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基本情報
スキル
専用装備
セリフ
性能
総評
ステータスは良いがスキルに恵まれない長期戦向けMG
- 火力102/命中34というMG内でも最高峰の恵まれたステータスを持つ。
装弾数は9しか無いけど
- その反面スキルはお世辞にも優秀とは言えない。
長期戦におけるMGの弱みであるリロード時間を短縮できるスキルは長期戦で輝く。
しかし、スキルの効果がそれだけではさすがに貧弱と言わざるを得ない。
- 長期戦で嬉しい防御バフを持ってはいるが倍率は…。
スキル
- 紋章を消費してリロード時間を20%短縮するスキル。
2スタック時はリロード時間が-36%される。
- スキルをオートにしておくと既に2スタック分の効果を得ている状態でも勝手に紋章を消費しだす。
効率のいい運用をするならスキルは強制手動にしておこう。
陣形バフ/編成
- 前方2マスに防御と射速を12%ずつ付与する。
防御12%バフはGr MG23と同じ倍率。
- 防御バフを主目的とするMGは15%がかなりの激戦区。
日本版に実装されているだけでもかなりいる。
DPSが多少低くても15%バフならそれだけで意味があっただけに悔やまれる。
装備
- 各種徹甲弾/オプティカルサイト/アサルトパック
- 狙撃弾、徹甲弾、SLAP弾を敵の防御値に合わせて使い分けよう。
- 命中は高めなので、DPSの低さを補うオプティカルサイト推奨。
キャラについて、小ネタ
人形は人間よりもうまく仕事をこなすことができるはずなのだが、残念なことに彼女の過去の経歴には、うっかりでやらかした記憶があまりに多い。
しかし、この銃とのスティグマに成功したのは彼女だけだった。
うっかりが常態化しているが、いざという時はなんだかんだ問題を解決できてるし、くじけることもない。
- フランス国旗を連想させる個性的なメッシュが特徴的。
さながらアクアフレッシュである。
個性的なメッシュに目がいきがちだが、なかなか良いものをお持ちである。
元ネタ
簡単な説明
ショーシャはフランスで開発された機関銃である。軽機関銃としては最初期のものであり、のちのアサルトライフルや分隊支援火器の運用に大きな影響を与えた。
フランス軍での制式名称はFusil Mitrailleur Modele 1915 CSRG*1である。
ショーシャいな説明
- Fusil Mitrailleurは、直訳すると自動小銃となり、この呼称はその後フランスでは軽機関銃を指す語として使われていくことになるが、当時は軽機関銃というジャンルが定まらない時期であり、輸入したアメリカ軍はこれをそのままAutomatic Rifle(自動小銃)と呼称していた。これはM1918 Browning Automatic Rifle/M1918ブローニング自動小銃と同じものとみなされたように感じるが、BARは最初期のコンセプトではBMR(Browning machine rifle)を名乗っており、のち、米軍に採用されるにあたってBMM( Browning Medium Machine gun 水冷式機関銃M1917のこと)との混同を避けるためBARを名乗るようになったのであまり関係ない。(諸説あり)
- この銃が開発された当時、機関銃と言えばマキシム重機関銃のような、4リットルの水冷タンクが付いた、椅子ぐらいのサイズのゴツい三脚の上にガッチリ固定して使用する巨大な重機関銃を指していた。
その他空冷式のオチキス重機関銃もあったが、総じて簡単に持ち運べる類のものでなく、陣地に設置しての防御戦では凶悪な力を発揮できるものの、攻勢時には全く役に立つものではなかった。
本質的に攻撃なくば勝利もない戦争においてこれは大きな問題であり、攻勢にも使える軽量な機関銃の開発が各地で始まることになった。
- 代表的なものとしてデンマークのマッセン社が開発したマドセン機関銃、アメリカで開発されたルイス機関銃がある。
- 軽量な機関銃など今まで存在しなかった当時、それをどう使うべきかという運用思想も当然まだ手付かずの領域だった。
そんな中生まれた発想は、従来の行進射撃戦術に軽機関銃主を組み込む、と言うものであった。これは突撃横隊を形成した分隊が腰だめで銃を構え、それをセミオートでぶっ放して敵を制圧しながら前進し、敵陣まで到達したらフルオート射撃で塹壕内の敵を一掃するというものであった。それを行うためにはこれまでの重機関銃とは全く異なる、完全に個人で携行・運用できる機関銃が必要であった。
- 無論行進射撃は、過去の戦列歩兵から連なる発想から生まれた戦術で、現代の観点から見ればトンデモ戦術の類であり、事実すぐに放棄され、ショーシャは突撃する歩兵を後方から援護するため、あるいは機動的に塹壕を防御するための軽機関銃として運用されることになる。
- BARは、ショーシャに倣ってこの戦術のために設計された銃であった*2。しかし、ショーシャは機関銃の軽量化をコンセプトに安価・量産性していたのに対し、BARはマシン・ライフルすなわちライフル銃の自動射撃化による歩兵一人当たりの射撃密度向上を主眼にしていたため、軽量、頑丈、そして高精度と、どちらかと言うと現代のアサルトライフル寄りの発想で設計されている。
- ショーシャの開発を行っていたのはルイ・ショーシャ大佐とシャルル・シュターである。2人とも最初は航空機での使用を想定していたが、第一次世界大戦開始間もなくショーシャを上記のような歩兵単独で運用する装備として開発し、かつ既存の造兵廠の生産ラインを使わずに大量生産せよというとんでもない無茶振りを受ける。
- そこに現れたのが当時生産拠点の移転で空工場を抱えていた自転車メーカーグラディエートルであった。
快く協力を引き受けた工場長ポール・リベロールは、祖国の危機を救うべく女性労働者の採用やシフトを組んでの昼夜連続作業など、あらゆる手段を尽くして開発・生産を進めた。その成果こそ1915 CSRGショーシャである。
- この3人は当時のフランスにおける自動火器開発の最前線に立っていたメンバーであり、この銃の他にもリベロール等、多くの試作自動火器にその名を残している。
- ショーシャは個人での運用を可能にするため脱着式の箱型弾倉を採用し、また軽量化のため水冷式を放棄し、空冷式を採用した。
その結果としてショーシャは重量約9kgという当時としては極めて軽量な機関銃であった*3。
- また射撃を安定させるため、二脚とピストルグリップ、前部グリップを装備している。
空冷式、脱着式箱型弾倉と合わせ、ショーシャは現代に通じる極めて先進的なレイアウトの銃であった。
- BARはショーシャに大きな影響を受けて設計された銃である。また世界初のアサルトライフルとして議論されるようになったフェドロフ自動小銃もショーシャの影響を受けていた。
- ショーシャの大きな特徴はその生産性の高さである。
銃身は当時フランス軍で制式採用されていたルベル小銃の物をそのまま流用しており、ほとんどの部分が板金とネジ止めで出来ていて許容公差も大きい。それ故ショーシャは特別な設備を持たない民間工場でも容易に生産が可能であり、当時としては極めて安価に大量生産が可能な機関銃であった。
- 総力戦となった第一次世界大戦においてこの特徴は極めて有用なものであり、ショーシャは連合国軍で最も生産された軽機関銃となることとなる。
また生産性に重点をおいた設計は、後のステン短機関銃等に先行するものであった。
ところが…
- とここまではよかったのだが、第一次世界大戦の戦場では問題が続出することになる。
- 最も大きな問題となったのは弾倉であった。
- ショーシャの弾薬には当然ルベル小銃と共通の8×50mmRルベル弾が使用された。
しかし8×50mmRルベル弾は、黒色火薬実包である11×59mmRグラーを強引にボトルネック化したものであり、巨大なリムに加えて異常なテーパーがかかった、極めて時代遅れの代物であった。
これがショーシャの弾倉の欠陥の根本的原因となることになる。
- 8×50mmRルベル弾の前時代的な設計の原因は、端的に言えば政治家からの圧力によって十分な設計を行えなかったことによるもの。
無煙火薬を世界で初めて発明したフランスの技術的先進性を最大限活用するため、当時の国防大臣ブーランジェ*4は、無煙火薬を使用する歩兵銃ルベルの採用を強行した。
結果としてルベル小銃が既存の8×50mmRを使用せざるを得なくなっただけでなく、当時世界の最先端を走っていたフランスの自動小火器の発展が大きく阻害される要因となった。
- まずこのテーパーに合わせるためには弾倉をAK-47のようなバナナ型を通り越して半円形にしなければならなかった。
ここで問題になったのがこのような弾倉への弾の再装填である。
巨大なリムに加え、ここまで強い湾曲の弾倉だと単に上から弾を押し込むだけでは弾倉内に弾がきちんと並ばなかったのである。
- これを解決するために取られた手段が、弾倉の側面に切り欠きを開け、そこから弾倉内に指を突っ込んで弾をきれいに並べることだった。これこそが悪名高いショーシャの弾倉の穴である。
元々ショーシャは航空機や要塞といった、汚れと無関係の場所で使用されることが想定されていたが、泥まみれの塹壕戦が主体となった第一次世界大戦の戦場では、汚れに弱いこの構造は致命的な欠点であった。
- 無論フランス軍もこの問題に気付いており、切り欠きの穴に蓋を付けるなど様々な改善策が提案されたが、ここでも8mmルベル弾が足を引っ張ることとなった。
この極端に湾曲した弾倉に巨大な弾をきれいに並べて再装填するためには、横から指を突っ込むための切り欠きがどうしても必要だったのである。
穴の存在の必要性を乗り越える方法は最後まで誰も見つけられず、結局弾倉が改良されることはなかった。
- そうでなくても未だ自動火器の歴史は始まったばかりであり、他の自動火器同様ショーシャの弾倉も未熟な設計で様々な欠陥を持っていた。
- 弾倉の材質は薄く貧弱な板金で、ちょっとしたことで変形し給弾不良を引き起こした。またバネも加工の容易な板バネを使用していたため、現在使われるようなコイルばねと比べ貧弱なものであった。ただし、弾倉の強い湾曲が板バネを採用した一因であったともされる。
一方でプレス加工でできていたため大量生産が可能であり、かつ当時のプレス加工の未熟さから考えれば、これらの強度不足は致し方ないことだったのかもしれない。
- このような事情から、ショーシャの弾倉には大量の不良品が存在したが、それを上回る供給があったため、前線では使える弾倉だけを予め選別して使っていたらしい。
- 更に本質的な問題はショーシャの作動方式にあった。
- ショーシャの作動方式はロングリコイル方式であり、極めて信頼性が高いことから黎明期の自動火器で多く採用されていたが、その反面ボルトと銃身が一体となって大きく前後に移動するという性質上、極めて反動が大きいという弱点があった。
ショーシャも例外ではなく、その非常に大きい反動のため、極めて遅い射撃レートにも関わらず精密な射撃が難しかった。
- 事実これ以降ロングリコイル方式を採用する自動火器は殆ど現れていない。
- その反動に対応するためフランス軍が制定した不自然な射撃姿勢では精密な射撃が困難であり、更に精度の問題が悪化することになる。
- ロングリコイルの反動をまともに食らうため、他の銃のように頬付けで撃つと極めて不愉快な射撃体験をすることになった。そのあまりの撃ち辛さに業を煮やした米軍兵士の中には、布を銃床にぐるぐる巻きにしてクッションにするという強硬手段で通常の射撃姿勢でショーシャを撃てるようにした者もいたらしい。
- 更にロングリコイル方式の都合上、過熱した冷却板で銃身が途中で引っかかると、もう手動では元に戻せなくなる完全なオーバーヒート状態になってしまう弱点があった。
- 空冷式が持つ継続射撃の限界は軽量化の引き換えとは言え、オーバーヒートになると冷却を待つ以外手が無くなるというのはあまりにも凄惨なものであった。
なんとか引っかかった銃身を元に戻そうとショーシャを木に叩きつけたという笑うに笑えない逸話が残されている。
- しかし当時軽機関銃の選択肢など他に殆どなく、更に生産性の高さからショーシャは大量生産され、最終的に連合国軍で一番大量生産された軽機関銃となった。
どんな性能であれ腐っても軽機関銃であり、その巨大な火力を一般の兵士たちが携行できることは大きな利点であったのだ。
- グラディエートル社が生産したショーシャは最終的に22万丁以上、他の工場と合わせると総計24万7千丁以上にのぼった。
- 終戦時にフランス軍が保有していたショーシャは約16万丁。レンドリースなどを考えても極めて多数のショーシャが戦闘もしくは単に機械的消耗で失われたことになる。
- とはいえイギリスのルイス機関銃の生産数が3万丁、ドイツが国家総力を上げて生産したMG08/15機関銃でも13万丁であったことを考えれば、たかが民間工場がここまでの数を生産できたことは驚嘆に値することであり、ショーシャの生産性の高さがよく現れていると言える。
- 大戦後、ショーシャのことを誰よりも分かっていたフランスは速やかに後継のFM mle1924/29軽機関銃を開発、ショーシャを更新したが、大量に生産されただけあり、それ以降も一部のショーシャは植民地の部隊に回されて使われる事になった。
- 更に敵国のドイツも鹵獲したショーシャを使っている。
特に第二次大戦でフランスを占領したドイツの元には大量の余剰ショーシャが転がり込んできたため、後方部隊用や準軍事組織用にショーシャが配備されることになった。
- 武装親衛隊がショーシャを撃っている様子が写された公式宣伝写真というなんとも言えない代物が残されている。
- ショーシャの評判の悪さは、米軍の.30-06弾を使用するM1918ショーシャの再設計がまずく、それが後に米軍の訓練において使用されたことで当時使われていたBARと比較されたこと、そしてショーシャは大量生産に特化して作られたために消耗しやすく、現在に残る個体はクタクタになってしまっているものが多いことに由来する。
- とはいえショーシャは軽機関銃黎明期の設計であることには変わりなく、後世からみれば多くの未熟・風変わりな要素を残している。レイアウト・運用の点では後世に重大な影響を残しているショーシャだが、前述の大問題の数々を引き起こした機構に関してこれに追随するものが現れることはついぞなかった。
コメント
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