Tier 3 ソ連 軽戦車 BT-7 /日本語表記︰ベー・テー・スェーミ
Tier2のBT-2戦車の後継。
車体各所がより洗練された形状に変更されているのが特徴。
機動力は良好な数値を維持している。
基本性能(v7.2.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後進 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
BT-7 | III | ソ連 | 軽戦車 | 470~510 | 40/25/15 | 44/20 | 15.44 | 6,000 |
---|
実用出力重量比(hp/t) | 27.53 |
---|
武装
砲塔:BT-7 mod. 1935
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
II | 20K mod. 1939 | 13.04 | AP APCR | 56 90 | 60 55 | 782 717 | 0.46 | 1.3 | 84 | 14 800 2 | 250 | +25° -8° |
---|
砲塔:BT-7 mod. 1937
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
II | 20K mod. 1939 | 13.04 | AP APCR | 56 90 | 60 55 | 782 717 | 0.46 | 1.3 | 102 | 14 800 2 | 250 | +25° -8° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IV | VT-42 | 12.77 | AP APCR | 78 95 | 65 55 | 830 702 | 0.40 | 1.2 | 102 | 20 1200 3 | 322 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
II | BT-7 mod. 1935 | 40/35/35 | 44 | 210 | 950 |
---|---|---|---|---|---|
III | BT-7 mod. 1937 | 40/35/35 | 46 | 210 | 1,050 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | M-17L | 375 | 20 | 610 |
---|---|---|---|---|
V | V-2 | 425 | 15 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
III | BT-7 | 16.50 | 35 | 4,000 |
---|
乗員
- Commander
- Commander
- Radio Operator
- Driver
- Gunner
- Gunner
- Loader
派生車両
開発ツリー
BT-2 | ━ | BT-7 700 | ━ | 45 mm 20K | ━ | BT-7 mod. 1937 490 | ━ | 45 mm VT-42 1,280 | ┳ | A-20 2,500 45,000 |
┗ | SU-85B 2,500 45,000 | |||||||||
━ | BT-7 mod. 1935 | |||||||||
━ | M-17L | ━ | V-2 1,250 | |||||||
━ | BT-7 |
:必要経験値
解説
新たに搭載可能な砲である45mm VT-42は45mm 20kの上位互換とも言える性能をしており、特に貫通力が75mmと高く、より敵を選ばない戦いを可能にするだろう。
装甲は車体前面が40mmと一見薄いように見えるがある程度傾斜がかかっており、格下の砲弾程度なら弾くことが可能。
側背面は紙な上にモジュールが多く存在するため、できるだけ側面を見せないように心がけたい。
機動力はBT-2から変わらず、良好な数値を維持しており、エンジンを改良することによって馬力を上げることができる他、火災発生率を下げることができる。
立ち回り方
相手の陣地等に偵察に行くなどして味方の目になろう。
ただし軽戦車だからと言って戦闘に参加しなかったり、後方で芋などしてはいけない。
積極的に動き立ち回りを理解していこう。
特徴
長所
- BT-2に引き続き、トップクラスの加速力
- 優れた旋回速度
- 素晴らしいDPM(DPM勝負のダメージレースに強い)
- 精度、貫通に優れた優秀な主砲
- 被弾率の低い幅狭い車体
短所
- やや低めなHP
初期の研究
- 45 mm VT-42は貫通力が優秀なので優先的に開発しよう。フリー経験値を投入するのも手。
歴史背景
BT-7(ロシア語:БТ-7ベテー・スィェーミ)はソ連で開発された快速戦車(Быстроходный танк)である。これは騎兵部隊の支援や、長距離侵攻を目的に開発された、BTシリーズの最終型であった。1935年から生産開始され、1940年までに各型合計4600輌 - 5328輌(諸説あり)、うちディーゼルエンジンを搭載したBT-7Mは、すぐ後に同じエンジンを搭載したT-34の生産が始まったため、706 - 788輌と少ない。
本車はBT-5の装甲とエンジンを強化、若干大型化したものである。装甲厚も13mmだった正面装甲板が15mmとなり若干増強、後に砲塔の避弾経始が改良されており、車体はリベット接合だったものが、溶接に変更された。これにより、車体の先端(従来は40mm厚の小さな台形の装甲が接合されていた箇所)が20mm鋼板を曲げた形状となった。
砲塔はBT-5同様の後部に張り出しのある円筒型と、1937年から生産された、ハッチが丸みを帯びた形となり、側面装甲が15度傾斜した円錐型があった。後者の改良型である1938年後期型砲塔の後部には、ピストルポートに代わってDT機関銃が装備された。1939年型砲塔からは装填手ハッチに対空機関銃架が装着されている。この砲塔には途中から、45mm戦車砲20Kに代わる新型のM1938 20Kmが搭載されている。
エンジンは第26工場が生産する新型の450馬力M-17Tが搭載され、重量増加を補った。また燃料タンクが容量840リットルに大型化され、航続力も増大した。
BT-7には旧型のような大型円筒形マフラーは使われておらず、最初から金網製カバーの後部から突き出す形の延長型排気管となっている。履帯はBT-5までの物よりピッチ幅の小さい新型となったが、写真では旧型を履いたBT-7や、逆に新型を履いたBT-5も見られ、互換性があった。
当時のソ連軍の軽戦車及び快速戦車は、弱装甲の上にガソリンタンクから引火して撃破されるケースが多く問題となっていた。そこで引火点の高い軽油を用いる戦車用ディーゼルエンジン型が求められ、ドイツのユンカース社が開発した航空機用ディーゼルエンジンが研究用として購入された。しかしソ連の技術者はより軽量なディーゼルエンジンを目指し、イスパノ・スイザ航空機用水冷ガソリンエンジンをベースに、アルミ合金を多用してディーゼル化、これはVD-2と命名された。1936年には4輌のBT-7に搭載して試験が行われ、改良されて(後にT-34に搭載される)V-2となった。1939年6月にはこれを搭載する試作車2輌の試験が開始され、これはBT-7Mとして量産されることとなった。
BT-7Mは外見上、エンジングリルと工具類の配置の違いでそれ以前の型と識別が可能であった。ガソリンエンジン型では円盤型のベンチレーターカバーが付くが、ディーゼルエンジン型では同じ位置に小さな丸く膨らんだカバーがあるだけである。ただし、1940年に生産されたNKVD向けの72輌のBT-7Mは、他の使用車輌との兼ね合いのためか、従来のガソリンエンジンを搭載している。外見上の違いのわかる写真は見当たらないが、おそらく工具類の位置がM型仕様で、エンジングリルが旧型と同じであろうと思われる。
本車の軍への引渡しが開始されたのは1939年12月のことであったが、以前よりノモンハン事件を記録した日本語の書籍では、部隊編成すらされていないはずのBT-7Mが「大量投入され、火炎瓶攻撃が無効となった」とする記述が多かった。しかしロシア側から日本に入ってくる資料では、これを肯定する記述は一切見られない。後に火炎瓶を装備した歩兵や地雷工兵に対しては、悌形隊形で進撃し、攻撃を受ける前列を後列の戦車が援護する戦法で対応、肉薄攻撃をほぼ封殺することに成功している。
1939年5 - 9月、BT-7と火力支援型BT-7Aは増援としてノモンハン事件に投入された。前半戦におけるBT-5の損害は予想以上で、BT-7もまた九四式37mm速射砲や75 mm野砲によって同じように撃破された。しかしまとまって投入されたのは戦況が有利になってからの後半戦からのようで、(装甲の強化がどの程度有効であったかは不明であるが)BT-5よりは格段に損害が少なかった。それでも通常型30輌、指揮官型27輌、火力支援型2輌を全損・または損傷大につき後送となっている。特にハチマキ型アンテナの目立つ指揮官向け戦車の損害の比率が大きく、日本陸軍が優先攻撃目標にしたことが伺える。
9月のポーランド侵攻には、BT-2やBT-5、T-26等と共に参加している。
続いて11月からのフィンランドに対する冬戦争にも投入されたが、やはり他のBTシリーズ同様、滑り止めのパターンの無い履帯が雪中での行動に向かないため、活躍できなかった。続く継続戦争の初期にも参加し、フィンランド軍に捕獲使用された車輌の一部は、榴弾砲を搭載したBT-42に改造されている。
1941年のドイツによる侵攻では、あいかわらず乗員の錬度が不足していることや、旧型よりは厚くなったとはいえ装甲も不十分で、多数が撃破され、急速に消耗した。BT-7を捕獲したドイツ軍は、BT-5同様に後方警備用など二線級任務に使用している。1942年になっても一部は使用が続けられていたが、多くの部隊ではT-34によって更新され、生き残りのBTシリーズは、満州国境方面に回された。
1945年の満州侵攻には、ヨーロッパ方面からの新型戦車の展開の遅れもあり、BT-5やT-26と共に久々に実戦投入されている。BT-7は第6親衛戦車軍に三個大隊が配備され、それまでドイツ軍に対しT-34で戦ってきた兵士たちが搭乗、その機動力をもって山岳地帯を走破して部隊の先鋒となり、部隊が表彰される程の活躍を見せて終戦を迎えた。
コメント
このコメント欄の書き込みはWiki内ではなく、zawazawaに行われます。
書き込みに際し、コメントルールを遵守してください。
コメントルールに違反したコメントを発見した際は反応せず、通報してください。非表示設定にしても通報は行われません。
Mバ報告などは戦果報告板へ。コンテナ(ガチャ)結果などはドロップ報告板へ。
【既存のコメントに関連したコメントをするとき】
既存のコメント文頭にある〇をクリック(選択)してから書き込んでください。
【長文コメントを書き込むとき】
折りたたみ機能を使用してください。詳しくは下記「折りたたみ機能について」を参照してください。
【創作ネタなどを書き込みたくなったとき】
癒しの休憩所 投稿する際の注意とお願い【必読】を熟読した上で図書館一号館/図書館一号館第二棟/図書館二号館のいずれかに書き込んでください。
【コメント内容を修正・削除したいとき】
詳しくは下記「ツリー化を間違えた場合」を参照してください。なおzawazawaでは他人のコメントを編集することはできません。
使用可能な書式はこちら。
- 下、すべて見るからzawazawaにアクセスしてください。
- 下記画像で示されているボタンをクリック。
するとこのように表示される
- 下記画像のように、ラベルと記載されている部分をタイトルに、コンテンツと記載されている部分を本文に置き換える。
- 画像で示されているプレビューボタンを押して問題がなければ送信。
ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
- ツリー化を行うには既存のコメント文頭にある、〇をクリック(タップ)し、●にしてからコメントを投稿してください。
- zawazawaから投稿する場合は、既存コメント下部の+をクリックし、「>>〇(数字)」と表示された状態にしてからコメントを投稿してください。
ツリー化を間違えた場合
投稿後にツリー化を行うことはできません。
後からツリー化を行う場合は、まず投稿したコメントの末端部分、投稿日時横の「zawazawaで見る」アイコンをクリック(タップ)します。
リンク先で投稿したコメントの詳細表示がされるので、「削除」をクリック(タップ)して、投稿したコメントを削除してから、再度投稿しなおしてください。
ログインするメリットとなりすまし防止
zawazawaによるコメント欄は、もちろんログインせず、誰でも書き込むことが可能ですが、ログインすることにより以下のようなメリットがあります。
- 「なりすまし」が行われない
「なりすまし防止」欄で解説していますが、エイリアスがログインすることにより固定されるため、他人からなりすましをされる可能性が極めて低くなります。 - コメントごとに「通報」を行うことが可能
ログインすることでコメントごとに通報をすることが可能になります。
詳しくは「コメントを通報するには」へ。 - ログインしても匿名性を保てる
通常、ログインするとハンドルネームが表示されてしまいますが、「アカウントと関連付けない」を選択してから投稿すると、ログインしてないコメントと同様に表示されます。
Diffanaと異なり、メールアドレス、Twitterから登録可能で、本Wikiの運営会社(wikiwiki.jp)が運営しているので、比較的信頼度の高いサービスとなっています。
また、zawazawaによるコメント欄では、どのコメントとどのコメントが同一人物なのか、ある程度特定することが可能です。
- 同一かどうか確認するには、まず各コメント欄上部にある「すべて表示」をクリック(タップ)します。
- 各コメントの投稿日時の後ろに、英数字が記載されていますが、これは「エイリアス」といい、ブラウザ、回線等を総合的に判断して乱数によって自動的に設定されます。
このエイリアスを確認することにより、投稿されたコメントがどのコメントと同一人物なのかを判断することができます。
また基本的にブラウザ、回線を変更してもこのエイリアスは変更されないため、なりすまし防止にも役立ちます。
コメントを通報するには
ページと関係ないコメント、他人の誹謗中傷、晒しコメントなど、不適切なコメントはコメントごとに通報することができます。
- 通報を行うには、まず通報したいコメントの末端に表示される、「zawazawaで見る」をクリック(タップ)します。
- 当該のコメントがzawazawaで表示されるので、「通報...」をクリック(タップ)します。
なお通報する際はzawazawaアカウントでのログインが必要ですが、通報自体は匿名で行われます。
- 通報の理由を記入し(任意)、送信をします。
また通報用フォームや運営掲示板から通報をすることも可能です。
過去のコメントはアーカイブから参照してください(表示されている場合のみ)。