第1部「ネオサイタマ炎上」
(原題:Neo-Saitama in Flames)
『ニンジャスレイヤー』という物語は、原作の連載が様々な雑誌で行われていたことを踏まえ、時系列をあえてバラバラにして連載されている。
そのため、連載順に読んでいくと時系列が突然過去に遡ったり、いくつかの戦いを飛ばして未来の出来事に続いたりする。この流れを頭の中でパズルのように組み並べるのがコアなニンジャヘッズの一つの醍醐味だ。
とはいえ、コロコロ話が飛ぶのでついて行きにくいという人もいるだろう。
このページではエピソードを「時系列順」に並べていく。
ただし、本ページの内容はあくまでも忍殺wiki編集者達の考察によるものであり、公式情報ではない。
エピソードの一覧表というよりは、時系列の考察をするためのページと考えて利用して欲しい(考察にはネタバレが含まれるので、リージョンで格納している)。
また、手掛かりの不足から正確な位置付けができないエピソードもあり、必ずしも正確な情報ではないということを念頭に置いてほしい。
以下に書籍版各巻の収録エピソードを列記する。
また、下記のエピソード名の後に記載されている角括弧内の数字は、そのエピソードがどの巻に収録されているのかを示すものである。
例を挙げると、「ゼロ・トレラント・サンスイ」は書籍版1巻「ネオサイタマ炎上#1」に収録されているため、エピソード名の後に[1]と記載している。
[1]:ネオサイタマ炎上#1(Neo-Saitama in Flames #1)
収録エピソード
「ゼロ・トレラント・サンスイ」
「ベイン・オブ・サーペント」
「ネオヤクザ・フォー・セール」
「メナス・オブ・ダークニンジャ」
「キルゾーン・スモトリ」
「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」
「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」
「レイジ・アゲンスト・トーフ」
「サプライズド・ドージョー」
「ラスト・ガール・スタンディング」
「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」
「ボーン・イン・レッド・ブラック」(初翻訳)
[2]:ネオサイタマ炎上#2(Neo-Saitama in Flames #2)
収録エピソード
「パンキチ・ハイウェイ・バーンナウト」(初翻訳)
「チャブドメイン・カーネイジ」
「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」
「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」
「フジ・サン・ライジング」
「ジ・アフターマス」
「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」
「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」
「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」
「グランス・オブ・マザーカース#1」
「オウガ・ザ・コールドスティール」
[3]:ネオサイタマ炎上#3(Neo-Saitama in Flames #3)
収録エピソード
「メリークリスマス・ネオサイタマ」
「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」
「ネクロマンティック・フィードバック」
「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」
「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」
「グランス・オブ・マザーカース#2」
「エヴァー・フェルト・チーティド」(初翻訳)
「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」
[4]:ネオサイタマ炎上#4(Neo-Saitama in Flames #4)
収録エピソード
「マシン・オブ・ヴェンジェンス」
「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」
「バイオテック・イズ・チュパカブラ」
「コロス・オブリヴィオン」(初翻訳)
「トレジャー・エヴリー・ミーティング」(初翻訳)
「ネオサイタマ・イン・フレイム」
「Twitter連載順」に読みたい場合は、当wikiのエピソード一覧/公開順を参照していただきたい。
※便宜上、◆○○編◆といった区切りでエピソードを時期ごとに分けているが、これは非公式な名称なので注意。
- 第1部「ネオサイタマ炎上」
- ◆スピンオフめいた前日譚◆
- ◆1年目 序章:暗黒の七日間◆
- ◆1年目◆
- ◆1年目:ドラゴン・ドージョー襲撃編◆
- ◆1年目:アンプル捜索編◆
- 「デス・オブ・バタフライ」(Death of Butterfly)
- 「ザ・フォーチュン・テラー」(The Fortune Teller)
- 「ベイン・オブ・サーペント」(Bane of Serpent)[1]
- 「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」(Yu-Rei Dancing on the Concrete Hakaba)[2]
- 「キルゾーン・スモトリ」(Kill-Zone Sumotori)[1]
- 「デイ・オブ・ザ・ロブスター」(Day of the Lobster)
- 「デイ・オブ・ザ・ロブスター2」(Day of the Lobster2)
- 「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」(Apocalypse inside Tainted Soil)[1]
- 「デストロイ・ザ・ショーギ・バスタード」(Destroy the Shogi Bastard)
- 「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」(One Minute Before the Tanuki)[3]
- 「ゼロ・トレラント・サンスイ」(Zero Tolerant Sansui)[1]
- 「メナス・オブ・ダークニンジャ」(Menace of Darkninja)[1]
- 「ティラニー・ウィズイン」(Tyranny Within)(未訳)
- ◆1年目:ユカノ追跡編◆
- ◆2年目◆
- 「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」(Conspiracy upon the Broken Blade)[3]
- 「フジ・サン・ライジング」(Fuji Sun Rising)[2]
- 「オウガ・ザ・コールドスティール」(Ogre the Cold Steel)[2]
- 「ガイデッド・バイ・マサシ」(Guided by Masashi)
- 「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」(A Kind of Satz-Batz Night)[2]
- 「グランス・オブ・マザーカース」(Glance of Mother-Curse)[#1(1-2)][#2(1-3)][#3(2-5)]
- 「カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー」(Katana Sword and Oiran Sorcery)
- 「ブラック・ストライプス」(Black Stripes)
- 「アイス・クラッシュ」(Ice Crash)
- 「モパイ・マスト・ダイ」(Mopai Must Die)
- ◆ゾンビー・ニンジャ編◆
- ◆ヤモト・コキ編◆
- ◆2年目:決戦前夜編◆
- ◆第1部最終章◆
- 時系列不明
- 未公開エピソードについて
クリスマス・イブの夜。ネオサイタマ、マルノウチ・スゴイタカイビル中階層のセルフテンプラ店。
中流サラリマンのフジキド・ケンジは妻のフユコ、息子のトチノキと共に楽しいひと時を過ごそうとしていた。だが、突如としてフジキド一家はニンジャ同士の抗争に巻き込まれてしまう。
証拠隠滅のため、一人のニンジャが店内の犠牲者にトドメを刺して回る。瀕死の重傷を負ったフジキドの目の前で抹殺されるフユコとトチノキ。
しかし、その時……彼の怨念が呼び出したのであろうか?邪悪なる「ナラク・ニンジャ」のニンジャソウルがフジキドの身体に宿る。
復讐の戦士「ニンジャスレイヤー」は、こうしてネオサイタマに降り立ったのである。
◆スピンオフめいた前日譚◆
とあるキャラクター達の過去を描いた外伝的なエピソード群。
そのため、どのタイミングで読んでも大丈夫である。
「ニード・フォー・アナザー・クルセイド」(Need for Another Crusade)
※ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1
(試読版)#1
「アジェンダ・ディセント」(Agenda Descent)
※ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1/#2/#3/#4
- フォレスト・サワタリのオリジン・エピソード。
- 「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」より前。
- #4は同話の直前。
◆1年目 序章:暗黒の七日間◆
ナラク・ニンジャに憑依され死の淵から蘇ったフジキド・ケンジは、間もなくして七日七晩に渡って暴走を続け、衝動のままにニンジャを殺して回った。
この七日間のことをフジキドは後に「暗黒の七日間」として回想しており、ナラクが暴走している間のことはおぼろげにしか覚えていない。
- 「バック・イン・ブラック」#5は大晦日の夜にあたり、その時点でフジキドはナラク暴走期間を「暗黒の七日間」と呼んで回想している。
- クリスマス・イブの深夜(12月25日)である「ボーン・イン・レッド・ブラック」から暴走を始め、12月31日の明け方に暴走を抑えられている。
- ここから次のクリスマスまでを「1年目」と称する。
「ボーン・イン・レッド・ブラック」(Born in Red Black)[1]
- ニンジャスレイヤー=フジキド・ケンジのオリジン・エピソード。時系列的にもスピンオフ作品を除けば物語の最初に位置する。
- 12月24日の夜に発生したマルノウチ抗争より数時間後のマルノウチ・スゴイタカイビルから開始。
- 本エピソードのラストの時点でウシミツ・アワー(12月25日午前2時)を過ぎている。
- フジキドがナラク・ニンジャにその名を告げられる。
- 「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」では、ミュルミドン戦が「ダイバージェンス・アフター・ダーク」の名前で独立した短編になっている。
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「バック・イン・ブラック」(Back in Black)
- 「ボーン・イン・レッド・ブラック」の直後から開始。
- #3の一部は「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」#8の一部と描写が共通しており、「キックアウト~」の出来事は本話に内包される模様。
- #5のラストで新年を迎える。
「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」(Kickout the Ninja Motherfucker)[1]
- 「バック・イン・ブラック」#3の一部分。
- 時系列上では、ニンジャスレイヤーがダークニンジャの名を初めて耳にしたエピソードである。
- 「ニンジャスレイヤー(コミカライズ版)」では、「ボーン・イン・レッド・ブラック」にてミュルミドンがダークニンジャの名を発言している。
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◆1年目◆
「ニンジャスレイヤー」を名乗り、妻子の仇を探るフジキド。
ネオサイタマで暗躍するニンジャ達の大元には、謎めいた暗黒組織の存在があった。
「マシン・オブ・ヴェンジェンス」(Machine of Vengeance)[4]
#1/#2/#3
(再放送)#1/#2/#3
(再々放送)#1/#2/#3
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「ネオヤクザ・フォー・セール」(Neo-Yakuza for Sale)[1]
- 次の「レイジ・アゲンスト・トーフ」と同時進行していた可能性もあるが、若干前か?
- Y-12型クローンヤクザのプレゼンが行われる。
- シャード・オブ・マッポーカリプス(34):クローンヤクザには、Y-12型について「ニンジャスレイヤーの誕生から間もなくしてロールアウトした」とある。
- 本話の直前までバンディットが生存していたことは確実。
- 本放送版のタイトルは「ネオヤクザ・フォー・セル」であったが、再放送版および書籍版にて「ネオヤクザ・フォー・セール」に改題された。
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「レイジ・アゲンスト・トーフ」(Rage Against Tofu)[1]
#1/#2/#3/#4/#5/#6/#7
(再放送)#1/#3/#4/#5
- 「ネオヤクザ・フォー・セール」の直前までは確実に生きていたバンディットが死亡する。同話と同時進行していたか、その直後であろう。
- ニンジャスレイヤーの発言から、本話の時点でマルノウチ抗争(「ボーン・イン・レッド・ブラック」)から数ヶ月経っているらしい。
- ヘルカイトが「シックスゲイツの六人」として登場する。彼はガーゴイルの後釜に座る形で昇格したため、本話の時点でガーゴイルはすでに死亡している可能性が高い。
- 時系列上では、ニンジャスレイヤーとダークニンジャが初めて交戦したエピソードである。
- ただし、ニンジャスレイヤーがダークニンジャを妻子の直接の仇として認識するのは「メナス・オブ・ダークニンジャ」であるため、ここでは本格的な戦闘には発展しなかったと推測される。
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◆1年目:ドラゴン・ドージョー襲撃編◆
ソウカイヤは目障りなドラゴン・ドージョーの排除に乗り出した。ニンジャスレイヤーはこの企みを阻止できるのか。
「サプライズド・ドージョー」(Surprised Dojo)[1]
- ヘルカイトが「先月」昇格している。彼はガーゴイルの後釜に座る形で昇格したため、本話の時系列はガーゴイルの死の翌月ということになる。
- ヒュージシュリケンが「ネオヤクザ・フォー・セール」にて下されたドラゴン・ドージョー襲撃の命令を実行に移していること、ニンジャスレイヤーが「レイジ・アゲンスト・トーフ」にてビホルダーから得た情報をもとに行動していることから、「ネオヤクザ~」および「レイジ~」の直後であることは確定。
- エピソードの最後には『「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」に続く』とあるが、時系列的には「ジ・アフターマス」が先になる。
- 書籍版では加筆修正が施され、フジキドがナラクの名を呼びかけている。書籍化を機にフジキドが「暗黒の七日間」の後もナラクの名を覚えているという設定に変更された模様。
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「ジ・アフターマス」(The Aftermath)[2]
- 「サプライズド・ドージョー」の後、ニンジャスレイヤーとドラゴン・ゲンドーソーがどのようにしてバンザイ・ニュークから逃れたのかが語られる。
- ニンジャスレイヤーがセスナを入手する。
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「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」(Atrocity in Neo-Saitama City)[3]
- 本話はドラゴン・ドージョー襲撃とニンジャスレイヤーの生還を描く一連のエピソード群の最終話にあたる。
- エピソードの最後には『「ジ・アフターマス」へ続く』とあるが、これはボンド氏による執筆当時のあとがきに基づく予告であり、時系列を示すものではない。
- あとがきによると、「ドラゴン・ドージョー襲撃編」の三部作は「サプライズド・ドージョー」→「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」→「ジ・アフターマス」の順に執筆されており、「ジ・アフターマス」はニンジャスレイヤーが生還した理由が語られる「種明かし」のエピソードであった模様。
- 現行版の連載順は「サプライズド~」→「ジ・アフターマス」→「アトロシティ~」なので、これは原語版でそのように連載されていたか、あるいは執筆当時の構想と思われる。
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◆1年目:アンプル捜索編◆
病に伏した師を救うべく、ネオサイタマを翔けるニンジャスレイヤー。そんな中、彼は美人ジャーナリストのナンシー・リーと出会ったのである。
「デス・オブ・バタフライ」(Death of Butterfly)
#1
※厳密には改訂版(現在日本語で読めるもの)の第1部ではなく、旧版「ネオサイタマ炎上」原書収録の初期作品であり、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ」の収録作品らしい。
- N-FILES【デス・オブ・バタフライ】にて、「まだナンシー・リーもおらず、孤軍奮闘していた時代のニンジャスレイヤーを描いた」エピソードであることが明言された。従って、「ベイン・オブ・サーペント」より前であることは確定。
- また、「おそらくは」との但し書きつきではあるが、この時期のニンジャスレイヤーはタケウチ・ウイルスの解毒剤を探しており、その過程で毒のエキスパートであるナイトシェイドの情報を掴み、解毒剤についてのヒントを得るべくそのドージョーを襲ったという経緯があるらしい。つまり、本話は「アンプル捜索編」の最初期に位置するものと考えられる。
- N-FILES【ザ・フォーチュン・テラー】によると、「ザ・フォーチュン・テラー」の直後のエピソードが「ベイン・オブ・サーペント」であるため、本話は「~テラー」より前と思われる。
- 「~テラー」には「再びユカノにニンジャピルの調合を頼まねばなるまい」との記述があり、この点も本話が「~テラー」より前に位置することを裏付ける。
- ドラゴン・ゲンドーソーによるニンジャソウル感知のインストラクション(第三のインストラクション)の初出エピソード。
- 季節感のあるオブジェクトとして「いけられたアサガオ」が登場するが、これがそのまま季節が夏であることを表しているのかは定かでない。
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「ザ・フォーチュン・テラー」(The Fortune Teller)
#1
※厳密には改訂版(現在日本語で読めるもの)の第1部ではなく、旧版「ネオサイタマ炎上」原書収録の初期作品であり、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ」の収録作品らしい。
- N-FILES【ザ・フォーチュン・テラー】にて、本話の直後のエピソードが「ベイン・オブ・サーペント」であることが明言された。
- ニンジャスレイヤーがクムモトからアラキ・ウェイの情報を入手する。
- アラキ・ウェイは書籍版「ベイン・オブ・サーペント」にて「タラギ・ウェイ」に改名されたが、旧版の作品ゆえかここでは「アラキ」表記のままである。
- 「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」では「マニフェスト・デスティニー・バイ・ミスフォーチュン」に改題・アレンジされている。
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「ベイン・オブ・サーペント」(Bane of Serpent)[1]
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この間に、ナンシー・リーがニンジャスレイヤーの状況を調べた上で彼に接近し、協力関係を築いたようだ(「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」あらすじより)。
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「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」(Yu-Rei Dancing on the Concrete Hakaba)[2]
#1/#2/#3
(再放送)#1/#2/#3
(再々放送)#1/#2/#3
- ソウカイヤ所属のスコルピオンがニンジャスレイヤーのことを知らない。「シックスゲイツの六人」以外の末端ニンジャの間でのニンジャスレイヤーの知名度には、まだバラつきがある模様。
- ただし、「ニンジャスレイヤーが全てのニンジャを殺す復讐の戦士であること」を知らないとも取れるため、スコルピオンが本当にニンジャスレイヤーの存在自体を知らなかったのかは判然としない。
- ナンシー・リーを捕縛すべく現れたダイダロスは、ナンシーとニンジャスレイヤーが協力関係にあることを把握していなかった節がある。ソウカイ・ニンジャがナンシーを捕らえてニンジャスレイヤーを誘き出そうとする「デストロイ・ザ・ショーギ・バスタード」 より前か。
- 本話のラストでリー先生がゾンビーニンジャ製造の着想を得る。
- このことから、ゾンビーニンジャが登場ないし言及されるエピソードは全て本話の後に位置する。
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「キルゾーン・スモトリ」(Kill-Zone Sumotori)[1]
- 「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」の時点ではまだナンシー・リーの推測に過ぎなかったソウカイヤと暗黒メガコーポの癒着をニンジャスレイヤーが確信。ナンシーに情報を提供し、アンプル(の情報)と交換するとしている。
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「デイ・オブ・ザ・ロブスター」(Day of the Lobster)
#1
(再放送)#1
※厳密には第1部ではなく、短編集「テイルズ・オブ・ジ・エイトミリオン・ニンジャソウルズ 1」の収録作品らしい。
- ニンジャスレイヤーとナンシー・リーが協力してアンプルを捜索しているため、「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」より前であることは確定。
- アンプルについてまだ何の情報も得られていないようなので、「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」より前か。
- 一方で、「~タヌキ」ではニンジャスレイヤーが「あれもこれも、結局はタケウチ・ウィルスの特効薬には結びつかなかった」と発言しており、「アポカリプス~」で得たデータはアンプルに結びつかなかったとも取れる。
- アニメイシヨンではアンプルについて触れられていないため、「~タヌキ」より前の時系列とは限らない。
- 「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」では「ゴー・ストレイト・ワン・ウェイ・ドライブ」に改題・アレンジされ、「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」と結合している。
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「デイ・オブ・ザ・ロブスター2」(Day of the Lobster2)
- 「デイ・オブ・ザ・ロブスター」の約二週間後。
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「アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル」(Apocalypse inside Tainted Soil)[1]
- ニンジャスレイヤーとナンシー・リーが協力してアンプルを捜索しているため、「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」より前であることは確定。
- ニンジャスレイヤーとナンシーが初めてヨロシサン製薬の施設に潜入する。「アンプル捜索編」の中でも中後期に位置するエピソードだろうか。
- 本話にて二人はヨロシサンの地下プラントに潜入し、クローンマッポ(バイオマッポ)計画を妨害すると共にヨロシサンの機密情報を盗み出す。
- この機密情報を入手すればアンプルの所在も明らかになるという手筈だったが、「~タヌキ」ではニンジャスレイヤーが「あれもこれも、結局はタケウチ・ウィルスの特効薬には結びつかなかった」と発言しており、本話で得たデータはアンプルに結びつかなかったとも取れる。
- 本話の直前にフォレスト・サワタリがニンジャとなり、サヴァイヴァー・ドージョーを結成する(「アジェンダ・ディセント」)。
- 「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」では「ゴー・ストレイト・ワン・ウェイ・ドライブ」に改題・アレンジされ、「デイ・オブ・ザ・ロブスター」と結合している。
「デストロイ・ザ・ショーギ・バスタード」(Destroy the Shogi Bastard)
- ニンジャスレイヤーとナンシー・リーが協力してアンプルを捜索しているため、「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」より前であることは確定。
- 他の「アンプル捜索編」のエピソードとの前後関係は不明。
- 「シックスゲイツの六人」ではないマタドールが、ナンシーを捕らえてニンジャスレイヤーを誘き出すという作戦を実行している。
- 「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」の時点では、「シックスゲイツの六人」であるダイダロスがナンシーとニンジャスレイヤーの協力関係を把握していなかった節があるため、少なくとも同話よりは後だろうか。
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「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」(One Minute Before the Tanuki)[3]
- ニンジャスレイヤーがアンプルを入手する。実質的に本話が「アンプル捜索編」の終点であり、アンプルを捜索している段階のエピソードは全て本話の前に位置する。
- 時系列的にかなり近いであろう「メナス・オブ・ダークニンジャ」ではモミジが舞っているため、秋~冬の出来事と思われる。
- ダイダロスが大ダメージを負う。
- N-FILES【ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ】にて、ダイダロスがこの時ニューロンを完全に焼き切られ、物理肉体としてはほぼ事実上の死を迎えたことが明言された。
- 2年目の時系列かつ第1部最終盤のエピソードである「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」には「ダイダロスが廃人となってから約半年が経った」という旨の記述があり、これに基づいて時系列を整理すると、本話は2年目の夏頃ということになる。
- ただし、書籍版「ストレンジャー~」では「半年前」の下りが削除されたため、ダイダロスが廃人化した時系列は2年目の夏頃とは限らなくなった。
- 「チャブドメイン・カーネイジ」とダイダロスの関係については、同話の項目で詳述する。
- ニンジャスレイヤーが「マキビシを撒いてこなかったウカツさを悔いる」場面があり、直接使用してはいないものの、本話の時点で彼がマキビシを入手していることが示唆されている。
- 作戦に失敗すれば無関係の者達が大勢死亡する状況に陥ったニンジャスレイヤーが、己とダークニンジャの違いについて自問自答する場面がある。しかし、ニンジャスレイヤーがダークニンジャを妻子の直接の仇として認識するのは「メナス~」であり、本話の時点でニンジャスレイヤーはダークニンジャについてほとんど知らないはずである。
- ダークニンジャについて何らかの情報を得る未翻訳エピソードが存在するのだろうか。
- そもそも「ダークニンジャ」と名指しにしているのは地の文であるため、単に「ニンジャの理不尽さの象徴」として、妻子の仇である名も知らぬニンジャの姿を思い浮かべただけかもしれない。
- 「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」では、エピローグ部が「シャット・ダウン・トワード・ザ・ドーン」の名前で独立している。
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この間に、「ゼロ・トレラント・サンスイ」の「これまでのあらすじ」が入るものと思われる。
(これまでのあらすじ) ソウカイ・ニンジャズの手練れ、ミニットマンとイクエイション。
ニンジャスレイヤーを待ち伏せた二人のうち、イクエイションは真っ二つにされて絶命した。
しかしミニットマンはパートナーの死と引き換えに、ニンジャスレイヤーの正体に迫るチャンスを掴んだのだ。
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「ゼロ・トレラント・サンスイ」(Zero Tolerant Sansui)[1]
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「メナス・オブ・ダークニンジャ」(Menace of Darkninja)[1]
- シチュエーション的に「ゼロ・トレラント・サンスイ」から直結しているのは確実。
- ニンジャスレイヤーがダークニンジャを妻子の直接の仇として明確に認識する。
- ドラゴン・ゲンドーソーがナラク・ニンジャを封印し、フジキドにラスト・インストラクションを施す。
- モミジが舞っているため、季節は秋~冬と思われる。
- 従って、本話と時系列的に近いであろうエピソード群は同じ季節の出来事と推測される。
- オーディオドラマ版では、冒頭にラオモト・カンがダークニンジャにニンジャスレイヤー抹殺指令を下す場面が追加された。
ナラク・ニンジャの名について
- 書籍版では「サプライズド・ドージョー」の時点でフジキドがナラクの名を知っているという設定に変更されたが、書籍版「メナス~」ではゲンドーソーに対して「名無しのニンジャソウル」と語っている。
- 単なる設定ミスとも思われるが、あえて自然な解釈を試みるならば、フジキドが意図的にナラクの名を伏せたか、あるいは「サプライズド~」から「メナス~」の間にナラクの名を失念する未翻訳エピソードが存在するのかもしれない。
- 書籍版「グランス・オブ・マザーカース」#1には、フジキドが以前からナラクの名を認知していたような描写があるため、ゲンドーソーにナラクの名を伏せていたとする方が無難か(なぜ伏せたかについては、一度邪悪なニンジャソウルを警戒されて弟子入りを拒否されたから、病床のゲンドーソーを気遣ったから等の理由が考えられるか)。
- オーディオドラマ版では「名無し」扱いの描写はなくなっている。
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「ティラニー・ウィズイン」(Tyranny Within)(未訳)
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◆1年目:ユカノ追跡編◆
騒乱の中で生き別れたドラゴン・ゲンドーソーの孫娘、ユカノ。ニンジャスレイヤーは師との約束を果たすべく、彼女の行方を追う。
「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」(Fist Filled With Regret and Ohagi)[1]
- 本話の開始時点で、ニンジャスレイヤーはユカノの行方についてまだ何の手がかりも掴めていない。実質的に本話が「ユカノ追跡編」の起点である。
- ニンジャスレイヤーは登場時点で大きな負傷に見舞われているが、「メナス~」から本話に至るまでの経緯は不明。
- 時系列的にかなり近いであろう「メナス・オブ・ダークニンジャ」ではモミジが舞っているため、秋~冬の出来事と思われる。
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「チャブドメイン・カーネイジ」(Chab-Domain Carnage)[2]
- ニンジャスレイヤーが「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」にてインターラプターから得た情報をもとに行動していることから、同話の直後であることは確定。
- 時系列的にかなり近いであろう「メナス・オブ・ダークニンジャ」ではモミジが舞っているため、秋~冬の出来事と思われる。
- ニンジャスレイヤーが「チャブ」を訪れることを、インフェクションとヴィトリオールによる襲撃の決行から6時間前にダイダロスが掴んでいたという旨の記述がある。
- ただし、本話より前の時系列の「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」にて、少なくともダイダロスの物理肉体はほぼ事実上の死を迎えているため、本話の時点でダイダロスが健在とは考えにくい。
- ニンジャスレイヤーの行動が察知される原因となったのは、ヒロ・マイニチが「ダイダロスが電子情報の海に撒き散らした電脳ブービートラップ」を踏んだことである。そのため、「ダイダロスが廃人化した後も、彼の置き土産のトラップは稼働し続けており、マイニチはそれに引っかかった」と解釈する余地もなくはない。
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「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」(Sushi-Night at the Barricade)[2]
- 2COOLリリックがラジオDJをしているため、彼が表舞台から追放されている「メリークリスマス・ネオサイタマ」より前である可能性が高い。
- ニンジャスレイヤーと「アムニジア」が初めて出会う。
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「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」(At the Treasonersvill)[2]
- 作中の記述から、「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」より後であることは確定。
- 稲穂が実っているので、季節は秋か。
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「エヴァー・フェルト・チーティド」(Ever Felt Cheated?)[3]
※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#3」に独占収録
- 「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」より後であることは確定で、ニンジャスレイヤーがユカノに関わる案件を後回しにすることは考えにくいため、同話の直近(直後)のエピソードである可能性が強い。
- 登場人物の服装やバイオモミジが舞っている描写から、秋~冬の出来事と思われる。
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「メリークリスマス・ネオサイタマ」(Merry Christmas Neo-Saitama)[3]
#1/#2/#3/#4/#5
(再放送)#1~#3/#4
(再々放送)#1~#3/#4
- ニンジャスレイヤーの誕生(「ボーン・イン・レッド・ブラック」)から1年後のクリスマス・イブ。
- 他のエピソードとの前後関係は判然としない。作中にナンシー・リーの名は登場せず、ニンジャスレイヤーはアンプルもユカノも探していない。
- 「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」にてラジオDJをしていた2COOLリリックが、本話の時点では表舞台から追放されているため、少なくとも「スシ・ナイト~」よりは後である可能性が高い。
- ボンド氏へのIRCインタビューによると「ゲンドーソーのインストラクションも済んでいる」。
↓
◆2年目◆
ドージョー襲撃からのゴタゴタにひとまずのケリをつけたニンジャスレイヤーは、改めてソウカイヤを追う。全ては復讐のために……。
以下に続くエピソードは恐らくこの時期と思われる(この時期に配置するのがしっくり来るのではないだろうか)。
「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」(Conspiracy upon the Broken Blade)[3]
- ダークニンジャが昏睡状態から復活するため、「メナス・オブ・ダークニンジャ」より後であることは確定。
- 「フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ」の時点でもダークニンジャは昏睡中のはずなので、同話より後であろう。
- ユカノとイッキ・ウチコワシ関係のエピソード、および「メリークリスマス・ネオサイタマ」との前後関係は不明。
↓
「フジ・サン・ライジング」(Fuji Sun Rising)[2]
- ダークニンジャが健在なので、少なくとも彼が昏睡状態であった時期のエピソードではない。
- ドラゴン・ゲンドーソーの治療に繋がらない展開であること(ナンシー・リーがカイヅマ・ショーユ社絡みの不正を調べているだけであり、ヨロシサン製薬とソウカイヤの関係に踏み込んでいない上、キョートにまで向かっている)を考えると中期、「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」より後か。
- アンプルの入手後、ナンシーとニンジャスレイヤーは別行動を取っていた節がある。本話でもナンシーとニンジャスレイヤーの間で事前に連絡があったようには見えない。
- 本話を再会のエピソードと考えると、ニンジャスレイヤーがナンシーの助けを借りずに一人でユカノを探していた「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」より後、共同作戦を取っている「グランス・オブ・マザーカース」より前か?
- 書籍版「不滅のニンジャソウル#1:秘密結社アマクダリ・セクト」の付録であるオカドの取材メモによると、本話は「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」と「メリークリスマス・ネオサイタマ」の間、つまり1年目に位置する可能性がある。
- その場合、アンプルやユカノの問題が片付いている「エヴァー・フェルト・チーティド」より後の可能性が高い。
- また、ダークニンジャが復活する「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」の時系列も同様に繰り上げられることとなる。
「オウガ・ザ・コールドスティール」(Ogre the Cold Steel)[2]
- 「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」より後であることは確定。さらにダークニンジャが健在なので「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」より後と推測できる。
- 作中で「選挙」の話題が出ている点もポイントか。
- ニンジャスレイヤーがドウグ社からマキビシを入手する。
- 本話で入手したマキビシを「フジ・サン・ライジング」で使ったとすれば「フジ・サン~」の前、逆に「フジ・サン~」で使ったマキビシを本話で補充しているのであれば後となる。
- ただし、「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」にはニンジャスレイヤーが「マキビシを撒いてこなかったウカツさを悔いる」場面があり、この時点で彼はマキビシを入手していた模様。そのため、マキビシを時系列を絞るための手がかりとするのは難しいか。
「ガイデッド・バイ・マサシ」(Guided by Masashi)
- ニンジャスレイヤーとナンシー・リーが協力しているが、アンプルの入手に繋がる展開ではないことは明白。ダークニンジャがベッピンを使用していないことも合わせて考えると、「コンスピーラシィ・アポン・ザ・ブロークン・ブレイド」より後である可能性が高い。
- また、作中にはニンジャスレイヤーとダークニンジャの間に因縁があるらしき描写が散見され、この点も本話が「アンプル捜索編」ではなく、ニンジャスレイヤーがダークニンジャを妻子の直接の仇として認識する「メナス・オブ・ダークニンジャ」より後であることを裏付ける。
以下のエピソード群は作品間の時系列は判明していない。
「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」(A Kind of Satz-Batz Night)[2]
- 「寂しい秋」との記述から、季節が秋であることは明白。
- 「ケチな調査任務」をこなすべく、マルノウチ・スゴイタカイビルの屋上へと向かったレオパルドがそこでニンジャスレイヤーと遭遇する。
- 「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」の時期のニンジャスレイヤーは、スゴイタカイビルの屋上で瞑想しつつ、眼下のニンジャを狩り殺したり、送り込まれてきたアサシンを返り討ちにしたりしていた模様。本話はその時期の出来事だろうか。
- ただし、ニンジャスレイヤーは1年目のクリスマス・イブ(≠「ボーン・イン・レッド・ブラック」)である「メリークリスマス・ネオサイタマ」の時点で、スゴイタカイビル屋上のシャチホコ・ガーゴイルにニンジャの生首をセンコとして供える行為を行っているため、1年目の秋の出来事という可能性も考えられる。
- 本話の時点では、エピソードの開始から約一ヶ月前にニンジャとなったソウカイヤのニュービーでも、ニンジャスレイヤーのことは知っている模様。
- 「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」では「スカウトされたばかりの新人ニンジャ」とされているトラッフルホッグが登場するが、該当の記述は書籍版では削除されていることを考慮されたい(ボンド氏による第1部完結後のあとがきも参照)。
「グランス・オブ・マザーカース」(Glance of Mother-Curse)[#1(1-2)][#2(1-3)][#3(2-5)]
#1/#2/#3
※本エピソードの更新は数ヶ月おきであり、完結時はすでに第2部の連載中であった。
特に「#3」は第2部のいくつかのエピソードと深く関係する内容であるため、時系列順に読む際はこの点に注意されたい。
- ニンジャスレイヤーとナンシー・リーが高いレベルでの信頼関係を築いていることから、少なくとも中期以降のエピソードであろう。
- バーバヤガがフジキドにナラク・ニンジャの名を教える。
- このことから、本話の時系列は少なくともフジキドが自身の憑依ソウルを「名無し」と呼んでいる「メナス・オブ・ダークニンジャ」より後で、フジキドがナラクの名を知っている「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」より前と思われる。
- しかし、書籍版「グランス~」#1では、バーバヤガがフジキドにナラクの名を教えるシーンに「当たりだろう?」の台詞が追加されており、ナラクの名を教えるというよりも、フジキドしか知らない秘密を言い当てるようなニュアンスに変わっている。書籍化を機にフジキドが「暗黒の七日間」の後もナラクの名を覚えているという設定に変更された模様。
「カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー」(Katana Sword and Oiran Sorcery)
#1
※物理書籍版「キョート殺伐都市#5:ピストルカラテ決死拳」のプロモーションのために作製されたムービーの原作にあたる短編(ただし通し番号6~23の翻訳文は未発表)。
- ニンジャスレイヤーとナンシー・リーが協力しているが、二人はソウカイヤの暗黒ビズの阻止(あるいは単に護衛エージェントの殺害)を狙って動いており、アンプルの入手に繋がる展開とは考えにくい。このことから、2年目のエピソードか。
- ダークニンジャがカタナを使用しているため、「メナス・オブ・ダークニンジャ」より前の可能性も捨て切れないが、このカタナはベッピンとは明言されていないので、代用品のカタナを使っていた可能性もある。
- ネコネコカワイイが『ほとんど違法行為』を歌っている。
- 「バイオテック・イズ・チュパカブラ」では、『ほとんど違法行為』は「新曲」とされており、この記述に基づいて考えると、同話の前後から「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」#3にてナンシーが攫われるまでの期間中の出来事と推測される。
- 一方で、シャード・オブ・マッポーカリプス(9):NNK-128には、ネコネコカワイイは2020年代の中盤に『ほとんど違法行為』でデビューを飾った(「リブート、レイヴン」#3~#4の出来事)とある。ここでは現時点で最新の記述であるシャードの方を重点し、「バイオテック~」と「ストレンジャー~」の間には配置しないものとする。
- 「オイランドロイド・アンド・アンドロイド」によると、かつてネオサイタマCD売上トップ10のうち過半数を『ほとんど違法行為』のリミックスが席巻した事件があったらしく、「バイオテック~」の「新曲」はリミックス版の初披露という意味だった可能性がある。
「ブラック・ストライプス」(Black Stripes)
※「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1
「アイス・クラッシュ」(Ice Crash)
※「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1
- 本話の時点でニンジャスレイヤーはナンシー・リーとすでに出会っているため、少なくとも「ベイン・オブ・サーペント」より後であることは確定。
- ニンジャスレイヤーがアンプルを探している描写はなく、ラオモト・カンを明確に倒すべき敵と定めてソウカイヤに繋がる手がかりを求めているため、2年目のエピソードか。
- 「ネオサイタマ・イン・フレイム」には「ツヨイ・スリケンは、かつてナラク・ニンジャにその身を任せねば放てぬ大技であった」との記述があるが、作中でニンジャスレイヤーはナラクに頼らずツヨイ・スリケンを投擲している。このことから、本話は初期のエピソードではない可能性が高い。
「モパイ・マスト・ダイ」(Mopai Must Die)
※「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
前編/後編
- ニンジャスレイヤーとナンシーが高いレベルでの信頼関係を築いていることから、少なくとも中期以降のエピソードであろう。
- 二人がアンプルを探している描写はなく、ラオモト・カンの暗殺を狙っているため、2年目のエピソードか。
↓
◆ゾンビー・ニンジャ編◆
ヨロシサン製薬のはみ出し者・リー先生は恐ろしいゾンビー・ニンジャを生み出した。世に放たれたイモータルが災いをもたらす。
- 「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」は「ラスト・ガール・スタンディング」より前の時系列のエピソードであるため、同話が再放送版・書籍版において時系列が繰り上げられたとする場合、「デッドムーン~」の時系列も同様に変わることとなる。そのため、本項目では「○年目」の表記は外している。
「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」(Deadmoon on the Red Sky)[4]
- 本話の時点でドラゴン・ゲンドーソーは故人のため、「メナス・オブ・ダークニンジャ」より後であることは確定。
- N-FILES【スピン・ザ・ブラック・ヘイズ】では、本話について「時系列的にはズンビーニンジャ研究の初期段階にあたり、この後に各種ヤモトエピソードなどが続くことになる」と説明されている。
- そのため、「ラスト・ガール・スタンディング」が再放送版・書籍版において時系列が繰り上げられたとする場合、本話の時系列も同様に変わることとなる。
- この時期のニンジャスレイヤーは、マルノウチ・スゴイタカイビルの屋上で瞑想しつつ、眼下のニンジャを狩り殺したり、送り込まれてきたアサシンを返り討ちにしたりしていた模様。
- 仮に本話を1年目とすると、ユカノを探している描写がないため、彼女の問題に一応の決着を付けた「エヴァー・フェルト・チーティド」より後か。
- 台風一過なので、順当に考えれば季節は秋口ということになる。
- ただし、インタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(75)によると、ネオサイタマ市街には「時折気まぐれにタイフーンがやって来たり」するとのことで、季節を特定する手がかりにはならないかもしれない。
- アニメイシヨンでは、7話の後半に「ザゼン・アンド・ニンジャ」のタイトルで本話の#2を独立、短編とした作品が放送された。
- 25話の「ニンジャスレイヤー傑作選」では、#7のクライマックスも取り上げられた。
Twitter連載版における時系列
- フジキドがナラクの名を知っているため、彼がバーバヤガにナラクの名を教えられる「グランス・オブ・マザーカース」より後。つまり、本話は2年目である可能性が高い。
書籍版における時系列
- 書籍版ではフジキドがナラクの名を「グランス~」より前から知っているような描写に変わっているため、同話との前後関係は不明である。
↓
「ネクロマンティック・フィードバック」にて、ニンジャスレイヤーが「(ゾンビーニンジャを)これまでも何人か殺った」と語っているため、ゾンビーニンジャが初めて登場する「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」から「ネクロマンティック・フィードバック」の間にあたるこの期間には、未公開エピソードが存在したり、時系列不明のエピソードが入り込む可能性が高い。
↓
「ネクロマンティック・フィードバック」(Necromantic Feedback)[3]
- ゾンビーニンジャ被検体4号のウィルオーウィスプが登場するため、「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」より後であることは確定。
- 本放送版「ラスト・ガール・スタンディング」ではウィルオーウィスプの名が言及されているため、同話より前。
- 本話にてINWを脱走したジェノサイドは、ネオサイタマ郊外と都市部の間にある教会に辿り着き、そこで神父に服を与えられる。
- その後は何度か教会を訪れ、神父と話をしていたようだ。
◆ヤモト・コキ編◆
ニンジャになってしまった女子高生、ヤモト・コキ。彼女はいかにしてニンジャとなり、立ち上がったのか。
- 「ラスト・ガール・スタンディング」は再放送版・書籍版において時系列が繰り上げられた可能性が高いため、本項目では「○年目」の表記は外している。
「ラスト・ガール・スタンディング」(Last Girl Standing)[1]
#1/#2/#3/#4/#5/#6/#7
(再放送)#1/#2/#3/#4&「ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット」
本エピソードは本放送版と再放送版・書籍版で、時系列が異なる可能性がある。
- ソニックブームがヤモト・コキに対して「死体はリー・アラキにでもくれてやるか。お前、死んだだけじゃ終われねえぜ」と発言していることから、リー先生がゾンビーニンジャ関係の研究を本格的に進めている「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」より後である可能性が高い。
- N-FILES【スピン・ザ・ブラック・ヘイズ】では、「デッドムーン~」の後に各種ヤモトエピソードなどが続くことになると説明されている。
- そのため、「ラスト・ガール~」の時系列が再放送版・書籍版において繰り上げられたとすると、「デッドムーン~」の時系列も同様に変わることとなる。
- N-FILES【スピン・ザ・ブラック・ヘイズ】では、「デッドムーン~」の後に各種ヤモトエピソードなどが続くことになると説明されている。
- 日刊コレワが政権交代を訴えているが、内容のスカムさを脇に置いても、「内閣」の話であるためネオサイタマ知事選とは無関係と思われる。
本放送版における時系列
- 地の文がウィルオーウィスプとの戦いを引き合いに出しているので、「ネクロマンティック・フィードバック」より後であることは確定。
- しかし、再放送や書籍版ではこの下りは削除されている。一方で、それらより後に発表されたオーディオドラマ版では復活している。
- Twitter連載版の設定(フジキドがバーバヤガに教えられるまでナラク・ニンジャの名を知らない)に基づくと、時系列的には「グランス・オブ・マザーカース」→「デッドムーン~」→「ネクロマンティック~」の順になることが推測され、「グランス~」の時点で2年目に入っている可能性が高いため、それより後の時系列である本話も2年目ということになる。
再放送版・書籍版における時系列
- 前述の通り、ウィルオーウィスプの下りが削除された。しかし、ドラゴン・ゲンドーソーによるナラク・ニンジャの封印、さらにはその後のイクサにおけるナラクへの精神的制圧を経た後ではある模様。
- 書籍版「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」にて、ニンジャスレイヤーがヤモトを見逃したのは彼がソウカイヤと戦い始めて間もない頃だと加筆された。書籍版「ラスト・ガール~」でウィルオーウィスプの下りが削除されたことと合わせて考えると、書籍版では本話の時系列が早めに繰り上げられた可能性がある。
- 書籍版限定エピソード「ニュー・メッセンジャー・オブ・パスト・アンド・フューチャー」では、「ラスト・ガール~」から「だいぶ経った」という状況においてもソウカイヤ崩壊前の時系列であることが分かる。
↓
「ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット」(New Messenger of What)
#1
※「ラスト・ガール・スタンディング」再放送版にて追加されたエピローグ的位置付けの短編。
- 「ニンジャスレイヤー(コミカライズ版)」では、フィルギアが本話の時点ですでにアナイアレイターとルイナーを仲間に引き入れている描写がある。
- 余湖=センセイが漫画化に際して翻訳チームに設定を確認する旨のツイートをしていたため、これは公式設定と思われる。
- 「ラスト・ガール・スタンディング」が再放送版・書籍版において時系列が繰り上げられたとする場合、本話の時系列も同様に変わることとなる。
- 書籍版では「ニュー・メッセンジャー・オブ・パスト・アンド・フューチャー」に改題・加筆され、「不滅のニンジャソウル#2:死神の帰還」に収録された。
↓
いくつかのエピソードにおいて、ヤモト・コキとバイコーンがこの期間に交戦したことが語られている。
↓
「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」(Swan Song Sung by a Faded Crow)[2]
- 「ラスト・ガール・スタンディング」より後で確定。
- 「ラスト・ガール~」では短かったヤモト・コキの髪が本話の時点では長く伸びており、それ相応の時間は経過している模様。
- 本話の時点でヤモトはバイコーンと交戦済みである。
- 「寒い風」、「ゾッとする冷たさの水」のノビドメ運河等の描写から、季節は冬か。作中に登場する「オーゾニ(雑煮)」で特定できるならば、年始頃と思われる。
↓
「トレジャー・エヴリー・ミーティング」(Treasure Every Meeting)[4]
※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#4」に独占収録
- 「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」より後で確定。
- ダッフルコートを着るような季節らしい。
◆2年目:決戦前夜編◆
ニンジャスレイヤーとナンシー・リー。ただ二人だけの存在が確実にソウカイヤを苦しめている。決戦の時は近い。
「コロス・オブリヴィオン」(Koros Oblivion)[4]
※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#4」に独占収録
- 「ネオサイタマ・イン・フレイム」にて言及されたラオモト・カンへの名誉聖人授与、カナガワのメンバー交代の裏事情となる話。ヘルゲートが出演したネオサイタマ知事選の特番は時期的にそう離れていないと推測される。
- ナンシー・リーはニンジャスレイヤーに寺院絡みの不正の調査を依頼している。「バイオテック・イズ・チュパカブラ」との前後関係は判然としない。
↓
「バイオテック・イズ・チュパカブラ」(Biotech is Chupacabra)[4]
- ナンシー・リーがノボセ・ゲンソンと初めて接触する。
- 「ネオサイタマ・イン・フレイム」には、ノボセ老が「数週間前」にナンシーからデータ素子を受け取っていたとの記述があるため、必然的に本話の時系列は「~フレイム」の数週間前ということになる。
↓
「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」(Stranger, Stranger than Fiction)[3]
#1/#2/#3/#4/#5/#6/#7/#8/#9/#10
- ウォーロックがニンジャスレイヤーについて「この二年(弱)で随分と暴れたものだ」と発言している。すなわち、ニンジャスレイヤーの誕生(「ボーン・イン・レッド・ブラック」)から2年(弱)後のエピソードであろう。
- ただし、本話の丸一日後である「ネオサイタマ・イン・フレイム」は年の瀬~年始の話であり、「2年弱」は通常「2年より少し短い期間」と解釈されるため、2年弱とすると微妙にズレが生じる。
- ダイダロスについて「彼がああなって(廃人化して)半年も経とうか?」との記述があるが、書籍版では時期を明記せず、ダイダロスの廃人化だけが語られる記述に変更された。
↓
「ノー・ワン・ゼア」(No One There)
※「ネオサイタマ・アウトロウズ」収録作品
※ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1
- 「ネオサイタマ・イン・フレイム」と同日。
- 厳密には、本話の大部分は語り部のヤクザ崩れによる過去の出来事の回想であるため、「ヤクザ崩れが語っている時の時系列」は確実に第1部より後である。
- 当時6歳であったタケシはすでに本話の出来事をほとんど忘れているが、まだ「一人前の男」にはなっていないらしい。「誕生日を迎えるたび」との記述から、最低でも2、3年は経っているものと思われるが、その時点で時系列的には第3部に入っていることになる。
↓
◆第1部最終章◆
ニンジャスレイヤー──フジキド・ケンジは最後の望みをかけラオモト・カンの懐へ飛び込む。彼の命運やいかに。
「ネオサイタマ・イン・フレイム」(Neo-Saitama in Flames)[4]
- 「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」終了時から丸一日経っている。
- 時系列的に連続している「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」に「迎春」の文字が出てくるので、年の瀬~年始の話と思われる。
時系列不明
ここでは、作中の描写だけでは詳しい時系列が推測できないエピソードを記述する。
「パンキチ・ハイウェイ・バーンナウト」(Punkichi Highway Burnout)[2]
※物理書籍版「ネオサイタマ炎上#2」に独占収録
「サンセット・アンド・ヘヴィレイン」(Sunset and Heavyrain)
「ピザ・カリフォルニア」(Pizza California)
#1
※「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」と宅配ピザ店「ピザ・カリフォルニア」のコラボレーション企画の一環として書き下ろされたエピソード。
- 作中にソウカイ・シンジケートの名が登場するため、第1部で確定。
- ただし、N-FILES【ピザ・カリフォルニア】には登場人物のデスソーサーについて「アマクダリ所属でもおかしくない便利なニンジャとしてデザインされた」との記述があり、原作サイドは本話の時系列を厳密に定めてはいない模様。
- とはいえ、本文中には第1部以外の時系列であると解釈可能な情報が全く存在しないため、ここでは作品の背景は考慮せず、第1部として扱う。
- ソウカイヤがハヤイ・ピザ社の情報セキュリティを破れていないため、ダイダロスが大ダメージを負う「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」より後という意見もある。
「スロー・ア・シュリンプ・トゥ・キャッチ・ア・シーブリーム」(Throw a Shrimp to Catch a Sea Bream)
※ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
前編/後編
「バトル・ウィズアウト・オナー・アンド・スシ」(Battle without Honor and Sushi)
※「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
※ニンジャスレイヤープラスにて独占公開
#1
「イネヴィタブル・デス」(Inevitable Death)
※「デッドリー・ヴィジョンズ」収録作品
#1/#2
- ドラゴン・ゲンドーソーによるフーリンカザンのインストラクション(インストラクション・ツー)が登場するため、少なくとも「ジ・アフターマス」より後であることは確定。
- ソウカイヤ所属のクエスチョナーがニンジャスレイヤーに対して「死んだ筈では!?」と発言している。
- 既存のエピソードにおいて、ソウカイヤが「ニンジャスレイヤーは死亡した」と認識していた時期は「サプライズド・ドージョー」終了後から「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」までであり、順当に考えれば「ジ・アフターマス」と「アトロシティ~」の間に位置することになるが、エピソードの舞台がネオサイタマを離れたフジサン地下である上に、ニンジャスレイヤーがアンプルを探しているそぶりもないので、やや後の時系列にずれ込む可能性もあるか。
- ニンジャスレイヤーの「私は何度でも蘇る」との発言から、ソウカイヤの攻撃で自身が死んだと誤認されるようなシチュエーションを他にも何度も繰り返しているのかも知れない。
- フジキドとナラク・ニンジャが普通に会話しているため、時系列はナラクが封印される「メナス・オブ・ダークニンジャ」より前か、その後の封印が緩んできた時期以降と思われる。
未公開エピソードについて
現在、タイトルが判明している未公開エピソードは「ティラニー・ウィズイン」のみ。
物語の繋がりを考えるに、「ジ・アフターマス」めいてソウカイヤの追い討ちを凌ぐニンジャスレイヤーの話か、ニンジャスレイヤーが登場しない外伝的な話であることが推測されるが、詳細は不明である。
ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(60)では、「ティラニー・ウィズイン」についての質問に対して「いつか公開される日が来るだろう。だが今はその時ではない」と回答されている。
「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ」にて、ニンジャスレイヤーは第1部の時点で「違法スモトリ養成所」でもヤクザ天狗とニアミスしていることが判明しているが、それに対応するエピソードが存在するかは不明。
「ア・ニンジャ・アンド・ア・ドッグ」にて、ニンジャスレイヤーはかつてネオサイタマでストライダーと共に戦い、彼の復讐を手助けしたことが判明しているが、ザ・ヴァーティゴ=サンによると、二人が出会ったエピソードは存在するらしい。ただし、第1部の時系列かは不明。
ニンジャ名鑑に掲載されていながら本編には登場していないソウカイヤ関係の人物は、イクエイションとバイコーンの二名。ただし彼らの物語上での役割ははっきりとしており、またイクエイションはオーディオドラマで活躍がある程度補完されている。
バイコーンは「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」の開始時点ですでにヤモト・コキに倒されているが、ヤモトとバイコーンが戦うエピソードが存在するかは不明。なお、バイコーンの死にはスーサイドが関わっている。
いずれにせよ、「ティラニー・ウィズイン」以外にも未公開エピソードが存在する可能性はあると思われる。備えよう。