Tier 7 アメリカ 重戦車 M6A2E1
アメリカのTier7プレミアム重戦車。
史実のM6重戦車計画の一つであり、1両のみが改造によって試作された。
Tier7の戦車とは思えない程の威圧的な巨体が特徴であり、車高に至ってはあのMausと同等な高さである。
また、その見た目のインパクトから、WGや英語圏のプレイヤーからは「Mutant(ミュータント) 6」とも呼ばれている。
直近90日の平均勝率:54.04%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
M6A2E1 | VII | アメリカ | 重戦車 | 1400 | 199/46/43 | 29 | 66.96 | 5,200 |
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実用出力重量比(hp/t) | 14.34 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | 105 mm Gun T5E1E | 5.08 | AP APCR HE | 198 245 53 | 310 260 400 | 1575 1321 2032 | 0.42 | 2.7 | 60 | 0000 0000 00 0000 | 2,400 | +20° -10° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | M6A2E1D4 | 199/93/216 | 25 | 250 | 12,000 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
X | Wright G200 M781 C9GC5 | 960 | 20 | 612 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | M6A2E1HVSS | 70.50 | 24 | 15,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
解説
装甲
- 車体
M6から弱点であった機銃マウントが無くなった以外、外観に目立った変化は見られないものの、正面の装甲厚は全域で199mm(傾斜込みで235mm程度)にまで強化されており、一部の格上重戦車をも上回る圧倒的な装甲厚を誇る。
しかし、側背面は大幅に弱体化してしまい、44mmと頼りにならないため、強制跳弾以外を狙った昼飯はほぼ期待出来ず、側面上部も履帯に覆われていないため、意図的な履帯吸収も見込めない。
当然、大口径砲には3倍ルールで貫通されてしまうため、豚飯の際は正面に急傾斜を付けて弾く前面豚なども駆使したい。
履帯正面は浅い角度でも車体に食い込むように撃たれると簡単に履帯裏を貫通されてしまうため、多方面からの砲撃に対しては弱点となる。
また、履帯上の車体の張り出しの底部の装甲厚は25mmしかなく、口径76mm以上の砲であれば3倍ルールでの貫通が見込める。狙える状況はかなり限定されるが、本車両を見上げるような状況であれば履帯ごと撃ち抜ける場合もあるので、試してみる価値はある。 - 砲塔
同格のアメリカ重戦車であるT29程の極端な頑丈さは持たないが、正面の装甲厚は199mmと大半の同格戦車の通常弾までなら防ぎ得る。ターレットリングも同じく垂直な199mmだが、面積が狭いためわざわざ狙う価値は薄い。
それ以外ではキューポラ及び、その下の窪んだペリスコープ部分が弱点となっているが、見ての通り非常に背が高いため、本車両がハルダウン時以外に狙うことは難しい。
一方で側面は93mmと、格下の通常弾でも容易に貫通を許してしまう弱点となっている。
当然、意図的な余所見は逆効果であり、ハルダウン中や跳弾を誘うための首振りの際も、出来るだけ側面を見せないように立ち回りたい。
更に、正面から見える天板部分は装甲厚が41mmであり、口径124mm以上の砲なら3倍ルールによりほぼ貫通が可能。ハルダウンの際は、対峙する相手の口径はしっかりと把握しておこう。
因みに、背面はカウンターウェイトとして装甲板が溶接されている関係で全域216mmもの装甲厚があり、弱点ではない。
主砲
- 105 mm Gun T5E1E
M6A2E1の史実砲。
基本的な性能はT29の105 mm Gun T5E1と同等であり、他国の同格重戦車と比べると突出した面こそないものの、貫徹力と単発火力のバランスに優れるが、T5E1より発射速度が劣っており、DPMは同格中最下位にまで落ち込んでしまっている。
幸い精度はそこまで悪くはないが、ノーガードで砲撃を外した隙を突かれると脆弱な側背面を簡単に取られてしまうため、砲撃後はすぐに遮蔽物に隠れる事を意識して、単発交換で戦うのが好ましい。
俯角はアメリカ戦車らしく-10°と優秀ではあるものの、その異様なまでに高い車高故に、相手の車体下部などいった弱点を狙う際や、懐に潜り込んできた車高の低い車両を相手取る際には苦労することもある(特にE 25には一度懐に潜りこまれたが最後、味方の助けが無い限りはほぼ成す術が無くなるので要注意)。
しかし、逆に背が高いお陰で相手が低車高・重装甲を兼ね備えた車両(主にソ連HTなど)である場合、撃ち下ろしによって傾斜を相殺しやすくなったり、場合によっては正面装甲を無視して薄い砲塔・車体天板を狙うことが出来るという本車両特有のアドバンテージがあるため、貫徹力に関してはスペック値以上に恩恵を受けやすい場面が多いのも長所の一つと言える。
機動性
史実のM6重戦車計画の一つなだけあって、T1 HeavyやM6の最終エンジンと同一の960馬力を誇る強力なエンジンを搭載しており、見た目の割には良好な加速力を発揮することが出来る。
但し、最高速度が29km/hであるため、流石に中戦車に追従することは難しいが、出力重量比は14.34とISにも迫る数値を持つため、重戦車としては不満の無い加速力と言えるだろう。
総論
弱点が少ないうえ、格上にも通用する程に堅牢な車体正面装甲、同格までならある程度は頼れる砲塔正面装甲、そして優秀な俯角を持ち合わせているお陰で、ハルダウンと市街地戦どちらもこなすことが可能な強力な重戦車と言える。
加えて重装甲らしからぬ良好な加速力も備えているため、その圧倒的な装甲を活かし、味方の盾として前線を構築するポジションへと速やかに移動出来るのも強みだ。
アメリカ重戦車の常として側面装甲が非常に頼りないため、味方との連携には常に注意を払い、的確な位置取りや地形利用で側背面を撃たせず、敵を寄せ付けない立ち回りを心掛けよう。
敵として対峙した際は、本車両の弱点や対処法を知っている味方が少ないと、一方的に前線を押し上げられてしまう状況になりやすい。
200mm程度の貫徹力では貫通を見込める部分がごく限られてしまい、かと言って下手に距離を離すと一方的に削られてしまう可能性が高いため、250mm以上の貫徹力を持つ砲か、口径150mm以上の榴弾を持たない戦車では、真正面からは相手にしないのが得策だろう。
特徴
長所
- 優秀な車体正面装甲
- ある程度頼れる砲塔正面装甲
- 広く取れる俯角
- 見た目の割に良好な加速力
- 優秀なクレジット収支
- 地味に視界が広い
短所
- 極端に薄い側面装甲
- 同格中、最下位のDPM
- 低めの最高速度
- 見た目通りの最低な隠蔽率
- 車高が高く被弾面積が大きい
歴史背景
1941年から1942年に、T1E1 T1E2 T1E3の計三種類の試作型車輛がボールドウィン・ロコモーティブ・ワークスによって製造された。
試作型各車は車体の製造方法が異なっており、T1E1は車体を溶接で製造し、T1E2、T1E3は鋳造車体であった。
1942年5月26日、T1E2はM6重戦車として、T1E3はM6A1重戦車として制式化された。T1E1はM6A2重戦車としては制式化されなかったが、M6A2の名前は非公式に使われ一般にも認知された。
その後、M6重戦車のテストを行った機甲部隊は性能に不満を持ち、翌年3月には生産数が削減され、M6重戦車の生産数はM6の8輌、M6A1の12輌、T1E1の20輌の合計40輌となった。
それでもM6重戦車の研究はすぐには停止されず、ヨーロッパ戦線での突撃戦車としての使用を見越してM6A2E1重戦車が計画された。T1E1(M6A2)の1輌が改造され、新型の砲塔にT5E1 105 mm 砲を搭載した。
しかし、1944年12月14日、M6重戦車計画は廃止され、結果としてこれらの車輛がアメリカ領内から出ることはなかった。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
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