T40

Last-modified: 2023-08-07 (月) 22:17:19


Tier 4 アメリカ 駆逐戦車 T40

t40_001.jpg
 

M3 Leeの車体から砲塔と車体上部を撤去し、
オープントップにした戦闘室に76mm高射砲を搭載した戦車駆逐車である。

視界が非常に広い為狙撃屋の傾向が強いが、機動力は最低限備わっているので、陣地転換には困らない。

その他の画像
image.jpeg
 

直近90日の平均勝率:52.78%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

 

基本性能(v7.1.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
売却価格
(ゴールド)
T40IVアメリカ駆逐戦車50051/38/383821.80100 gda.png
 

武装

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)


VIAT M1A1 A6.45AP
APCR
HE
128
177
20
165
135
180
1064
871
1161
0.411.76896 cra.png
2800cra.png 7gda.png
68 cra.png
1,567+30°
-10°
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
T40-44250170
 
射界左22°/ 右35°
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VChrysler A5744020570
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
IVT40T4824326,200
 

乗員

  1. Commander
    • Commander
    • Radio Operator
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Loader
  5. Loader
     
 

解説

立ち回り方

隠蔽性が飛び抜けて良いわけではないが、オープントップの車体は視界が非常に広い(250m)という利点を持つ。
本車は射界が非常に広く、特に右方向には35度も取ることが可能である。
視界を活かして相手の視界の外から狙撃する立ち回りがメインとなるが、軽戦車や中戦車に発見されてしまうと低い機動性のために懐に入られ、なすすべがなくなってしまうので、味方から離れすぎない位置取りを心がけよう。
被発見時中は弱点である車体上部を隠すことも重要である。

 

車体

M3 Leeのものを流用した車体はほとんどが実質55mm程度の部位に占められているが、防盾部を含む砲の周辺の垂直に近い部位の装甲厚は19mmと非常に薄く、榴弾砲や機関砲を持つ相手に対してめっぽう弱い。
砲の周辺が弱点であるという都合上、本車は射撃の度に弱点を晒さなくてはならないが、発見されている間はできるだけ弱点を隠すようにしよう。

幸い、本車は38mmとやや厚めの側面装甲厚と広い砲可動域を持つので、戦闘室正面を隠しながらキツい角度で豚飯を行うことでそれなりに防御を狙うことができる。
それでも所詮はTier4MT相応の側面防御力であり、豚飯は緊急時のお祈り程度に考えておき、過信しないようにしたい。

なお、本車両は上記の通りLee先生の親戚筋ではあるが、先生の得意技「Lee飯」はできない。

 

精度はやや悪目だが、照準速度は良好であるので、しっかりと絞りきってからの射撃を心がけよう。

  • AT M1A1 A(76 mm AT Gun M1A1)
    やや精度が低めだが、良好な単発火力と貫通力を持つ。
    AP/APCR弾の貫通力は何とTier5駆逐のM10 Wolverine最終砲と同等、単発火力に至ってはAPが僅かながら高い。
    榴弾の貫通力と単発火力、そしてDPMでは劣るものの、Tier4にしてTier5駆逐最終砲並の単発火力と貫通力を発揮できるのは一応強みといえる。
    そもそもM10最終砲の性能が残念だという説もあるが連邦議会によって否決されました。
     
    俯角を-10°と広くとれるなど高い運用性を持ち、狙撃運用との親和性が高いが、装填時間がやや長く、分間火力は同格駆逐戦車中でも悪い。
    高貫通力を活かし、ボトムマッチ時には格上重装甲の敵を意識して削る事で味方への負担を軽減しよう。
コレクター化以前の砲
  • 105 mm AT Howitzer M3
    T82から引き継げ、このTierでも脅威となる単発火力を持つ。
    貫通できない相手にはHE弾の爆風ダメージでも被害を与えられるが、Tier5車両など充分な装甲厚をもつ相手でも正面から貫通できるHEAT弾も携行していくと効率よく相手に損害を与えられる。
    一方で精度や俯角が劣悪であるため、狙撃運用は難しい。
  • 57 mm Gun M1
    T82から引き継げ、単発火力は低いものの、装填時間が短いため、貫徹力と分間火力、精度に優れている。
    分間火力を活かすには常に相手と射線を通す必要がある。
    また、俯角を広く取れないといった欠点もある。
 

機動性

T82で使えた射撃陣地が使えなくなっていたり、接近された時に脚を活かして逃げるといった芸当もできないなど立ち回りの自由度は大きく失われてしまったので注意しよう。
とはいえ陣地転換や射線確保をやるには十分な足を持っているので、そう悲観する程でもない。

俯角を大きく取れるのでハルダウン運用をやりたくなるが、短伸縮をやろうにも後退速度がモッサリしており、敵から手痛いお礼のチップを貰いやすい。
顔出しの場所とタイミングには注意し、頻繁な顔出し位置変更を心掛けよう。

なお、当然ながら敵快速LTにNDKされる危険性は高く、広い視認範囲を活かして早め早めの陣地転換で脅威を減らそう。
同格の駆逐であるAlectoが放つ榴弾も大きな脅威となるので注意。格上の10榴勢については言わずもがなである。

 

特徴

長所

  • 高い俯角と射界の広さによる射撃自由度の高さ
  • 優れた貫通力と単発火力
  • オープントップによる広い視界
  • (車体に限っては)そこそこの防御力を期待できる

短所

  • 移民の国アメリカらしい来るもの拒まずの戦闘室
  • アメリカ砲名物悪い砲精度
  • 低いDPM
  • 中途半端な機動力

歴史背景

PC版wikiより転載

1940年、ドイツ軍の侵攻によってフランスが降伏すると、第1次世界大戦以来戦車運用の基本姿勢を変えていなかったアメリカは、ドイツ軍の電撃戦への対応を迫られてドクトリンを大幅に変更した。
その中で、敵機甲部隊の突破に際して迅速に駆けつけ、これを撃破する役目を与えられたのが戦車駆逐大隊で、その装備とされた車両が戦車駆逐車(Tank Destroyer)である。

1941年末から順次創設された戦車駆逐大隊は、当初トラックに37mm対戦車砲を搭載したM6自走砲や、M3ハーフトラックに75mm野砲を搭載したM3自走砲を装備したが、これらはいずれも暫定的な装備であり、将来的には全装軌式の戦車駆逐車を配備することが求められた。そこでまず砲牽引車に口径76mmの3インチ砲を装備したT1が設計されたが、元の車台が小さく実用化は困難とされ開発は中止された。その後続いてボールドウィン・ロコモーティブ社で開発されたのがT24とその改良型であるT40である。

T24はM3中戦車の砲塔と車体上面装甲板、それに主砲を撤去し、オープントップの戦闘室に口径76mmの3インチ高射砲M1918をほぼそのまま搭載した車両である。車体右前面の元々主砲があった部分は新たに装甲板が備えられ、M3中戦車よりもスマートな形状になっている。そのほかの部分についてはM3中戦車と同様の構造である。
なお、戦車駆逐車にオープントップ構造が求められたのは、戦場において迅速に敵戦車を発見して攻撃を行うためであった。
しかし本車は車高の高さなどが問題視されたため、改良型のT40が開発されることとなった。
T40は車高を下げるため、前面装甲板を切り欠いて主砲をより低い位置に据え付けた車両である。主砲も駐退機の強化などより車載に適するように改造され、防循も新たに装備されていた。

1941年12月にT40の試作車が完成、試験に供されたのち計画は凍結されていたが、対日開戦後の1942年4月、M9自走砲として暫定的に制式化された。しかし戦車駆逐委員会は本車の低機動力と主砲の旧式化を問題視したため、本車が大量生産されることはなく、1942年8月には開発計画が中止された。

参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
「アメリカ軍駆逐戦車」『グランドパワー』2011年7月号


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