基本情報 
No.016 | 基本情報 | |||
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![]() | 名前 | トンプソン | ||
ランク | ★5 | |||
銃種 | サブマシンガン | |||
製造時間 | 02:30:00 | |||
CV | 種田梨沙 | |||
イラスト | NS | |||
Lv.MAX時ステータス | ||||
HP | 1190(238×5) | |||
火力 | 31 | 射速 | 82 | |
命中 | 12 | 防御 | - | |
回避 | 56 | 弾薬 | - | |
SD | ||||
![]() |
自己紹介 |
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あんたが新しいボスか・・・。シカゴタイプライターだ、夜露死苦っ! |
入手方法 |
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通常製造・大型製造 |
陣形効果 | |
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![]() | アサルトライフルに有効 火力上昇12% 回避上昇15% |
スキル 
スキル名 | 効果(Lv.10) | |||||||||
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![]() | フォースシールド | 4秒間、自身に9999ポイントの偏向障壁を展開する。 | ||||||||
レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
開幕CT | 8s | |||||||||
CT | 20s | 19.6s | 19.1s | 18.7s | 18.2s | 17.8s | 17.3s | 16.9s | 16.4s | 16s |
効果 | 偏向障壁の影響を受けない攻撃を除き、全てのダメージを防ぐ | |||||||||
持続時間 | 2s | 2.2s | 2.4s | 2.7s | 2.9s | 3.1s | 3.3s | 3.6s | 3.8s | 4s |
セリフ 
入手 | あんたが新しいボスか…。シカゴタイプライターだ、夜露死苦っ! |
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挨拶 | ボスっ!やっと帰ってきたか。 |
部隊編入 | 今度の相手は一体どこのギャングだ? |
強化完了 | ボスの好意なら、ありがたく頂戴するぜ。 |
コミュニケーション1 | ボス!ボディタッチがあるなんて、聞いてないぞ? |
コミュニケーション2 | サツがいない世界だって!?おーっし、これで気持よく暴れられるぞ! |
コミュニケーション3 | 仲間と一緒に居られるだけで、私は十分だ。 |
出撃 | 行こう、大暴れしようぜ。 |
敵と遭遇 | 出てきたな…。奴らを殲滅するぞ! |
重傷 | お前ら…!私を怒らせたら高くつくぞ! |
勝利 | そう、この快感が堪んねぇんだよ! |
撤退 | 本当に残念だ… |
スキル1 | いっちょ片付けてやるか! |
スキル2 | 殲滅するぞ、誰一人として生かしておくな! |
スキル3 | お前を倒したのが誰か、よーく覚えておくんだな! |
後方支援開始 | 連絡の任務なら任せとけ。 |
後方支援完了 | 戻ったぞ、人質の取引も成功した。フッ…冗談だよ! |
修復 | チッ…、また手下を何人か呼んできたほうがよさそうだ。 |
編制拡大 | チームがまた大きくなったのか…?いいぞいいぞ! |
自律作戦 | 後片付けだ、退け退け。 |
誓約 | よう指揮官、こんなとこに呼び出すなんて、市街戦か?…何?!あ…あんたが?だが…あたしも嫌いじゃないよ、一緒に私らの未来を作ろうじゃないか。 |
コミュニケーション4 | |
ローディング | 今は休んでおいたほうがいい…。 |
人形製造完了 | やあ。新しい仲間か。 |
重傷イラスト 
スキン 
デモンハンター Live2D | |
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通常時 | 重傷時 |
![]() | ![]() |
入手方法:ガチャ「王子前線」 期間:2019/06/15~07/05 |
性能 
総評 
対ボス・対高難易度特化型メインタンク
- HPは全SMG中最高、一方回避は全SMG中ワースト2位タイという両極端なステータスを持つSMG。
- 陣形バフによって後から強化できる回避と異なり、HPは原則レベルアップと編成拡大以外に伸ばす手段がない。
どんなに回避を上げても回避しきれない高命中の敵、または長時間殴り合う必要のあるボス戦になるほど、高HPの強みが活きる。 - ただし、素の回避の低さ・スキルの開幕CTの遅さから、短期戦では他の短期戦向けSMGに比べて被弾が嵩みがち。
トンプソンの主戦場はあくまでも対ボス戦・対長期戦であることに注意。 - ALL30を含むあらゆるレシピから出現する上、★5にしては出現率自体も高い。そのため(★5の中では)コア負担が少なく、育成しやすい。
- なお、同じスキルを持つ人形に★5 Gr G36Cと★4 Gr MP5がいる。
- MP5は回避が高いがHPが低いというトンプソンとは真逆のステータス配分で、やや使いにくさが否めない。(専用装備があるなら別)
G36CはHPを少し下げた代わりに回避を上げた感じで、陣形も使いやすくなっていることから、雑魚戦を含めて汎用的に使いやすい性能になっている。
- MP5は回避が高いがHPが低いというトンプソンとは真逆のステータス配分で、やや使いにくさが否めない。(専用装備があるなら別)
スキル 
- LvMAXで最大4秒間完全無敵になれるスキル。タンク役としては最高峰の効果。
- ボスのスキルや、ジュピター・ゴリアテなどの致命傷になり得る一撃をシャットアウトできる。これらに合わせて使えば非常に効果的。
- 開幕CT8秒という長さが大きな欠点。雑魚戦では8秒あれば戦闘が終わるか、もしくは大局が決している。
また、残りの敵が僅かな状態でスキルを発動したところで防げるダメージはたかが知れている。 - UMP45などの発煙手榴弾、UMP9などの閃光手榴弾と組み合わせるとスキル発動までの8秒間を凌ぎやすくなるため好相性。
フォースシールドの仕様変更について
- 2020/05/15のメンテナンスに伴う仕様変更によって、完全無敵効果から「偏向障壁」というシールドへと変更され、フォースシールドは「9999の偏向障壁を展開する」という効果になった。
- 偏向障壁は(耐久値/最大耐久値)の割合分だけ受けるダメージを低減する。
例えば20/100であればダメージを20%カットする。9999/9999の状態であれば100%カットである。 - 「偏向障壁」の耐久値は「破砕」というステータスを持っていると減少させることができるようになっており、現時点の先行鯖の敵では1体しかそのステータスを持っていない。
ただ、その破砕を持つ敵は倒せないことが前提の敵なので、実際のところほとんどのシチュエーションにおいて仕様変更による影響は存在しないものと見て良い。
陣形バフ/編成 
- 上下斜め後方に火力+12%、回避+15%。基本的にメインタンク(テンキー5番,6番)に配置する人形のため範囲は活かしやすい。
- 後列に配置するARにとって回避は無用の長物だが火力バフは優秀。ただし倍率は並程度。
- 自身がバフを受ける際は回避の補強が最優先。スキルが発動していない間の生存力を高めてくれるだろう。
装備 
- T外骨格/HP弾/サイレンサー
- 回避を少しでも補うために外骨格とアタッチメントはT外骨格・サイレンサーで確定。
- アタッカーとしての役割を期待できる人形ではないため、HP弾の装備優先度は低い。
キャラについて 
見た目通りの姉御肌な人形。ストーリーでは2章の夜戦でクセのある人形たちを指揮官と共に率いて戦う。
グラサンにハット、そしてくわえタバコ、肩に担いだトンプソンマシンガンとその姿は在りし日のアメリカに跋扈したギャングかマフィア。
彼女自身もヤクザ者に憧れており、指揮官のことを「ボス」と呼んで慕う。夜戦ストーリーのイングラムのセリフから察するに、実際に違法・犯罪行為に手を出した事もあるようだ。
その性格上汚れ仕事や過激な作戦を任されやすく、本人も好んでそんな仕事を引き受ける。「グリフィンの許す範囲なら何でもできるからこの仕事は好きだ」とは本人の弁。
「風呂は人間も人形も軟弱にする」という独自の持論を持ち、シャワーは浴びるが風呂には絶対に入らないらしい。
(この設定は本国版で配信済みの風呂系家具にも反映されていて、他の人形が浴槽に入っていても彼女だけは絶対に入ろうとしない。つまんで置こうとしてもそもそも置けないという徹底ぶり。)
また、上でくわえタバコと書いたが実はくわえているものはタバコではなくチョコ付きのプレッツェル。要はポッ◯ーやトッ◯の類。
元ネタ 
正式名称 | Thompson Submachine Gun, Caliber .45 | ||
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種類 | サブマシンガン | 開発国 | アメリカ |
製造メーカー | Auto-Ordnance Company(オリジナル) The Birmingham Small Arms Company Limited Colt's Manufacturing Company Savage Arms Company | 生産対象 | 軍・民間 |
生産期間 | 1921-生産中 | 採用国家 | アイルランド(国防総省) ,アメリカ(1938–1971), アルジェリア, イギリス(WWII), イスラエル, イタリア(WWII-戦後), インド, インドネシア(特殊部隊1950-1970年代), ウクライナ, エジプト, オーストラリア(WWII中), オランダ(WWII中), カナダ, キューバ, ギリシャ(WWII-戦後), クロアチア, コロンビア, スウェーデン, ソビエト連邦, タイ, チェコ, ドミニカ共和国, トルコ (1950-1970年代), ネパール, ハイチ, パキスタン(1947), パラグアイ, ブラジル(WWII-1980年代), フランス, ベネズエラ, ポーランド(WWII中), ボリビア, ポルトガル(警察1928), マレーシア, ユーゴスラビア, ルクセンブルク(1952-1967), 韓国(朝鮮戦争-ベトナム戦争), 西ドイツ(WWI戦後), 中華民国, 南ベトナム, 日本(海軍1930・自衛隊1950-1990年代) |
口径 | 0.45in 11.43mm | 弾薬 | .45 ACP |
装弾数 | 20~100発 | 発射速度 | 600~1500発/分 |
初速 | 285m/s | 有効射程 | 150m |
全長 | 31.9~33.7in 810~856mm | 重量 | 4536~4899g |
簡単な説明 
- 「1人で持つことのできる小型機関銃」という触れ込みで、サブマシンガンというネーミングの元祖と言われる、1910年代に設計された最初期の.45口径サブマシンガン。「トミーガン」など複数の通称を持つ。「シカゴ・タイプライター」の通称は、当時シカゴ・マフィアの間で非常によく使われていたことと、フルオート射撃時の発砲音がタイプライターの打鍵音に似ていたことから付けられた。
- 黎明期のサブマシンガンのひとつ、というより「サブマシンガン」という言葉自体がこの銃のために作られた(M1921からTHOMPSON SUBMACHINE GUN.の刻印がある)。
- そのコンセプトは陸軍将校ジョン・T・トンプソンが発案した塹壕箒(trench broom)であり、名前も彼に由来する。第一次大戦当時の歩兵戦は長大なボルトアクション式ライフルと固定式の重機関銃(そして毒ガス)による塹壕戦が主体で、護身用の拳銃すら大型で扱いにくかった*1。彼はすでに退役しレミントンアームズの主任技師に就任していたが、のちに独立してオートオードナンス社を設立しそれらに代わる有効な兵器を模索していた。アメリカが参戦すると准将として復帰し全陸軍の小火器生産を監督した。この任務を終えて受勲したトンプソンは再び退役し最終段階に入っていた自動式小火器の設計へと戻った。試作銃はアナイアレーター(Annihilator)の名がつけられ24丁がニューヨークからヨーロッパに輸出されるはずであったが間に合わずに終戦を迎えた。
- 機を逃したトンプソンはアナイアレーターを民間に販売する計画を立てる。この際に殲滅者というやや物騒な名前に代わる、そして既存の固定式機関銃とは異なるあらたなカテゴリの武器であることをアピールするべくトンプソンサブマシンガンと命名した。この最初期のモデルはストックがなくピストルグリップとバーティカルフォアグリップを持つなど現代の視点で見ても極めて先進的なレイアウトで、オーダーによって.22LRから9mmパラベラム、.45ACPに至るまであらゆる拳銃弾に対応し射撃速度も1000~1500発/分におよぶものだった。高品質な切削加工で精度や耐久性も極めて高く、スプリングフィールド造兵廠にて実施された予備性能試験においても好成績を残した。
- しかし実際には特許付きなのに効果のない真鍮製バッファであるブリッシュロックを組み込んだボルト、意味をなさない緩衝装置のついたハウジング、複雑な伸縮式ファイアリングピンなど本体・弾倉ともに非常に無駄が多く高価なものでトンプソン2丁あるいは1丁とドラムマガジン2つで自動車(T型フォード)一台分にもなり、軍・警察などの公的機関の受けた印象は必ずしも良いものではなかった。販売されてしばらくの間、顧客は金はあるが銃の知識はない富豪やマフィアなどに限られ木製部品は最高級の木目のものが使用された。最初に正規かつ組織的に購入したのは郵便列車*2を護衛する海兵隊であった。
海兵隊からの要望で使用弾薬は.45ACP、脱着式の木製ストックを装備し発射速度は800発/分まで落とされた。これが現在一般に知られるトンプソンの原型ともいえるM1921である。このモデルは実に1万5千丁も生産され、のちのM1928までほとんどが在庫のM1921を改造し刻印を打ち直したものであった。だが本命の米陸軍は新型自動小銃(後のM1ガーランド)に熱心で調達は限定的なものだった。また海外にも積極的に販路を求めたがベルギーやオランダに断られ、採用したのはアイルランドの独立運動家であった。このためイギリスではトンプソンのイメージは地に落ち、イギリスのサブマシンガンの評価と開発そのものを遅らせる結果となった。
また「狂騒の20年代」と呼ばれた1920年代のアメリカで主に使用したのは資金力に優れた都市部のギャング、そしてそれに対抗せねばならない警察であった*3。このこともトンプソンの評価を大きく下げた。それでも郵便監察局やFBIはマフィアに対抗するため目には目を、トンプソンにはトンプソンで武装するしかなくなっていった。
アメリカ陸軍はM1921に満足せず、ライフル弾に近い性能になるよう薬莢を延長した.45レミントントンプソン弾を使用するM1923やセミオート化したM1927などを試作させるも正式採用には至らなかった。それらも在庫のM1921を改造して作られ、M1927は民間人への連射武器の販売が規制*4された後も一般販売され容易にフルオート化できたため売れ行きは堅調であった。
次に興味を持ったのはワシントン条約(海軍休日)で暇になったアメリカ海軍であった。海軍はフォアグリップを水平にしカッツコンペンセイターと呼ばれるガス圧式反動抑制装置を装備したモデルを購入した。これがM1928である。これらもいまだ1万丁以上あった在庫から改造され、さらにはネイビーモデルとして宣伝され市販された。カッツコンペンセイターは他のモデルにも採用例がみられる。 - 第二次世界大戦が勃発しドイツの隣国で真っ先にMashinenPistoleに苦しめられたフランスとスウェーデンは大量のトンプソンを発注した。またイギリス(というよりチャーチルの独断)で特殊工作部隊に配備された。この頃になってようやくサブマシンガンの有用性を認めたアメリカ陸軍は、限定調達から標準調達へ切り替えM1928A1とした。こうしてようやく1万5千丁の在庫は底をついた。オートオードナンス社は新たに自社工場を作り、出向者や出資者が設立したサベージアームズ社とライセンス契約を結んだ。やがて第二次世界大戦が泥沼化しダンケルクの撤退で連合軍は歩兵装備のほとんどを失い、またイギリスが輸入するはずのトンプソンはドイツのUボートによって海の藻屑と消えた。
- アメリカも太平洋戦争に突入しより早く・安価で・大量に生産可能な銃器が求められた。量産効果によってM1928A1はM1921の1/3まで価格が下がっていたが、それでもまだ軍用としては高価な部類であった。
このため戦時省力型としてストックを固定化しフォアグリップをハンドガードと一体化*5、ドラムマガジン装着機能やバレルの放熱フィンの廃止とセレクターやセイフティレバーのデザインの単純化、カッツコンペンセイターや調節機能付きのリアサイトの省略、特許料をとるだけで何の役にも立たないブリッシュロックの廃止とボルトハウジングの簡素化による機関部の改善*6等を行ったM1を制式採用した。さらにコストダウンと簡略化は徹底されファイアリングピンを固定化しボルトを重くして600発/分まで連射速度を低下させたM1A1となった。すでに納入済みの旧モデルも修理や整備の際にこれらのパーツに交換が行われた。
それでも切削加工を多用する本銃は生産効率に難がありまた構造の旧式化も明らかであった。これらの問題がプレス加工と溶接を基本に安価で大量に量産できることを目指した後継のM3へと繋がっていく。
ただし、大戦中に製造された初期のM3は製造工程の問題により当初の予測ほどの生産性を達成できなかったため、問題が解決するまでの期間はM1A1も並行して調達されている。 - 第二次世界大戦後は後継のM3そしてM14に統合されていったが予備兵器として1970年代まで保管されてM1、M1A1を中心にベトナム戦争でも活用されている。ベトナム戦争時には銃床を取り外してストックレスにする先祖返りが見られた。
- 日本においては昭和初期に研究目的で購入したが特に導入には至らず第二次世界大戦に突入した折りに短機関銃が不足していたため鹵獲したものを運用した後に、戦後発足した警察予備隊(→保安隊→自衛隊)にアメリカから供与されて「11.4mm短機関銃M1」としてM3と共に運用された。
- 中国もトンプソンを愛用した国の一つでまるごとコピー生産するほどであった。中華人民共和国成立後は7.62x25mmトカレフ弾を使用できるように改造が行われており、かの地の戦争映画でも7.62x25mmトカレフ弾仕様のトンプソンが今でも時折顔を見せている。
- その知名度から第二次世界大戦や禁酒法時代を描いた映画やゲームでは必ずと言っていいほど登場する。また、エイリアン2でパルスライフルに魔改造されたことでも有名。
- 当然日本でもエアソフトガンとして発売されているが、東京マルイ製の電動ガンは射手に優しいバーティカルフォアグリップ、凝りに凝ったタンジェント(調整式)サイトや特徴的なセレクター、放熱用のバレルフィンなどの姐さんのラグジーでオトナな魅力を省いてしまった戦時省力型M1A1であり、トンプソン姐さんをちゅっちゅしたい指揮官に於いてはARESなどの海外メーカーから発売されているM1928を選ばれるよう努々注意されたい。
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