大地への塩まき

Last-modified: 2023-03-29 (水) 00:27:36
収録拡張コスト種別効果
帝国4イベント+1 勝利点トークン
サプライから勝利点カード1枚を廃棄する。

概要

サプライから勝利点カードを廃棄するイベント。1勝利点トークンもオマケで付いてくる。
4コストで1VPという効率は、デッキに不要カードが増えないことを鑑みてもコストパフォーマンスが悪い。
一方でゲーム終了条件に直結する属州植民地の枚数を迅速に減らす方法としては破格の安さであり、点数優位が確立してからのダメ押しには効果的。

利用法

  • 例えば二人戦で、互いに属州枚数が同数で残り属州が2枚となった際は、8金2購入権あれば属州購入ではなく2回塩まきして勝利、という動きが優秀。
    • 勝利が確定する場面でなくても、属州レースに先行している状況で8金出なければ、「相手の獲得できる属州を減らす」という意味で先行投資的に塩まきする、ということもあるだろう。
  • 相手がブドウ園など特殊勝利点ルートをとっている時に、自分のデッキを汚さずにカットする手段としても優秀。
  • 「カードを獲得せずに勝利点を廃棄する(ゲームを進める)手段」であるので、以下の効果と組み合わせるとより使い勝手が良くなる。
    • 廃棄時効果を持つ勝利点を廃棄する場合は、4金払う価値が出やすい。サプライの封土を廃棄して銀貨3枚を獲得したり、崩れた城を廃棄して1VPと銀貨を獲得する動きは悪くないだろう。
    • 貴族のようなアクション-勝利点を廃棄し、待ち伏せ墓暴きで回収する。
      • ただし、廃棄されるのは購入フェイズのカードを購入するタイミングなので、技術革新ヴィラでそのターンに回収できる場合か、前哨地などの効果で追加ターンを得られる場合以外は他のプレイヤーに横取りされる可能性がある。
    • 上記とは逆に、前哨地使節団航海の追加ターンでも塩まきするのは難しくないので、相手にターンを渡さずにゲーム終了を狙うのに一役買うだろう。
    • 塩まきしたターンは他に購入が難しいのを逆手に取り、ランドマーク闘技場浴場による勝利点トークン獲得機会と組み合わせるのも有効。
    • 建て直し戦法に組み合わせるのも良い。5金出れば追加の建て直しや公領を購入するのが良いだろうが、4金しか出なかったターンは塩まきで属州を廃棄してゲーム終了を早める動きがかみ合っている。
  • 前哨地などのターン追加効果を得られるカードとシャーマンを用いる場合は、通常ターンで大地への塩まきを購入して6コスト以下の勝利点カードを廃棄し、追加ターン開始時にそれを獲得することで勝利点を増やせる(そして、廃棄置き場の余計なカードを獲得せずに済む。)。
    • 逆に、序盤から大地への塩まきを購入してサプライの屋敷を廃棄し、次のプレイヤーに押し付けるという戦術もあり。

詳細なルール

  • 複数の種類を持つカードの場合、その中に勝利点が含まれれば勝利点カードとして扱う。
  • 大地への塩まきを購入した場合、必ずサプライの勝利点カード1枚を廃棄しなければならない。
    • この時サプライの勝利点が全て空ならば、何も廃棄しない。この場合でも、1勝利点は得られる。
  • 大地への塩まきの効果でサプライの勝利点カードを廃棄する際、カードはサプライから直接廃棄置き場へ移動するため、「あなたのカード」にはならない。
    • 青空市場の「あなたのカードの廃棄に誘発する効果」は誘発せず、リアクションすることができないので注意。
    • 相続により「あなたの屋敷」が廃棄時効果を得ている場合でも、大地への塩まきで廃棄する「サプライの屋敷」は廃棄時効果を得ていないので注意。
    • 2019年のルール変更とエラッタにより、相続影響下では常に屋敷がアクションとして扱われることになったが、同時に屋敷が相続したアクションの廃棄時効果などを持たない仕様となった。
      よって、やはり大地への塩まきで「相続後の屋敷」を廃棄しても、相続したアクションの廃棄時効果は得られない、ということになる。

コメント