収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果(※日本語訳はDominion Onlineより) |
海辺(初版) | 2 | アクション | +2 コイン このカードを廃棄する。そうした場合、サプライ1山の上に抑留トークン1枚を追加する(ゲーム終了まで、その山からカード1枚を購入するとき、呪い1枚を獲得する)。 |
ACTION | +2 Coins. Trash this. If you did, add an Embargo token to a Supply pile. -------------------- (For the rest of the game, when a player buys a card from that pile, they gain a Curse.) |
2019年のルール変更とエラッタについて | |
このカードは2019年のルール変更とエラッタでカードテキストから効果が変更されており、2021年現在の(日本語版の)カードテキストと効果が異なります。 Dominion Online等のインターネット上でドミニオンを遊べるサービスでは変更後のルールで処理が行われています。 実際のカードを用いてゲームを行う際は、混乱を避けるため変更前と変更後のどちらのルールを採用するか事前に決めた方が良いでしょう。 (ルール変更前の情報については余談を参照してください。) |
削除されたカード | |
このカードは初版のみに収録されており、第二版には収録されていません。 |
概要
使い捨てで2金出した上に、特定のカードの購入に呪いを追加するカード。
銀貨や金貨の上に置けば財宝を購入しづらくなって展開が遅くなり、属州や公領の上に置けば勝利点カードを買っても点差がつきにくくなる。
ある程度ゲームの展開を操作できるが、すでに購入されたカードや、カードの効果で獲得した場合には効果は無い。
また、このカードは使い捨てなので、デッキの一時的な強化にしかならない。自分だけ展開が遅れたりしないように気をつけよう。
利用法
- 特定のカードを集める戦略に対し、抑留で牽制する。
- 自分だけが先行して獲得できたカードを抑留する。
- 銀貨や金貨を抑留し、自分は探検家など購入以外の方法で獲得する。
- 属州に置くことでステロ戦略を牽制する。
- コンボに対してステロ側は勝利点で先行する戦術なので、呪いがより長い期間デッキに入ることになる。するとゲームのペースが遅くなり、コンボ側がデッキ構築にかけられる時間が増える。
- コンボデッキであれば、デッキ完成後に呪いを数枚受けても対処できることが多い。
- 不正利得を抑留すると、それを購入する価値がなくなる。
- 植民地場など将来的に銀貨が邪魔になりそうな場において、使い捨てできる銀貨として運用する。
- 使用時に自身を廃棄するという性質から、初手を抑留-青空市場とし、リアクションでの金貨獲得を狙う。
詳細なルール
使用した時の効果
- 抑留を使用した際、「自身を廃棄する」という効果は強制である。
- 抑留トークンを乗せる山札に乗せる効果は、抑留自身が廃棄されなければ適用されない。
- 抑留トークンに物理的な個数制限はない。(海辺には15個の抑留トークンが同梱されている)
- サプライの空の山札にも抑留トークンを置くことができる。
- 大使などの効果でサプライにカードが戻ることもあるため。
- サプライにない山札や闇市場デッキに抑留トークンを置くことはできない。
抑留トークン
- 抑留トークンは、それが置かれた山札からカードを購入するとき誘発する購入時効果を持つ。
- 1つの山札に複数の抑留トークンが置かれた場合、その山札からカードを購入したプレイヤーは抑留トークンの数だけ呪いを獲得する。
- 「呪い1枚を獲得する」という効果が抑留トークンの数だけ誘発するため、購入時効果であるそれぞれの呪い獲得効果の間に、別の購入時効果を挟むことができる。
- 呪いの山札がなくなった後は、抑留トークンの置かれた山札からカードを購入しても何も起こらない。
- 抑留トークンがなくなるわけではなく、新たに抑留トークンを置くこともできるが、大使などで呪いが山札に戻らない限り特に意味はない。
関連カード
拡張 | 名前 | 関連 |
海辺(第二版) | 封鎖(■) | 抑留の代わりに入った、トークンを必要としない新たな抑留 |
余談
- ドナルド・Xによる削除理由は以下の通り。
- 2019年エラッタ前の情報を以下に残しておく。
開く
収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
海辺 | 2 | アクション | +2コイン このカードを廃棄する。サプライのいずれかの山札1つの上に、抑留トークン1枚を配置する。 -------------------- プレイヤーはカードを購入するとき、その山札に置いてある抑留トークン1枚につき、呪いカード1枚を獲得する。 |
概要
抑留トークンを使用する唯一のカード。使い捨てで2金出した上に、特定のカードの購入に呪いを追加させる。
銀貨や金貨の上に置けば財宝を購入しづらくなって展開が遅くなり、属州や公領の上に置けば勝利点カードを買っても点差がつきにくくなる。ある程度ゲームの展開を操作できるが、すでに購入されたカードや、カードの効果で獲得した場合には効果は無い。また、このカードは使い捨てなので、デッキの一時的な強化にしかならない。自分だけ展開が遅れたりしないように気をつけよう。
利用法
- 特定のカードを集める戦略に対し、抑留で牽制する。
- 銀貨や金貨を抑留し、自分は探検家など購入以外の方法で獲得する。
- 属州に置くことでステロ戦略を牽制する。通常、コンボとステロのうち勝利点で先行するのはステロ側なので、呪いがより長い期間デッキに入ることになる。するとゲームのペースが遅くなり、デッキ構築にかけられる時間が増える。
- 自分だけが先行して獲得できたカードを抑留する。
- 使用時に自身を廃棄するという性質から、初手を抑留-青空市場とし、リアクションでの金貨獲得を狙う。
- 植民地場のような将来的に銀貨が邪魔になりそうな場において使い捨ての銀貨として運用する。
- 不正利得を抑留すると、それを購入する価値がなくなる。
詳細なルール
使用した時の効果
- 玉座の間系で複数回使用した場合、使用した回数だけ抑留トークンをサプライの好きな山札に置く。
- 抑留トークンを置く効果は抑留の廃棄を条件としていないため。
- 同じ山札に置いても、異なる山札に置いてもよい。
- 抑留トークンに物理的な個数制限はない。
- サプライの空の山札にも抑留トークンを置くことができる。
- サプライにない山札や闇市場デッキに抑留トークンを置くことはできない。
抑留トークン
抑留トークンは、それが置かれた山札からカードを購入するとき誘発する購入時効果を持つ。
- 工房系や石工の過払いなどで抑留トークンの置かれた山札からカードを獲得しても、呪いは獲得しない。あくまで抑留トークンの置かれた山札から直接購入したときだけ呪いを獲得する。
- 1つの山札に複数の抑留トークンが置かれた場合、その山札からカードを購入したプレイヤーは抑留トークンの数だけ呪いを獲得する。
- 呪いを抑留トークンの数だけ獲得するという事柄が1回だけ起こるため、複数の呪いを獲得する間に別の購入時効果を挟むことはできない。
- 最新の英語版では、呪い1枚を獲得するという効果が抑留トークンの数だけ誘発するため、複数の呪いを獲得する間に別の購入時効果を挟むことができる。
- 呪いの山札がなくなった後は、抑留トークンの置かれた山札からカードを購入しても何も起こらない。
- 抑留トークンがなくなるわけではなく、新たに抑留トークンを置くこともできるが、大使などで呪いが山札に戻らない限り特に意味はない。
コメント
- 削除されたカードなので、エラッタ前の効果のほうがプレイする場合でもより良いと感じてしまう。 -- 2023-01-13 (金) 21:27:11
- 王子(2022年のルール改正とエラッタの後)でこのカード(2019年のルール改正とエラッタ前)を脇に置けば、毎ターン抑留トークンを置くことになる。抑留が二版で削除されたがために、このようなことができてしまうが、そうしたら15個しかない抑留トークンがなくなってしまうだろう。 -- 2023-01-15 (日) 19:07:19