Bassotto

Last-modified: 2024-04-20 (土) 09:06:17

Tier6 イタリア(パンユーロ) 駆逐戦車 Semovente M43 Bassotto

Bassotto_PBR_105.png
 

前身semovente M41によく似たかわいい見た目だが、正面装甲はsemoventeよりさらに硬く、格下なら課金弾でも満足に抜けない。

 
他の画像
Bassotto_PBR_Gun_LOOONG.png
車体に比べかなり長い最終砲。車高の低さも相まっ
て非常に長く見える。

基本性能(v9.4.0)

※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値

車両名Tier国籍タイプ耐久値
(hp)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(m/秒)
重量
(t)
超信地
旋回
射界
(度)
隠蔽率
静止中/移動時/発砲時
(%)
本体価格
(クレジット)
BassottoVIパンユーロ(イタリア)駆逐戦車950132/57/36前進42km/後退14km33.91t不可左右18°50/40/110,000,000cra.png
 

主砲

Tier名称装填時間
(秒)
発射速度
(発/分)
弾種平均
ダメージ
(hp)
平均貫通力
(mm)
DPM
(hp/分)
弾速
(m/秒)
着弾分布
(m)
照準時間
(秒)
仰俯角
(度)
総弾数
VCannone da 75/34 M.5.5010.9AP
APCR
HE
160
135
200
155
200
45
1745
1472
2180
000
000
000
0.3364.4+18°/-7°60
VICannone da 90/53 F.7.308.92AP
APCR
HE
225
190
270
165
218
48
1849
1558
2214
000
000
000
0.3454.5+18°/-7°55
VICannone da 105/259.506.3AP
APCR
HE
300
260
350
172
239
50
2037
1768
2380
000
000
000
0.3554.6+18°/-7°50
 

※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。

 

砲塔

Tier名称装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
旋回速度
(度/秒)
視認範囲
(m)
VIBassotto132/57/3646.2230
 

エンジン

Tier名称出力
(馬力)
VISPA 15TB420.0
VISPA 17TB475.0
 

履帯

Tier名称旋回速度
(度/秒)
VISemovente M4345.01
VISemovente M4446.2
 

派生車両

派生元:Semovente M41
派生先:SMV CC 56

 

開発ツリー

Semovente M41Bassotto
25,000fa.png
Gun.png
Cannone da 75/34 M.
Gun.png
Cannone da 90/53 F.
9,300fa.png
Gun.png
Cannone da 105/25
14,000fa.png
SMV CC 56
65,500fa.png
?cra.png
engine.png
SPA 15TB
engine.png
SPA 17TB
6,500fa.png
suspension.png
Semovente M43
suspension.png
Semovente M44
5,500fa.png
 

fa.png:必要経験値
cra.png:必要クレジット

 

解説

パンユーロに属するイタリアのTier6駆逐戦車。厚めの装甲は前身から変わらないが、単発火力が大きく強化され、駆逐戦車らしさが増している。機動性は前身から変わらないものの、このティアでは良好な数値になっているため、全体的に扱いやすい。(Ver9.3現在、性能引用元であるBlitzHangerの更新が止まっているため、以下の解説は暫定的に装甲を「Armor Inspector」・数値を「BlitzStars」から参照して記述しています。)

車体

戦闘室正面は132mm装甲と前身より増厚されている。変わらず垂直であるため、傾斜によるかさ増しは望めないが、前身と同じく、格下の通常弾程度ならば跳弾が可能。同格では貫通が低いT-34-85系やシャーマン系ならば十分跳弾が期待できる。
車体天板は64mmと大きく減厚されたが、290mmを超える異常な実質装甲厚は健在で引き続き注意すべきである。防盾は空間装甲と本装甲が重なって330mm以上の防御力があり、非常に強固である。小さいことから狙って当てさせることは難しいが、フリフリした時に助けてくれるかもしれない。

車体は前身と異なり平面装甲で構成され、上部が120mm、下部が60mmである。
上部は実質138mmほどで戦闘室と同じく、格下や貫通力が低い同格戦車なら防御出来るが、重戦車や格上には簡単に貫通される。ただ、厚めの装甲を利用し、撃ってすぐに角度をつけて下がるというような昼飯状態を作り出せれば、同格中戦車相手なら跳弾を誘うことも可能。
一方で車体下部は傾斜を加えても実質88mmで通常弾に対する耐性はないが、KV-2の榴弾は防げるようになった。しかし、今度はSU-152の貫通力を上げた榴弾が貫通し、下手をすれば一撃で撃破される危険性があり、油断は禁物である。

側面は戦闘室が57mm、履帯裏が53mmで5mmのフェンダーが装備されている。側面のジェリカンは飾りであり、120mmクラスの口径から榴弾が貫通するため、位置取りには注意しよう。

 

主砲

  • Cannone da 90/53 F.
    90mmの中間砲。
    照準速度や精度は最終砲に勝り、使いやすさに優れるが、単発火力をはじめ貫通力やDPMが最終砲に劣る。駆逐戦車としては後者の方が圧倒的に重要であるため、出来る限り早めに最終砲に換装したい。
     
  • Cannone da 105/25
    最終砲は105mmで高めの単発火力を持つ。史実や本家では105mm榴弾砲で25という口径長の通り短砲身だが、ゲームバランスを考慮してかモデリング*1や性能が大きく異なっている。
    DPMは最大2151と口径を考慮すると妥当な数値だが、同格ではやや低めのため、格上の軽中戦車など高DPM車輛とのダメージレースは避けて出来るだけ単発火力を活かしたい。
    貫通力は通常弾は171mmと平凡。課金弾は239mmと良好だが、前身ほどの課金弾の優位性はない。また榴弾は同じ100mm級よりも貫通力・ダメージ共々、若干低く設定されている。
    一方で照準速度や精度は口径を鑑みても悪く、引き続き照準に慎重さが求められる。
    弾速は通常弾がかなり速い(1064m/s)ものの、課金弾や榴弾の弾速は前身より遅くなり、平均的な数値に戻っている。
    俯角は7°と十分に取れることに加えて、車高の低さも合わせて地形適応力は高い。
     

機動性

最高速は42km/hと前身よりわずかに劣化したものの、出力重量比は改善しており、加速は良好である。
旋回性能も前身とほぼ変わっていないが、同格駆逐の多くが低下したため、同格の中では優秀な数値となっている。
総合的な機動性は前身からあまり変化ないため、違和感なく馴染むだろう。

 

立ち回り方

序盤は駆逐らしく隠蔽や単発を活かし後方からの支援を行い、中盤以降は積極的に前に出て火力を活かしていきたい。機動力は十分あるため積極的に陣地転換して射線を通しに行きたい。
正面がそこそこ硬いからといって無闇に前に出てはいけない。所詮駆逐戦車なので側面からの攻撃にはめっぽう弱いほか、正面も慢心してると普通に抜かれてしまう。

 

総論

このTierの駆逐戦車として走攻守すべての性能が高いレベルでまとまったバランスの取れた性能をしており、器用貧乏状態にもなりにくい。その扱いやすさから駆逐入門としておすすめな車両である。Tier7以降は本車両から大きく特性が変わるが、本車両で学んだことは他国駆逐戦車でも活かせるため、極めても損のない良車両だと言える。

余談だが、本車両は車高がかなり低く、AMX ELC bisのように車高の高い相手に張り付くことで相手は俯角不足によってこちらを撃つことができなくなり、一方的に撃破することができる。KV-2SU-100Yは容易に完封できる他、側面から張り付けばM6Ju-Nuなど同格の多くの重戦車を一方的に撃破できる。格上車両(特にSmasher)にも有効な戦術であり、頭の片隅に入れておきたい。ただし、軽戦車や中戦車相手には機動力で引き剥がされ、最悪そのままNDKされるほか、近くに他の相手がいる際にはカバーされるので、仕掛けるのは相手が鈍足でなおかつ孤立しているか、ラストのタイマンのときである。

 

特徴

長所

  • 高めの単発火力
  • 高い機動力
  • 優秀な貫通力
  • そこそこ頼れる装甲
  • 低車高ゆえ隠蔽率が高く、張り付き戦法も強い
     

短所

  • 悪い視認範囲
  • 悪めの精度
  • やや低めのDPM
     

初期の研究

まずは駆逐戦車の生命線である主砲を最終砲まで研究したい。エンジンと履帯はそのあとでいい。

 

歴史背景

 

本車輌は、部分的に溶接式の装甲を採用した最初のイタリア車輌で、1942年4月にイタリア軍司令部が起案した強襲用駆逐戦車の開発計画にその端を発する。当初は重戦車《Carro Armato P 40》の車台に105 mm榴弾砲を搭載することが予定されていたものの、計画が遅々として進展しなかったため、すでに大量生産されていた《Carro Armato M 15/42》の車台に改良を加えて、23口径長の105 mm榴弾砲を採用する方向へと方針が転換された。1943年1月になるとようやく最初の試作車輌が完成し、続くシリーズに属するモデルのうち、車体と戦闘室の設計を新たにして25口径長の主砲を搭載したのが《Semovente da 105/25 M43》である。イタリアが降伏する1943年9月8日までに相当数が製造され、数多くの部隊で運用されたものの、そのすべてがドイツ軍に接収されている。本車輌の生産はその後もドイツ軍によって継続され、1943年から1944年の間にさらに121輌が製造されている。


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*1 本家のCannone da 102/40に相当