Tier 7 イギリス 重戦車 FV201 (A45)
伝説迷彩ではなく、質もそれなり。車両名も変更されない。
新登場の FV201 (A45) を詳しく見て行きましょう。まずは、フランス軍の「自動装填銃」からその高い射撃速度を羨まれるでしょう。このイギリス軍車輌には強く、頑丈で、高速回転が可能な砲塔と、俯角が素晴らしい主砲が備わっているため、戦闘中に傾斜のきつい地形を利用する戦略が可能です。
ただ、この紳士は方向転換が苦手なため、ラリーには向いていませんが、直線であれば高速移動が可能です。加速器を押し込むだけで「最高速度」を体感できます。そして何よりも、FV201 (A45) を使うと、戦闘ごとに獲得できるクレジットの量が増えます! 指揮を執り、褒賞を勝ち取りましょう!
2018年10月5日から販売されたイギリスティア7重戦車。
イギリスらしい高DPMと砲塔装甲を活かし、敵にポンポン砲弾を刺してやろう。
公式サイト
ファストファイア FV201 (A45)
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
FV201 (A45) | VII | イギリス | 重戦車 | 1500 | 76/51/38 | 31/16 | 55.88 | 8,500 |
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実用出力重量比(hp/t) | 14.32 |
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武装
砲塔:FV201 (A45) Universal Tank
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | OQF 17-pdr Gun Mk. VII | 15.79 | AP APCR HE | 171 239 20 | 160 135 200 | 2526 2131 3158 | 0.34 | 1.9 | 74 | 175 3200 8 75 | 826 | +20° -8° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VII | FV201 (A45) Universal Tank | 152/89/89 | 36 | 240 | 12,000 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | Rolls-Royce Meteor Mk. XI | 800 | 20 | 744 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | FV201 (A45) Universal Tank | 58.00 | 28 | 13,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
解説
概要
Tier7のイギリス課金重戦車。
Centurionのパーツを流用した、Black PrinceとCaernarvonの中間に位置する試作重戦車である。
攻撃力
- OQF 17-pdr Gun Mk. VII
Black Princeと同じ手数重視の扱いやすい砲である。*1
精度が同格平均にまで落ち込んでいる代わりにDPMが若干向上している。
重戦車ゆえにDPMを生かせる機会はそう多くないが、そこは柔軟な立ち回りと味方との連携でカバーしたい。
APの貫通力は格下や装甲の薄い相手なら十分だが、同格の堅い重戦車や格上を正面から貫通させるには少々厳しい。
ただし、Black Princeとは違って本車は機動力がそれなりにあるので、Black Princeよりも貫通力の低さを補いやすい。
弱点をしっかりと狙う、側背面に回り込む他、相手に合わせて適宜APCRを使っていこう。
重装甲の戦車が跋扈するボトム戦場では赤字の覚悟も必要だ。 - 特殊消耗品
アップデートにて、一定時間ダメージの下振れが発生しなくなる特殊消耗品「タングステン砲弾」が追加された。
短い装填時間で大量の弾をばら撒く超手数型の本車輌とは非常に相性が良く、
装填棒、大小食料、アドレナリンと併用した際の平均DPMは一時的とはいえ驚異の3900オーバー。ブラプリ泣いちゃうよ
防御力
装甲はTier7HTとしてはやや薄い。弱点も多いため基本的に頼ることは出来ないと考えよう。
一方で、耐久値は同格重戦車の中でもTiger Iと並んで1450とかなり高い。
終盤にこのHPを活かす為、地形や角度、味方との連携を駆使して少しでも被弾を抑えられるように慎重に戦っていきたい。
- 砲塔
当たり所がよければ格上の砲撃を弾く事もあるが、硬い部分は限定的なので基本的には貫通されるものと考えておくべきだろう。
ただし、Centurionの砲塔にも関わらず正面の俯角は8度な事が欠点(車体正面左側の機銃塔が原因だと思われる)。
因みにエンジンルームが出っ張っているがクロムBと同じように砲身が車体を貫通するため全周8度である。
なお、機銃塔は120mmの装甲しかない弱点である、俯角が8度故にハルダウンが決まったと思っていても隠しきれないことがあるので注意。 - 車体
車体正面に関しては傾斜60度130mm相当で、格下と相対しても簡単に抜かれる程度である。
側面装甲は中戦車並みの薄さである(T20と同等で、ソ連の同格中戦車群には完全に劣るほど)。
跳弾やHEATの吸収を狙う事は可能だが、豚飯は難しいと考えた方が良い。
また、車体正面及び両側面はCenturion同様に弾薬庫の当たり判定が大きい上に、モジュールの耐久値が低い。
安易に車体を晒してしまうと格下の攻撃でもあっさりと弾薬庫が破損し、下手すると一撃で吹き飛んでしまう。
数少ない利点のDPMが大幅に低下するので拡張パーツで耐久性を上げることを検討するべきだろう。 - 特殊消耗品
これまたアップデートにて、一定時間榴弾以外の砲弾から受けるダメージを軽減してくれる「反応装甲」が追加された。ブラプリのは没収したくせに
これにより、手数型の基本である「一発受けて複数発返す」という動きをする際に受けるダメージが少なくなり、相対的にリターンを多く返しやすくなった。
機動力
- 素の機動力
Caernarvonとほぼ同等で、HTとしては出力重量比は良い方だが、最高速度は31km/hに制限されており若干劣る。
加速・最高速共に同格のIS等にはやや遅れをとってしまうが、追従は十分可能だ。
本車は、必要に応じて中戦車のように回り込む動きが必要とされる為、機動力は少々物足りなく感じる事もあるかもしれない。
ただし、細かい飛び出し撃ち等には困らない程度にはトルクが確保されており、後退速度は16km/hと速めである。 - 特殊消耗品
またかよ
さらにさらにアップデートにて、一定時間機動力を底上げしてくれる特殊消耗品「改良済みエンジンブースト」が搭載可能になった。
これにより効果時間中の最高速度は前進35km/h、後退は24km/h、出力重量比は16.2まで引き上げられる。
特に後退速度の底上げと加速力の強化は大きく、鈍足なこの戦車でも比較的ストレスなく陣地転換が行えるようになった。
総論と立ち回り
Black Princeのように最前線で戦うのは厳しくなった反面、機動力の向上によって取れる戦術に幅が生まれており、その汎用性の高さが魅力だ。
その為、弱点の熟知、地形の把握、味方との連携など、ある程度のプレイヤースキルが要求されるが、癖がなく扱いやすい重戦車として仕上がっている。
ただし、同格重戦車は個性的で何かしらに優れた面子が多く、その中で一芸に優れた訳でもなくマッチング優遇も無い本車は、没個性で器用貧乏といった印象が否めない。
...否めなかったのだが、特殊消耗品の追加によって同格トップのDPM、あるいはトップクラスの耐久力、構成次第ではその両方を手にしてしまった。
しかし車体の装甲が薄く、機動力も良好とは言い難いのは今も昔も変わらない。DPMに任せた突撃などは論外として、常にしっかりと明確な目的を持って行動しなければ十分な戦果を上げることはできないだろう。
基本的な戦い方は、ハルダウンで脆い車体を隠しつつ味方と共同で敵と当たり、発砲後の隙を狙って自慢のDPMを叩き込むのが良い。
平地の場合、正面を張れる味方がいるなら、回り込むか近距離での支援に徹しよう。
前衛不足ならば、味方に支援を仰ぎつつ正面戦闘を請け負おう。敵が撃ってくるタイミングを予測して反応装甲を使用すれば、効果を最大限活かすことができる。
総じて、味方の編成と配置、地形に合わせて、重戦車と中戦車のそれぞれの運用法を使い分ける、攻めるか耐えるか、といった柔軟な立ち回りをするのが大切である。
常に丁寧な扱いを心掛ければ、必ずやこの戦車は貴方の期待に応えてくれるだろう。
余談
この車輌は、消耗品の枠を「アドレナリン/タングステン砲弾/反応装甲」にすることで、修理を捨てひたすら火力と防御力を高める、いわゆる脳筋構成が可能である。
通常戦では敵の数が多く格上ともマッチングする関係でモジュールが損傷することも多く、修理を捨てるのはあまりお勧めしない。
ただ、毎週開催されている1vs1トーナメントでは上記のデメリットがないため、無類の強さを誇る。ぜひ試してみてほしい。
特徴
長所
- 同Tier内では優れたHP
- 良好な精度と高いDPMの砲
- HTとしてはそこそこの機動力
- 良好なクレジット係数(150%/同格7位タイ)
- ただでさえ高いDPMにタングステン砲弾でさらに上乗せが可能に
- 豊富なHPと反応装甲を組み合わせた同格トップクラスの耐久力
- 改良済みエンジンブーストが搭載可能
短所
- 全く頼りにならない車体正面装甲
- ハルダウン時に邪魔になる機銃塔部
- 正面俯角が8度と若干物足りない
- 物足りない最高速度(31km/h)
歴史背景
公式サイトの解説より
イングリッシュ・エレクトリック社により 1944 年に開発が開始された本車は、A43 ブラックプリンス (Black Prince) の後継車輌候補のひとつであり、一部のコンポーネントは A41 センチュリオン (Centurion) と共通でした。1948 年に試作車の試験が開始されましたが、この試作車にはセンチュリオン Mk. II の砲塔と 17 ポンド砲が搭載されていました。しかしフランス軍の装甲部隊に関するポリシーおよびドクトリンの変更により、それ以上の開発は中止されました。本車の設計は、戦後に開発された複数の重戦車の原型として活かされました。
本家wikiより
FV201(A45)はセンチュリオン戦車を補完し後継となる高性能型戦車として計画され、より大きな車体として実現した。1948年に完成した最初の試作車にはセンチュリオンMk. IIの砲塔と17ポンド砲が搭載された。FV201は既に実用化していたセンチュリオンと同じく、計画中のA43ブラックプリンス重戦車よりコンパクトで機動力があり、防御力もそれなりに備えていて実用性があったので、A43計画は中止された。
しかし、センチュリオンが20ポンド砲を搭載する予定となった為に新仕様が要求され、装甲防御力の強化、20ポンド砲の搭載を後継戦車にも予定した。そこへ諜報部門から「ソ連のIS-3は200mmの車体前面装甲厚をもつ」という「新情報」がもたらされた事によって、これに対抗しうる戦車は120mm砲が必須という事になり、FV201計画はキャンセルされた。
その後、FV201の車体をベースにIS-3を長射程で撃破できる戦車砲を装備する重砲戦車として、FV214計画が発足し、先に完成していた新型車体とセンチュリオンMk. IIの砲塔を組み合わせたFV221カーナヴォン戦車を経て、FV214コンカラー重戦車が完成となった。
参考文献 月間グランドパワー 2007年1月号 ガリレオ出版
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ツリー化、枝化とは?
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