やサヴァールに惨敗する性能。集団戦ならば範囲攻撃が機能するので結果が変わる。

※基礎攻撃に乗算する(鉄工所テクノロジーや文明ボーナスの影響を受けない)

Cらくだ騎兵系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより古代文明に実装されました。らくだ騎兵の代替ユニットであり、古代呪の技能を持つ。既存文明のらくだ騎兵と異なる点が結構多い。象兵の攻撃ボーナスの保持、射程1、古代呪と呪耐性、騎兵攻撃ボーナスが若干高いといった面が既存文明のらくだ騎兵より優れてる点です。一方、HPや攻撃力、リロード、らくだに対する攻撃ボーナスが劣る。また既存の精鋭らくだ騎兵と異なり、精鋭にアップグレードしてもマムルークに対する攻撃ボーナスの追加がない。その為、古代呪いが発動がある程度機能してくれないと既存文明のらくだ騎兵との正面衝突は不利である。

バトルチャリオット系列

特定文明を対象に新規共通ユニットとしてチャリオットが実装されました。歩兵と歩兵射手に強い一方、騎兵ユニットに弱い。

歩兵、槍兵からの被ダメージを減らす対防御属性を備えてるほか、歩兵、射手に攻撃ボーナスを持つ等、汎用性の高い騎兵ユニット。一方で斥候系列がアンチユニットなので直で衝突するのは極力避けた方が良いです。また騎士も戦車・古代に対する攻撃ボーナスを持つので不利です。

クアドリガ系列

戦車の亜種。近接、射手モードの二刀流。射手モードでは散兵同様、最低射程1となっており、その範囲内に入られると近接モードに自動で切り替わる。近接戦もそれなりに出来るが本家と比べると近接防御、HP、攻撃等の点で劣る。鍛造 、鋳造、高温溶鉱炉で近接/射手モードの両方が強化される。その為、射手攻撃まで近接属性。テクノロジーが共通してるので資源が浮く分を回し易い。射手攻撃時には貫通弾の技能が発動し、1～5セルの範囲内の敵に固定ダメージ1を与えます。射程が4ですが貫通段LV2の効果が1セル後方の5セルまで攻撃が届きます。固定ダメージに攻撃ボーナスも載りますので対射手、槍兵の集団戦に効果を発揮します。
ただし射程が伸びなかったり、射手訓練所のテクノロジーも適用されないので射手性能はチャリオットアーチャーに劣る。戦車のアンチユニットである騎兵、らくだに対する攻撃・防御ボーナスも備えてるのでバトルチャリオットと混ぜる事で弱点を補う使い方が出来ます。

独自テクノロジー

射手訓練所

弓兵系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより〇〇文明に実装されました。射手の代替ユニットであり、古代呪の技能を持つ。精鋭以降、防御属性射手のプラス値が上昇するので既存文明より散兵からの被ダメージが減少します。

C散兵系列

既存文明の散兵とほぼ同等のスペックです。精鋭にアップグレードしないと古代呪もない。古代属性のユニットにして唯一古代の防御属性がプラス値の為、ほとんどのユニットの古代属性へのアタックボーナスは無効化出来ます。砲撃手が古代属性のアタックボーナス+10がある関係で対抗する術を用意しないといけない事情もあって散兵だけプラス値設定になっている。ペルタストまでアップグレードすると砲撃手のアタックボーナスを完全に相殺出来るようになります。とはいえ砲撃手は素の火力も高いので１発が重い事に変わりありません。ただしこちらも射手に対する攻撃ボーナスを持ってる点は既存文明の散兵同様。つまり正面衝突ではコスト勝ちを狙えるので相手が砲撃手を多用するのであれば積極的に散兵をぶつけていくのがマストでしょう。

C弓騎兵系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより〇〇文明に実装されました。弓騎兵の代替ユニットであり、古代呪の技能を持つ。精鋭以降、防御属性射手のプラス値が上昇するので既存文明より散兵からの被ダメージが減少します。

チャリオットアーチャー系列

特定文明を対象に新規共通ユニットとしてチャリオットアーチャーが実装されました。歩兵射手に強い一方、騎兵や弓騎兵ユニットに弱い。石弓射手では、まともなダメージを与えられません。散兵も精鋭にグレードアップしていないとダメージが出ません。弓騎兵を出せない南米文明はイーグルで対抗せざるを得ないので強気で出していけます。表面上は高スペックですが地形適応が平地以外はお粗末な状態で、機動性を活かせる平原以外では街中なら若干歩兵より速い程度で、他の地形では歩兵より遅いという大きな弱点を抱えてます。急こう配の地形では展開出来ない事から高山系のMAPではまともに動けない。

ガストラフェテス

港

レンボス系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で領主の時代から生産可能なユニットです。機動力と視界に優れており索敵能力が高い。射手防御が高めで防御属性の船も高めの設定なので索敵中にガレー船に遭遇しても問題なく逃げ切れます。最初に建造した港から1体リスポーンします。ウォーレンボス以降アップグレードする毎に古代呪Lvが上昇する。性能的に火炎船の代替的ユニットと言えます。違いとしては生産コストが金でなく肉である点や古代呪の技能の有無、攻撃速度、移動速度、近接属性の攻撃といった点である。火炎船より優れた点は機動性と金消化のない生産コストです。ただし瞬間火力は火炎船に軍配が上がります。数を出す事で古代呪の発生確率を高めれば火力は埋められるかもしれません。

C輸送船

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で帝王の時代から生産可能なユニットです。テクノロジーで駐留可能人数を増加させる既存文明の輸送船と異なり、時代進化で自動アップグレードします。駐留人数(暗黒→領主→城主→帝王)は5→10→15→20人。防御属性も時代が進む毎に強化されます。一方で古代属性付与の為、キャノンガリオン船や特定ユニットからの被ダメージが増加します。また研究コストが浮くのは有難いですが最終的な駐留可能人数が少ないといったデメリットもあります。また既存文明の輸送船より射手防御が1低いです。

商船

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で帝王の時代から生産可能なユニットです。既存文明と異なる点は金の他、木も運搬してくれるという点です。生産コストも若干異なっており、木+10、金-10となってる為、既存文明より量産し易い。運搬による金と木の比率も港で設定変更出来ます(デフォルトで金と木の比率9：2)。一方で古代属性付与の為、キャノンガリオン船や特定ユニットからの被ダメージが増加します。

金5%毎に設定変更が可能。金最大量の状態がデフォルト設定になってます。

(例)港の金100　金の最大比率で商船を利用した場合得る資源量は→(金)100×0.9＝90　(木)100×0.2＝20　木の最大比率で商船を利用した場合得る資源量は→(金)100×0.6＝60　(木)100×0.5＝50　

造船所

Cガレー船系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で領主の時代から生産可能なユニットです。長射程高火力の軍船です。船の防御属性がウォー以降上がるので火炎船に対しては既存文明のガレー船より抗う事が出来ます。キャノンガリオン船は逆に既存文明のガレー船よりダメージを負うので注意。また既存文明のガレー船より近接戦に対応力は高い。一方で射手の攻撃性能は若干劣るのでガレー船同士の撃ち合いでは呪いの発動が下振れると普通に負けてしまいます。

モノレーム系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で領主の時代から生産可能なユニットです。近接攻撃属性・短射程の軍船です。チャージの技能を持っており近接戦闘能力は最も優れた軍船です。

※チャージアタックとはクールタイムが別個の存在として扱われます。

焼夷筏系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で領主の時代から生産可能なユニットです。機動力、生産速度、コスト、防御属性の高いプラス値等が既存文明の爆破工作船より優れている点です。爆破工作船の近接と射手防御がひっくり返ったような防御性能を持った焼夷船系列。HPの低さや攻撃力、攻撃ボーナス等が既存文明の爆破工作船より劣っています。

カタパルト船系列

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で城主の時代から生産可能なユニットです。近接攻撃属性・高火力、長射程の軍船です。

射程が長い近接属性の攻撃が出来る初の軍船です。亀甲船のような例外を除けば、近接防御の方が射手防御より薄い軍船がセオリーなのでダメージを稼ぎやすいです。城主の時代から生産出来るので優位な状況を作り易いです。強力な火力や高い防御属性の船といった強みがあります。ガレー船に対して相性が良いです。最低射程3である為、接近されると何も出来ない為、バトルシップや火炎船は苦手な相手です。特に高機動のバトルシップ相手では手動で狙わないと攻撃がスカるのですこぶる相性が悪い。帝王の時代以降はキャノンガリオン船がオナガー船のアンチユニットとして機能する為なかなか活躍はし難い環境です。また古代文明の中で唯一古代属性の防御属性を持たないユニットです。

リヴァイアサン

Ver.origin.The Resurgent Empireより16文明(限定キャンペーン含めると19)で帝王の時代から生産可能なユニットです。キャノンガリオン船の代替的役割を持っています。近接攻撃属性・高火力、長射程の軍船です。

周囲のユニットのリロードと攻撃速度を向上させる技能「海戦術(攻速)」を持った軍船。帝王の時代以降、火矢の研究により生産が可能となります。高火力・高耐久の高級ユニットは非常に強力な軍船です。特に建物に対する攻撃ボーナスは光るものがあります。一方移動速度やリロードの遅さ、高コスト、豊富な防御属性が大きな弱点です。非常に高いHPですが包囲攻撃の属性+0の防御属性の為、キャノンガリオン船との撃ち合いは不利です。最低射程3の為、バトルシップや火炎船に懐に入られると何も出来なくなるので単独での運用は考えられません。

城

既存文明と異なるユニークユニットの立ち位置

古代文明の共有ユニットは一律古代属性が付与されており、ユニークユニットにはアンチ古代ユニットへの対応が求められるところが既存文明と異なる点だと思います。帝王の時代以降、強力な古代のアンチユニットである砲撃手が台頭すると古代属性の防御属性を持たないユニークユニットの出番は自然と増えるでしょう。

パリントノン

Ver.origin.Updateより古代文明で帝王の時代に火矢の研究を完了すると城でスロットが開放されます。遠投投石機の代替的ユニットです。攻撃、、射程、攻撃ボーナス等が遠投投石機より劣っているが攻撃速度と命中率は上回っている。防御属性の包囲攻撃のプラス値が凄まじいので生半可な攻撃ボーナスでは通用しない。遠投投石機が撃ってきたとウキウキで城からマジャールハサーをぶつけても壊すの手間取る…おかしいと気付いた時には手遅れになりかねない。

防衛施設

C見張り台系列

古代呪の付与、防御属性が強化されている古代版塔。古代呪の技能がある代わりに既存文明の塔より耐久面が低くなっている。攻撃が近接属性ですが鉄工所の射手強化テクノロジーが適用されます。既存文明の塔は破城槌や高射手防御のユニットを苦手としますが、こちらの塔はそれらのユニットに対してもある程度有効です。欠点としては先程述べた耐久面もそうだが、攻撃力が低めなので既存の塔よりDPSが劣ります。

バリスタタワー

砲台の古代文明バージョンといった塔。ステータスが結構異なる。攻撃力とリロードの違いはあるがDPSは同一。攻撃ボーナスの対象のユニットに与えるダメージは実質こちらが上回ってる。ただし砲台よりHPがかなり低い。C見張り台と異なり、こちらは射手属性の攻撃なので破城槌は苦手。見張り台とセットで建造すれば破城槌対策になります。

神殿

プリースト

【単体回復・高機動・範囲バフの後方支援型】
プリーストの射程範囲内の味方の特殊技能の成功率を2倍に引き上げる

独自テクノロジー

贖いに相当するテクノロジー。聖職者がターゲットの攻囲兵器や建物を転向する間、ターゲットとなった攻囲兵器や建物に古代呪の効果を与えます。他ユニットでは攻囲兵器や建物に古代呪は付与出来ないので聖職者の唯一無二の武器となります。とはいえ建物は塔や要塞教会といった一部文明の攻撃機能を持ったものくらいなので影響はやや薄い。攻囲兵器に関しては城を攻撃している破城槌の攻撃を遅延させる等といった活躍の場もあるかもしれない。

償いに相当するテクノロジー。聖職者がターゲットとする聖職者に古代呪の効果を与えます。聖職者は呪無効があるので本来効かないが、このテクノロジーを研究した場合、聖職者のみ転向中は呪いが通ります。敵の聖職者が呪いに掛かれば、神域(広範囲の味方をカバーする呪無効)を一時的とはいえ無効化出来るので古代文明では重要なテクノロジーとなります。

異端に相当するテクノロジー。異端と異なり、転向されて倒れず、HPが少し残ってしまうので劣化異端といった感じのテクノロジーです。ただし、研究コスト等は割安で済む点が利点と言えなくもないです。

神聖に相当するテクノロジー。神聖より上昇値が少し高い。古代属性の軍事ユニットが防御の古代属性以外(騎兵、歩兵、射手等)が1増加します。

信仰に相当するテクノロジー。信仰よりアーマー属性の上昇値が高い。転向範囲内の味方の古代呪のLvが上昇するのでプリーストを従軍させる場合、優先度が高いテクノロジーになります。研究コストで金と肉のコストが入れ替わっており肉の必要数の方が高くなっている。入手難度からいって必要な金が減っている悪魔祓いの方が研究し易いでしょう。

啓蒙に相当するテクノロジー。転向の射程が伸びるというのが啓蒙と異なる点である。ただし活版印刷に相当する内臓占いで伸びる転向範囲が+2止まりなので最終的にテクノロジーで伸長する転向範囲は変わらない。転向のみに焦点を置く場合むしろ2つのテクノロジーを研究しないと1つのテクノロジー研究で済む既存文明と同じ土俵に登れないのは不安な要素です。

活版印刷に相当するテクノロジー。活版印刷との違いとして聖職者の生産速度が上がります。大体10秒弱速くなります。また古代属性の軍事ユニットが防御の古代属性以外(騎兵、歩兵、射手等)が1増加します。その一方で転向範囲や視界の値が減少してる。一応研究時間・コストはこちらの方が優秀です。

神政に相当するテクノロジー。アーマー属性+1の付与や聖職者が攻撃を受けた際、相手に古代呪Lv3が判定されるので神政の上位互換。ただし研究時間・コストはこちらの方が増加してます。

大学

独自テクノロジー

既存文明の化学に相当するテクノロジーです。研究コストの安さや研究完了時間の速度等で火矢が上回っています。ガストラフェテスは砲撃手、リヴァイアサンはキャノンガリオン船、パリントノンが遠投投石機に相当します。研究コストの安さや研究完了時間の速度はパリントノンの作成が含まれているからと言えます。

既存文明の火砲学に相当するテクノロジーです。効果内容は全く異なり、攻撃面を強化する火砲学に対して、防御面の強化の灯台といった差別化が行われています。自然治癒は港の側に設置しておけば効果的に機能します。自然治癒の対象は漁船や交易貨物船等軍船ではない船のみです。通常建設が不可である浅瀬にも塔が建てられるようになり、浅瀬の塔には漁船が駐留出来るようになるので緊急時の避難先にもなります。なんと漁船が駐留しても矢の本数が増えるカラクリになっています。研究コストの高さがネックではありますが激しめの海戦が想定されるマップでは重要なテクノロジーになるでしょう。

町の中心

C町の人

古代文明の町の人。CはClassicの略であり、実際ゲーム上にCの表記はない。しかし性能が異なるので便宜上Cの冠を付ける。既存文明の町の人と比較して攻撃ボーナスが各種減少し、古代属性が付与されています。領主の時代以降は古代呪Lv1の技能を獲得し、町人の防御属性が+1ずつ上昇し、HPは領主、城主の時代で各+5(計10)、帝王の時代に攻撃が+1の恩恵を受けます。耐久性は高くなりますが騎士や砲撃手からのダメージが増加する事を考えると純粋に既存文明の町の人より強いとは言い切れない。ただし町人属性が高くなるのでアンチとなる傭兵からの被ダメージは抑えられるので強みとなる部分も勿論あります。そんな機会はあまりないと言われれば元の子もないですがスペインのような例外を除けば町の人同士の殴り合いでは完勝します。尚グラフィックの変化はありませんが町の中心から出せる各民兵は古代属性と古代呪Lv3が付与されています。