ゴールドシップ【RUN！乱！ランチャー！！】

育成ウマ娘 ＞ゴールドシップ【RUN！乱！ランチャー！！】

適性・成長率

所持スキル・覚醒

進化スキル

目標

『Make a new track!!』『プロジェクトL'Arc』ではシナリオ専用の目標になる

育成

「くらえ！564バズーカァ！ゴゴゴゴゴゴゴ！」

ゴルシの水着ver。

固有スキル単体では目標速度をわずかに上げる程度の控えめな内容だが、未発動の他の金特スキルの中から条件を無視して2つ発動させるという規格外な追加効果があり、こちらが本命。
脚質や距離、順位や発動区間といった条件を全て無視して発動させられるため、あらゆる金スキルが選択肢になる。
有効利用出来る一例が自前の金スキル「内的体験」で、内ラチ条件が付いている分だけ消費Ptの割に効果が高いため、固有用の速度スキルとして申し分ない。
また水着ゴルシ本人にも固有発動に必要な条件は無く、所持スキルこそやや追込寄りではあるが、適性内だけでもマイル～長距離、先行～追込は採用圏内。
ちなみにチャンミオープンの場合、距離適性の合わないスキルを習得すると評価点が下がる(例：長距離Gのウマ娘に「日本一のウマ娘」を覚えさせると559→356pt)ため、こちらの意味でも悪用出来る。

そんないかにも可能性に溢れていそうな固有スキルだが、大きな問題点が三つ。
まず、発動範囲が後半全域と非常に広く、タイミングを制御出来ない事。固有がスパート中に発動すれば速度金スキルが無駄になり、レース中盤で早々に発動すれば加速度金スキルは無駄になる。何よりゴール手前で発動しようものなら何を選ぼうがおじゃんになる。レースの距離次第でスパートに重なる確率は上下するが、分の悪いバクチには変わりない。
次に、固有スキル自体が割に合わない事。追加効果を除いた固有スキルそのものは弱めの速度スキルに過ぎないため、他のキャラが持ち前の固有スキルと金スキル2個を通常通りに発動した場合と比べると、どうしても固有スキル約一個分の出力の差が生じる。このハンデを「条件を無視する」という行為だけで取り返すのは容易な事ではない。
そして、金スキルの取得が厳しく制限される事。仕様上、発動タイミングがレース前半に収まっている金スキル以外は全て固有の抽選対象となり得る。そのため、固有で特定の金スキル2個のみを出そうと思った場合、それ以外の金スキルは極一部しか取得出来なくなってしまう。かといって固有に拘らず金スキルを多数取った場合、固有で条件を無視しなければ発動出来ない金スキルの不発率が増す。さりとて条件外の金スキルの取得を止めては本末転倒。
これらを踏まえた上で実用ラインまで持っていくとなると、やはり方針は加速ガチャの一発屋になるだろうか。
ただし、対戦相手が用いる加速手段の効果量と精度が上がる程、また金スキルの所持数が増えていく程、水着ゴルシに要求される大当たりは厳しくなる。例えばグランドマスターズ環境の場合、「神速」「全身全霊」「太陽or大地の叡智」が標準搭載されている事は珍しくないが、水着ゴルシの個性を活かそうとするとこれら全部が取れなくなってしまう。
自由度を魅力としたキャラの割に、ゲーム自体の選択肢が増える度に相対的に苦しくなるという、珍しくも難儀な立ち位置……かもしれない。

継承固有版では条件を無視して発動させる金スキルの個数が1個に減る。
特に相性が良いのがデバッファーのデバフ金スキルの弾数を増やす運用であり、上記の問題点を全て踏み倒せる。
水着ゴルシの実装でデバッファーの質がワンランク上がったと言っても過言では無い。むしろ継承親が水着ゴルシの本領。
そしていざ因子周回しようとなると育成で水着ゴルシに振り回されるまでがお約束。どうあがいても一緒に夏を楽しむ運命なのだ。
因子周回の際はとりあえず前述の「内的体験」を取っておけば、固有のハンデを抑えられる筈。

なお、上記の理由から継承固有版はチーム競技場では積み得となるので、ptを稼ぎたいならぜひ積もう。

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