AMX M4 mle. 45
Last-modified: 2018-03-01 (木) 19:23:25
Tier 7 フランス 重戦車 AMX M4 mle.45 
フランスのTier7重戦車。
ARL 44から装填速度が向上した主砲と高い機動性を持つ。車体が大きく、被弾しやすい点に注意。
車体形状がTiger IIに似ており、軍事評論家の言を借りて「埼玉ティーガー」の愛称で親しまれている。
古典的な装備を持つフランス車輌はこれで最後。
ここから先は近代化されたフランス重戦車が諸兄を待っている。
基本性能(v4.5.0) 
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
AMX M4 45 | VII | フランス | 重戦車 | 1380~1450 | 90/40/40 | 35 | 52.85 | 1,395,000  |
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武装
砲塔:ARL 44(初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 |
VII | 90 mm DCA 30 | 7.06 | AP APCR HE | 135 175 45 | 225 190 270 | 1588 1341 1906 | 0.42 | 2.5 | 74 | 255  4800 12  225  | 2,050 | +17° -10° |
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VII | 90 mm F3 | 7.50 | AP APCR HE | 170 248 45 | 225 190 270 | 1687 1425 2025 | 0.39 | 2.5 | 74 | 255  4800 12  255  | 2,200 |
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VII | 105 mm Canon 13TR | 5.45 | AP APCR HE | 165 223 54 | 310 260 400 | 1689 1417 2180 | 0.42 | 2.9 | 60 | 0000  0000 00  0000  | 2,400 |
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砲塔:AMX M4 mle. 45(後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 |
VII | 90 mm DCA 30 | 7.41 | AP APCR HE | 135 175 45 | 225 190 270 | 1667 1407 2001 | 0.42 | 2.3 | 74 | 255  4800 12  255  | 2,050 | +17° -10° |
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VII | 90 mm F3 | 8.00 | AP APCR HE | 170 248 45 | 225 190 270 | 1800 1520 2160 | 0.38 | 2.3 | 74 | 255  4800 12  255  | 2,200 |
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VII | 105 mm Canon 13TR | 5.45 | AP APCR HE | 165 223 54 | 310 260 400 | 1689 1417 2180 | 0.41 | 2.7 | 00 | 0000  0000 00  0000  | 2,400 |
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VIII | 90 mm DCA 45 | 9.23 | AP APCR HE | 212 259 45 | 225 190 270 | 2077 1754 2492 | 0.38 | 2.9 | 74 | 255  4800 12  255  | 2,750 |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VI | ARL 44 | 80/45/45 | 32 | 230 | 4,000 |
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VII | AMX M4 mle. 45 | 100/70/40 | 30 | 240 | 6,400 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VI | Maybach HL 230 | 575 | 20 | 700 |
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VIII | Maybach HL 230 P45F | 750 | 20 | 750 |
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IX | Maybach HL 295 | 850 | 20 | 750 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VI | AMX M4 mle. 4 | 60.00 | 22 | 8,000 |
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VII | AMX M4 mle. 45 bis | 60.00 | 24 | 8,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:ARL 44
派生先:AMX 50 100
開発ツリー 
ARL 44 | ━ | AMX M4 mle. 45 47,590 | | | | | ┏ |  105 mm Canon 13TR 16,350 | | |
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━ |  90 mm DCA 30 | ━ |  90 mm F3 15,000 | ┻ |  AMX M4 mle. 45 9,600 | ┳ |  90 mm DCA 45 18,500 |
|
━ |  ARL 44 | | | | | ┗ | AMX 50 100 81,000 2,552,500 |
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━ |  Maybach HL 230 | ━ |  Maybach HL 230 P45F 18,800 | ━ |  Maybach HL 295 24,700 | | |
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━ |  AMX M4 mle. 45 | ━ |  AMX M4 mle. 45 bis 8,500 | | | | |
:必要経験値
:必要クレジット
解説 
ver.3.6で追加されたTier7のフランス重戦車。
フランス重戦車ルートに於いて、鈍足重装甲から俊足軽装甲火力特化へ移行する過渡期の車両。
重戦車としては装甲は水準以下だが、攻撃面と機動性が良く、同じTier7で比較するとISやIS-2に似た特性を持つ。
火力
攻撃面では、主砲のラインナップは前身と同一だが、装填速度と照準時間の改善で総合的には上昇している。
初期砲塔では90mm DCA 45を搭載できないので、しばらくは105mm Canon 13TRを使うことになるだろう。前のARL 44で作っておかないと中途半端な90mm F3で戦う事になるのに注意(90mm F3すら開発せずに本車両を開発する事は一応可能だが、90mm DCA 30で戦おうとする無謀なプレイヤーはまず居ないだろう)。
最終砲候補としてARL 44同様に90mm DCA45と105mm Canon 13TRがある。
- 90 mm DCA45
ドイツやイギリスに劣るが精度面に優れ、格上にも通用する高貫通で活躍してくれるが、低めの単発火力、長めの照準時間が難点で、tier7HTとしては下位の攻撃性能である。
- 105 mm Canon 13TR
精度でやや劣り、AP弾では心許ない性能だが、APCRであれば十分な貫通力を持つ。
俯角はT29と同じく10度取れるが、正面から左右79度以降は俯角が極端に制限される。敵の側面を取ろうとしたが回り込み過ぎて敵の弱点に照準できない、NDKに対抗して砲塔を回しても照準できない、といった事態に陥りやすいので注意。
本家PC版にはある俯角制限がこちらでは緩和されてるようで制限がかかるのは左右145度からの後ろの車体に干渉する範囲のみ。
後述の通り砲塔装甲が強固という訳ではないので、基本は頭出しを使っての被弾率の低下を狙いたい。
装甲
TigerIIを思わせる車体は前身のARL 44とほぼ変わらない大柄なもの。
それでいて車体前面装甲は90mmに大幅減。傾斜を加味(55度150mm厚相当)しても貫通120~130mm程度を弾くのが精々である。
ただし前面にエンジン判定が無いのはドイツ車両よりも優れている。また履帯構造も改善され、ARL 44のように正面から履帯ごと車体まで貫通されることは無くなった。ただ、ARL 44より太くなったため、正面からだと外されてしまいやすい。
車体側面は40mmと極めて薄く、例え榴弾でも口径105mm以上は致命傷になり得るので注意。相手にとって本車は絶好の獲物となっているため、細心の注意を払いたい。
砲塔の装甲も決して厚くはないが、改良砲塔では前面100mmとISなどと同程度になり、曲面で構成されている為に数値以上の防御力を見せる事もある。
耐久値はTiger等と並んで同格トップである為、機を見て有効活用したい。
機動力
機動性は他国HTに比べると機敏で、ISやIS-2に劣るような気がする程度。
ARL 44に比べると最高速が僅かに落ちたが、850hpの高出力エンジンが追加されて出足が早くなるとともに、車体砲塔と旋回速度も大きく上がっている。
総論
攻撃力は俯角10度もあわせて高い水準にあり、機動力も重戦車にしては良い。
しかし防御面はTier7重戦車でも最低水準で、同格とまともにぶつかると単純にパワー負けしてしまう。
地形の利用を主体とする、中戦車のような柔軟な立ち回りと連携が求められる。
特徴 
長所
- 良好な俯角
- ティア7HT最高のDPM
- 良好な加速
- 比較的ヘイトが低い
短所
- 劣悪な装甲
- 大きい車体
- 最高速度が35km/hと微妙
初期の研究
- 初期砲塔ではハルダウンしても心許ないので主砲火力向上のためにも改良砲塔を早急に開発しよう
- 前車両(ARL44)において本車両の最終砲まで開発しておくと改良砲塔を出したと同時に使えるので必ず開発してから来よう
- 改良砲塔の開発が終わったらエンジン→履帯の順で開発しよう
歴史背景 
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ARL 44が(主に足回りの旧弊さによって)過渡的なものになるであろうことを予期したフランスの産業界は、1945年になるとより洗練された新型戦車の作成を模索し始めた。
そうした動きの中で、AMX(イシィ・レ・ムリノー兵器廠)が「プロジェクト141」として提案したのが本車である。
M4と命名されたシュナイダー社製90mm砲を搭載する30トン級戦車の計画案は、オーバーラップした千鳥足式転輪・傾斜装甲を持つ大型の車体・そして特徴的な形状の大型砲塔とティーガーIIの影響を大いに見て取れる形状となった。
リーフスプリング式、コイルスプリング式、トーションバー式の三種類のサスペンションが(主に車高低減の面を重視して)検討され、その後に試作車両が発注された。
しかしながら、30トン級戦車の装甲は陸軍の許容範囲をはるかに超える薄さであり、これを満たすために計画は30トン級戦車「M4」の開発計画から、さらなる大型戦車「AMX50」の開発計画へと切り替わり、そして新たな試行錯誤の道を歩んでいくこととなるのである。

↑AMX M4 mle. 45の側面図。どうみてもキングタイガーですほんとうに(ry。

↑その断面図。フランス戦車らしく乗員は4人と少なめ。
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