戦術人形>〔 銃種別一覧 | 図鑑順一覧 | 所属別一覧 | スキル&陣形効果一覧 〕
基本情報
| No.231 |
|---|
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| No.231 |
|---|
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| 基本情報 | |
|---|---|
| 名前 | M82A1 |
| ランク | ★5 |
| 銃種 | ライフル |
| 製造時間 | 製造不可 |
| 所属 | |
| CV | たかはし智秋 |
| イラスト | redjuice |
| SD | |
| |
| Lv.MAX時ステータス | |||
|---|---|---|---|
| 158 | - | ||
| 77 | 7 | ||
| 30 | 440 | ||
| 34 | 10 | ||
| 125 | 40% | ||
| 0 | 150% | ||
| ステータスランク | |||
|---|---|---|---|
| - | |||
| 自己紹介 |
|---|
| M82A1……これが今の私の名前です、指揮官。私はあなただけの人形、全てはあなたの「導き」に従います。 |
| 入手方法 |
|---|
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イベント「秩序乱流」物資箱報酬(2020/05/29~06/26) イベント「雪夜の無礼講ノクターン【復刻】」で救援して入手(2020/12/25~01/15) イベント「連鎖分裂」で救援して入手(2021/03/26~04/23) イベント「雪夜の無礼講ノクターン【復刻】」で救援して入手(2021/11/19~12/03) イベント「鏡像論」で救援して入手(2022/07/15~08/12) 「灰域探査」で救援して入手(2024/12/06~01/10) |
| キャラタグ |
|---|
| Tag: 単体制圧 対単体火力 連戦 専用装備セット |
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スキル
| アイコン | スキル名 | 効果(Lv.10) | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | デミウルゴスの啓示 | 戦闘開始時、特殊弾を3発ストックする。 スキル発動時、弾丸を1発消費し、1秒かけて照準を合わせ4.2倍のダメージを目標に与える。なお、最後の1発はダメージが倍になり、目標の火力を5秒間、20%低下させる。 また、同一ステージ内で、勝利するたび、スキルで与えるダメージが10%上昇する。この効果は最大3重まで累積可能。(「Barrett QDL」装備時、特殊弾は非エリートユニットに対し会心が発生するようになる) | ||||||||
| レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 開幕CT | 6s | |||||||||
| CT | 10s | 9.8s | 9.6s | 9.4s | 9.1s | 8.9s | 8.7s | 8.5s | 8.2s | 8s |
| ダメージ | 2.5倍 | 2.69倍 | 2.88倍 | 3.07倍 | 3.26倍 | 3.44倍 | 3.63倍 | 3.82倍 | 4.01倍 | 4.2倍 |
| 最後の1発 | ||||||||||
| 敵火力 | -10% | -11% | -12% | -13% | -14% | -16% | -17% | -18% | -19% | -20% |
| 持続時間 | 3s | 3.2s | 3.4s | 3.7s | 3.9s | 4.1s | 4.3s | 4.6s | 4.8s | 5s |
| 同一ステージで勝利する度 | ||||||||||
| dmg上昇 | 5% | 6% | 7% | 8% | 9% | 10% | ||||
装備
専用装備
| 画像 | 名前 | Barrett QDL |
|---|---|---|
![]() | 種類 | アクセサリー |
| 能力最大値 | 火力+10 会心率+48% | |
| 入手方法 | 2023年9月ログイン報酬 | |
| 灰域探査ビーコン報酬 | ||
| 説明 | ||
| M82A1用にカスタマイズされたサプレッサー。体積はかなり大きいが、任務の必要に合わせて速やかに脱装着できる。 | ||
| 専用バフ | ||
| 「Barrett QDL」装備時、特殊弾は非エリートユニットに対し会心が発生するようになる。 | ||
セット装備
敵は逃がさない | |||
|---|---|---|---|
| 装備 | ![]() | ![]() | ![]() |
| スロット | 弾倉 | アクセサリー | 人形 |
| セット効果 | |||
| 装備2セット | CTは6秒に短縮し、さらに戦闘に勝利する度に、追加で会心ダメージと射速が10%上昇する。最大3回まで重複する。 | ||
| 装備3セット | - | ||
| 説明 | |||
| M82A1にピッタリな装備一式。大幅に戦闘性能を上げ、さらに戦闘時のデータを記録してくれる。 | |||
セリフ
| 入手 | M82A1……これが今の私の名前です、指揮官。私はあなただけの人形、全てはあなたの「導き」に従います。 |
|---|---|
| 挨拶 | 指揮官、ずっとあなたのことを待っていました。 |
| 部隊編入 | しっかり、皆について行きます。 |
| 強化完了 | もう二度と、この力の使い方を間違えません…… |
| コミュニケーション1 | アドバイスですか?そうですね……いいえ、やっぱりいいです。私では、指揮官の望む答えを提示できません…… |
| コミュニケーション2 | 人形には、人間の願いを叶えることはできません。神様ではないですから……私たちが叶えられるのは、自分たちの願いだけです。 |
| コミュニケーション3 | かつて、私の言うこと全てに従う人々がいました……そう、今の私が指揮官に従うように。 |
| 出撃 | 指揮官、私たちを未来へ導いてください。 |
| 敵と遭遇 | 全ては指揮官の意志です! |
| 重傷 | あなたたちが望むものは……ここには何一つありません! |
| 勝利 | これこそ、私の求め続けてきたもの……ありがとうございます、指揮官。 |
| 撤退 | また、私がいけなかったの……? |
| スキル1 | 私があなたたちを死に導いてあげます。 |
| スキル2 | 誰も、この悲劇からは逃れられません…… |
| スキル3 | 今あなたたちが祈れる相手は……私しかいませんよ。 |
| 後方支援開始 | 私たちの道のりはいつも遠い。 |
| 後方支援完了 | どこへ行っても、私にとってはここが永遠の終着点です。 |
| 修復 | 何度も何度も繰り返される。それが、私への罰なのでしょう…… |
| 編制拡大 | 命令に従うだけで済むんだから、羨ましい。 |
| 自律作戦 | 指揮官の意志に従うのみです。 |
| 誓約 | 指揮官、どうしてこんな私を受け入れてくれるのですか……私はただ、あなたの命令、あなたの導きに頼っているだけなのに……こんな自分勝手な私で、あなたは苦しくないのですか?私では最適解を出せないこともあるかと思いますが、せめて……疲れている時だけでも、私を頼りにしてください。 |
| コミュニケーション4 | 合同訓練ですか?私は一人でも構わないのですが、指揮官の命令なら、皆と一緒にやってみます。 |
| ローディング | はい、今行きます。 |
| 人形製造完了 | みんな、自分のためにここに来たのです。 |
| 口癖 | かしこまりました。 |
| スキン「宵闇より来たる」 | 花びらから滑り落ちた血が、暗闇の中へ消え行くように、晴らせない憎しみは、私が断ち切ってみせます。 |
スキン
| 宵闇より来たる | |
|---|---|
| 通常時 | 重傷時 |
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| イラスト:redjuice | |
| 入手方法:スキンパック「四年目のあなたへ」 | |
性能
総評
- 強制手動を必要としない狙撃RF
- カルカノM91/38と似た使い方のできる狙撃RF。
- チャージ無し狙撃スキル開幕CT6、通常CT8という点ではカルカノM91/38を含めて二名のみと希少。
- ただし、カルカノM91/38はスキル発動直後に射撃するのに対し、本人形は1秒の照準タイムがあるため1テンポ遅い。
- 初動狙撃は4.2倍と控えめな倍率に見えるが、同ステージ内で戦闘を3連戦するとスキル追加ダメージが1.331倍追加補正がかかり、5.58倍となる。
- 狙撃RFという特性上、自己バフ型RFと比較して決して扱いやすいとは言い難いが、スキルの開幕CT、CTの回転率と素のステータスは☆5相当と優秀なため十分実用範囲なRFである。
スキル
- スキルCTが8秒と短いが、狙撃スキルは火力バフHGやコンテンダーとスキル発動タイミングを合わせるのが常であり、ほとんどのHGのスキルCTは12秒であるため、そのままでは12秒間隔の手動狙撃となる。
- 威力について
- カルカノM91/38は高回転超高火力(45倍)の狙撃スキルを持つが、対エリートでは倍率が激減する(3倍)。それに対して本人形はほぼ同タイミングで基本4.2倍、条件次第で11倍の狙撃ができる。素の火力も高く、HGバフも乗せやすい(前述)ため、対エリートにはカルカノM91/38の倍以上のダメージを叩き込める。非エリート敵へのダメージは大きく見劣りするが、専用装備とマントを合わせればまずますの威力。
- このスキルは特殊弾を使用し、特殊弾は戦闘開始時に3発ストックされるのみで、特殊弾の回復方法が無いため、回数制限3回となる。4回目以降は発動しない。
- これは本人形の2番目に大きな欠点であるが、本人形を運用する場合、3射以内に敵を撃破することが前提となるため気にならない。
- 3射目はダメージが倍となり、大竹槍級の威力となる。大竹槍発射までの時間は通常の大竹槍が約16.5秒。本人形は23秒である。
- このスキルは連戦によりダメージが増強する。対ボスに使う前に3戦しておくことで1.331倍になる。これにより3射目は大竹槍も真っ青な倍率(約11倍)となる。
- 3射目はターゲットの火力を5秒間20%低下させる。
オマケ- 3射目で仕留められないこと自体がNGと言える。
- 本人形の最も大きな欠点は、大竹槍級の威力があるにも関わらず大竹槍の使用目的である「ボスのHP減少による特殊行動を起こさせない」を果たせないことである。
- 大竹槍は長いチャージ時間を(敵が)耐えれば良いが、本人形は小竹槍2射を撃ってからでないと大竹槍を放てない。これではボスの特殊行動を誘発してしまう。なので、あくまで本人形は大竹槍ではなく大竹槍級の威力を出せる人形に過ぎない。
- 欠点と述べたが、大竹槍を要する相手には大竹槍で対応すれば良いだけであり、特殊行動の無いボスやエリート属性付きの強敵には本人形は有用である。
- 大竹槍は長いチャージ時間を(敵が)耐えれば良いが、本人形は小竹槍2射を撃ってからでないと大竹槍を放てない。これではボスの特殊行動を誘発してしまう。なので、あくまで本人形は大竹槍ではなく大竹槍級の威力を出せる人形に過ぎない。
陣形効果/編成
- M200と同じ範囲で同じ効果。
F型陣形の7番に配置すれば前衛のHG両方に効果を及ぼせる。 - スキルの欄で述べた通り、陣形バフでHGのスキルCTを合計30%短縮することが重要となる。(星2RFと合わせて28%短縮でも同じことができるが、陣形の噛み合う星2RFが存在しない)
- 陣形範囲は2マスのため3体目のHGはCTを短縮できない。基本CTの短いエル・クレアが有用だが陣形バフが射速なのが微妙。火力増強を諦めて被弾を減らすためのデバフ系HG、あるいはSGやSMGなどの盾役を採用するのも手。
おすすめ装備
- 狙撃弾 or 徹甲弾/専用装備 or オプティカルサイト or ホロサイト/マント
- スキルは装甲を無視するので基本的には狙撃弾のほうがよい。
- 専用装備のBarrett QDL は☆5オプティカルサイトの効果に加え火力+10でホロサイトのような射速ペナルティもないため入手していれば一択。またこの場合は非エリートに対しては会心が発生するようになるため、人形装備もマントが良い。
- スキル解説にあるように下手にCT短縮してしまうと持ち味を殺しかねないため測距儀は避けた方が無難。
キャラについて、小ネタ
- 物静かでどこか悲観的な性格の人形。指揮官に導かれることを求め、ロボットらしく人間の命令に従う事を重点において動く。
- 過去には高性能なAIから演算される様々な予測や助言を「導き」として神聖視された結果、カルトの教祖として祀り上げられ、狂信者達に囲まれていたらしい。
- 「導き」と狂信者が引き起こした悲劇によりトラウマを負った彼女は、人を煽動するカルト教祖ではなく、人形らしく人間に仕える道を選んだ……というのが、彼女が戦術人形となった経緯である。
- 元カルト教祖(不本意だが)という事もあって戦術人形に改造された後も浮世離れした所があり、どこか俯瞰的・神秘的な言動が特徴。
- これらの振る舞いも、彼女が教祖や神として崇められたきっかけなのかもしれない。
- ちなみに彼女のスキルにある「デミウルゴス」とは、キリスト教グノーシス主義に登場する天使。
- 元々は神によってこの世界に遣わされ、世界を創造したといわれる。しかしデミウルゴス自身は自分が神によって作られた存在であることを知らず、自らが最高神だと思いあがっていた。またデミウルゴスの作った世界は不完全で、そのため悪がはびこったともいわれている。
- 彼女がこの名を命名したとすれば、自らに対する戒めも強く込められているのかもしれない。
彼女が所属していたカルト宗教「人形天使教」については、ウェルロッドMkII MODのストーリーで僅かながらに語られる。
「メシア」と呼ばれていた彼女が逃亡した後も、別の人形のシステムを改造して偽のメシアとして奉ろうとしていた。
担当イラストレーターのredjuice氏は「BEATLESS」や「ギルティクラウン」、「Project Itohシリーズ」の挿絵やキャラデザインを行っている。
特にBEATLESSについては「人間そっくりな女性型ロボットが身近にあり、人と共に生きている」という題材の作品で、どこか当ゲームに近い世界観。
何らかの原因で暴走すると非常に危険であり、その暴走を促す者もいるという点も指揮官諸兄には馴染み深い設定だろう。
2019年に開かれたredjuice氏の個展では、当時ドルフロ日本版では未実装だった彼女が告知ポスターのトップを飾っていた。
そのため、一部指揮官からは「絵師の個展の子」「告知用のオリジナルキャラだと思っていた」という声もちらほら……。
元ネタ
| 正式名称 | M82A1 | ||
|---|---|---|---|
| 種類 | セミオートライフル | 開発国 | アメリカ |
| 製造メーカー | バレット・ファイアーアームズ | 生産対象 | |
| 生産期間 | 1986年~ | 採用国家 | スウェーデン、アメリカ、ベルギー、デンマーク、フランス、フィンランド、ギリシャ、ブラジル等34ヵ国 |
| 口径 | 12.7mm | 弾薬 | .50BMG |
| 装弾数 | 10+1発 | 発射速度 | 32発/分 |
| 初速 | 853m/s | 有効射程 | 2000m |
| 全長 | 1447.8mm | 重量 | 14.0kg |
簡単な説明
- 1982年にバレット社から発売された対物セミオートライフル。
- 「M82A1」は1982年発売の「M82」を1986年に改良したものであり、「M82」は民生向けとして初めて12.7x99mm弾を採用したライフルである。
- この銃を開発したロニー・バレット氏は元々カメラマンであり、銃の開発に関してはズブの素人であった。
ある日、警備艇を撮影していた彼はそこに搭載されていたM2重機関銃に一目惚れしてしまう。M2と恋に落ちた彼の中から湧き上がったのは
M2の12.7x99mm弾/.50口径機関銃弾を自分も撃ってみたい! という、ただの銃好きのオッサンみたいな無邪気な欲望であった。 - しかし、当時.50口径を使用する銃は軍や法執行機関向けにしか存在せず、民間人が手軽に撃てるような選択肢は存在しなかったのである。
残された手段は、第二次大戦で使われたこれとかこれみたいな骨董品を購入した上で、ガンスミスを探してなんとか撃てるように改造してもらう方法しかなかった。
だが.50口径の虜になったバレット氏は、なんとセミオートライフルを自作するという手段に打って出た。 - バレット氏は上記した通り銃など作ったことのない素人である。アイデアのスケッチと共にいくつもの町工場に持ち込むも
.50口径のライフルを作りたいという馬鹿げた発想はいたるところで門前払いされている。やがて工具・金型の製造を営む機械工が協力してくれることになり、
彼らは仕事終わりの工場や自宅ガレージに作った作業場で日夜も忘れて開発に励んだ。板金加工業者の協力もあり最初の試作銃を4ヶ月で完成させる。 - その後は改良と外見の洗練が行われ、1982年に形になったのがM82である。アメリカではバレット氏のようにでかくて強力な弾が撃てる銃が大好きという
変態ども同好の士が一定数おり
彼らにとって唯一無二の選択肢であるM82は愛好家を中心に売れた。しかし、あくまでマニア向けとしか見られておらず、この数年間のセールスは事業規模として見れば小さいものであったという。 - 1989年にスウェーデン陸軍が、危険物の除去等を行う特殊任務用としてM82A1を導入している。その有効性が認められると各国での採用が増加し始める。
1990年からは、湾岸戦争を機に米軍でもM82A1M(M82A3-SASR アメリカ海兵隊)、(XM107/M107 アメリカ陸軍)として制式採用している。- 現在の採用国は、他にベルギー、デンマーク、フランス、フィンランド、ギリシャなど、30か国以上にのぼる。
- 銃身の先には巨大なマズルブレーキが、そしてストックの中にはこれまた巨大なリコイルスプリングが、そして銃身の根本にも強力なスプリングが2本入っており
これらが協同して12.7x99mm弾の馬鹿げたレベルの反動を抑え込めるようになっている。- このため第二次大戦時の対戦車ライフルでしばしばあったように、数発撃っただけで射手の肩が死ぬということはない。
- スコープを取り付けられるようになっているが、アイアンサイトもついている。多くの任務にはこのアイアンサイトで事足りるのだ。
ただし、本作のM82A1ちゃんにはスコープがついている。かっこいいからね、しょうがないね - しばしば誤解されがちな事として、この銃が超遠距離から人を撃つために作られた狙撃銃であるというものがある。
結論から言ってしまうとM82A1は狙撃銃ではない。*1わざわざ人を撃つのに.50口径などという馬鹿でかい弾は必要ないのである。
通常は狙撃には普通のライフルと同じ.308口径の狙撃専用弾が、超遠距離の狙撃には一般に.338口径(.338ラプアマグナム)などが用いられている。
- この銃の使用目的は何かというと、その答えは.50口径という馬鹿でかい弾にある。
大きいがゆえに中に爆発や炎上を起こす為の炸薬を詰め込めるのだ。この弾に求められている能力とはいわば簡単に持ち運び・運用可能な小型の砲弾なのである。
同じ銃で徹甲弾だけでなく炸薬弾や焼夷弾をぶっ放せる、このサイズは非常に使い勝手が良く多目的な運用が可能なことからM2と共に現在も使用されている。- M2からフルオートの火力を取り除いて、より簡単に運用できるようにそしてフルオート火器の所有に関する税金とか書類とかのとてつもない面倒を回避できるようにしたのが本銃とも言える。
- 軍での具体的なM82A1の運用目的には以下の2つが上げられる。
- 一つは非装甲・軽装甲な対象物の破壊である。これが対物ライフルと呼ばれる所以。
対戦車ライフルが第二次大戦中に廃れた最大の理由は、戦車の装甲が厚くなりすぎて貫通できなくなったからであるが、何も戦場にある全てが重装甲に覆われるようになったわけではない。
例えば軽装甲車、レーダー、通信設備…そういった柔いものを見つけたら、そそくさとコイツを持ち出してきて、遠距離からふっ飛ばしてやればいい。
銃としてはでかくて重いとはいえ、重機関銃に比べれば遥かに軽くて持ち運びも容易であり、.50口径が撃てるライフルというのは色々と便利なのだ。- 壁やある程度の厚さのコンクリートも抜けることから、例えば一部の警察特殊部隊では航空機のハイジャック犯を高強度な風防ガラス越しにぶち抜くためにこの銃を配備したケースがある。
- もう一つは爆弾や不発弾等の爆発物の処理である。
爆発物の処理は二次被害が出る可能性もある危険な任務である。特に不発弾などはガワが硬いせいで普通の小銃弾では通らない。
そういう時にこれを持ち出してくれば、遠距離から安全に爆発物を吹き飛ばして処理できるわけである。
- 一つは非装甲・軽装甲な対象物の破壊である。これが対物ライフルと呼ばれる所以。
- M82A1の動作機構は銃身自体が前後に動いて解鎖を行うショートリコイル方式である。
- 銃身が完全固定されておらず狙撃には不利な構造であり、その精度は通常弾で3MOA*2。米陸軍の基準では狙撃銃に求められる精度は1MOA以下とされている。
現代の軍用超遠距離狙撃銃である、Accuracy International社の狙撃銃の精度がおおよそ0.5MOAであることと比べると6倍の大きさである。 - また、現代の超遠距離狙撃銃は基本的にボルトアクションである。
これは可動部品が多ければ多いほど変数が増加して射撃毎の再現性が低くなり、精度を保てなくなるためである。
M82A1の射撃精度は同じセミオートでも狙撃銃のSVDドラグノフ(具体的には1~1.2MOA)と比べるとかなり低く、狙撃には適さないことが分かる。
- 銃身が完全固定されておらず狙撃には不利な構造であり、その精度は通常弾で3MOA*2。米陸軍の基準では狙撃銃に求められる精度は1MOA以下とされている。
- ここまで述べてきたが本銃を遠距離狙撃に用いる者達がいなかったわけではない。
最長狙撃の世界記録では、この銃は2位と6位に入っているのである。 - その一方で注目してほしいのは、同じく7位を保持しているのがM2重機関銃であるという事実である。
- 本銃にもM2重機関銃にも狙撃に必要な射撃精度はない一方で、人を撃つには過剰なほどの威力と射程の長さがある。
つまるところ、.50口径弾なら通常の.30口径小銃弾や.22口径中間弾薬を使用する敵兵の有効射程の遥か彼方から、当たるまで一方的に撃ちまくることも可能なのである。 - M2重機関銃はその点でまさに典型例と言える。
朝鮮戦争の頃から、米軍内ではM2重機関銃に野戦改造でスコープを取り付けて狙撃に使うという行為が横行していたのである。
当然M2重機関銃に狙撃銃の精度など望むべくもなく、更に三脚付きのM2重機関銃を持ち運びなどとんでもない話だが
広大な射程範囲に入ってきた敵を、敵射程の彼方から一方的に撃つ分にはそんなことは一切問題ではなかった。- そして上の記録もまさにそのような状況で生まれたものの一つであった、8倍スコープを取り付けられてセミオートにされた野戦改造品を使って
自転車で通りかかった敵兵を、その自転車ごと吹き飛ばしたというのがこの狙撃の顛末である。
- そして上の記録もまさにそのような状況で生まれたものの一つであった、8倍スコープを取り付けられてセミオートにされた野戦改造品を使って
- 本銃にもM2重機関銃にも狙撃に必要な射撃精度はない一方で、人を撃つには過剰なほどの威力と射程の長さがある。
- 本銃の保持する記録で使用された弾丸は、2位*3、6位*4共に対人狙撃用のFMJ弾ではなく対物用の多目的弾(徹甲炸裂焼夷弾)である。
このことから考えても、これらの記録はM2重機関銃の記録と同じくまぐれ当たりである可能性が高い。 - ただし、.50口径の長距離狙撃銃自体は存在する。代表的なものが本作にも登場するMcMillan TAC-50である。
- TAC-50は現在の最長狙撃の世界記録を保持しているが、一方で3位を未だ.338口径のL115A3が保持していることも注目すべきだろう。
結局の所、.50口径の有効射程は信頼できる狙撃を行うには長すぎる側面があり、超遠距離狙撃に.338口径以上の威力が実用的に必要なのかという問題の答えは未だ不透明と言える。*5
- TAC-50は現在の最長狙撃の世界記録を保持しているが、一方で3位を未だ.338口径のL115A3が保持していることも注目すべきだろう。
コメント
- 870と一緒にディビジョンコラボ参加して欲しかったなぁ。普段は暴走870にM82が振り回されてるけど、戦闘が始まった途端恐ろしく強いコンビになるイメージ -- 2021-02-10 (水) 10:20:42
- イラストの雰囲気がST AR-15に似てるけど特に関連性があるわけでもないのか -- 2021-02-23 (火) 15:59:26
- ようやく教祖の過去と本名が判明した -- 2021-02-28 (日) 23:58:13
- ロングヘア、スレンダーモデルスタイル、柔らかい声、全ての性癖を満たしてる!もうディビイベのウィスキーで酔い潰すしか! -- 2021-04-18 (日) 18:45:19
- redjuiceさんがTwitterで実銃で使う薬莢持っててそのデカさにビビる -- 2021-04-20 (火) 20:57:29
- 変わったスコープだけどこれは何ていうやつなの?教えて詳しい人 -- 2021-08-16 (月) 02:43:14
- スキンで酔ってるのなんか好き -- 2021-09-16 (木) 11:35:18
- -- 2021-10-17 (日) 00:26:32
- 2023年12月現在で入手する方法ってないですよね、、? -- 2023-12-24 (日) 03:02:54
- イベントの限定ドロップに混ざるの待ちですね -- 2023-12-24 (日) 06:20:05
- 課金する気あれば8月には確定入手可能かな一応 -- 2023-12-24 (日) 11:12:23
- 課金で星五人形選んでお迎えできるパック売られてたので確認したらM82A1も居ましたね!これでお迎えできます!! -- 2023-12-30 (土) 11:52:14
- イベントの限定ドロップに混ざるの待ちですね -- 2023-12-24 (日) 06:20:05
- ゴルゴ13「宴の終焉」でもゴルゴが使ってましたね(デイブが改造した仕様。徹甲弾/焼夷弾で金庫の書類を焼き尽くした) -- かぼちゃ大王 2025-11-01 (土) 20:49:36
製造報告用コメント
【過去ログ】
- 禿山の一夜のチケット周回12枚目で達成した -- 2025-11-14 (金) 11:46:55
- 禿山の一夜のチケット周回12枚目で達成した -- 2025-11-14 (金) 11:47:04
- RFレシピで新AR2種出た! -- 2025-11-21 (金) 19:33:03
- 久々に沼った、資源が吹っ飛んだけど何とか新人形ゲット -- 2025-11-21 (金) 20:10:46
- 同じく沼った。IA2が出るまでにXCRの編成拡大が終わるほどに -- 2025-11-21 (金) 22:26:29
- 全てコンプしたけど、RFとARの闇鍋は胃が痛かった -- 2025-11-24 (月) 20:59:05
- 製造履歴見た感じ心なしかいつもよりPUの製造数が少ない感じがした -- 2025-11-24 (月) 23:15:05
- 今回も全コンプ。IA2が難産だったけど弾薬が7万減るくらいで出てくれた。新人形5人中3人が星4だったから気分的に楽だった -- 2025-11-26 (水) 08:47:19
- 各種資源ほぼMAXあるし余裕か~~~と思ってたら配給7万あたりまで減った時はオワッタかと思った。。。無事全員コンプです。。。 -- 2025-11-27 (木) 12:34:49
- イディーカムニェー… -- 2025-11-27 (木) 20:16:19








