マチカネフクキタル【運気上昇☆幸福万来】

育成ウマ娘 ＞ マチカネフクキタル【運気上昇☆幸福万来】

適性・成長率

所持スキル・覚醒

進化スキル

目標

育成

■概要
☆1の低レア・中長距離・差し向きのウマ娘。
占い好きの側面からか、所持スキル・シナリオ共々後述のランダム性に色々と振り回される。
そのキャラ人気とは裏腹に、性能面では本作屈指の不遇キャラでもある。

■適性・成長率
成長補正はスタミナとパワー、長距離用のスキルを持ち、覚醒に長距離靴を要求……と一応は長距離向け。
またダートFにマイルCはあり、リリース初期はチームレースのダート枠3人目に駆り出される事もあったそうな。

■スキル
固有スキルは一見奇妙な説明に見えるが、要は自身の前方にウマがいる時に発動する速度＆加速度アップ(2022/2/14のバランス調整で変更)。
実は効果自体は1stアニバの調整前も後も通常版スぺちゃんの固有と全く同じで、発動条件だけが異なる。シラオキ様の血の導きなのです！
速度寄りの複合固有に過ぎない以上、説明の通りに前のウマが道を譲ってくれるという訳ではなく、さりとて自身のレーン移動の効果もない。
従って「終盤にブロックされた時」という発動条件がそのまま致命傷となる。最早3番手以下の順位指定とか効果量とかそれ以前の問題。
当初は似た境遇だった「垂れウマ回避」が1stアニバでの発動条件の緩和により大人気スキルと化したのと比べると、ブロック条件でいかに台無しになっているかが分かりやすい。
固有スキルにも数あれど、発動そのものが敗北のお告げに等しいのはこのキャラ位である。負け確の固有は以前は白マックも該当していたが、そちらもまた2ndアニバでマシになったため…。
菊花賞の勝利で「内弁慶」が貰えることも考えると、内からスルスルと抜けていくキャラ付けだったと思われるが……。

所持スキルに関してもかなりの問題児揃い。
覚醒Lv5スキル「スーパーラッキーセブン」は、発動条件も相まってかなりのロマン技。発動さえすればスピードスタミナパワーの3つを+60する効果を得られる。
しかし、アイコンからして緑スキル枠であるものの、確率発動である為、枠順の発動条件を満たしていても不発する可能性がある。
結果的に発動すれば強力であるが、当然ながら育成・対人戦共に安定した発動は見込めず、活用するなら乾坤一擲の心持ちで。
なお、下位スキルの「ラッキーセブン」も上記のステ3つを強化し、その上昇量も大差なく+40となっている為、当たれば儲けものと考えるなら「スーパーラッキーセブン」まで上げる意義は薄い。
進化スキルになると上昇量が更に増した上で確率発動ではなくなるという大幅強化を得るが、肝心の枠番が7の時という前提は変わらない。
一応、チームレースやリーグオブヒーローズにおいては外枠抽選ボールといったアイテムで出走の際の枠番を絞れるので、回数制限付きだが現実的な確率で発動を狙う事自体は可能である。その際は「外枠得意◯」も併用したい。
……入着を求めるLoHで消費アイテム使ってまで運ゲー仕掛ける意味があるかはともかく。
ちなみにメインストーリーでは2-1（日本ダービー）と4-4（色褪せない記憶）が枠順の条件を満たす。手っ取り早く挙動を確認したいならそちらで。
一応リリース時点で唯一の金パッシブなのだが、後発のスキルにレース条件や育成次第で確定発動出来るものが多く登場する一方で、本スキルは枠番という条件故にいかなるレースでも特攻スキルとなれないのは致命的と言える。

それ以外の所持スキルは回復とデバフであり、速度を上げるスキルを一つも持たない。
汎用回復の「スリーセブン」は残り距離777m固定のため、レース距離2400m以上では終盤での発動となってしまう。
デバフの「奇術師」は長距離ではバ群が伸びる為に届き辛く、そもそも効果がほぼ無意味。「トリック（後）」は掛かり状態への追い討ちだが、そもそも掛かった時点でそのレースでの1位争いから外れやすくなっている事を考えると、有効打となる可能性は低い。
唯一マシなのが「小休憩」で、2ndアニバで発動位置が中盤に変更されたので安定回復にはなる。単なる白回復なので、回復スキルのヒントを一個も貰えないまま菊花賞を迎えた場合の保険にしかならないだろうが……。
「奇術師」から進化する「吉兆です！」は待望の速度スキルだが、加速期間に暴発する懸念があり、進化スキルなので育成中はやはり使えない。
何より類似効果の進化スキルは低レアのデバフ持ちが揃って取得しており、これ一個では差別化にすら届かない。

総じて、固有を含めた所持スキルの使い勝手はワーストクラス。2ndアニバ前に関しては最早バニラ同然である。
単純に同じ☆1のナイスネイチャから十八番のデバフを取り除いてなお固有一個分の差で劣るという、最早運を天に任せる以前の状態にある。
各種スキルの死に方も効果の有用度以前に発動自体が不安定なものが多く、チームレースでもお荷物となる。
ハルウララが史実から一種の弱キャラとしてデザインされている分だけロマンを追いかけられるのに対し、フクキタルの場合は史実で見事な戦績を上げているにも関わらずリリース開始時から一貫してこの有様であり、その点でも救いようが無い。
フクキタルで勝ちたい場合はフルアーマー版の使用を強いられるだろう。そちらもそちらで初期寄りの実装ではあるが、キャラ愛ありきの採用としても固有があるとないでは大きな差がある。
実馬の古馬以降の不振な成績をウマ娘に反映した結果がコレだよ！

■育成ストーリー
スキル面が前述の通りである以上、他のウマ娘以上に使用作戦に合ったスキルをくれるサポートを編成する必要がある……というより、サポートカードのスキルだけで組み立てるつもりで。

他の差しウマ娘同様、ステ・スキルが育っていないうちは先行で走らせること。
目標2はメイクデビュー後のイベントでランダムに決定する。初期適性Cのマイルになる可能性があるが、序盤なので適性Bあれば問題なく突破できる。
最悪適性Cのままでも通過はできるが、有馬での目覚まし時計温存を考えるとやはりB以上にして事故の可能性を払拭しておきたいところ。Aまで上げた結果、最終的にマイル適性がSになるのは多分誰もが通る道。
5.金鯱賞のサイレンススズカはリリース初期の負けイベとしては異様な強さを誇る。エアグルーヴの場合と比較すると分かりやすい。
目標7は宝塚記念後のイベントでこれまたランダムに決定。どれが出ても夏合宿が1回分潰れる。秋天じゃだめなの？
ルートの特殊性はあるものの、目標が少ない上に1着要求も1度のみなので、目標達成自体は難しくない。
育成目標の長距離レースの少なさから、素直に育成するとURAファイナルズは中距離になる。有馬記念を想定したステータス配分ならば、そのまま最後まで戦えるだろう。

2022/02/24のアップデートで京都新聞杯(クラシック5月前半)、神戸新聞杯(クラシック9月後半)、菊花賞(目標レース)で勝利した時の特殊イベントが追加され、メジロブライトがライバル枠として固定出走するようになった。
目標レースではさほど強くはないが、史実での勝鞍である春天では特殊イベントはないものの高い能力をもって出走する。春シニア三冠を狙う場合は注意。その後の秋シニアでは弱体化

■固有二つ名
固有二つ名「笑門来福」は絶好調条件もさることながら、G2以上の出走15回にも少し運が絡む。
というのも目標2つ目及び7つ目の対象レースはG2,G3が混在しており、追加出走の数が最大2回増えてしまう（弥生賞、スプリングS、札幌記念がG2）。

■その他
育成で彼女が話す「シラオキ様」とはシラオキ系とも呼ばれる一大牝系となった繫殖牝馬の事と思われる。
シラオキの子孫から活躍馬が続出し、確実に活躍馬が出る牝系として生産者からの高い人気を獲得した。
マチカネフクキタルの他にはスペシャルウィーク、ウオッカもシラオキ系の一族である。

ちなみに現状ストーリー内で描写されている同室キャラは「ウマ娘A」。つまりモブ。
同室設定による好相性を投げ捨てているも同然だが、幸いフクキタル自身は特に好相性が少ないウマ娘という訳ではないようだ。
1周年に実装されたクライマックスシナリオではマチカネタンホイザと同室だと描写されているが、ストーリーではウマ娘Aのまま。
今後ストーリーに修正が入るかは不明。

共通イベント

ランダムイベント

勝負服イベント

おでかけ後イベント

個別目標用イベント

固定イベント

目標レース後のイベント

その他の特殊イベント

主なレースの相手

オマケ

コメント