Tier 9 イタリア(パンユーロ) 中戦車 Prototipo Standard B(プロトティーポ スタンダルド ビー)
独(西ドイツ)仏伊の3ヵ国による「標準戦車計画」において、西ドイツ側でLeopard prototyp Aの対抗馬であった「試作標準戦車 B型」*1。
西ドイツの試作戦車であり本来イタリアとは関係がないが、計画の参加国すべてに割り振るためかイタリア国籍を与えられている。
前身からのオートリローダーはそのままに、Leopard系統の車両に似て、より攻撃的なテイストに仕上がった車両。
初期状態。初期砲塔はPrototipo Standard A、つまりLeopard prototyp Aの初期砲塔であり、スモークディスチャージャーの有無等細かい差異はあるものの、見た目はほとんど同じ。
公式紹介画像
このイタリア軍戦車とドイツ軍 Leopard PT A はどちらも、結果としてLeopard 1 を輩出したプロジェクトの試作品です。Standard B はドイツ軍のものと比べるとスポーティーさに欠けますが、これら戦車はとてもよく似ています。そして、Leopard の戦術は全て Prototipo Standard B でも不自由なく使え、加えてさらに危険な兵器も搭載されています。
直近90日の平均勝率:52.30%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Prototipo Standard B | IX | パンユーロ(イタリア) | 中戦車 | 1550~1650 | 50/25/15 | 58/23 | 34.76 | 3,480,000 |
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武装
砲塔:Prototipo Standard A (W 2)(初期)
自動装填砲
Tier | 名称 | 連射弾数 /間隔(s) | 弾倉装填速度(s) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IX | Cannone da 90 Rh | 1/3.00 | 13.5 | AP APCR HE | 212 259 45 | 225 190 270 | 900 760 1080 | 2401 2027 2881 | 0.36 | 2.4 | 4/60 | 460 3200 8 325 | - | +20° -8° |
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砲塔:Prototipo Standard B (R 1)(後期)
自動装填砲
Tier | 名称 | 連射弾数 /間隔(s) | 弾倉装填速度(s) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IX | Cannone da 90 Rh | 1/3.00 | 12.0 | AP APCR HE | 212 259 45 | 225 190 270 | 900 760 1080 | 2572 2172 3086 | 0.35 | 2.1 | 4/60 | 460 3200 8 325 | - | +20° -9° |
---|
自動再装填砲
Tier | 名称 | 連射間隔(s) | 各装填時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均 攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準速度(s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
残弾数 | |||||||||||||
X | Cannone da 105 Rh V1 | 3.0 | 9.11/8.15/6.23 (計:23.5) | APCR HEAT HE | 245 295 105 | 350 300 400 | 1050 900 1200 | 0.345 | 2.01 | 3/90 | 920 4000 10 1100 | +200 | +20° -10° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0/1/2 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | Prototipo Standard A (W 2) | 63/53/53 | 32 | 250 | - |
---|---|---|---|---|---|
IX | Prototipo Standard B (R 1) | 60/55/55 | 34 | 260 | -500 |
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | MB 837 Aa | 500 | 12 | - |
---|---|---|---|---|
X | MB 837 Ea | 550 | 10 | -20 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | Prototipo Standard B I | 36.00 | 40 | - |
---|---|---|---|---|
IX | Prototipo Standard B II | 39.00 | 44 | - |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
派生車両
派生元:P.44 Pantera
派生先:Progetto M40 mod. 65
開発ツリー
P.44 Pantera | ━ | Prototipo Standard B 162,000 | ━ | Cannone da 90 Rh | ━ | Prototipo Standard B (R 1) 30,000 | ━ | Cannone da 105 Rh V1 68,500 | ━ | Progetto M40 mod. 65 250,000 6,100,000 |
━ | Prototipo Standard A (W 2) | |||||||||
━ | MB 837 Aa | ━ | MB 837 Ea 35,000 | |||||||
━ | Prototipo Standard B I | ━ | Prototipo Standard B II 28,500 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
概要
前と同様に最終的にオートリローダー砲を使うが攻撃力が大幅にパワーアップしているため瞬間火力は1000ダメ以上も与えることが可能。しかし前より装甲や機動性に関しては劣る部分がある。
攻撃力と引き換えに他を犠牲しているため、立ち回りなども改めて考える必要があるだろう。
装甲
Leopard PTAと同様に紙装甲であり、正面からでも大口径榴弾が貫通する危険性が高い。防盾部ですら100mm程度しかなく、被弾=貫通なので立ち回りには十分注意すること。
特に、格下も含めたアメリカ軽戦車*2や、HESHを持つイギリス戦車*3には注意し、撃たれない立ち回りを心掛けよう。
隠蔽率は良好な部類であり、精度もそれなりにあるため距離を置いた戦いも可能(絞りがあまりよくないため連射時注意)。
砲
- Cannone da 90 Rh
初期砲、この状態ではBat.-Chatillon 25 t APの下位互換なのでフリー経験値を使って最終砲を開発すること。
- Cannone da 105 Rh V1
350×3の自動再装填砲を備える。食料を2つ積んだ時の装填時間は8.60/7.70(+3s)/5.89(+3s):合計23.5で、DPMは2442、弾倉火力は1050。貫通力と威力はともにTier10相当の砲であり非常に強力。
精度自体はそこそこ良好な部類(食料x2込みで3.26)だが、照準拡散が劣悪であり絞りも遅い。再装填もあまり早くないため焦って射撃を外し弾倉火力を下げることだけは避けたい。
俯角が10度と非常に良好であり場所を選ばぬ活躍が可能。
また、榴弾貫通が強化時116とイギリス戦車並みに高く、戦車によっては砲塔と車体の側面も貫通可能。ただ、ダメージが50しか上昇しないので欲を張って装甲非貫通になると損。確実に貫通できると踏んだ時にだけ使おう。履帯切りすべきかどうかも考えたうえで撃つことを推奨する。本車の自動再装填砲(オートリローダー)の特性について説明する。
要点だけ説明すると、弾倉0の状態が一番DPMが高く(2500強)弾倉1の状態が一番低い(2000程度)。
オートリローダーの再装填時間は基本的に(射撃後の遅延)+(再装填時間)である。全弾撃ち切った後は(再装填時間)のみを要し、(射撃後の遅延)は発生しない。
Standard B(搭乗員100%+食料x2)の場合は、1発目は3.0+5.89(=8.89s)で再装填完了、2発目は3.0+7.70(=10.70s)で、3発目は0+8.60(=8.60s)が実際の再装填時間となる。
三発全て撃ち切った後が弾を一番早く装填することができて効率が良い(8.15s)、二発撃って隠れられるなどした時が一番効率が悪い(10.24s)。とくに、二発撃った後にしばし間をおいて撃つのは非常に効率が悪いため一度装填完了を待つべきかどうか、よく考えたほうがよい。
機動性
優れた瞬間火力の代償なのか、出力重量比が見た目の大きさに反して異様に低い。
平地でもトップスピードに乗るまでは多大な時間を要し、ちょっとした坂ですぐに減速する。
後退に関しても同様、前身から打って変わって中華中戦車と同等程度の機動力にまで落ち込んでいるため注意が必要。
総論
前身P.44 Panteraに比べ非常に攻撃的な車輛である。前線が張れなくなり陣地転換も遅くなったため、以前より一段早く行動を起こすことが望ましい。
兄弟分のPTAと見た目こそ似ているが、運用はまったく違う。とくに交戦距離に圧倒的な差があるため、あまりこだわらず運用するべし。
後半で残戦車が減ってきた時に打開、突破口となりうる性能であり、出来るだけ体力は温存しておきたい。初動で欲張らず、頭数を減らすことを重視し、とにかく効率よくダメージを与えることに終始すること。仕切り直しも容易ではないため、できる限り無駄のない行動をすること。
特徴
長所
- 高い瞬間火力(3発で約1050ダメージ)
- 貫徹力がTier10と同等
- 榴弾貫徹力が高い(約110mm)
- 俯角が10度とれる
- 通常弾の弾速が速い
- 自動再装填装置ならではの汎用性
短所
- エンジン出力が低く、あまり良くない加速力・登板力
- 砲塔・車体共に紙装甲
- やや悪い照準拡散、速度
- 装填時間が独特
初期の研究
- 改良砲塔及び自動再装填砲の開発を最優先。
- 貧弱な機動力を補うためエンジンを開発すべきと思われるだろうが、50馬力しか上昇しないため履帯を先に開発するのがよい。
歴史背景
[本家より引用]
この標準戦車 B 試作型 (Prototipo Standard B) は、標準戦車計画 (イタリアは 1958 年からこの計画に参入) において開発された試作車輌のひとつであり、ヴァーネク社、ラインシュタール・ハノマーグ社、ヘンシェル社、ラインメタル社による協同開発でした。A、B の両グループがそれぞれに試作車を開発し、総合的な試験が行なわれた結果、A グループの試作車が支持され、最終的にはレオパルト 1 (Leopard 1) として完成しました。B グループが製造した試作車輌は 2 輌でした。
つまるところドイツのメーカーが作ったドイツの戦車であり、イタリアは直接関係ない。標準戦車計画に参入していたがあくまで出来上がった戦車を採用するというポジションでイタリアでは開発は行っていない。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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