M950A

• 実は人と話すことに苦手意識がある模様。その代わり、歌って注目を集めることには強い興味を持っている。あたしの歌を聞け！
  マイクを持ったスキンだけでなく、音楽や歌に関連する家具にも彼女自身がモチーフになっているものがいくつか存在する。
  AEK-999より高く、P38より力強い歌声の持ち主。どうやら歌唱力に関しても折り紙付きらしい。

• DJMAXコラボイベント「Glory Day」ではメインキャラの一人を務め、真面目さ故の空回りや葛藤、そして音楽に惹かれる様子が描かれた。
  その一連の事件を通じて、Thunderとは特に親交が深まったようだ。
  また、その後Thunderのスキンストーリーなど複数のストーリーにおいて、二人が親しく交流する様子が描かれている。
  • イベント「ウェイブ・ラングラー」では、M950Aは登場しないにも関わらず何度もThunderから言及されている。
  • Thunderのスキン「ブラックスワンの夢」のストーリーでは、パーティーに参加することになったThunderが、M950Aも連れて行きたいと申し出る。
    しかしM950Aは他の任務に出発しており、その願いは叶わなかった。指揮官とのやり取りでは平静を装っていたThunderだが、二人専用の通信チャンネルでM950Aにだけ本音を明かしている。
    また、指揮官が語った別のパーティーでのM950Aの様子*1に対して、Thunderは「そういうところが好きです」と答えている。
    どうやら並々ならぬ感情を向けられている様子

• 特徴的な明るい緑色の髪は地毛。なお、作中の指揮官には染めたものと勘違いされていた。

• TMPのスキン「赤耳のTMP」のストーリーに登場。
  P7に着せられた際どい衣装のままプレゼントを配達しようとするTMPであったが、M950Aは「その恰好で出歩かせると小隊の沽券に関わる」と心配して付き添うことにした。
  M950Aが機転を利かせた結果、プレゼント配達は無事に完了するのだが……。
  人間のように周囲の目を気にして悩むM950Aと、設計された通りに振る舞い、自分らしくその時を楽しむTMPの性格が対になって演出されているストーリーである。
  • TMPをからかうP7を「MDRと並ぶ二大モンスター」と評している。MDRへ流れ弾が飛んでいる
    一方P7からは「グリーンモンスター(後に縮めてグリモン)」、「グリフィンで一番危険な奴」と評されている。
  • また、これまではATK小隊の副隊長であったM950Aだが、このスキンストーリーの時点では隊長になっていることが確認できる。

• イベント「写真館の謎」で実装されたアイコン「ツァボライト少女」に、スキン「鶯と薔薇」の重傷イラストが使用されている。
  このイベントの初回開催時、スキンとしては未実装のイラストであったが、約一年後の同イベント復刻中にスキンとして正式に実装された。
  ツァボライトとは、M950Aの髪とよく似た色の宝石であるグリーンガーネットの別名。
  なお、M950A自身はこのイベントには登場していない。

• このスキンを含むテーマ、「未聞の花言葉」の実装から少し遅れて、対応するスキンストーリーが実装された。
  その中で、M950Aはいつもは酔わないが、ひとたび酔ってしまうと性格が変わるということが判明した。RMB-93曰く、「酔うと凄く大胆になる」。
  バレンタインのパーティーでFF FNCに唆されて指揮官を酔い潰した上、自身も酔ってマイクを手に取り夜中までラップやバラードを熱唱したようだ。
  グリズリーのスキンストーリーには、実際にM950Aがラップのような何かを披露するシーンがある。歌詞の元ネタは、恐らくアニメ「ぼくらベアベアーズ」。

• このスキンで身に着けている薔薇の花輪の色は、スキンを渡した際の台詞の通りシャンパンゴールド。
  シャンパンゴールドに直接該当する色の薔薇の花言葉はないが、シャンパンゴールドを薄黄色（白or黄色）と捉えた場合、
  
  白薔薇：「純潔」「清純」「私はあなたにふさわしい」
  黄薔薇：「友情」「愛の告白」「嫉妬」
  
  となる。
  なお、「鶯と薔薇」のスキンストーリー内においては、「あなたとお似合い」が花言葉であるとされている。

• ベースとなったM100はシンプルブローバック、オープンボルトのセミオートモデルであったが命中精度が低く、最大の特徴であったヘリカルマガジンも無駄に多い装弾数のせいで重く、残弾数が減るたびに重心が変わるという欠点があり、撃ち尽くす前にジャムると言われるほどの信頼性の低さと.22LRに対する威力不足のイメージからセールスは伸び悩んだ。
  さらにタイミングの悪い事に、1994年の法規制によって民間で使用する銃器の装弾数を最大10発にする事が決定したため、民間モデルでは最大の売りである多弾数マガジンその物が規制されてしまう。
  このためキャリコ社は一時倒産に追い込まれるも経営を再建し、9mmパラベラム弾を使用するM900シリーズを開発した。
• 動作方式はMP5に類似したローラーロッキング式ディレイドブローバック・クローズドボルトとし、.22LRのリムファイアから9mmパラベラムのセンターファイアとしたことで動作不良を低減したのが特徴で、さらに装弾数を生かすべくフルオート機能を備えたものが900A、その改良型で軍や特殊部隊向けにストックレスで代わりにバーティカルフォアグリップを備えたタクティカルモデルが950Aである。
  またM100では右側面にあった排莢口を下方に変更する事で利き手を選ばないように改良された。
• 一方で、9mmパラベラム弾用のヘリカルマガジンは.22LR用より肥大化しており、ヘリカルマガジン後端にリアサイトを設けるという苦肉の策を採用せざるを得なくなった。
  またヘリカルマガジンを跨ぐ形状の光学サイトマウントが純正オプションとして用意されたが、いずれにしてもサイトの照準線が射線より遥か上となってしまい、近距離射撃時はその照準線のズレ（視差/パララックス）が顕著なので補正射撃が必須となる。
• また残弾数によって重心が変わるという欠点は解消されず、100発マガジンではこの傾向は特に顕著となるため実質カタログの宣伝用で実用上は50発マガジンが用いられる。
  現行の民生モデルであるLibertyシリーズおよびその軍用モデルであるM960Aでは前方フォアエンド部に4面ピカティニーレイルが供えられ、各種オプションが装着可能となっている。
• どちらかと言えば珍品の部類に入る銃ではあるものの、その特異な構造と圧倒的な数の装弾数からアニメやゲームでの登場頻度は高く、比較的知名度を得ている銃である。

【過去ログ】