Tier 8 ソ連 軽戦車 T-54 lightweight /略称: T-54 ltwt./日本語表記:テー・ピヂッシャット・チィトゥィリ・ライトウェイト
本家HDモデルを元に実装されており、そのままでも非常に綺麗だった。
アップデート3.1.0で実装されたソ連Tier8軽戦車。
極めて優秀な履帯性能を誇り、重戦車などは容易く翻弄できる。
Ver8.5でIS-7などに続いてPBRテクスチャ化された。
直近90日の平均勝率:50.01%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v9.3.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
T-54 ltwt. | VIII | ソ連 | 軽戦車 | 1250 | 72/60/45 | 69 | 30.86 | 2,410,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VII | 100 mm D-10T | 6.00 | AP APCR HE | 175 235 50 | 280 240 350 | 1680 1440 2100 | 0.39 | 2.7 | 34 | 252 3600 9 252 | 2,257 | +17° -5° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VII | 100 mm D-10T mod. 1945 | 7.36 | AP APCR HE | 175 235 50 | 280 240 350 | 2061 1766 2576 | 0.37 | 2.2 | 34 | 252 3600 9 252 | 2.300 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | T-54 ltwt. version | 160/120/60 | 48 | 250 | 7,353 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VII | V-54 | 520 | 12 | 895 |
---|---|---|---|---|
IX | V-14 | 700 | 12 | 700 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VI | T-54 ltwt. version | 34.00 | 40 | 6,900 |
---|---|---|---|---|
VII | T-54 enhanced ltwt. version | 34.00 | 45 | 6,900 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
- Radio Operator
派生車両
派生元: LTTB LTG
派生先: T-54 Object 84
開発ツリー
LTTB | ━ | T-54 ltwt. 96,300 | ━ | 100 mm D-10T | ━ | 100 mm D-10T mod.1945 17,100 | ||
━ | T-54 ltwt. version | |||||||
LTG | ━ | ━ | V-54 | ━ | V-14 34,000 | ┳ | T-54 142,000 3,450,000 | |
━ | T-54 ltwt.version | ━ | T-54 enhanced ltwt.version 14,400 | ┗ | Object 84 192,000 3,450,000 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
T-54の軽量版とされる車輛。十分な単発火力を誇る主砲に非常に高い機動性を兼ね備え、中戦車並みの装甲をも併せ持ち、非常に強力な軽戦車に仕上がっている。
装甲
Ver.8.5でのPBR化に伴い装甲モデルが若干変更され以前より車高が低くなっているほか、車体は装甲厚に変化ないものの、砲塔は装甲がナーフされ、以前よりも装甲に頼った動きが出来なくなってしまった。
車体正面は80mm、傾斜により実質140mm程度の防御力を持つ。
LTTBと比べて同格相手の跳弾は期待しにくくなっているが、軽戦車として充分過ぎる装甲であることに変わりはない。
砲塔装甲は丸みを帯びた形状で避弾経始に優れ、T-54から減厚こそされているものの、正面で150mmと強固である。
Ver.8.5にて砲塔正面は防盾脇の180mm装甲と一部にあった135mmの装甲部分から一律160mm装甲に変更されたため防盾脇は実質210mmから実質180mmへと防御力が落ちている。
しかし砲塔正面自体は200mm程度と以前と同じ防御力を維持しており、依然として軽戦車としては強力な装甲を持っている。
格下や同格中軽戦車相手ならば安定して弾くことができ、ハルダウンを組み込むことで前身以上の高い防御力を発揮出来るだろう。
特に同格のT49相手では真正面からはHEを防ぎ、HEATも角度によっては抜くことが出来ない上に同等の機動力を有している本車は天敵たりうる。
状況を見て可能であれば積極的に叩きに行こう。
ただ俯角が-5度と狭いため装甲を活かすのは難しく、その装甲でも同格重戦車や格上が相手となると容易に貫通を許してしまう。
装甲を晒すのは弾ける相手だけに留め、跳弾が期待出来ない相手に対しては機動戦に持ち込むか大人しく引いた方が無難。
主砲
- 100 mm D10T mod. 1945
単発ダメージ280と同格中軽戦車の中でも比較的高い威力を誇る。
DPMも平均的な部類で、単発を考えると上々といったところか。単発交換でもダメージレースでも有利に立ちやすいというのは大きな利点である。
明確な欠点としては通常弾の貫通力が175mmしかない点だろう。
同格どころかbuffを繰り返された格下重戦車ですら正面からでは手こずる数値であり、Type 59やChimeraなどの比較的厚い装甲を有する中戦車とのタイマンも避けたいところ。
課金弾は貫通力235mmの平均的なAPCRであり、まるで手も足も出ない状況というのは少ないだろうが、それなりにある機動性を活かして、積極的に敵の側面に回り込んで単発を生かす方が望ましい。
機動性
履帯性能がエンジンパワーに追いつかず滑りがちだった前身より落ちつき、むしろ扱いやすくなった。
出力重量比22.85と加速も十分、最高速も69km/hと申し分ない。超信地旋回こそできないものの車体旋回も砲塔旋回も軽戦車らしく良好である。
余談ではあるが、重量が30t前後と軽戦車にしては重い部類の車両なので他の軽戦車や装甲の薄い駆逐に対するラムアタックが有効な場面が存在する。
Rhm.-Borsig WaffentragerやAMX 13 90など軽く小さい車両相手にはなかなかのダメージを出すことが出来る。
上述した圧倒的な機動力と比較的幅広な車体のお陰で当てに行きやすいこともあり、選択肢として留意されたし。
総論
前身のLTTBから機動性に関する弱点が改善され、単発火力も向上。砲塔に限るとは言え装甲による対応範囲は格段に広がり、隠蔽率も僅かながら*1上がっている。
一方で狭い俯角や劣悪な貫通力等のソ連らしい特徴はそのまま引き継いだうえ、車体が一気に大柄になったため同じ感覚では運用できない部分もあることに留意しよう。LTTBとは違い、主砲を載せ替えることによる俯角の改善は出来ないので注意。
機動力、攻撃力、防御力を兼ね備えた対応力が高い優秀な軽戦車と言える。活かすも殺すも戦車長次第だ。
特徴
長所
短所
- 物足りない俯角五度
- 物足りない貫徹力
- 物足りない装弾数
- 物足りない機動性
- クレジット係数が低い(同格ワースト1位の78%)
初期の研究
- 生命線となるエンジン→履帯の順に優先して開発しよう。
- 主砲は貫通・威力が変わらないことからエンジンや履帯と比べ優先度は低い。
歴史背景
概要
ソ連の極東シベリアはベーリング海を挟んでアメリカと非常に接近しており真冬になると海峡が凍結して徒歩でも渡れるようになるため、冷戦期のソ連はアメリカ陸軍がここを通って侵攻してくることを懸念していた。
そこでソ連はこの懸念が現実のものとなった際に泥濘地であるシベリアに即座に展開できる戦車を計画した。それがT-54 lightweightである。
設計
1949年5月、ニジニ・タギルの第183号カーロフ工場設計局により、量産型T-54から走破性を向上させた軽量版のT-54が計画された。この軽量版は優れた装甲より走破性やスピード、機敏さが求められる特殊な作戦に就くとされた。これを達成するため、履帯の幅が580mmに拡げられた。量産型と軽量型は共に同一の部品を用いることになっており、それ故この軽量版はオリジナルのT-54と並行しての工場生産が可能となっていた。ただ車体と砲塔のみが異なっており、共に防御水準が下げられていた。傾斜角といった形状は量産型のものを引き継いでいた。
砲塔は正面のショットトラップを取り除くよう形状変更された。砲塔正面装甲はT-54の200mmから180mmに、側面は160mmから120mmに、天板は30mmから20mmに、背面は65mmから60mmに減らされた。転輪もまた僅かに縮小され、トーションバーも細くなり、軽量化が図られた。本車の重量は31トンと見積もられた。D-10T 100mm砲を装備し、T-54と同一のエンジンを搭載する予定であった。
結末
実際にはアメリカ陸軍がシベリアに侵攻してくるというのは荒唐無稽な話であり、またT-54は生産性と整備性の高さから配備数が多かったために、有事の際に急派せずとも予めシベリアに配備しておけばよかったため、本計画は設計段階での破棄が決まった。
▲正面から見た図
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ツリー化、枝化とは?
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