Tier 7 多国籍 重戦車 Lycan
価格は0,000
適用中は車両名が「Lycan Knight」となる。
▲通常ガレージver.
適用中は車両名が「Lycan Knight」となる。
2019年ハロウィンイベント車両。
120mm砲を搭載したTier7としては初の楔形装甲を持つ重戦車。
名称のLycanは「Lycanthrope(ライカンスロープ/リカントロープ:狼男)」に由来する。
関連車輛:Nightmare
直近90日の平均勝率:56.09%(2023年9月7日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Lycan | VII | 多国籍 | 重戦車 | 1400 | 115/80/60 | 35/15 | 46.29 | 1,000,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | Ripper | 4.00 | AP APCR HE | 175 220 62 | 400 340 515 | 1600 1360 2060 | 0.44 | 2.9 | 50 | 1000 4000 10 608 | - | +20° -10° |
---|
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VII | Werewolf | 120/80/60 | 32 | 240 | - |
---|
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VII | Wolfheart | 670 | 20 | - |
---|
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | Claws | 49.00 | 29 | - |
---|
乗員
- Commander
- Driver
- Loader
派生車両
派生元:なし
派生先:なし
解説
2019年ハロウィンイベント報酬車両。
吸血鬼ドラキュラ、そしてそれを退治したヘルシング教授。
この「吸血鬼ドラキュラ」に続き「狼男」(lycanthrope)が元ネタの車両である。
同ポジションのDraculaは魔法の履帯、HelsingはBlitz唯一の連装砲持ちという能力を持つように、本車も「履帯と観測装置以外のモジュール*1が一切破損しない」という特性を持つ。ただし引火はする。
装甲
砲塔・車体共にに非常に強固な装甲を持つ(公式曰く「防御力:95%」とかいう狂気に満ちた数値)が鉄壁という訳ではなく、ちゃんとした弱点も存在する。
- 砲塔
砲塔は大きな横長の防楯が装備されており、外側へ行く程装甲が厚くなる。(防楯裏の主装甲に傾斜がかかるため)
最低でも200mmは確保されており、外側は280mmにも及ぶ。また防楯に覆われていない箇所も傾斜が強く250mm程度。しかし防楯に覆われていない下部は傾斜が弱く200mm程度となっている。天板は45mmの80度傾斜で、135mm未満の砲弾は強制跳弾する。
分かりやすい弱点はキューポラと主砲真下。
キューポラは80mmしか無く、外側に当たった際の傾斜を加味しても100mm程度で撃たれ弱い。しかし非常に小さいためある程度距離が離れると命中させるのは困難になる。
主砲真下の装甲は75度の傾斜で強制跳弾となるが、その強制跳弾が仇となり車体に命中するショットトラップが存在。当たれば100%ダメージとなるため俯角を取るなどして対処しよう。
- 車体
車体前面はTier7唯一の楔形装甲で、100mm+傾斜65度により実質250mm以上の傾斜装甲を確保している。こちらも外側に向かう程傾斜が増し硬さも増す。
車体下部は大きな弱点で、傾斜こそ鋭いが元の装甲が65mmと薄いため傾斜込みで140mmと格下からも抜かれてしまう。
また、車体後方にある少し飛び出た部分は豚飯をすると傾斜が緩くなり実質120mm程度で容易に貫通されるので注意しよう。
そして砲塔、車体ともに側背面は薄く背面に至っては15榴が貫通する。
砲
なにかとソ連HTに近い印象の車両だが、主砲口径は122mmではなく120mmである模様。
HE単発や3倍ルール適応範囲*2などは同格同口径のLupusに準ずる。
それ以外の点をISと比較すると、装填時間は同等、課金弾貫通力と照準時間でやや勝り、精度でやや劣る。
照準時間についてはLupusとISの中間といったところ。
また装弾数が50発と非常に多く、弾の配分には困らないだろう。
機動性
最高速や加速はISと大きな違いはなく、重戦車としては軽快な部類。(この装甲で考えるとかなり速い)
すぐに最高速に達してしまうので、エンブを使う機会が全くないと言っていいだろう。
また旋回性能はIS以上で、フル強化で毎秒37度まで及ぶ。
総論
ハロウィンイベント車両らしく、非常に強力な1輛。
Tierに対して装甲、主砲性能、機動力も申し分ない。
似たような立ち位置のWGのATMのように尖った性能は持ち合わせていないものの、全ての性能に置いて高水準を保った車両と言える。
特徴
長所
- 10°と良好な俯角
- Tier7重戦車トップクラスの単発火力
- そこそこ硬い車体ならびに砲塔装甲(正面)
- 重戦車としては高い機動力
- Tier7として初の楔形装甲
- 履帯と観測装置以外のモジュール(搭乗員はモジュールに含まれない)が損傷しない特殊能力を持つ
- ちょっと優秀なクレジット係数(150%)
短所
- 劣悪な精度
- 長い装填時間
- 貫通力の低い通常弾
- 薄い車体下部
- 楔形装甲ゆえに昼飯や豚飯するとかえって弱くなる車体上部
余談
この戦車を上から見ると…
「砲塔の部分が狼の顔みたいに見えます。」(反転)
歴史背景
なんてことをしてしまったのか!? そんな... こんなことが起こるなんて!!
ほんの昨日まで、ここに横たわる瓦礫の山は戦車だった。安全で頑丈でエネルギーに満ち溢れていた。だが、今は作り出した本人達でさえ識別できない有様だ。内側が露呈し、燃料とオイルが垂れ流れ、履帯がズタズタになり、バラバラになった配線が爆破された砲塔から飛び出ている。やったのは私だ。私はLycan。お前も私から全速力で逃げた方がいい!
私の呪い――いや、恵みと言うべきか―― は文書に恩義を受けていること。この魔法の本にはたくさんの秘密が記されており、そのうちの1つは私の製造の秘密だ。ミッションを完了させ、特別なブースターを使ってグリフを獲得するのだ。それがあれば文書のページを解読してレベルアップさせることができる。レベル45に達したら、Lycan の主となることができる。その暁には、私はお前の指揮の下で獰猛に戦い、幾千もの勝利をもたらすだろう!
私を飼い慣らせると信じて疑わないようだな。それなら、まず私にどんな力が備わっているかをきちんと理解するべきだろう...
私は鋼鉄の牙と難なく跳弾できる強固な装甲に恵まれ、側面は手形スクリーンで守られている。私の砲塔は前面に厚いスクリーンが施された狼の顔だ。私の粘り強い爪を持った履帯は地面だけでなく、私の進路にたまたまいた不運な悪魔達の装甲も容易く引き裂く。私の心臓であるエンジンは尽きることのないエネルギーで溢れている。私の主砲は死と破壊をもたらす。
私自身もとても粘り強い。私の内蔵モジュールと主砲は破壊するどころか、かすり傷を負わせることすらほぼ不可能だ。私を破壊することが不可能というわけではないが、私が死ぬその瞬間まで敵を死の恐怖から逃しはしない!
昔の私はこうではなかった。私の前世は名無しの戦車だった。名前も外観も、5分以内に忘れられるような平凡な存在だった。それが、アルペンシュタットに夜が訪れた時に全てが変わった。
戦闘が勃発したばかりの時、私は足の遅さ故、チームから後れを取ってしまった。さっきまで戦車が多数いた暗い道も、今や私しかいない。怖かった。何かが道に敷き詰められた小石をドンドンと叩いている。あの恐ろしい Tankenstein が私を破壊しに接近しているのではないかと思った。それか、私を次の標的と決めた Gravedigger なのではないかと。影が素早く路地を走り去った。私の周りを旋回しているのは Dracula か?
パニックに陥り、深い森の中に入り込むまで私は振り返らず一心不乱に走った。そこにはこの世のものとは思えない光に包まれた1冊の本があった。木々の中で私を待っていたかのように。そして、私の砲塔の中にかすかな囁きが聞こえた。
「もう平凡な戦車でいる日々は終わりだ。もう二度と恐怖を感じることはない。恐怖するのは彼らの方だ。皆が慈悲を請うだろう。私の恵みを受け取れ!」
私は受け入れた。
私は一瞬のうちに幾千もの砲弾に打たれたような気分になった。私の視界の端に赤いもやが見えた。私は信じられないような力を手に入れた。だが... それをコントロールするのは私ではない!目に見えない車長が私のエンジンをフル稼働させて私を戦場に送り戻した。私は自分の戦いっぷりを信じられない思いで見ていた。今までは夢でしかなかった数値をことごとく叩きだしていたのだ!
魔法が注入されたエンジンで、私はたった 2-3 秒以内に 20 km/h、5-6 秒以内に 30 km/h、8-10 秒以内に既に上限である 35 km/h まで加速することができていた。私は全速力で軽戦車に体当たりした。少し哀れに思った。その体当たりで私は全くダメージを受けなかったのに、その軽戦車はもう少しで逆さまにひっくり返るところだったのだ。軽戦車は私の周りを旋回しようとしたが、私の砲塔の旋回速度が高く、常に敵を照準に収められていた。なんという射撃だっただろう! 敵の砲塔が爽快なまでに吹っ飛んだ!
私がこの小さな敵を相手にしている間、もっと手強い敵が現れた。IS と Tiger の砲弾が私の前面に当たったが、傾斜した 100 mm の「パイクノーズ」装甲は敵のどんな攻撃にも耐えきっていた! 私は接近するように命令された。私の新しい主砲は明らかに至近距離用のものだ。反撃の際に400 ダメージ与えると、敵が物陰に隠れた。
私の新しい主の意志に従い、私は丘の向こうへと足を進める。それは賢い選択だったようだ。弱い下方装甲板がこれでしっかりと守られた。本当に信じられなかった! 私の俯角 10 度の主砲で、砲塔を使ってダメージをブロックできた。小さく、易々と砲弾を跳弾でき、弱点も少ない。砲塔の前面のほぼ全てが 80 mm のスクリーンで守られている 。それを貫通しようとするのは至難の業だろう!
その一方で、私は装甲を難なく貫通できる。175 mm は決してトップクラスの数値ではないが、私と同じ Tier の敵の装甲を貫くには十分な数字だ。物陰から姿を現したのは誰だ? わざわざそちらから出向いてくれるとは光栄だ、重戦車。撃て! 1両破壊した! 再装填には 15 秒かかるが、私の履帯は地面に敷き詰められた石に食いつき、2番目の敵との距離を確実に縮めている。もう一度直撃させると、2両目の重戦車も動かない鉄の塊となった。この都市に生き残りはいない。私、Lycan 以外は...
私の身に起こった時のあのショックは消えた。そして、時間が経つごとにあの時のことを詳細に思い出せるようになった。私は文書によって獰猛な破壊者にこの身を変えられ、私の行く手を阻む者全てを破壊する無慈悲な存在となった。そのことを苦痛には思っていない。私は今の自分の外観を気に入っている。これだけの力を拒むのは愚か者だ。
再び太陽が沈み、私の感覚がより鋭くなる。他の戦車のエンジンが何キロも先から鳴り響いているのが聞こえる。私には彼らの履帯の動きは手に取るように分かる。私は彼らを私自身から守るために尽力しよう。私は自分自身をガレージに閉じ込め、その鍵を捨てよう。私は自分の燃料を捨て、履帯を外し、弾薬を取り除こう。しかし、それでも Lycan は狩りに出かけるだろう。あの可哀そうな者達は、夜が終わってほしいと願いながら逃げ回り、そして私に狩られるだろう!
コメント
このコメント欄の書き込みはWiki内ではなく、zawazawaに行われます。
書き込みに際し、コメントルールを遵守してください。
コメントルールに違反したコメントを発見した際は反応せず、通報してください。非表示設定にしても通報は行われません。
Mバ報告などは戦果報告板へ。コンテナ(ガチャ)結果などはドロップ報告板へ。
【既存のコメントに関連したコメントをするとき】
既存のコメント文頭にある〇をクリック(選択)してから書き込んでください。
【長文コメントを書き込むとき】
折りたたみ機能を使用してください。詳しくは下記「折りたたみ機能について」を参照してください。
【創作ネタなどを書き込みたくなったとき】
癒しの休憩所 投稿する際の注意とお願い【必読】を熟読した上で図書館一号館/図書館一号館第二棟/図書館二号館のいずれかに書き込んでください。
【コメント内容を修正・削除したいとき】
詳しくは下記「ツリー化を間違えた場合」を参照してください。なおzawazawaでは他人のコメントを編集することはできません。
使用可能な書式はこちら。
- 下、すべて見るからzawazawaにアクセスしてください。
- 下記画像で示されているボタンをクリック。
するとこのように表示される
- 下記画像のように、ラベルと記載されている部分をタイトルに、コンテンツと記載されている部分を本文に置き換える。
- 画像で示されているプレビューボタンを押して問題がなければ送信。
ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
- ツリー化を行うには既存のコメント文頭にある、〇をクリック(タップ)し、●にしてからコメントを投稿してください。
- zawazawaから投稿する場合は、既存コメント下部の+をクリックし、「>>〇(数字)」と表示された状態にしてからコメントを投稿してください。
ツリー化を間違えた場合
投稿後にツリー化を行うことはできません。
後からツリー化を行う場合は、まず投稿したコメントの末端部分、投稿日時横の「zawazawaで見る」アイコンをクリック(タップ)します。
リンク先で投稿したコメントの詳細表示がされるので、「削除」をクリック(タップ)して、投稿したコメントを削除してから、再度投稿しなおしてください。
ログインするメリットとなりすまし防止
zawazawaによるコメント欄は、もちろんログインせず、誰でも書き込むことが可能ですが、ログインすることにより以下のようなメリットがあります。
- 「なりすまし」が行われない
「なりすまし防止」欄で解説していますが、エイリアスがログインすることにより固定されるため、他人からなりすましをされる可能性が極めて低くなります。 - コメントごとに「通報」を行うことが可能
ログインすることでコメントごとに通報をすることが可能になります。
詳しくは「コメントを通報するには」へ。 - ログインしても匿名性を保てる
通常、ログインするとハンドルネームが表示されてしまいますが、「アカウントと関連付けない」を選択してから投稿すると、ログインしてないコメントと同様に表示されます。
Diffanaと異なり、メールアドレス、Twitterから登録可能で、本Wikiの運営会社(wikiwiki.jp)が運営しているので、比較的信頼度の高いサービスとなっています。
また、zawazawaによるコメント欄では、どのコメントとどのコメントが同一人物なのか、ある程度特定することが可能です。
- 同一かどうか確認するには、まず各コメント欄上部にある「すべて表示」をクリック(タップ)します。
- 各コメントの投稿日時の後ろに、英数字が記載されていますが、これは「エイリアス」といい、ブラウザ、回線等を総合的に判断して乱数によって自動的に設定されます。
このエイリアスを確認することにより、投稿されたコメントがどのコメントと同一人物なのかを判断することができます。
また基本的にブラウザ、回線を変更してもこのエイリアスは変更されないため、なりすまし防止にも役立ちます。
コメントを通報するには
ページと関係ないコメント、他人の誹謗中傷、晒しコメントなど、不適切なコメントはコメントごとに通報することができます。
- 通報を行うには、まず通報したいコメントの末端に表示される、「zawazawaで見る」をクリック(タップ)します。
- 当該のコメントがzawazawaで表示されるので、「通報...」をクリック(タップ)します。
なお通報する際はzawazawaアカウントでのログインが必要ですが、通報自体は匿名で行われます。
- 通報の理由を記入し(任意)、送信をします。
また通報用フォームや運営掲示板から通報をすることも可能です。
過去のコメントはアーカイブから参照してください(表示されている場合のみ)。