総督

Last-modified: 2022-06-20 (月) 15:17:02
収録拡張コストカード種別効果
プロモ5アクション+1アクション
次のうち1つを選ぶ:あなたは( )内の効果を得る:
「すべてのプレイヤーは+1(+3)カードを引く。」;
「すべてのプレイヤーは銀貨(金貨)1枚を獲得する。」;
「すべてのプレイヤーは自分の手札からカード1枚を廃棄してもよい。
廃棄したカードよりもコストが1(2)多いカード1枚を獲得する。」

概要

まず+1アクションを得て、その後3つある選択肢からいずれかの効果を選択するアクションカード。
1つ目はドロー、2つ目は金貨獲得、3つ目は改築効果を持つ。
どれも利敵効果があるがそれに見合う分だけの利点を持ち、それでいてアクション権を消費しない。
これ1つで構築から点数行動まで完結しているため、買い占めからの属州獲得でいきなりゲームが終了することもある。

利用法

  • とにかくこれ1枚で属州獲得までの手段が確立されているカード。
    • 序盤は総督の枚数を集めつつ金貨を獲得し、終盤では手札を増やしながら獲得した金貨を属州に変えていけばそれだけで勝敗が決してしまう。
    • 植民地場では属州勝負の点数効率が悪いため相対的に弱くなるが、それでも強力なカードであることには変わりない。
  • 金貨獲得効果は相手に銀貨を配ってしまうが、コンボデッキでは銀貨ですら邪魔になることがあるため、必ずしもデメリットとは限らない。植民地場ではなおさら。

3枚カードを引く

アクション権の減らない鍛冶屋のようなもので一見強そうに見えるが、相手にも1枚カードを引かせるデメリットが大きく総督の中では一番弱い効果と言える。
ハンデス系のアタックがあればデメリットを軽減できるが、辺境伯を連打した時のように相手の手札が洗練される可能性が高いため過信は禁物。
そのターンにゲームを終わらせられるのであればデメリットを気にせず一気にドローしてカタをつけたいところだが、それ以外の場合はドロー効果は1回までにとどめておくのが無難であろう。

金貨の獲得

総督戦法の火付け役となる効果。金貨と銀貨の間に埋めがたい差があることを考えれば強力な効果である。
改築効果の素材確保と見られがちだが、金貨自体が高出力カードなので、普通に財宝として使うだけでも十分に強い。
相手の総督で銀貨をもらうのはデメリットのように扱われることが多いが、こちらの戦法によっては有利に働くこともある。ステロ戦法はその例。
また、特殊勝利点狙いであれば改築効果も逆利用しやすいので総督戦法に対するカウンターとして意識しておきたい。

廃棄したカードよりコストが2多いカードの獲得

改築に似た効果だが、コストがちょうど2多いカードでないといけない点には注意。
事前に獲得した金貨を属州に変換するのが基本的な使い方となる。相手からもらった銀貨を総督や公領に変えることもある。
相手にこの効果を使われた場合に備えて4コストのカードを集めておけば、そのカードを総督や公領に変換することができる。7コストのカードがあれば属州獲得も狙える。
相手が序盤から使ってきた場合は銅貨圧縮し、屋敷を銀貨に変えられるので活用しやすい。
このリスクを考えると(救貧院避難所を使用していないのであれば)序盤に改築効果を使うのは避けたほうがよく、デッキの圧縮は他のカードに任せたい。

詳細なルール

  • 相手が総督を使用して1番目のドロー効果か2番目の財宝獲得効果を選んだ際、自分がドローしたり銀貨を獲得するのは強制である。
    • 総督はアタックカードでは無いので、例えば銀貨撒きの効果をなどで防ぐことはできない。
  • 相手が総督を使用して3番目の廃棄効果を選んだ際、自分が廃棄するかは任意である。
  • 3番目の効果は、手札を廃棄するかどうかは任意だが、カードを廃棄した場合にコストが1(2)多いカードを獲得するのは強制である。
    • 廃棄したカードよりコストが1(2)多いカードがサプライに無い場合、何も獲得しない。
  • いずれの効果も、全てのプレイヤーに同時に処理が発生するため、ターンプレイヤーを起点としてターン順に処理を行う。
    • 2番目の効果を発揮したが、銀貨枚数が他プレイヤー数よりも少なかった場合は、ターン順にカードを獲得していき、結果的にサプライが枯れたならそれ以降はカードを獲得できない。
    • 3番目の効果はカードの廃棄や獲得が絡むので、各種廃棄時効果、獲得時効果、リアクション効果などが割り込むことがあるので注意。
      • 特に、自身のコストが獲得カードのコストに変動する行人は、カード獲得処理の度にコストが変わるので、組み合わせに注意。
      • 複数のプレイヤーでゲームをする際は混乱してしまわないよう、同時に処理せず1人ずつ順に確認を取りながら進行すべきである。
  • 総督の+1アクションより後の効果は「選択効果」なので、長老の対象となる。詳細は専用ページを参照。

エラッタ

日本語版カードテキストでは、
「すべてのプレイヤーは自分の手札からカード1枚を廃棄してもよい。廃棄したカードよりもコストが1(2)多いカード1枚を獲得する。」の効果が、
「すべてのプレイヤーは自分の手札からカード1枚を廃棄し、廃棄したカードよりもコストが1(2)多いカード1枚を獲得する。」と書かれている(任意効果のはずが強制効果となっている)*1
公式よりエラッタがある旨が通達されている。正誤表はこちらで、交換対応はない。

余談

世界的に有名なボードゲームの一つである『Puerto Rico(プエルトリコ)』の10周年記念に合わせてデザインされたコラボカードである。*2

  • カードの効果はプエルトリコのゲームのシステムが落とし込まれており、詳細は割愛するが以下の点が共通している。
    • 手番プレイヤーがいくつかある役職(アクション)の中から1つを選択する。
    • その後、全プレイヤーが手番プレイヤーが選んだアクションと同じ行動を取る。
    • 手番プレイヤーのみ、アクションごとに決められた特権(他のプレイヤーより少し有利な効果)を利用することができる。
  • カード名であるGovernor(総督)も、プエルトリコでは手番プレイヤーを示すマーカーとして登場している。

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*1 英語版では正しく"each player may trash a card from their hand and gain a card costing exactly $1 ($2) more."となっている
*2 http://wiki.dominionstrategy.com/index.php/Governor#Trivia