Tier 4 イギリス 駆逐戦車 Alecto(アレクト)
イギリス第一駆逐戦車ツリーへようこそ。
紙装甲快速駆逐であり、Tier4版E 25といった感じで小さくてかわいい。ライバルは同格のヘッタン。
高速で走れる代償とかわいさの代償は大きく、防御は無きに等しく、単発偏重気味の主砲もあって開発先であるAT 2とは正反対とすら言える車両である。その為、AT 2を目指す戦車長達はイマイチ馴染めないかも知れない。
しかし、高速榴弾砲という独特な主砲(詳細は後述)と高い機動力を持つ本車は、慣れれば他の元ロマン砲持ちやソ連駆逐とはまた違った楽しさを味わえる筈だ。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Alecto | IV | イギリス | 駆逐戦車 | 490 | 10/10/10 | 46/16 | 9.14 | 45,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | QF AT Mk. IV | 8.11 | AP APCR HE | 110 180 25 | 90 80 100 | 730 649 811 | 0.37 | 1.7 | 120 | 36 2400 6 32 | 450 | +25° -5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
V | Q.F. AT Gun/How. Mk. III | 6.00 | AP AP HE | 92 115 44 | 175 155 190 | 1050 930 1140 | 0.45 | 1.7 | 50 | 62 2400 6 83 | 510 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | Alecto | - | 44 | 250 | - |
---|
射界 | 左15° / 右15° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
III | Meadows H.O.P. | 162 | 20 | 362 |
---|---|---|---|---|
III | Meadows H.O.P. O.C | 175 | 20 | 362 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
III | Alecto Mk. I | 10.20 | 33 | 1,800 |
---|---|---|---|---|
IV | Alecto Mk. IV | 10.20 | 35 | 1,800 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:Cruiser IV
派生先:AT 2
開発ツリー
Cruiser IV | ━ | Alecto 5,550 | ━ | QF 6-pdr AT Gun Mk.IV | ━ | Q.F . 25-pdr. AT Gun/How. Mk. III 7,000 | ━ | AT 2 15,250 425,000 |
━ | Meadows H.O.P. | ━ | Meadows H.O.P. O.C 690 | |||||
━ | Alecto Mk.I | ━ | Alecto Mk.IV 1,240 |
:必要経験値
解説
装甲
これまで以上にどうしようもない。
装甲は薄い薄いと言われているT82も驚きの全周にわたり4~10mm程度の装甲。紙装甲を通り越してティッシュ装甲とか金箔装甲のレベルで、どんな砲弾さえも拒むことを知らない。そもそも自走榴弾砲がコンセプトで敵戦車と撃ち合うことなんか一切想定してなかったので仕方ないね。
HPも低めであり、Nightmareに見つかると上振れによってワンパンされることもあり得るので要注意。ただ、幸い同格の10榴持ちが消えたことによりワンパンの危機はティアボトムでない限り無くなった。
機関砲が相手でもごくごく稀に弾くかもしれないが、基本は跳弾というものを期待してはいけないし、そんなものはこの戦車の辞書には載っていない。
(運がいいと30ミリの装甲扱いの主砲が弾いてくれたり、履帯裏の空間装甲部にうまく当たって弾くことがあるというレべル…要は運ゲーの代物)
以上の事より昼飯や豚飯は全く意味を成さない。だって正面から余裕で榴弾が貫通するし…。被弾しないように細心の注意を払って行動しなければならない。
攻撃面
本車両は初期砲の6ポンド砲に加え、本車専用砲である高速榴弾砲こと25ポンド砲が存在する。(ツリー改変によりValentine ATから引き継ぎの砲はほぼ無くなった。)
- QF AT Mk. IV(旧表記:QF 6-pdr AT Gun Mk. IV)
DPMと精度・収束が共に良く、イギリスらしいポンポン撃てる砲である。貫通も優秀で困ることはほとんど無いだろう。
高い発射速度を活かすには薄い車体を長く晒さなければならないが、隠蔽が非常に良いので無茶な場所から撃たなければ案外見つからない(カモネット必須)。
次のAT 2に近い砲性能であるため、榴弾砲が合わなければこちらを使い続けるのも良いかも知れない。
- Q.F. AT Gun/How.Mk. III(旧表記:Q.F. 25-pdr. AT Gun/How. Mk. III)
この砲こそが本車の目玉である。対戦車用に改良された榴弾砲であり、スーパーチャージとか呼ばれるなんかよくわからん強力な装薬を用いる。
対戦車砲なんだか榴弾砲なんだかよく分からない名前の通り、榴弾砲でありながら弾速が速く、またAP弾も用意されている。
通常弾は単発火力175と、同格トップクラスである。課金弾はこれまた榴弾砲らしからぬ強化AP。
単発火力が155とそこまで落ちない上に、弾速がさらに速くなるが、強化APの常として貫通力の上昇が小さいのが玉に傷。
榴弾は貫通が44mmとWGのNerfを受けなかったものの、火力が190と通常弾から全くダメージが伸びない。
榴弾を撃つのは確実に相手のHPを削りたいときや、対紙戦車相手に留めておこう。
弾の配分は、AP:課金AP:HE=2:1:1くらいの構成が良いだろう。
完全に戦車砲のようには扱えない。なお、弾速は非常に遅いため拡張パーツの「強装薬」推奨。
駆逐戦車としては貫通力が物足りないが、幸いダメージは高いのでしっかり狙って確実にダメージを与えることを心掛けよう。
(余談だが25pdrの主砲射撃音が何故か120mm砲級の音になっている。運営によるスーパーチャージの表現かもしれない)
どの砲も俯角が5度とあまり取れない点には注意。
左右の射角は±15度とそこそこ優秀である。
機動性
装甲を捨てただけあって優秀である。
最高速が46km/hと後身と比べて圧倒的に速いのでとても快適に動ける。
ピンチの味方を助けに駆け付け、敵を屠るという芸当も可能になった。
しかし加速・旋回共に良くないので、軽・中戦車のような動きは難しい。
それ故、予想外に敵に接近されてしまった時は逃げる体制に入るのにも時間がかかり、NDKされたり榴弾をプレゼントされる事が多い。周りには常に気を配っておこう。
静止・移動隠蔽はあのE25より高いので、奇襲や速い陣地転換は非常に得意。迷彩ネット+茂みを使えば強制視界でもない限り見つからない。もちろん撃てば見つかる危険が高い。
立ち回り方
この戦車の強みは最高レベルの隠蔽率と足回りの良さである、そのため置き偵察や隠蔽を活かした一方的な攻撃を狙って行こう。
次に、弱点をよく絞って狙撃すること、3.7インチ砲にはあまり意味が無いが、それ以外の砲にはそこそこの精度があり、特に25pdrのあまり良くない貫通を補うためにも、弱点をよく狙って撃とう。
最後に最も大事なことだが、DPM負けしそうな戦いや、1vs4などの敵地に飛び込むなどの無理な戦いは挑まないこと。
これは全ての車両に言えることだが、特にAlectoはティッシュ装甲の上に低HPなので一瞬の内に蒸発してしまう。
打ち負けそうな時は無理に張り合わず、その脚を活かして敵の目から逃れよう。敵に見つからずに高威力の砲弾を撃ち込むことが本車の本分である。
なお、Alectoは軽いためLeopardにラムアタックされると高確率でワンマガジンクラス(約300ダメ)の損害を被ることになる。HPの低い本車両には致命的なため十分に注意しよう。
特徴
長所
- あのE25をも上回る素晴らしい隠蔽率
- 素晴らしい機動力
- 優れたクレジット収支
- 25pdr砲の発射音が120mmクラス
- かわいい(個人差あり)
- イベントコロシアムの騎馬闘士が非常に似合う
短所
- 低いHP
- 足が速い割には旋回が遅い
- 10ミリという悲惨極まりない装甲(VK 16.02 Leopardの榴弾も貫通するので注意)
- 6pdr砲は単発火力、25pdr砲は貫通力不足に困る
- 長い装填速度(25pdr砲)
初期の研究
- 25pdr榴弾砲はティア帯とくらべて威力やHE貫通に優れ、非常にダメージが稼げるので優先的に開発しましょう。
- エンジンはあまり変わらないので、履帯が優先。
歴史背景
<史実での関連車輌>
元になった車輌:A25 Harry Hopkins I
その更に元車輌:Tetrarch
wikipediaより
Alectoは、牽引式榴弾砲を代替する目的で1942年に開発がスタートされた。
本車輌はとにかく機動力重視の画期的な設計がなされている。
まず、装甲を出来るだけ薄くする事で8tという軽さを達成。
また車体ベースには、転輪を曲げたり履帯を傾けたりして旋回するという通常用いられる事の無い走行システムを使用したMk.VIIIハリー・ホプキンス軽戦車を採用。
さらに走行装置はレバーでは無く、自動車の様なステアリング方式を用いた。操縦時の視界確保の為、操縦士席を車体の中央、しかも1番車高が高い所に据え付けるなど、設計陣の粋な計らいも随所に垣間見える、渾身の一台が完成した。
Mk.Ⅰでは20口径95mm砲、Mk.Ⅳでは32ポンド砲搭載車もあったが、このゲームではMk.Ⅱの6ポンド砲とMk.Ⅲの25ポンド砲搭載型しか再現できない。
結局、上層部に「やっぱいらない。」と一蹴されたAlectoはその大半の余生を非武装のブルドーザーとして平和な日々を送った。
操縦席が真ん中にあって作業し易い。しかも、ハンドル操作。
最初から作業用として設計されていたのではないだろうか、よく考えたものである。
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ツリー化、枝化とは?
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