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基本情報
スキル
専用装備
セリフ
性能
総評
ライバルは多いが圧倒的に育てやすいメインタンクSMG
- スキルと陣形効果が優秀なメインタンク。短期決戦で良い仕事をしてくれる。
長期戦では回避の低さがややネックになるが、専用装備で回避を補えるのもグッド。
- ライバルは☆2でスキルCTが短いm45と、☆4で上位互換陣形にMODまであるUMP45。
イングラムの場合、入手が容易でそれなりの強さという新規指揮官にとって手ごろな人形として活路がある。
それなりに長い期間活用していけるので編成拡大しても無駄になりにくい。
スキル
- 開始1秒で発煙手榴弾を投げ、範囲内の敵の攻撃速度と移動速度を低下させるという非常に優秀なスキル。
他キャラのスキル発動までの時間稼ぎ、被害軽減両方に使え汎用性がとても高い。
陣形効果/編成
- 後方一列のARの火力を上昇させる。アタッカーとしての役割を担うARに対して非常に効果的で、範囲も優秀。
- 発煙弾で遅延した敵へ範囲攻撃を投げ込めるスコーピオンのような手榴弾系サブタンクとの相性がいい。
- イングラムの場合、後方3列の陣形範囲を持つのでサブタンクでの運用もできる。
特に発煙手榴弾のようなデバフスキルの場合、イングラム本人に回避バフが掛かる訳ではないので、メインタンクに自己バフ系を配置すれば相乗効果を得られる。
緊急時に盾役を交代することもできるので、イングラム単体での運用が厳しくなってきたらサブタンクに配置換えを検討してみよう。
おすすめ装備
- T外骨格/HP弾/サイレンサーorMAX10アッパーレシーバー
- 回避が低めなので外骨格とサイレンサーはなるべく良いものを。
- ブラックマーケットで入手できる「MAX10アッパーレシーバー」はアタッチメント枠で「会心率+35%・回避+20・射速-4」という性能。
通常の★5サイレンサーに回避+10と会心率+15%のおまけが付く代わりに射速-4が付いてきた装備。
メインタンク型SMGであるイングラムにとって回避を補える装備は非常に有用で、デメリットの射速-4はあって無いようなもの。
これを取り付けるとUMP45の回避も上回り、メインタンクとしてはほぼ同等。UMP45との差は圧倒的な陣形効果の影響なのでそこは諦めよう。
会心率の高さは無駄なようにも思えるが、サブタンク起用時に火力を底上げできるので、あって無意味ではない。
キャラについて、小ネタ
サイコな性格の持ち主。
普段は投げやりで愛想がないが、いざ戦闘になるとバトルフリークに豹変する危険人物。
- 傷だらけの体と前に垂らした髪が特徴的な戦術人形。姿勢はかなり悪く、寝る時以外は常に猫背。
- 普段は冷静だが、戦闘になると異様なテンションになり、狂喜しながら敵を蹂躙する。重傷時も片目を光らせ不気味な笑みを浮かべる。
- 勝利モーションは必見。AR小隊の狂犬に負けず劣らずの煽り性能となっている。
- 「友人に興味は無い」と語るが、同絵師・同銃種のスコーピオンがスケアクロウの捕虜になった際には、自身が満身創痍なのにも関わらず怒りを露わにして「敵討ちさせて欲しい」とヘリアンに懇願している。
何気に製造時間まで同じでメンタルアップグレードもないという点でも共通しており、☆3SMGの最後の絆が垣間見える部分でもある。
- 彼女が持っている銃はオリジナルモデルより後部のレシーバーが延長されている(ように見える)ので実は純正のイングラムM10ではなくコブライ社のSWD M11/9ではないかと考えられる。
これは9mmパラベラム弾モデルであるイングラムM11からレシーバーの後半部を延長してボルトの後退量を増やし、連射速度を落とすことにより使い勝手を向上させた改良型である。末尾の9も9×19mmパラベラム弾を使用していることを意味する。
- コミカライズ版の人形之歌およびアニメ版では準レギュラーでナイフコンバットを得意とし神出鬼没のニンジャめいたキャラとなっており、メカリョナから髪を下した姿まで披露するなどサービス?シーンが多い。こちらは普通のイングラムM10。
元ネタ
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簡単な説明
- イングラムM10は1964年に設計されたサブマシンガンである。MAC-10とも。
名前は設計者のゴードン・イングラムに由来する。
詳細な説明
- 設計者であるゴードン・イングラムは第二次大戦に従軍した経験があり、戦後は銃器設計者へと転身した。
彼が注力したのはサブマシンガンであり、M3の後継となるであろうM4(仮)を超える制式サブマシンガンを目指して設計したM5、M6と試作を重ねたが基本的には安価なトンプソンの域を出るものではなかった。
- そんな彼はUziの存在を知り、プレス加工を多用した小型サブマシンガンに路線を変更した。こうして生まれたのがM10である。
- しかし銃というにはあまりにも四角い鉄の箱にグリップと申し訳程度のワイヤーストックを備えただけのM10は保守的で.45ACP信仰の根強いアメリカ国内では全く売れず、9mmサブマシンガンとしても中東戦争での実績を持つUziに信用やブランド力ではるかに及ばなかった。
- そんなM10に商機を見出したのがSIONICS社の社長でM14やM16など様々な小火器向けにサプレッサーを生産していたミッチェル・ウェーベルであった。
- 彼は大戦中は諜報機関OSS*1のエージェントだった上に、戦後も傭兵としても活動したという異色の経歴の持ち主。
- これまでの銃が超音速であまり消音効果が見られないのに対し.45ACP弾は亜音速弾であり、それを使用するM10の試作型はサプレッサーを取り付けるのに適したサブマシンガンになっていたのである。
- ウェーベルはイングラムから試作型M10を借りてベトナムに飛び、特殊部隊隊員や陸軍兵士達に貸与して好評を得た。これに可能性を感じたウェーベルはイングラムを説得し、1970年にミリタリー・アーマメント・コーポレーション(MAC)を設立し、この銃の大量生産に乗り出した。
- M10の機構はシンプルブローバックで構造的にも極めて単純であり、プレス加工の多用により安価に大量生産が可能であった。またUziと同様のテレスコピックボルトを用いてサブマシンガンとしては非常に小型になっており、伸縮式のストックと相まって比較的携帯性にも優れていた。この長所を生かすため同じ亜音速弾の.380ACP弾を使用する更に小型のイングラムM11も作られた。
- 一方で上フォアグリップやハンドガードがなく、ストックのパッド部の角度が悪く射撃中にズレる上レートリデューサーの類は一切使用しなかったため、フルオートでの連射速度は極めて高く、非常に扱いづらい銃であった。
- しかしそこにウェーベルはハンドガードも兼ねる専用の大型サプレッサーを取り付けることで、銃口を直接コントロールしながら撃つことができるようにしたのである。
- また見た目のわりに重くグリップ内にマガジンを内蔵するため、射撃中に重心がほとんど変わらない。そのため慣れればある程度のコントロールは可能であった。ウェーベルの人脈もあり当時ベトナム戦争中だったアメリカはイングラムM10を特殊部隊用に少数採用した他、各国で若干ながら採用例が見られるようになった。
- ようやく経営が軌道に乗ったMAC社だがここで二人は賭けに出た。本銃がもっと大成功を収めるものと考え、資本を大量にかき集めての大量生産に乗り出したのである。
しかしその目論見は外れ、結果として同社の資金繰りは急激に悪化。1972年には他ならぬイングラムとウェーベルが役員会議で解任されてしまったのである。
- 米陸軍がM1911をM10で更新するなどという出所不明の怪情報を信じていたともいわれる。実際には拳銃と比べればはるかに重くかさばる上にオープンボルトゆえ命中精度に難があるMAC10に護身用拳銃の代わりが務まるわけがなかった。
- 軍の採用という可能性を失った同社は民間市場に活路を見出したが、NFAがフルオート火器に課していた$200もの税は安価な銃という本銃の利点を完全に打ち消すものであった。
- 同社はなんとか民間市場への売り込みを図るべくマーケティング戦略に乗り出す。その一つが1974年に公開されたジョン・ウェイン主演の映画「マックQ」であった。この映画によりイングラムM10は大きな人気を獲得し、ようやく民間市場への浸透が始まった。また需要から9mmパラベラムモデルも追加された。
- が、ここまで耐えきったMACに無慈悲なトドメを刺したのはアメリカ政府であった。1974年、政府はサプレッサーを使用するサブマシンガンの輸出を禁止したのである。これはまさにイングラムM10を直撃する規制であった。
そして1976年、遂にMAC社は破産する。同年4月に同社の全資産は競売にかけられ、その結果としてイングラムM10の部品および製造設備がアメリカ国内外の小火器製造社にばら撒かれ、各社がその部品や設備を用いてそれぞれ独自モデルの生産を開始したことによって本銃はそれだけで分厚い本が一冊できるぐらいの大量のバリエーションが生まれることになった。
- しかしその大半は十分な精度や検査体制を持たず、また犯罪組織による大量購入や密造による事故や事件が多数報道され本銃のイメージと信用は地に堕ちた。Uziが大統領暗殺未遂事件でシークレットサービスが護衛用に使用したことで一躍脚光を浴びたのに比べるとまさに天国と地獄といえる。
- 以来どちらかというとネガティブなイメージがつきまとうとはいえ、冷戦期のサブマシンガンの代表格としてUziと並ぶ知名度を持つサブマシンガンであり、映画(特に80年代のアクション映画)や漫画などでの露出は多い。
- 専用装備のMAX10を製造したLage Manufacturing Companiesはイングラム用の様々なアッパーレシーバーパーツを製造している会社である。
- 同社の製品にはMAX-31のようにマガジン挿入位置を変える事でスオミ用のマガジンに換装する物だけでなく、更にはMAX-11/15のようにAR15用の5.56mm弾に換装できる物*2すらもある。
- また、この会社はSWD M11/9から映画『エイリアン2』に登場したパルスライフルの実弾式レプリカを作り上げている。*3
コメント
製造・ドロップ報告用コメント
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