Tier 7 アメリカ 重戦車 T29

耳のようなステレオスコープが特徴的
ドイツの新型戦車に対抗して開発された重戦車。
前身のM6とは計画開始時点が三年も離れている。
箱型で歩兵戦車的だったT1、M6から一転、低めの車体と堅固な巨大砲塔が特徴的。
さらに、モジュールを何も開発していない (いわゆるストック) の状態では、平均速度がなんと驚異の2km/hと歩いた方が早い有様なのでお荷物どころの話ではない。エンジンと履帯は必ず開発しておこう。
直近90日の平均勝率:53.60%(2023年9月7日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
T29 | VII | アメリカ | 重戦車 | 1350~1500 | 120/76/51 | 35 | 63.46 | 1,450,300 ![]() |
---|
武装
砲塔:T123 (初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 90 mm Gun M3 | 8.49 | AP APCR HE | 160 243 45 | 225 190 270 | 1910 1613 2292 | 0.38 | 2.3 | 73 | 255 ![]() 4400 ![]() ![]() 255 ![]() | 2,050 | +15° -10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 105 mm Gun T5E1 | 5.00 | AP APCR HE | 198 245 53 | 310 260 400 | 1550 1300 2000 | 0.42 | 2.7 | 63 | 1000 ![]() 4800 ![]() ![]() 680 ![]() | 2,400 |
砲塔:T136 (後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 90 mm Gun M3 | 8.57 | AP APCR HE | 160 243 45 | 225 190 270 | 1928 1628 2313 | 0.38 | 2.3 | 73 | 255 ![]() 4400 ![]() ![]() 255 ![]() | 2,050 | +15° -10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | 105 mm Gun T5E1 | 5.61 | AP APCR HE | 198 245 53 | 310 260 400 | 1739 1459 2244 | 0.42 | 2.7 | 63 | 1000 ![]() 4800 ![]() ![]() 680 ![]() | 2,400 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VI | T123 | 279/127/101 | 25 | 230 | 8,400 |
---|---|---|---|---|---|
VIII | T136 | 279/127/102 | 25 | 250 | 9,100 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VII | Ford GAZ | 720 | 20 | 556 |
---|---|---|---|---|
VIII | GMC Allison V1710-E32 | 760 | 20 | 556 |
VIII | Continental AV-1790-3 | 800 | 20 | 569 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VI | T84E1 | 66.80 | 22 | 11,500 |
---|---|---|---|---|
VII | T84E3 | 66.80 | 27 | 11,500 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
- Loader
派生車両
開発ツリー
M6 | ━ | T29 55,000 ![]() | ━ | ![]() 90 mm Gun M3 | ┳ | ![]() 105 mm Gun T5E1 18,100 ![]() | ||
┗ | ![]() T136 12,100 ![]() | ━ | T32 100,000 ![]() 2,610,000 ![]() | |||||
━ | ![]() T123 | |||||||
━ | ![]() Ford GAZ | ━ | ![]() GMC Allison V1710-E32 12,300 ![]() | ━ | ![]() Continental AV-1790-3 23,750 ![]() | |||
━ | ![]() T84E1 | ━ | ![]() T84E3 9,800 ![]() |
:必要経験値
解説
アメリカのTier7重戦車。
ハルダウン戦法の代名詞的存在であり、初心者にも扱いやすい。
T30、T34、T32は本車と同系統の車両であり、基本戦法を共有できるためよく慣れておくといい。
これ以降のアメリカ重戦車は側面装甲が非常に薄くなり、豚飯適性が下手なMTにも劣るようになってしまう。T1やM6で豚飯を重視していた戦車長は、戦い方を根本的に変える必要がある。ハルダウンは重要な戦法なので是非この戦車でマスターしよう。
立ち回り方
ハルダウンが非常に強力な一方、砲塔装甲以外の性能にはやや不安が残る。旋回性能は高いためNDKへの対処程度ならばこなせるものの、車体装甲厚や発射速度が低めで平地でのDPM勝負は苦手。
できる限りハルダウンして単発火力を活かすことを心がけよう。特に格上戦では重戦車らしい立ち回りよりもハルダウンで守りを固められる位置どりの方が重要である。
機動性も頼れるものではないので、常にミニマップを確認し味方から離れすぎず、敵に近づかれすぎないようにすることが大切。
砲塔
防盾は279mmと非常に厚く、防楯中央以外には防楯裏にも279mmの主装甲が存在する。防楯中央を貫通可能なのは格上TDとSU-100M1の課金弾程度で、少し逸れれば500mmを超える部分に命中する。防楯を撃つのは弾かれるリスクが高い為、大人しくキューポラやおでこを狙うのが無難だろう。
正面に対しては高い防御力を持ち、側面も127mmとそれなりに分厚いが、斜め前方に対しては200mm程度で比較的容易に貫通される。複数方向の敵を同時に相手取るのは下策。そして後頭部に弾薬庫判定があるので気をつけよう。
キューポラは砲塔後部に位置し広く俯角を取ると見えなくなるが、実質180mmと同格以上には抜かれる可能性がある。また、防盾すぐ上の三角形をした砲塔装甲は傾斜が緩く実質200mm。
また天板が38mmで砲塔上部に弱点が集中している。
KV-2などの15榴持ちは、ハルダウンしていても榴弾で300以上のダメージを与えてくる可能性がある。
ハルダウン中も砲の仰角を取ったり、照準を合わせられないように前後運動をするなりして弱点を狙われないように心掛けよう。
尚、改良砲塔で追加される耳のようなステレオスコープにはダメージ判定が存在しない。
車体
上部は傾斜込みで実質180mm~と同格までの通常弾には防御を見込めるようになった。しかし、機銃口や車体下部など弱点が多く頼れるものではない。
特に下部は誘導輪付近が垂直70mmで、車高の低いSU-152などに接近を許すと榴弾を貫通される危険性もあるので注意。
側面は76mm程度とある程度の装甲厚を持つが、砲塔基部より後方1/2ほどは51mm装甲に減厚されており、2倍ルールが発生しやすいことから側面を使った豚飯には注意が必要。
車体下部の空間は平地で戦う場合注意が必要となる
防盾からステレオスコープ手前の車体下部にへばりつくように弾薬庫が存在し重戦車ではT32とM103、T34、駆逐戦車のT30における弱点となる。
幸い正面から弾薬庫損傷する可能性は極めて低いものの、車体の下を狙っている場合は弾薬庫狙いのHEに対し警戒すべし。
主砲
すべての主砲は初期砲塔から俯角-10°で搭載できる。
- 90 mm Gun M3
悪くない単発火力と高い課金弾貫通力を有し、初期砲としては実用的。最終砲を後回しにしてエンジンや履帯の研究を進めても良い。
APは格下や同格中戦車までにしか通用せず、同格以上には課金弾を多用することになる。
DPM自体は高いので以前はこちらを使う人もいたが、課金弾火力弱体化以降はあえて使う理由は無くなった。
- 105 mm Gun T5E1
最終砲。通常弾貫通・単発火力に優れるが、DPMや精度に不満が残る。
ハルダウン中心の本車ではDPMは大きな問題にはならないが、中戦車に強引に押し切られる可能性があるので、例に漏れず孤立するような立ち回りは避けたい。
精度もソ連ほどではないがやはり悪いので一発ごとに丁寧に照準しよう。
tier7戦場では12cmや15cm持ちHTが珍しくないので、単発交換は相手と場を踏まえた上で行うべし。
機動性
出力重量比12.4。ISやTiger程身軽に動ける訳では無いが、重量感の割には加速も良く動きやすい方で、旋回性能は優秀。
一方で履帯の地形適応性が低く、不整地盤では機動性が大きく下がるので過信は出来ない。
消耗品、常備品
この戦車は特殊な消耗品及び常備品を使用出来る。それについても説明しよう。
- 反応装甲(消耗品)
・受ダメージ量を20%減少させる
・時間:15秒
・クールダウン時間:75秒
一時的に撃ち合いに強くなれる。本車は撃ち合いが苦手であるが、それでも撃ち合わねばならない時も存在するため、それに備え装備するのは悪くない選択肢。HEで無理矢理ダメージを通してくる15cm持ち戦車の前でハルダウンする場合にもいいかもしれない。ただ、普通に修理・救急キットを積んだ方がいい場面もある。よく考えて搭載すべし。
- サンドバッグ装甲(常備品)
・車輌のHPが+3%(強化型は+6%)
・自動的に使用され、1戦中に常時効果を発揮
単純に打たれ強くなる。本車の場合、通常のサンドバッグ装甲で45、強化型で90だけHPが上がる。
ただ、これで105mmや122mm砲の確定数がそこまで変わる訳では無いので、焼け石に水かもしれない。
特徴
長所
- トップクラスの砲塔正面装甲
- 広い視界範囲(250m)
- 高い貫通力
- 重戦車にしては高い旋回性能
- 特殊な消耗品と常備品を積める
短所
- 薄い側面、背面装甲
- 低い発射速度
- あまりよろしくない精度
- とてつもなくデカイ車体
初期の研究
- 開発順は以下の二択がおすすめである。
機動性が不満な場合:履帯→エンジン(最終まで)→105mm砲→改良砲塔
貫通・火力が不満な場合:105mm砲→履帯→エンジン(最終まで)→改良砲塔
ちなみにエンジンはT30と互換性がある。
履帯を換装することで走破性能が飛躍的に上昇するため、エンジンよりも優先度が高い。
歴史背景
wikipediaより
ドイツの新型戦車に対抗するためM26パーシングが開発されたが、45トン級のパーシングでは重量70トンに迫るティーガーIIに対抗するには不足であると考えられ、これに十分対抗できる重戦車の開発が1943年3月に開発計画が始まった。
パーシング重戦車の車体を延長して装甲を強化し、最大出力770馬力のFord GACエンジンを新たに搭載、高初速の105mm砲であるT5を搭載できるように砲塔は完全に新設計となった。
70トンの車重を持つこの新戦車は、火力も装甲もティーガーIIと比較して遜色の無いものとなった。 試作型のうち一両は、12気筒V型エンジンであるアリソンV1710を搭載した。
同時に開発されていたT30重戦車は、T29とほぼ同じであるが155mm砲T7を搭載できるようにした派生型で、エンジン出力の強化と、装填手の追加がなされている。
開発完了した1945年にはヨーロッパでは戦争が終結していたが、日本本土侵攻のため、T29重戦車とT30重戦車は「限定的な調達」に分類された。
しかし米陸軍の司令部が、このような超重量級の兵器を取り扱うことに難色を示し、技術的問題も全てが解決されていなかったので、結果的にごく少数が試作されたのみであった。
T29重戦車の派生型最終形態は、T34重戦車である。この車両は120mm高射砲を基礎とした120mm砲を搭載した。
2輌の試作車が生産され、1輌はT29重戦車の試作型から改造された。もう1輌はT30重戦車から改修されたものである。
戦争が終結したことにより、これ以上の派生型の開発は無かった。しかし、T34重戦車の試験において蓄積されたノウハウは、M103重戦車の開発に役立った。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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