Tier 8 ソ連 中戦車 T-44-100
ソ連Tier8課金中戦車。
通常ツリーのT-44の車体側面に空間装甲として機能するシュルツェンを追加した車両。
関連車輌:T-44
直近90日の平均勝率:51.37%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。
基本性能(v4.7.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
T-44-100 | VIII | ソ連 | 中戦車 | 1350 | 90/75/45 | 51/20 | 33.50 | 0,000 |
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実用出力重量比(hp/t) | 15.52 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 100mm LB-1A | 6.67 | AP APCR HE | 175 235 50 | 280 240 350 | 1867 1600 2334 | 0.35 | 2.3 | 56 | 252 3600 9 252 | 2,400 | +20° -5° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | T-44-100 | 120/100/100 | 48 | 260 | 7,800 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VI | V-44 | 520 | 15 | 750 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | T-44-100 | 37.00 | 51 | 8,000 |
---|
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader(Radio Operator)
派生車両
派生元:なし
派生先:なし
解説
100 mm LB-1Aを搭載したT-44にシュルツェンを装備した試作車両である。
装甲
T-44譲りの優秀な傾斜と厚めの装甲を持っており、豚飯や昼飯は通常弾を撃つ格下相手には有効。金弾を撃つ敵に車体を見せてしまったときは車体をくねらせて跳弾を狙おう。
シュルツェンは6mmの空間装甲扱いとなっておりHE弾のダメージ減少やHEATを無効化することがある(過信はしないこと)。またダメージ判定がないので豚飯すれば勘違いした相手がシュルツェンを撃つ→出て行って敵を撃つという戦法が有効である。
ただし弾薬庫の脆さはそのまま引き継いでしまっており、さらにエンジンの耐久力や火災発生確率は劣っており被弾が致命的になりやすい。
そして何故かHPが減っている。
主砲
100 mm LB-1A
本家T-44の最終砲と名前は違うが同じ砲で性能もほぼ同一。
機動性
本車両のエンジンの馬力は本家T-44の初期エンジンにも劣り、加速性能はType 59やT-54 first prototypeと同程度。最高速度は51km/hと普通であるが、走り出しや登坂時でのもっさり感は否めない。旋回性能はT-44と同程度で良好である。
総論
基本的な性能はT-44に準ずるが加速が悪くなっていることに注意し早め早めの行動と地形把握を意識しよう。同Tierのプレミアム車両に強力な車両が多数追加され、それらと比べると性能面での陳腐化が著しいため、正面戦闘では不利な戦いを強いられることになる。
特徴
長所
- 非常に優秀な履帯性能
- プレ車なのでクレジット収支が高い
- 優秀な視認範囲
- 優秀な照準拡散
- 優秀な砲塔旋回速度
- 優秀な隠蔽率
短所
- 弾薬庫が脆い
- 貫通力が低い
- HPが低い
- DPMの低さの割に単発が微妙
- シュルツェンの恩恵を感じにくい
歴史背景
T-44はソビエト連邦によって第二次世界大戦末期に開発され、冷戦時代初期にかけて運用された中戦車である。
T-34の後継にあたる車輌であり、車体は履帯の上にスポンソンを設けない完全な箱型に変更された。また、エンジンはT-34のV-2ディーゼルエンジンを改良したV-44を搭載した。エンジン出力が向上し、横置きにすることで車体もコンパクトにまとめられ、重量も31.8tに抑え込まれた。砲塔はT-34-85に似てはいるが前後に長く装甲も厚い新型となり、主砲は85mm戦車砲ZIS-S-53を搭載した。車重がT-34-85より軽量で、車高も低いことから、機動力も良好で路上では最大50km/hを出すことができた。
ただ、T-44の武装は大戦末期には標準的なもので、すぐに陳腐化するのは明らかだった。そのため、生産開始とともにさらに強力なZiS-100またはLB-1 100mm戦車砲を搭載する研究が始まった。
しかし、試作されたT-34-100やT-44-100のように単純に主砲を交換するだけでは、100mm砲の反動をうまく車体で受け止めることができないことが判明し、砲塔を新設計するとともにターレットリング径を拡大して車体からはみ出す形となった。また、問題が多かったトランスミッションも新型が搭載され、履帯も変更された。
この新砲塔の100mm戦車砲搭載型はT-44Vと呼ばれたが、すぐにT-54と改称された。T-54は1946年から試験的に部隊配備され、1950年に正式採用され、更にお椀型の新型砲塔に変更し大量生産されている。後にT-44はドイツ戦車のようなシュルツェンを実験装備したり、エンジンやトランスミッション系をT-54と同じ物に変更、'66年には砲安定装置を追加したT-44M又はT-44Sに改修された。
結局、T-44が実戦に投入されることは無く、T-54が配備されると第二線部隊に配備されたり訓練用として使用されるに留まった。
※上にT-34-100とあるが、こちらはT-34-85の砲塔に100mm戦車砲を搭載しようとした車輌設計案のことである。しかし、ターレットリングのサイズや砲重量の問題から開発は困難を極めた。試行錯誤の末、ターレットリングを拡大し、サスペンションの耐久性を高めた車輌が設計され、T-34-100と命名されたようである。ZiS-100やD-10Tを用いて行われた試験では比較的良好な結果が得られたようで、その後も改良型のLB-1を搭載するなど開発が続けられたが、終戦が近づいたため、遂にT-34-100の量産が実現することはなかった。因みに、PC版WoTのT-34-85は嘗てD-10T 100mm戦車砲を搭載することができた。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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