エピソード一覧/第1部

Last-modified: 2024-09-05 (木) 21:57:25

第1部「ネオサイタマ炎上」

(原題:Neo-Saitama in Flames)


『ニンジャスレイヤー』という物語は、原作の連載が様々な雑誌で行われていたことを踏まえ、時系列をあえてバラバラにして連載されている。
そのため、連載順に読んでいくと時系列が突然過去に遡ったり、いくつかの戦いを飛ばして未来の出来事に続いたりする。この流れを頭の中でパズルのように組み並べるのがコアなニンジャヘッズの一つの醍醐味だ。
とはいえ、コロコロ話が飛ぶのでついて行きにくいという人もいるだろう。

 

このページではエピソードを「時系列順」に並べていく。
ただし、本ページの内容はあくまでも忍殺wiki編集者達の考察によるものであり、公式情報ではない。
エピソードの一覧表というよりは、時系列の考察をするためのページと考えて利用して欲しい(考察にはネタバレが含まれるので、リージョンで格納している)。
また、手掛かりの不足から正確な位置付けができないエピソードもあり、必ずしも正確な情報ではないということを念頭に置いてほしい。

 

以下に書籍版各巻の収録エピソードを列記する。
また、下記のエピソード名の後に記載されている角括弧内の数字は、そのエピソードがどの巻に収録されているのかを示すものである。
例を挙げると、「ゼロ・トレラント・サンスイ」は書籍版1巻「ネオサイタマ炎上#1」に収録されているため、エピソード名の後に[1]と記載している。

巻数と書籍タイトルおよび収録エピソード対応
 

「Twitter連載順」に読みたい場合は、当wikiのエピソード一覧/公開順を参照していただきたい。


※便宜上、◆○○編◆といった区切りでエピソードを時期ごとに分けているが、これは非公式な名称なので注意


 

クリスマス・イブの夜。ネオサイタママルノウチ・スゴイタカイビル中階層のセルフテンプラ店。
中流サラリマンのフジキド・ケンジは妻のフユコ、息子のトチノキと共に楽しいひと時を過ごそうとしていた。だが、突如としてフジキド一家はニンジャ同士の抗争に巻き込まれてしまう。
証拠隠滅のため、一人のニンジャが店内の犠牲者にトドメを刺して回る。瀕死の重傷を負ったフジキドの目の前で抹殺されるフユコとトチノキ。
しかし、その時……彼の怨念が呼び出したのであろうか?邪悪なる「ナラク・ニンジャ」のニンジャソウルがフジキドの身体に宿る。
復讐の戦士「ニンジャスレイヤー」は、こうしてネオサイタマに降り立ったのである。

 

◆スピンオフめいた前日譚◆

とあるキャラクター達の過去を描いた外伝的なエピソード群。
そのため、どのタイミングで読んでも大丈夫である。

「ニード・フォー・アナザー・クルセイド」(Need for Another Crusade)

ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1
(試読版)#1

  • ヤクザ天狗を主役に据えたスピンオフ作品。ニンジャスレイヤーや他の主要キャラクターは一切登場しない純粋な外伝であり、他のエピソードとの直接的な繋がりは存在しない。
  • 「あと二週間ほどで、街はクリスマス一色に染まるだろう」との記述、ソウカイヤザイバツの痕跡に警戒の目を向けていること、ヤクザ天狗が「ソウカイヤの暴虐にただ独り抗う者」とされている(ソウカイヤの敵対者としてニンジャスレイヤーの名が挙げられていない)ことから、ニンジャスレイヤーが誕生する「ボーン・イン・レッド・ブラック」の約二週間前。
  • 本話の時点でガーゴイルは生存している。
 

「アジェンダ・ディセント」(Agenda Descent)

ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1#2#3#4

 
 

◆1年目 序章:暗黒の七日間◆

ナラク・ニンジャに憑依され死の淵から蘇ったフジキド・ケンジは、間もなくして七日七晩に渡って暴走を続け、衝動のままにニンジャを殺して回った。
この七日間のことをフジキドは後に「暗黒の七日間」として回想しており、ナラクが暴走している間のことはおぼろげにしか覚えていない。

「ボーン・イン・レッド・ブラック」(Born in Red Black)[1]

前編後編

 

     ↓

「バック・イン・ブラック」(Back in Black)

#1#2#3#4#5

 

「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」(Kickout the Ninja Motherfucker)[1]

#1#2#3#4#5#6#7#8

 

     ↓

 

「バック・イン・ブラック」#3#4#5

 

     ↓

 
 

◆1年目◆

ニンジャスレイヤー」を名乗り、妻子の仇を探るフジキド。
ネオサイタマで暗躍するニンジャ達の大元には、謎めいた暗黒組織の存在があった。

「マシン・オブ・ヴェンジェンス」(Machine of Vengeance)[4]

#1#2#3
(再放送)#1#2#3
(再々放送)#1#2#3

  • クローンヤクザが実用化され、世の中に浸透し始めた時期であるらしく、すなわち第1部の中でもかなり序盤に位置するエピソードと思われる。
  • アーソンニンジャスレイヤーの実在を疑っていた節がある。この点も第1部の初期であることを裏付ける。
  • ラオモト・カンはニンジャスレイヤーのことを「はぐれニンジャ」呼ばわりしており、本話の時点では彼をさほど危険視していなかった様子が伺える。
    • 「ネオヤクザ・フォー・セール」では自身の敵の一つとしてニンジャスレイヤーの名を挙げており、「シックスゲイツの六人」であるバンディットにニンジャスレイヤーの調査を命じていたことから、同話より前である可能性が高いと思われる。
 

     ↓

「ネオヤクザ・フォー・セール」(Neo-Yakuza for Sale)[1]

#1
(再放送)#1
(再々放送)#1

 

     ↓

「レイジ・アゲンスト・トーフ」(Rage Against Tofu)[1]

#1#2#3#4#5#6#7
(再放送)#1&#2#3#4#5&#6

 

     ↓

 
 

◆1年目:ドラゴン・ドージョー襲撃編◆

ソウカイヤは目障りなドラゴン・ドージョーの排除に乗り出した。ニンジャスレイヤーはこの企みを阻止できるのか。

「サプライズド・ドージョー」(Surprised Dojo)[1]

#1#2#3#4#5#6

 

     ↓

「ジ・アフターマス」(The Aftermath)[2]

#1#2

 

     ↓

「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」(Atrocity in Neo-Saitama City)[3]

#1#2#3#4#5

  • 本話はドラゴン・ドージョー襲撃とニンジャスレイヤーの生還を描く一連のエピソード群の最終話にあたる。
  • エピソードの最後には『「ジ・アフターマス」へ続く』とあるが、これはボンド氏による執筆当時のあとがきに基づく予告であり、時系列を示すものではない。
    • あとがきによると、「ドラゴン・ドージョー襲撃編」の三部作は「サプライズド・ドージョー」「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」→「ジ・アフターマス」の順に執筆されており、「ジ・アフターマス」はニンジャスレイヤーが生還した理由が語られる「種明かし」のエピソードであった模様。
    • 現行版の連載順は「サプライズド~」→「ジ・アフターマス」→「アトロシティ~」なので、これは原語版でそのように連載されていたか、あるいは執筆当時の構想と思われる。
 

     ↓

 
 

◆1年目:アンプル捜索編◆

病に伏した師を救うべく、ネオサイタマを翔けるニンジャスレイヤー。そんな中、彼は美人ジャーナリストのナンシー・リーと出会ったのである。

「デス・オブ・バタフライ」(Death of Butterfly)

#1
※厳密には改訂版(現在日本語で読めるもの)の第1部ではなく、旧版「ネオサイタマ炎上」原書収録の初期作品であり、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ」の収録作品らしい。

 

     ↓

「ザ・フォーチュン・テラー」(The Fortune Teller)

#1
※厳密には改訂版(現在日本語で読めるもの)の第1部ではなく、旧版「ネオサイタマ炎上」原書収録の初期作品であり、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ」の収録作品らしい。

 

     ↓

「ベイン・オブ・サーペント」(Bane of Serpent)[1]

#1
(再放送)#1

 

     ↓

 

この間に、ナンシー・リーニンジャスレイヤーの状況を調べた上で彼に接近し、協力関係を築いたようだ(「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」あらすじより)。

 

     ↓

「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」(Yu-Rei Dancing on the Concrete Hakaba)[2]

#1#2#3
(再放送)#1#2#3
(再々放送)#1#2#3

  • ソウカイヤ所属のスコルピオンニンジャスレイヤーのことを知らない。「シックスゲイツの六人」以外の末端ニンジャの間でのニンジャスレイヤーの知名度には、まだバラつきがある模様。
    • ただし、「ニンジャスレイヤーが全てのニンジャを殺す復讐の戦士であること」を知らないとも取れるため、スコルピオンが本当にニンジャスレイヤーの存在自体を知らなかったのかは判然としない。
  • ナンシー・リーを捕縛すべく現れたダイダロスは、ナンシーとニンジャスレイヤーが協力関係にあることを把握していなかった節がある。ソウカイ・ニンジャがナンシーを捕らえてニンジャスレイヤーを誘き出そうとする「デストロイ・ザ・ショーギ・バスタード」 より前か。
  • 本話のラストでリー先生がゾンビーニンジャ製造の着想を得る。
    • このことから、ゾンビーニンジャが登場ないし言及されるエピソードは全て本話の後に位置する。
 

     ↓

「キルゾーン・スモトリ」(Kill-Zone Sumotori)[1]

#1#2

 

     ↓

「デイ・オブ・ザ・ロブスター」(Day of the Lobster)

#1
(再放送)#1
※厳密には第1部ではなく、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ 1」の収録作品らしい。

 

     ↓

「デイ・オブ・ザ・ロブスター2」(Day of the Lobster2)

#1

 

     ↓

「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」(Apocalypse inside Tainted Soil)[1]

#1
(再放送)#1

 

「デストロイ・ザ・ショーギ・バスタード」(Destroy the Shogi Bastard)

#1#2#3#4

 

     ↓

「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」(One Minute Before the Tanuki)[3]

#1#2#3#4#5#6#7

  • ニンジャスレイヤーがアンプルを入手する。実質的に本話が「アンプル捜索編」の終点であり、アンプルを捜索している段階のエピソードは全て本話の前に位置する。
  • 時系列的にかなり近いであろう「メナス・オブ・ダークニンジャ」ではモミジが舞っているため、秋~冬の出来事と思われる。
  • ダイダロスが大ダメージを負う。
  • ニンジャスレイヤーが「マキビシを撒いてこなかったウカツさを悔いる」場面があり、直接使用してはいないものの、本話の時点で彼がマキビシを入手していることが示唆されている。
  • 作戦に失敗すれば無関係の者達が大勢死亡する状況に陥ったニンジャスレイヤーが、己とダークニンジャの違いについて自問自答する場面がある。しかし、ニンジャスレイヤーがダークニンジャを妻子の直接の仇として認識するのは「メナス~」であり、本話の時点でニンジャスレイヤーはダークニンジャについてほとんど知らないはずである。
    • ダークニンジャについて何らかの情報を得る未翻訳エピソードが存在するのだろうか。
    • そもそも「ダークニンジャ」と名指しにしているのは地の文であるため、単に「ニンジャの理不尽さの象徴」として、妻子の仇である名も知らぬニンジャの姿を思い浮かべただけかもしれない。
  • ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」では、エピローグ部が「シャット・ダウン・トワード・ザ・ドーン」の名前で独立している。
 

     ↓

 

この間に、「ゼロ・トレラント・サンスイ」の「これまでのあらすじ」が入るものと思われる。

(これまでのあらすじ) ソウカイ・ニンジャズの手練れ、ミニットマンイクエイション
ニンジャスレイヤーを待ち伏せた二人のうち、イクエイションは真っ二つにされて絶命した。
しかしミニットマンはパートナーの死と引き換えに、ニンジャスレイヤーの正体に迫るチャンスを掴んだのだ。

 

     ↓

「ゼロ・トレラント・サンスイ」(Zero Tolerant Sansui)[1]

#1
(再々放送)#1

 

     ↓

「メナス・オブ・ダークニンジャ」(Menace of Darkninja)[1]

#1

ナラク・ニンジャの名について

  • 書籍版では「サプライズド・ドージョー」の時点でフジキドがナラクの名を知っているという設定に変更されたが、書籍版「メナス~」ではゲンドーソーに対して「名無しのニンジャソウル」と語っている。
    • 単なる設定ミスとも思われるが、あえて自然な解釈を試みるならば、フジキドが意図的にナラクの名を伏せたか、あるいは「サプライズド~」から「メナス~」の間にナラクの名を失念する未翻訳エピソードが存在するのかもしれない。
    • 書籍版「グランス・オブ・マザーカース」#1には、フジキドが以前からナラクの名を認知していたような描写があるため、ゲンドーソーにナラクの名を伏せていたとする方が無難か(なぜ伏せたかについては、一度邪悪なニンジャソウルを警戒されて弟子入りを拒否されたから、病床のゲンドーソーを気遣ったから等の理由が考えられるか)。
  • オーディオドラマ版では「名無し」扱いの描写はなくなっている。
 

     ↓

「ティラニー・ウィズイン」(Tyranny Within)(未訳)

 

     ↓

 
 

◆1年目:ユカノ追跡編◆

騒乱の中で生き別れたドラゴン・ゲンドーソーの孫娘、ユカノニンジャスレイヤーは師との約束を果たすべく、彼女の行方を追う。

「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」(Fist Filled With Regret and Ohagi)[1]

#1#2#3#4
(再放送)#1&#2#3#4

  • 本話の開始時点で、ニンジャスレイヤーユカノの行方についてまだ何の手がかりも掴めていない。実質的に本話が「ユカノ追跡編」の起点である。
  • ニンジャスレイヤーは登場時点で大きな負傷に見舞われているが、「メナス~」から本話に至るまでの経緯は不明。
  • 時系列的にかなり近いであろう「メナス・オブ・ダークニンジャ」ではモミジが舞っているため、秋~冬の出来事と思われる。
 

     ↓

「チャブドメイン・カーネイジ」(Chab-Domain Carnage)[2]

#1#2#3

 

     ↓

「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」(Sushi-Night at the Barricade)[2]

#1

 

     ↓

「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」(At the Treasonersvill)[2]

#1#2#3#4

 

     ↓

「エヴァー・フェルト・チーティド」(Ever Felt Cheated?)[3]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#3」に独占収録

  • 「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」より後であることは確定で、ニンジャスレイヤーユカノに関わる案件を後回しにすることは考えにくいため、同話の直近(直後)のエピソードである可能性が強い。
    • 記憶をなくしているアムニジアがかなり手慣れた様子でウチコワシ・エージェントとして活動している点から、彼女のイッキ・ウチコワシへの合流から結構な時間が経った後の話である可能性も捨てきれないが……。
  • 登場人物の服装やバイオモミジが舞っている描写から、秋~冬の出来事と思われる。
 

     ↓

「メリークリスマス・ネオサイタマ」(Merry Christmas Neo-Saitama)[3]

#1#2#3#4#5
(再放送)#1~#3#4&#5
(再々放送)#1~#3#4&#5

 

     ↓

 
 

◆2年目◆

ドージョー襲撃からのゴタゴタにひとまずのケリをつけたニンジャスレイヤーは、改めてソウカイヤを追う。全ては復讐のために……。
以下に続くエピソードは恐らくこの時期と思われる(この時期に配置するのがしっくり来るのではないだろうか)。

「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」(Conspiracy upon the Broken Blade)[3]

#1#2#3

 

     ↓

「フジ・サン・ライジング」(Fuji Sun Rising)[2]

#1#2#3#4#5#6

 

「オウガ・ザ・コールドスティール」(Ogre the Cold Steel)[2]

#1#2#3#4#5#6

 

「ガイデッド・バイ・マサシ」(Guided by Masashi)

#1

 

以下のエピソード群は作品間の時系列は判明していない。

「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」(A Kind of Satz-Batz Night)[2]

#1#2#3
(再放送)#1#2&#3前半#3後半

 

「グランス・オブ・マザーカース」(Glance of Mother-Curse)[#1(1-2)][#2(1-3)][#3(2-5)]

#1#2#3
※本エピソードの更新は数ヶ月おきであり、完結時はすでに第2部の連載中であった。
特に「#3」は第2部のいくつかのエピソードと深く関係する内容であるため、時系列順に読む際はこの点に注意されたい。

  • ニンジャスレイヤーナンシー・リーが高いレベルでの信頼関係を築いていることから、少なくとも中期以降のエピソードであろう。
  • バーバヤガがフジキドにナラク・ニンジャの名を教える。
    • このことから、本話の時系列は少なくともフジキドが自身の憑依ソウルを「名無し」と呼んでいる「メナス・オブ・ダークニンジャ」より後で、フジキドがナラクの名を知っている「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」より前と思われる。
    • しかし、書籍版「グランス~」#1では、バーバヤガがフジキドにナラクの名を教えるシーンに「当たりだろう?」の台詞が追加されており、ナラクの名を教えるというよりも、フジキドしか知らない秘密を言い当てるようなニュアンスに変わっている。書籍化を機にフジキドが「暗黒の七日間」の後もナラクの名を覚えているという設定に変更された模様。
 

「カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー」(Katana Sword and Oiran Sorcery)

#1
※物理書籍版「キョート殺伐都市#5:ピストルカラテ決死拳」のプロモーションのために作製されたムービーの原作にあたる短編(ただし通し番号6~23の翻訳文は未発表)。

 

「ブラック・ストライプス」(Black Stripes)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1

  • 本話の時点でコッカトリスソニックブームは死亡しており、「シックスゲイツの六人」以外のソウカイヤのニンジャにもニンジャスレイヤーの名が伝わっている。
  • ニンジャスレイヤーがアンプルやユカノを探している描写はなく、さらにナラク・ニンジャと普通に会話している。
  • 作中で「眩い太陽」が描写されている。
  • 以上の点から、2年目の夏頃にあたる時期のエピソードと推測される。
    • ソニックブームが死亡したタイミングについては、本放送版の設定だと季節が秋以降になり矛盾が生じるため、ここでは時系列が繰り上げられたと思しき再放送版・書籍版の設定を採用する。
 

「アイス・クラッシュ」(Ice Crash)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1

 

「モパイ・マスト・ダイ」(Mopai Must Die)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
前編後編

  • ニンジャスレイヤーとナンシーが高いレベルでの信頼関係を築いていることから、少なくとも中期以降のエピソードであろう。
    • 二人がアンプルを探している描写はなく、ラオモト・カンの暗殺を狙っているため、2年目のエピソードか。
 

     ↓

 
 

◆ゾンビー・ニンジャ編◆

ヨロシサン製薬のはみ出し者・リー先生は恐ろしいゾンビー・ニンジャを生み出した。世に放たれたイモータルが災いをもたらす。

「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」(Deadmoon on the Red Sky)[4]

#1#2#3#4#5#6#7#8

Twitter連載版における時系列

書籍版における時系列

  • 書籍版ではフジキドがナラクの名を「グランス~」より前から知っているような描写に変わっているため、同話との前後関係は不明である。
 

     ↓

 

「ネクロマンティック・フィードバック」にて、ニンジャスレイヤーが「(ゾンビーニンジャを)これまでも何人か殺った」と語っているため、ゾンビーニンジャが初めて登場する「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」から「ネクロマンティック・フィードバック」の間にあたるこの期間には、未公開エピソードが存在したり、時系列不明のエピソードが入り込む可能性が高い。

 

     ↓

「ネクロマンティック・フィードバック」(Necromantic Feedback)[3]

#1#2#3#4#5#6&エピローグ

 
 

◆ヤモト・コキ編◆

ニンジャになってしまった女子高生、ヤモト・コキ。彼女はいかにしてニンジャとなり、立ち上がったのか。

「ラスト・ガール・スタンディング」(Last Girl Standing)[1]

#1#2#3#4#5#6#7
(再放送)#1#2#3#4&「ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット」

本エピソードは本放送版と再放送版・書籍版で、時系列が異なる可能性がある。

  • ソニックブームヤモト・コキに対して「死体はリー・アラキにでもくれてやるか。お前、死んだだけじゃ終われねえぜ」と発言していることから、リー先生がゾンビーニンジャ関係の研究を本格的に進めている「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」より後である可能性が高い。
    • N-FILES【スピン・ザ・ブラック・ヘイズ】では、「デッドムーン~」の後に各種ヤモトエピソードなどが続くことになると説明されている。
      • そのため、「ラスト・ガール~」の時系列が再放送版・書籍版において繰り上げられたとすると、「デッドムーン~」の時系列も同様に変わることとなる。
  • 日刊コレワが政権交代を訴えているが、内容のスカムさを脇に置いても、「内閣」の話であるためネオサイタマ知事選とは無関係と思われる。

本放送版における時系列

再放送版・書籍版における時系列

 

     ↓

「ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット」(New Messenger of What)

#1
「ラスト・ガール・スタンディング」再放送版にて追加されたエピローグ的位置付けの短編。

 

     ↓

 

いくつかのエピソードにおいて、ヤモト・コキバイコーンがこの期間に交戦したことが語られている。

 

     ↓

「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」(Swan Song Sung by a Faded Crow)[2]

#1#2#3#4#5

  • 「ラスト・ガール・スタンディング」より後で確定。
    • 「ラスト・ガール~」では短かったヤモト・コキの髪が本話の時点では長く伸びており、それ相応の時間は経過している模様。
  • 本話の時点でヤモトはバイコーンと交戦済みである。
  • 「寒い風」、「ゾッとする冷たさの水」のノビドメ運河等の描写から、季節は冬か。作中に登場する「オーゾニ(雑煮)」で特定できるならば、年始頃と思われる。
 

     ↓

「トレジャー・エヴリー・ミーティング」(Treasure Every Meeting)[4]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#4」に独占収録

 
 

◆2年目:決戦前夜編◆

ニンジャスレイヤーナンシー・リー。ただ二人だけの存在が確実にソウカイヤを苦しめている。決戦の時は近い。

「コロス・オブリヴィオン」(Koros Oblivion)[4]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#4」に独占収録

 

     ↓

「バイオテック・イズ・チュパカブラ」(Biotech is Chupacabra)[4]

#1#2#3#4#5#6#7

 

     ↓

「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」(Stranger, Stranger than Fiction)[3]

#1#2#3#4#5#6#7#8#9#10

  • ウォーロックニンジャスレイヤーについて「この二年(弱)で随分と暴れたものだ」と発言している。すなわち、ニンジャスレイヤーの誕生(「ボーン・イン・レッド・ブラック」)から2年(弱)後のエピソードであろう。
    • ただし、本話の丸一日後である「ネオサイタマ・イン・フレイム」は年の瀬~年始の話であり、「2年弱」は通常「2年より少し短い期間」と解釈されるため、2年弱とすると微妙にズレが生じる。
  • ダイダロスについて「彼がああなって(廃人化して)半年も経とうか?」との記述があるが、書籍版では時期を明記せず、ダイダロスの廃人化だけが語られる記述に変更された。
 

     ↓

「ノー・ワン・ゼア」(No One There)

「ネオサイタマ・アウトロウズ」収録作品
ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1

  • 「ネオサイタマ・イン・フレイム」と同日。
  • 厳密には、本話の大部分は語り部のヤクザ崩れによる過去の出来事の回想であるため、「ヤクザ崩れが語っている時の時系列」は確実に第1部より後である。
    • 当時6歳であったタケシはすでに本話の出来事をほとんど忘れているが、まだ「一人前の男」にはなっていないらしい。「誕生日を迎えるたび」との記述から、最低でも2、3年は経っているものと思われるが、その時点で時系列的には第3部に入っていることになる。
 

     ↓

 
 

◆第1部最終章◆

ニンジャスレイヤー──フジキド・ケンジは最後の望みをかけラオモト・カンの懐へ飛び込む。彼の命運やいかに。

「ネオサイタマ・イン・フレイム」(Neo-Saitama in Flames)[4]

Togetterまとめ
  • #1「ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト」(Like a Blood Arrow Straight)
    #1#2#3#4
  • #2「ダークニンジャ・リターンズ」(Darkninja Returns)
    #1#2#3#4
  • #3「アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ」(And You Will Know Him by the Trail of Ninja)
    #1#2#3#4#5
  • #4「ダークダスク・ダーカードーン」(Dark Dusk Darker Dawn)
    #1#2#3#4#5#6#7
 
 

時系列不明

ここでは、作中の描写だけでは詳しい時系列が推測できないエピソードを記述する。

「パンキチ・ハイウェイ・バーンナウト」(Punkichi Highway Burnout)[2]

※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#2」に独占収録

 

「サンセット・アンド・ヘヴィレイン」(Sunset and Heavyrain)

#1

 

「ピザ・カリフォルニア」(Pizza California)

#1
※「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」と宅配ピザ店「ピザ・カリフォルニア」のコラボレーション企画の一環として書き下ろされたエピソード。

 

「スロー・ア・シュリンプ・トゥ・キャッチ・ア・シーブリーム」(Throw a Shrimp to Catch a Sea Bream)

ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
前編後編

  • ヤクザ天狗を主役に据えたスピンオフ作品。ニンジャスレイヤーや他の主要キャラクターは一切登場しない純粋な外伝であり、他のエピソードとの直接的な繋がりは存在しない。
  • 本話の時点で、ニンジャスレイヤーの首にはヤクザ天狗よりも多額のインセンティヴ報酬がかけられている。
    • 「シックスゲイツの六人」ではないグレイハウンドにニンジャスレイヤーの情報が降りてきていることから、少なくとも最初期ではないと思われる。
 

「バトル・ウィズアウト・オナー・アンド・スシ」(Battle without Honor and Sushi)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1

  • ニンジャスレイヤーソウカイヤのニンジャを追っているため、第1部と見て間違いないだろう。
    • アンプルやユカノを探している描写はない。
  • 爆発四散が「自爆」と称されていることから、最初期に執筆されたエピソード(あるいはそのセルフパロディ)という意見もある。
 

「イネヴィタブル・デス」(Inevitable Death)

「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1#2

 
 

未公開エピソードについて

現在、タイトルが判明している未公開エピソードは「ティラニー・ウィズイン」のみ。
物語の繋がりを考えるに、「ジ・アフターマス」めいてソウカイヤの追い討ちを凌ぐニンジャスレイヤーの話か、ニンジャスレイヤーが登場しない外伝的な話であることが推測されるが、詳細は不明である。
ニンジャスレイヤープラスインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(60)では、「ティラニー・ウィズイン」についての質問に対して「いつか公開される日が来るだろう。だが今はその時ではない」と回答されている。

 

「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ」にて、ニンジャスレイヤーは第1部の時点で「違法スモトリ養成所」でもヤクザ天狗とニアミスしていることが判明しているが、それに対応するエピソードが存在するかは不明。
「ア・ニンジャ・アンド・ア・ドッグ」にて、ニンジャスレイヤーはかつてネオサイタマストライダーと共に戦い、彼の復讐を手助けしたことが判明しているが、ザ・ヴァーティゴ=サンによると、二人が出会ったエピソードは存在するらしい。ただし、第1部の時系列かは不明。

 

ニンジャ名鑑に掲載されていながら本編には登場していないソウカイヤ関係の人物は、イクエイションバイコーンの二名。ただし彼らの物語上での役割ははっきりとしており、またイクエイションはオーディオドラマで活躍がある程度補完されている。
バイコーンは「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」の開始時点ですでにヤモト・コキに倒されているが、ヤモトとバイコーンが戦うエピソードが存在するかは不明。なお、バイコーンの死にはスーサイドが関わっている。

 

いずれにせよ、「ティラニー・ウィズイン」以外にも未公開エピソードが存在する可能性はあると思われる。備えよう。