Tier 6 フランス 駆逐戦車 ARL V39(ア エルエル ヴェ トゥラントヌフ)

v4.0で追加されたフランスの駆逐戦車。通称串カツ
滑らかな曲線はフランス製らしい前衛的優雅なものだが、可愛らしい上部砲塔は弱点のハッチを晒した状態で鎮座している。ここには戦車長がいるため、撃たれるともれなく視界が低下する。
また、バグか仕様かは不明だがこの車両、非常に水没しやすい。車体が7~8割ほど水面上に出ていても水没判定になってしまう。今までなんてことなかったただの水たまりのような場所でさえ危険となりうる。進行ルート上に水がある場合警戒しよう。
直近90日の平均勝率:47.94%(2021年7月14日現在、BlitzStars調べ、ver8.0.x)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.6.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
ARL V39 | VI | フランス | 駆逐戦車 | 900 | 80/40/60 | 45/14 | 25.26 | 900,000 ![]() |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | 75 mm AC SA44 | 12.00 | AP APCR HE | 100 129 38 | 160 130 170 | 1920 1560 2040 | 0.37 | 1.7 | 160 | 52 ![]() 2800 ![]() ![]() 388 ![]() | 1,400 | +30° -10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VII | 90 mm AC canon DCA 30 | 8.45 | AP APCR HE | 135 175 45 | 225 190 270 | 1901 1606 2282 | 0.36 | 1.7 | 100 | 255 ![]() 4000 ![]() ![]() 255 ![]() | 2,050 | +18° -6° | |
VI | 105 mm AC mle. 1930 S | 6.25 | AP APCR HE | 165 223 54 | 310 260 400 | 1938 1625 2500 | 0.36 | 2.1 | 80 | 270 ![]() 3600 ![]() ![]() 280 ![]() | 2,400 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
ARL V39 | - | - | 240 | - |
射界 | 左7° / 右7° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Renault T12 | 350 | 20 | 540 |
---|---|---|---|---|
V | Renault T14 | 450 | 15 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
V | ARL V39 | 28.40 | 25 | 8,500 |
---|---|---|---|---|
VI | ARL V39 bis | 28.40 | 28 | 8.500 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元: Somua S35 CA
派生先: AMX AC mle. 46
関連車輌: Pirate(イベント報酬車輌として実装されたWG独自アレンジ版)
開発ツリー
Somua S35 CA | ━ | ARL V39 22,500 ![]() | ━ | ![]() 75 mm AC SA44 | ┳ | ![]() 90 mm AC canon DCA 30 9,300 ![]() | ┳ | ![]() 105 mm AC mle. 1930 S 9,300 ![]() |
┗ | AMX AC 46 58,500 ![]() 1,350,000 ![]() | |||||||
━ | ![]() Renault T12 | ━ | ![]() Renault T14 1,950 ![]() | |||||
━ | ![]() ARL V39 | ━ | ![]() ARL V39 bis 5,375 ![]() |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
B1の車体をベースにした試作歩兵支援自走砲。
高性能な主砲とそこそこの機動性を持つ反面、それ以外の多くの性能が非常に難のある駆逐戦車である。
装甲
正面装甲は75mm(アップデート7.6で60mmからBuff)と傾斜を含めても実質80~120mm程度しかなく、一部の格下戦車の弾がたまに弾ける程度で、マッチするほとんどの戦車には基本抜かれると考えてよい。
大きな砲塔部はわずか50mmの装甲しかなかったが、ここもアップデート7.6でBuffされ120mmになり、KV-2等の15cm砲の榴弾の貫通を防げるようになった。ただし、Tier6の戦場では依然として厚いとは言えないため注意が必要。俯角が6度しか取れないためにハルダウン時にはこの部分が確実にはみ出してしまう。攻撃するときはしっかりと相手の戦車の砲の向きを見て慎重に射撃しよう。
また、モデルのB1やBDR G1 B同様に履帯の奥に車体があり、正面から履帯を撃たれるとダメージが入る上に履帯も切られてしまうため注意。
前面装甲がバフされた現在、正面から見た時に一番装甲が薄い部分はここであるので(履帯20mm+車体装甲60mm)、手慣れにはこの部分を狙われやすくなるだろう。本戦車に乗る戦車長は注意しておくこと。
主砲
俯角は75mm砲のみ10°であり、他2つの砲は6°と地形適正はかなり劣悪である。だからと言って75mm砲はTier4クラスの劣悪な性能であり、この砲で乗り出してしまうと苦行どころか地獄絵図である。前身から引き継ぐ90mm砲も貫通力が不足しているため、フリー経験値を投入して早急に最終砲を開発したい。
なお何れの砲を選択しても射界は左右7°とかなり狭く、俯角の微妙さも相まって射撃自由度の低さに悩まされることになる。
- 105 mm AC mle. 1930 S
単発火力と貫通力が大幅に向上した。
ただ、同口径の砲をもつSU-100の100mm砲と比べると精度と照準以外は全ての性能で負けているため、砲に頼りすぎない運用を心がけよう。
機動性
最高速度は45km/hで頭打ちだが、エンジン出力の強化に伴い、前身より加速力が大きく向上しており、陣地転換や狙撃地点への移動には困らない。
しかし、旋回速度はとても遅く快速戦車に絡まれると自力での対処は困難である。隠蔽率も高くないので支援が届かない場所での孤立は絶対に避けたい。
総論
砲火力と機動性は悪くないが、狭い射界に信頼出来ない装甲に低い隠蔽率、低い旋回速度によるNDKへの弱さなどを考慮した場合、駆逐戦車のセオリー通り味方への火力支援に徹するのが良い。
また、本車両は非常に狙いやすい弱点である「タンコブ」と「履帯裏の悪魔」の存在ゆえ、接近戦は大の苦手である。
エスプリの効いたタンコブとお尻を晒したまま同じ場所で撃ち続けるのは敵への投げキッスにも等しい。
芋らない程度に敵との交戦距離を置く事で砲性能のアドバンテージを生かし、機動力を駆使して小まめな陣地転換を行い、着実に戦果を上げていこう。
初期状態(90mm砲+初期エンジン)だと特に性能の低さが顕著であるため、他の車輌でモジュールの開発を進めるかフリーを投入するかして最終砲と最終エンジンの両方を開発してから乗り出したい。
可能であれば搭乗員スキル「クラッチの名手」を育成しておき、拡張パーツ「改良型操縦装置」を開いて常備品「食料+改良型燃料」を選択、旋回性能を上げておくと、かなり快適度が増す。
特徴
長所
- 良好な貫通力・単発火力・精度が伴った最終砲
- それなりに動ける機動力
- 近距離で見つからない限りは低いヘイト
- 弱点のタンコブが目立つのでミスショットを誘い易い
短所
- 大きな弱点である上部のタンコブ(バフにより多少改善)
- 車体が大きい(=低い隠蔽率)上に装甲も薄い
- 砲の俯角が狭く(6度)、ハルダウンで車体を隠すことも難しい
- 旋回が遅くNDKされ易い
- B1から受け継いだ履帯裏の悪魔
- やたら低い浸水判定
初期の研究
- 中間砲はSomua S35 CAの最終砲と同じ砲である。中間砲は単発火力・貫通力が不足気味であるのでフリー経験値を投入して最終砲を早急に開発しよう。その後は最終エンジン→履帯の順でよい。
- エンジンはBDR G1 Bと互換性がある。
歴史背景
英語版wikipediaより
ARL V39は、ARL 1940 V939 40としても知られており、
WWIIの前に陸軍が提示した、新型自走砲の要求を満たすように設計された装甲戦闘車両であった。
改良された75mm砲と7.5mm機関銃を装備しており、
2種類の試作車のみ製造されたが、この設計はARL 44重戦車とは無関係のARL40として知られていた。
1935年に設計された2つの試作車は1940年に完成したが、その後フランスがドイツに占領された事により量産が中止され、
試作品はモロッコに避難する一方、プロジェクトも中止された。
この計画は1935年半ばに提案された。
計画以前に同様の設計理念に沿った戦車は存在せず、
結果としてソミュアS35をベースにしたSomua SAu 40、B1重戦車を元に開発したARL40の2種類が製作される運びとなった。
ARL V 39はARL 40の仕様を満たすために開発された内、完成した唯一の車両である。
軟鋼製の最初の車両は1938年6月に完成し、1939年3月23から25日の間に試験が行われた。
試験後、大量生産の承認がなされたが、そのうちの24台は非武装の指揮車であった。
9月27日に12輌が部隊に配備され、2,3輌で一個小隊とし、通常は2個小隊を組み、
その各小隊には指揮車両がさらに追加された上で運用された様である。
1939年10月、ダラディエ首相は1940年10月までに最初の5輌が配属準備を整え、月10輌を生産する計画に変更した。
しかし、1940年5月から開始されたフランス侵攻の初め頃に量産できた車輌はなく、
2輌の試作車がモロッコに輸送され、トンネル内に隠されていた事が確認されているが、それ以上の行方は不明である。
フランスが占領され、後に誕生したヴィシー政権では、ARL40プロジェクトのさらなる進展を止めた為、
量産計画もお蔵入りする事になった。
ARL V39はAPX製の高初速の75mm砲を搭載した。この砲は75mm1929カセミテ要塞砲の改良型であり、
榴弾の初速では400m / sになり、徹甲弾では570m / sに達した。
貫徹力試験では、1,000メートル(3,300フィート)で50mmの貫通力を有することが判明した。
照準器にはステレオ式レンジファインダーが用意され、最大2,000mの距離から照準を合わせる事が可能であった。
射界は左右に7°、仰俯角は-10°~30°であった。
また、SAu 40と同様に移動の際には砲身を一部車内に格納することが可能であり、
砲には自動開放機能付きの垂直鎖栓が用意されていた。
コメント
このコメント欄の書き込みはWiki内ではなく、zawazawaに行われます。
書き込みに際し、コメントルールを遵守してください。
コメントルールに違反したコメントを発見した際は反応せず、通報してください。非表示設定にしても通報は行われません。
Mバ報告などは戦果報告板へ。コンテナ(ガチャ)結果などはドロップ報告板へ。
【既存のコメントに関連したコメントをするとき】
既存のコメント文頭にある〇をクリック(選択)してから書き込んでください。
【長文コメントを書き込むとき】
折りたたみ機能を使用してください。詳しくは下記「折りたたみ機能について」を参照してください。
【創作ネタなどを書き込みたくなったとき】
癒しの休憩所 投稿する際の注意とお願い【必読】を熟読した上で図書館一号館/図書館一号館第二棟/図書館二号館のいずれかに書き込んでください。
【コメント内容を修正・削除したいとき】
詳しくは下記「ツリー化を間違えた場合」を参照してください。なおzawazawaでは他人のコメントを編集することはできません。
使用可能な書式はこちら。
- 下、すべて見るからzawazawaにアクセスしてください。
- 下記画像で示されているボタンをクリック。
するとこのように表示される
- 下記画像のように、ラベルと記載されている部分をタイトルに、コンテンツと記載されている部分を本文に置き換える。
- 画像で示されているプレビューボタンを押して問題がなければ送信。
ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
- ツリー化を行うには既存のコメント文頭にある、〇をクリック(タップ)し、●にしてからコメントを投稿してください。
- zawazawaから投稿する場合は、既存コメント下部の+をクリックし、「>>〇(数字)」と表示された状態にしてからコメントを投稿してください。
ツリー化を間違えた場合
投稿後にツリー化を行うことはできません。
後からツリー化を行う場合は、まず投稿したコメントの末端部分、投稿日時横の「zawazawaで見る」アイコンをクリック(タップ)します。
リンク先で投稿したコメントの詳細表示がされるので、「削除」をクリック(タップ)して、投稿したコメントを削除してから、再度投稿しなおしてください。
ログインするメリットとなりすまし防止
zawazawaによるコメント欄は、もちろんログインせず、誰でも書き込むことが可能ですが、ログインすることにより以下のようなメリットがあります。
- 「なりすまし」が行われない
「なりすまし防止」欄で解説していますが、エイリアスがログインすることにより固定されるため、他人からなりすましをされる可能性が極めて低くなります。 - コメントごとに「通報」を行うことが可能
ログインすることでコメントごとに通報をすることが可能になります。
詳しくは「コメントを通報するには」へ。 - ログインしても匿名性を保てる
通常、ログインするとハンドルネームが表示されてしまいますが、「アカウントと関連付けない」を選択してから投稿すると、ログインしてないコメントと同様に表示されます。
Diffanaと異なり、メールアドレス、Twitterから登録可能で、本Wikiの運営会社(wikiwiki.jp)が運営しているので、比較的信頼度の高いサービスとなっています。
また、zawazawaによるコメント欄では、どのコメントとどのコメントが同一人物なのか、ある程度特定することが可能です。
- 同一かどうか確認するには、まず各コメント欄上部にある「すべて表示」をクリック(タップ)します。
- 各コメントの投稿日時の後ろに、英数字が記載されていますが、これは「エイリアス」といい、ブラウザ、回線等を総合的に判断して乱数によって自動的に設定されます。
このエイリアスを確認することにより、投稿されたコメントがどのコメントと同一人物なのかを判断することができます。
また基本的にブラウザ、回線を変更してもこのエイリアスは変更されないため、なりすまし防止にも役立ちます。
コメントを通報するには
ページと関係ないコメント、他人の誹謗中傷、晒しコメントなど、不適切なコメントはコメントごとに通報することができます。
- 通報を行うには、まず通報したいコメントの末端に表示される、「zawazawaで見る」をクリック(タップ)します。
- 当該のコメントがzawazawaで表示されるので、「通報...」をクリック(タップ)します。
なお通報する際はzawazawaアカウントでのログインが必要ですが、通報自体は匿名で行われます。
- 通報の理由を記入し(任意)、送信をします。
また通報用フォームや運営掲示板から通報をすることも可能です。
過去のコメントはアーカイブから参照してください(表示されている場合のみ)。