用語集

Last-modified: 2024-03-21 (木) 23:51:27

公式のヘルプ・用語集はこちら
登場人物に関する情報はキャラ一覧、その他ウマ娘に関する設定についてはウマ娘設定集を参照。

 

攻略と関係なさそうなゲーム内で解説されない雑多な用語、俗語など適当にまとめる
攻略に使えそうだったら切り取って移植して

英数字・記号

NAU

地方ウマ娘全国協会の通称。正式名称はNational Association of Umamusume (Racing)?

NTR

ナリタトップロードの略称(非公式)
N(ナリタ) T(トップ) R(ロード)

ネットスラングの「寝取り」「寝取られ」と同じ略称なので、誤解を生んだり不快にさせる可能性がある
その為、使用する際は時と場所を考えよう
ゲーム中では「トップロード」と呼ばれることが多いようだ(アドマイヤベガストーリーなど)
そのほかファンコミュニティではナリプさんとか言われたりもするが濁音と半濁音の差でナリブ(ナリタブライアン)と勘違いされることもある。

RKSTポイント

Rookie Knowledge,Stats,and Talentポイントの略。
引退したトレーナーやウマ娘評論家などがデビュー前のウマ娘の能力を評価したものであり、毎年7月に発表される。

元ネタは競りの落札(RaKuSaTsu)価格ではないかと言われている。
サトノダイヤモンド育成イベント「デビュー戦にむけて」では、サトノダイヤモンドのRKSTポイントが2億3000万ポイントであり歴代でも圧倒的な評価を受けていることや、デビュー戦でそれを上回る高ポイント評価のウマ娘と対決することから『RKSTポイント合計5億のデビュー戦!!』とのあおりが雑誌に掲載されていることが明らかになっている。これは、サトノダイヤモンドの落札価格2億3000万円(税抜)や、同じ競りで唯一サトノダイヤモンドを上回る2億4000万円で落札されたロイカバードとデビュー戦で対決したことと符合する。

SR以上確定メイクデビューガチャ

SR以上のドロップが確定されているサポートカードガチャチケット。SSRのドロップ確率は通常のガチャと同じ(3%)。だたし、「第1R」とあったら対象のサポートカードはSR/SSRともに「初期実装組のみ」(内容は予告なく変更する場合があります)。
内容はガチャ画面の「ガチャ詳細」から確認できる。
以後、初代のチケットが第1Rと名を改め、第2R(~2021/10/28、駿大祭ナリブカレン)と第3R(~2023/1/30、チョコマベサンビコー)が登場している。

蹄鉄交換所に第1Rのチケットが並んでいた期間は第2R登場からも長く続き、最終的にサービス開始から2年間に及んだ。
初期からプレイしているユーザーは第1Rの排出対象であるSRが全て完凸済みである事が多く、にも関わらず第2R登場後も第1Rだけが陳列され続けた為、金の蹄鉄を金の蹄鉄と交換する作業などとネタにされていた。
2ndアニバの時期に第3Rに変更された事でこの問題は片付いたが、後発ユーザーにとっては初期実装のサポカの凸を集中的に進める機会が失われたので素直に喜べない事も。
第2Rをすっ飛ばしてる?変えるタイミングを完全に逃したんじゃねえかな……

「第1R」の対象カード

「第1R」2022年11月時点の対象カード

URA

正式名称はUma-musume Racing Association。
トゥインクル・シリーズやウイニングライブ、トレセン学園などを運営する団体。勝負服や楽曲なども基本的にURAの各部署で制作される。
桐生院葵の大おば様が重役を務めている他、樫本理子が幹部職員になっている。

「URAファイナルズ」がこう略されがちだが、字義的にはあまり正しくないと言える(育成画面でも日付のとこに「ファイナルズ 開催中」って書かれるし)
まあファイナルズよりURAの方が圧倒的に短いから仕方ないよね……(白因子の名前は「URAシナリオ」だし)

元ネタはJRA(日本中央競馬会)。業務内容も近からず遠からずといったところか。

★2以上確定メイクデビューガチャ

★2以上のドロップが確定されている育成ウマ娘ガチャチケット。★3ドロップの確率は通常のガチャと同じ(3%)。
「第1R」とあったら対象の育成ウマ娘は★2/★3ともに「初期実装組のみ」(内容は予告なく変更する場合があります)。
内容はガチャ画面の「ガチャ詳細」から確認できる。

青チケット

サポートカード交換チケットの別称。水色の外見から青チケットと呼ばれる。

3周年で実装されたトレーニングパスにて、毎月5枚(800円のプレミアムパス購入者は+20枚、計25枚)獲得でき、10枚につき対象のSSRサポートカード1枚と交換できる。
2024/2/24時点では、1周年までに実装されていたサポカから15枚が交換対象となっており、交換対象は今後追加される模様。

※おすすめ度は実装直後の評判などを参考にしているので、今後U.A.F.の研究が進んだり新育成シナリオが実装されたりした場合は変動する場合がある。

あげません

あげませんッ!!
SSRサポートカードのイベントからランダムで入手できる金特の入手に失敗したときに使われる俗語。主にスペシャルウィーク(スペに以下略)の後述の顔芸と共に使用される。
元ネタはアニメ2期のトウカイテイオー(テイオーに以下略)の妄想空間に出現したマックイーンと他スピカメンバー達による一幕。
テイオーがマックイーンに対してありがとうの言葉をおくるべきか悩んでいた際にある妄想を行った。妄想の中でありがとうを物体化させた言葉の吹き出しをマックイーン以外のメンバー全員が抱えており、それを「自分にも分けてほしい」と嘆くマックイーン。そこへ迫真の表情で放ったスペの魂の叫びそれこそが「あげませんっ」である。この叫びを食らったマックイーンが「ヨヨヨ~‥‥」と泣き崩れると共に現実のシーンへと場面が戻る。妄想から現実に戻ったテイオーが「スペちゃんそんなに怒らなくても~!」と思わず口に出したところ、「私がどうかしましたか?」とそのタイミングで偶然通りかかったスペが気づき、テイオーの相談役を受ける次のシーンへ話が繋がる。
なお、全てはテイオーの妄想なのでスペ本人がこれを知る由もない。
温厚である普段のスペとのギャップが強く、インパクトある一部始終が一時期話題に取り上げられた。

その後、ゲームアプリであるウマ娘のリリース初期の環境で、金特入手目的で使用されていた根性SSRスペの後述の性能を皮切りに再燃。このサポートカードの性能として、金特「全身全霊」が入手可能だが、ランダムでしか入手できない。その為、この台詞がそのまま定着およびスラング化したようである。
また、初イベントで配布限定のスピードSSR版が実装されたが、根性と同じく金特がランダム入手。更には無料入手できるSSRチケゾー根性スペと違って全身全霊を確定でくれる事からも、スペ=あげませんしてくるキャラとして根性スペを持っていなかったプレイヤーにも広まってしまう結果となった。現在では様々なMAD動画やネタ画像が作られている。
1周年記念イベントで同じく配布限定のパワーSR版が実装されたものの、こちらもスキルはランダム入手。あげませんの三冠達成である。
その他に、ランダムではない金特確定入手のサポートでも、連続イベントが完走できないまま育成終了してしまった時に使う人もいる。

あげません族

上記のゲーム内での「あげません!」において、ランダムでレアスキル(金特)を取得するタイプのサポートカードのことを指す。
(金特以外にも連続イベント1,2回目で白スキルの合否判定があるものもあるが、多くの場合は金特入手判定があるカードで使われる)

一部サポートカードは自身と同じ属性のステータス値を参照して金特取得の成否判定を行っていることが「ぱかライブTV vol.8(2021/8/12 公式放送※動画が削除され現在では視聴不可)」で明言された。

例として、根性をあまり盛る事が少ない通常の育成において「あげません族」の根性カードを編成した場合は高確率で取得不能となる。※SSR根性スペやSSR根性バクシン等
対照的にスピードカードはどの距離育成においても最も数値を高める事が多い為、比較的に入手しやすい。
なお、育成開始して間もなくスキル入手イベントが発生、ないし最後まで完走してしまい、どうやってもステータス強化が間に合わず取得できないケースもある。ガチ育成の場合は即座にリセットしよう。

足を溜める

ラストスパートの加速に入る前に、スタミナ残量の調整やポジションの調整等を行っている段階の事。
…と思われるが、純粋にブロックされて前に出られない状態を「まだ足を溜めていますねぇ!」と実況されることも
2周年のバランス調整でパワーが体調など込みで1200を超えると発生するようになると発表された。

息を入れる

走行しながら少し速度を落としてスタミナの消費を抑える事。
特にステータス表示などはされないが、レースをよく観察しているとそれらしい挙動が見られる。
しかしながら、ポジション争いが苛烈なレースではそのタイミングで一気に順位が落ちる事があり、序盤~中盤が無駄になってしまう事もある。

移籍

殿堂入りウマ娘を出荷移籍、つまり所持欄から削除してSPに変換すること。
当然元には戻せないので継承欄などをよく見て本当に不要か確かめてから行うこと。
アプリリリース時の殿堂入りの上限は200人だったが、少しずつ枠が追加されている。
継承元を探す際に選びやすくなるという利点もあるので、なるべく普段から整理しておこう。
普段の移籍よりも貰える報酬が豪華な特別移籍が行われる期間もある週1で開催されるようになった。(2.5周年で常設化)

ヴィクトリー倶楽部

サクラを冠する名前のウマ娘が多く在籍する幼いウマ娘向けの老舗名門チーム。後の活躍選手を多く輩出しており、卒業生による指導も頻繁に行われている。
『常に気持ちは強く!』や『自分の蹄鉄は自分でお世話!』などのレースに携わるための心構えも教えている他、「幸せの歌」*1や応援歌*2もある。

トレセン学園入学前の幼いウマ娘が多いことから体に負荷がかからない練習を徹底している。
また、その空気から冠名「サクラ」の子が集まることも特徴であり、バクシンオー曰く『「サクラ」の名が「ヴィクトリー倶楽部」に自然と引き寄せられている』とのこと。
……実際のところは先代から末長くお付き合いしている家が多いから、というのが真相のようだが。
バクシンオーやチヨノオーはOGで、TSクライマックスのイベント「ヴィクトリー倶楽部、参上!」では揃って古巣を訪れている。

名前の由来はサクラ軍団のメイン調教師・境勝太郎師の「勝」の字であろう。
当初は苦肉の策だったとはいえ「短距離のみで済ませる調教」をいち早く実践し、「(故障馬の)8割から9割は蹄鉄で壊す」を持論として蹄鉄による負担軽減を徹底していた。

ウイナーズ・サークル

レース場のスタンドとコースの間に設けられており、一着になったウマ娘やその関係者が入ってインタビューを受けたり記念撮影をしたりする。
ヘルプ・用語集での説明と複数のウマ娘の育成シナリオで存在が確認できるが、実際にどのように行われているかの描写は少ない。

現実にも存在しており、優勝馬が観客に近い場所まで来て表彰される。
参考

ウイニングライブ

レース後に1着のウマ娘がセンターとなってアイドルのライブのように歌って踊るイベント。多くの場合、3着までのウマ娘に歌唱パートが設定される。
元々ファンへの感謝を伝える場として有志によって行われていたグランドライブが人数の増加などにより学生の手には負えなくなったことで、URAが主催してレース後に行うことにしたという過去が育成シナリオ第四弾「グランドライブ」で明らかになった。
また、現実の競馬と違ってウマ娘世界のレースは賭けられないようなので、恐らくファン達の目的の一部を占めている。
ウマ娘側もプロ意識を持ってかなり一生懸命に取り組んでいることがシナリオの端々で語られており、ゲーム中でも普段の走行トレーニングの他に、ダンスの練習をしている光景が見られる事がある。
一方で、一部のトレーナー(プレイヤー)やナリタタイシン*3からは不要論も出ている。でもうまぴょいだけは見るんだろ!

一度解放した楽曲のライブは、ホーム画面のライブシアターから手持ちのウマ娘を自由に配置して視聴できる。
ウマ娘によって歌声が用意されている曲と汎用の歌声になる曲とがあるが、うまぴょい伝説とGIRLS LEGEND Uだけは(育成実装から少し遅れることはあるが)基本的に全員分の歌声が用意されている。
ちなみに、未実装のウマ娘でも音声が用意されている事があるので、それを理由に次に実装されるウマ娘を予想する人もいたりする。

開発者インタビューによれば、「競馬という勝負の世界をモチーフにしつつもやわらかさを出したかった」との目的で生み出されたとのこと。
なお異例としてキタサンブラックの出走したレースで馬主の北島三郎がライブを行ったことがある。あるいは昭和のアイドルホース、ハイセイコーの引退セレモニーか。
因みに、ネーミング的に近そうなウイナーズサークルは別途行われているらしく、複数のウマ娘のストーリー中でその存在を確認できる。
初期のPVにもウイニングライブらしきものが映っている。

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ウマドル

スマートファルコンが自称するウマ娘のアイドルのこと。ウマドルという呼び方に強いこだわりがあるらしく、本人曰くアイドルとは別らしい。他に自称しているウマ娘はいないようだが、1コマでのトウカイテイオーのように一方的にライバル視されているウマ娘もいる。
また、うまよんではサイレンススズカ、ミホノブルボン、アイネスフウジン、マルゼンスキーを巻き込んで逃げウマ娘だけのウマドルユニット「逃げ切り☆シスターズ」を結成している。

現実でもアイドル的な人気を誇った競走馬が存在し、オグリキャップやハルウララが代表的。
オグリキャップは第二次競馬ブームの牽引役とされ、若い女性人気も高く、ぬいぐるみなどのグッズが多く出回っていた。昔から持っている馬のぬいぐるみがオグリキャップだったというトレーナーも少なくない。
ハルウララは高知競馬で未勝利連敗記録を伸ばし続けて人気に火が点き、観戦ツアーが組まれたり「当たらない馬券」が交通安全のお守りとして購入されたりした。また、経営状態の悪化から廃止の危機に瀕していた高知競馬を救った。

うまぴょい伝説

本ゲームを象徴する楽曲。ゲーム企画が発表された当初のPVで使用されていたのが初出。
メタルギアの曲などを手掛ける本田晃弘氏が電波ソングを要求され、1000曲くらい聞いて勉強して作ってもなお電波具合が足りないと言われてしまい、
ワインを2本開けてパンツ一丁で踊りながらひねり出したというすごい曲。ただし恐ろしいことに歌詞は素面で考えたらしい
かつて声優オーディションの課題曲だったらしいが現在は違うらしい。
アニメ1期と2期の最終話EDにも使用されている。

アプリ本編ではURAファイナルズ決勝に参加して初めて聞けるかなりハードルの高い曲で、シナリオクリアのことを「うまぴょい」と表現する者もいる。
育成可能キャラ以外の歌声はランダムらしい?
平素はクールで気高い皇帝でも女帝でも世紀末覇王でも、目が死んでるマッドサイエンティストでさえも
瞳のハイライトを全快にして電波ソングに合わせて愛くるしいダンスをノリノリで披露してくれる。
君の愛馬から目を逸らすな。

ちなみにサークルのミニキャラによる屋外ライブにおいて、ステージ上で踊っているのはこの楽曲の振り付け。

アーケード音楽ゲーム「CHUNITUM」「オンゲキ」「maimai」「太鼓の達人」に移植されている。

ウマ娘

ウマ娘世界にしか存在しない生物。人間の文明圏、全国各地に存在している。
人間の女性に馬のような耳と尻尾の生えた姿をしており、身体能力も馬のように非常に高く、常人とは別格の扱いをされている。
どういった条件で誕生するのかなど、出生プロセスは大変気になるところなのだが、意図的に不明瞭にされている面もありかなりの部分がベールに包まれている。
そんな人間をはるかに凌駕する筋力を持つまでのメカニズムはまだ明らかになっておらず、当人もウマ娘であるアグネスタキオンもウマ娘の持つ能力について積極的に研究しているようだが、現代の科学でもなお分からないことばかりらしい。
本ゲームの設定によると、ウマ娘たちは選抜レースに参加する事で走行に関する部分の成長準備が始まり、体が本格化を迎えてから3年間、爆発的な成長を遂げる期間ができるとの事。(メイショウドトウストーリーより)
その後は成長が落ち着き、緩やかに身体能力が下がっていくらしいので、本ゲームでの育成の3年間は本当に特別な期間なのだろう。

一般的な人間と同じように肉も野菜も食べるが、極めて高い身体能力を維持する為に莫大なカロリーが必要らしく、その多くが健啖家で、食べ過ぎてしまい体型維持に悩まされているウマ娘も多い。逆に、食が細かったり偏食だったりでレースに向けた体作りが上手くいかず悩むウマ娘も。
現代の人間社会ではその存在が受け入れられており、ウマ娘の活躍などは大々的に報じられている。アニメでは、検索サイトの「ニュース」タグがウマ娘関連のものだけで埋まっているシーンも見られた。
また、頭の上にある耳に合わせた受話器やウマ娘専用レーン(車道より速度制限が緩い)も存在する。

ウマ娘は「こちらの世界の競走馬の魂を受け継いだ存在」とされている。
マンハッタンカフェなど一部のウマ娘は、モデルになった馬や、その馬にゆかりのある存在を身近に感じる事がある場合もある様だ。
こちらの世界の名馬と同じ名前を持つ者はその馬たちと同じように無類の才能と数奇な運命を持つが、元となった競走馬の名前がウマ娘としての本名なのかとか、そこら辺も詳細は不明。
(本ゲームの舞台は日本であり、学園に在籍するトレーナー等は漢字の姓と名を持つ者が多い。流石に本名は別にあるのかも?)
また、元の馬では親子や兄弟など血縁関係にある馬は、作品内では多くが親子関係ではなく親友や先輩後輩の関係として描かれるなど、独特の落とし込みがされている。
ちなみに「娘」の名の通り女性のみである上に前述の通り「馬」も存在しないため、特に現実における牝馬(メスの馬)に関する呼称は世界観に合わせた別のものになっている。(〇〇牝馬ステークス→〇〇ウマ娘ステークスなど)

ウマ娘世界には存在しない生物。現実世界では主にノウマを原種として家畜化されたものを指す。
はやくてかっこよくてかわいい。最高速度は時速80km程度、人を乗せて走る場合は時速70km程度にもなる。
古くから駄載、騎乗、農耕などの為に飼育されてきたが、現代では専ら競走用や愛玩動物としての飼育が盛ん。稀だが、現代でも移動手段として用いる地域もあったり、車も入れないような悪路での輸送にも使われることがある。
様々な場面で使役されてきただけあり、ある程度は賢い。競走馬もゴール板の位置を理解していたり、「種付」という言葉を聞いただけで己の成すべき事を理解し臨戦態勢に入れたりする。

設定的には異世界(こっちの世界)の競走馬の名前と魂を受け継いだ少女たちが「ウマ娘」らしい。中世の騎兵とかは存在していなかったんだろうか。
馬に近い生き物や概念がどの程度まで存在するかはよくわからない。ポニーちゃんとかペガサスとかはどういう認識なのかとか。
馬以外の家畜・野生動物の大半(牛、犬、猫、たぬき等)はウマ娘世界にも変わらず存在しており、愛玩されたり食用とされたりしている。
この世界には存在していない生物の筈なのだが、ゲーム内のジュークボックス収録の一部の楽曲には…?

なお、劇中で『馬』の文字が使われる際は『馬』の点は4個ではなく2個(ウマ娘が二足歩行なため)となっている。ゲームでは有馬記念やうまぴょいの「君の愛馬が!」などで確認できる。プロフやサークル名など文字入力でも同様。(因みに、初期PVではスペシャルウィークが馬耳東風を点4個で書いており、設定としては後から追加されたらしい。)
一方で、「駿」川たづなのような馬偏はそのまま4個である。これについてトゥインクル!Web Vol.23のコラムでは、元々は2個だったが江戸後期にとある歌人が狂歌の中でウマ娘は速すぎて脚が四本に見えるからという理由で4個にしたものが定着したと説明されている。が、アニメでは一部シーンで2つになっていたこともある。
その他の特殊な漢字表記は基本的に「古い言葉」として扱われており、劇中現代では基本的には「ウマ」「バ」のカタカナ表記が用いられる。

えい、えい、むん!

マチカネタンホイザが気合いを入れる時に発する台詞。
元々ウマ娘公式サイトで聞けるボイスだったが、ストーリーイベント「Brand-new Friend」のイベントミッションボイスでも使われたことで多くのトレーナーを虜にした。
ちなみにイベントでの台詞全体は「イベントミッションはここだよ♪クリアするぞ~。えい、えい、むん!」
1周年記念で☆2ウマ娘初の追加勢という実績と共に「どんっ、パッ、むんっ」という明らかにこれを反映した固有スキルを持って実装。
なお「むん」の意味はディレクター以外誰も知らない模様

おはガチャ

「おはよう」と「ガチャ」を合わせた俗語。
原義的には朝に引くガチャまたは引く行為を指すが、ウマ娘プリティーダービーにおいては1日1回有償ジュエル限定で引ける割安のガチャまたはそれを引くことを指す場合が多い。また、期間限定で無料で引けるイベント中はそれを指していると思われるレスもあったので割と定義は曖昧(別に困らんが)。

ウマ娘以前から他ゲームでも使用されていた歴史ある言葉であるが、ゲームによっては1日1回有償限定がない場合や、代わりにデイリー無料ガチャを指す場合などもあり、どれを指すかはゲームによってまちまち。

温泉

3年の育成を共にしたウマと温泉に行くご褒美イベント。
シニア級1月前半の福引イベントにて低確率で引ける特賞の温泉旅行券を入手し、かつURAファイナルズなどの決勝で勝つとエンディング中に追加で発生する。
幸運と実力を兼ね備えた者だけが到達できる頂であり、どれだけ育成が安定しようとリアルラックがない限り辿り付けない。
にも関わらず設定次第で容赦なくスキップされることがあるので多くのトレーナーを悲嘆させた。
が、現在ではウマ娘名鑑の育成イベントギャラリーで後から見られるのでうっかり飛ばしてしまっても安心。但しギャラリーキーは使えないので見たければとにかく育成しろ。

イベントの導入としては「3年間を駆け抜けたウマ娘へのご褒美」だったり「トレーナーが不調をきたし、その流れで温泉へ療養へ」など、キャラによって個性がある。
ちなみにオグリキャップは仮に温泉券を引いていなかったとしても一緒に温泉に来るつもりだったとの言葉が聴ける。

現実でも足の療養やリラックスさせる事を目的として競走馬を専用の温泉施設に入れることがある。
入る前は怖がる馬もいるらしいが、大体一度入ると温泉を気に入る馬が多いらしく、温泉から出たがらない馬もいるとか。
アイネスフウジンも故障によって温泉で療養した事があり、同室となるライアンのシナリオでも温泉で療養中との台詞が聞ける。

カーブ

コーナーを参照。

掛かり・掛かる

レース中に興奮したり焦ってしまい、体力を温存したいタイミングで速度を出しすぎてしまうこと。賢さを上げることで発生率を下げる事ができる。
スタミナを無駄に消費するため長距離レースなどでは致命的になりかねないが、余分なスタミナや回復スキルがあると掛かりを利用してペースを上げてさらに最後の直線で加速してゴールインという驚異的な追い上げを見せてくれることもある。賢さが低くても必ず掛かりが発生するというわけではないため狙って行うことは難しいが、スタミナやスキルでカバーできるという点は覚えておくと役立つことがあるかもしれない。

キャロットマン

ビコーペガサスが憧れている特撮ヒーローの名前。決め台詞は「栄養満点!正義満点!カロテンチャージ!!」
ぱっと見の外見は男性的なヒーロースーツだが、どうやら中の人はウマ娘の様だ。
TVシリーズは少なくとも112話以上放送されている。
ビコーペガサスの語る所によると、「悪と戦うだけではなく、体を張ってなんでもチャレンジして、見ている皆に勇気を与えてくれる」というアグレッシヴなヒーロー。

金特

金色の特殊能力、すなわちレアスキルを指す言葉。見ての通りレアスキルが正式名称なので、ゲーム中では使われない俗称。金スキルと呼ばれることも。
ゲームシステムの元ネタであろうパワプロでの俗称がそのまま流れてきているところもあると思われる(向こうでも正式名称ではない)
コモンスキルの上位に設定されているスキルで、取得すると下位スキルが置き換わる。なお、効果は大体下位スキルの2~3倍くらい。
スキル効果は『すごく上がる>上がる>少し上がる>わずかに上がる>ちょっと上がる』という順番で形容されており、汎用の2段取得スキルを2回取っても1段階しか昇格しない(例:短距離直線◯でわずか⇒◎で少し)ところ、金特のほとんどは下位のわずかから無印に2段階昇格するため、より高効率の強化が施せる。
強力な分だけ覚える方法はやや限られており、ランダム発生のシナリオイベントやSSRサポカのイベントで入手できるが、多くは確定ではなくレアかそのスキルのノーマル版のどちらかがランダムで手に入るようになっている。祈れ
前提のイベントで選択肢を誤ったり失敗したりしても手に入らないものもある。
また、ウマ娘本人の覚醒スキルを上げると2種類まで初期から取得可能になる。
こちらはヒント本による強化をしない限りヒントLv0(=割引なし)での取得になってしまうが、スキルptさえあれば確実に覚えられる。

なお、育成未実装のユニークキャラは稀に育成・サポートどちらでも実装されていない金特を持っていることがある。
後述の「固有スキル」の項にある通り、育成キャラとして未実装のユニークは固有スキルを持たないので、その代用として割り振られているようだ。

クイーンウマ娘

最優秀シニア級クイーンウマ娘の略。

クレーンゲーム

クラシック1月前半以降、ウマ娘とのお出かけを選ぶとランダムで発生するミニゲーム。確率は低いが、友人カード無しでプレイしてたら時々見ることになるだろう。
クレーン速度ふつう・はやい・超はやいの3回でどれだけ人形が取れたかで結果が変わる。
詳細は育成全般参照。

取れるぬいぐるみはトゥインクルシリーズで活躍中のウマ娘を模しており、「ぱかプチ」と呼ばれている。
制服・勝負服、微笑み顔・目を閉じた笑顔、サイズが通常・巨大、手ぶら・マイクを持つ、…といったパターンがある。
謎の力により最大5個までぬいぐるみがくっついていることもあり、取る前によく見ると端っこが見えている(場合もある)。
出現前のエフェクトである程度予想出来るのでちゃんと画面を見ておこう。

リリース記念ミッション1弾にしれっと「クレーンで3個以上人形ゲット」が仕込まれていた他、称号「クレーンゲームの達人」入手には一度に10個以上入手というやたら高いハードルが課されている。
さらにはボイスも存在し、ボイス解放のためには最低でも5回クレーンゲームを行う必要がある。(うち2回は巨大ぬいぐるみが登場していないと無理)
また、一定時間操作せずに放置したり左上にあるワイプをタッチしたりしないと解放できないボイスもあるので忘れず回収しよう。

ゲート

スタート地点にある銀色の柵の事。これが開いた瞬間からレースがスタートする。
多くの陸上競技ではゲートなどは存在しないが、バイクレースの中には板が前に倒れる装置を使用するスターティングゲートに似たシステムを採用しているものがあったり、競輪では後輪を発車台に固定したりと意外と物理的にフライングできない競技は存在する。
現実の馬も、その魂を継いだウマ娘も、短い間ながら狭いゲートの中にとどまる事を苦手とする者が少数いる。
ガチャ演出でも登場するほか、スタート画面をタップした時の効果音もゲートが開く音。

交流重賞

地方競馬ダート交流重賞競争の略。大井・川崎・舟橋・盛岡が対象となる。

コーナー

コース上で曲がり角になってる箇所。カーブと呼ばれることもある。
一般的に競馬場の形状は楕円形になっており、ホームストレッチ(ゴール板やスタンドのある側の直線)を起点として、四隅のコーナーを(第)1~4コーナーと呼ぶ。アニメ版のBlu-rayの名前はここから来ている。
スタミナが大きく消費され、速度も落ちるためにウマが密集しやすく、コース取りが重要になる。
新潟にコーナーの一切ない芝1000m直線というコースがあり、GⅢアイビスサマーダッシュの舞台であるほか、短距離のチームレースで選ばれることもある。

好位置

本ゲームでは、レース中に先行バが着こうとする順位で逃げより後ろ、差しより前。固有スキルの発動条件で目にすることがあるが、以下のようにスキルによって微妙に意味が異なる模様(あくまで解析勢による説明)。

  • 3位以下かつ半分以上
    • タイキシャトル(ヴィクトリーショット)
  • 2位以下かつ全体の40%以上
    • スーパークリーク(ピュリティオブハート/クリアハート)
  • 3位以下かつ全体の40%以上
    • カレンチャン(#LookatCurren、追い抜いたときの順位)

固定ライバル

育成ウマ娘ごとに設定されている、目標レースや出走は任意だが後で特殊イベントが発生するレースに必ず登場するライバルウマ娘の俗称。
数合わせ枠とは一線を画す高ステータスを持っていることが多い。
公式の告知では「特定レースに必ず出走するウマ娘」と表現されている。

固有スキル

そのキャラ固有の強力なスキル。枠も虹色で強そう。
細かな発動条件はウマ娘ごとに異なるが、発動ポイントは最終コーナーや最後の直線等が多いため土壇場で活躍しやすい。
スキル効果は単純なスタミナ回復や速度向上といったスタンダードなものから、累積で速度アップや塞がった前が開くといったユニークなものまで。
一部のスキルは発動条件がかなり厳しく、普通に育成していても発動演出が見れなかったりする。

ウマ娘のピースによる強化で基礎レベルが上がる他、
ストーリー中でファン数の基準を満たしているとバレンタインやクリスマスの時期固定のイベントでもレベルが上がる。
ウマ娘を☆3まで上げるとスキル名が変化して本領発揮するようになっており、さらに緑因子として継承できるようにもなる。
継承版の効果はオリジナルから2段階ほど効果が下がるが、発動タイミングや効果が他で代用できないものだと継承版でも重用されることがある。

敵として登場した場合には、☆2までであっても勝負服を着ている場合はパワーアップ版を持っている。
モブウマ娘は当然持っていないが、ユニークキャラでも育成可能でない者は実装されていないので持っていない。
後から追加されたキャラでもゴールドシチー等は固有持ちで出走してくるため、先に育成が実装されていたかどうかで固有スキルの有無が決まるようだ。

ゴルシちゃんモード

GWイベントに伴って2021年4月30日より限定で実装されたモード。通称:ゴルシモード
いわゆるハードモードの位置づけだが、普段のレースに出場するウマ娘と大差がなく、何の問題もなくクリア可能。
このモードのクリア後に累計で120万マニーまで追加で取得可能。
しかし、120万マニーを全て取得し終えた後にゴルシモードをクリアしたとしても、追加の別のクリア報酬を何も貰えるわけではなく早い段階で用済みとなった。
その後、秋に行われたイベント「ショータイムモード」はその反省を活かしてかクリア後でも追加で報酬が獲得可能となる仕様にアップデートされる。

2022年も4月28日より限定実装されたが、120万マニー全回収後にランダム報酬の無制限入手が可能になったことで用済みの憂き目は回避された。
さらに、全回収達成と同時に下記の鬼ゴルシちゃんモードが解禁されるようになった。

鬼ゴルシちゃんモード

2022年版ゴルシちゃんモードのマニー報酬を全て取り切ると解禁される新モード。
ショータイムモードの高Lv並にライバルウマ娘が強化される上、育成中のみ解除不可のレアデバフスキル「超遊び癖」が付くという変わった仕様。
グッドエンディングで育成完了すれば限定称号「出遅れなんて怖くない」を得られる一種のチャレンジモードである。
育成完了時はランダム報酬が無制限入手できるものの、報酬内容は通常のゴルシちゃんモード(マニー回収後)と同じなので報酬目当てでのプレイは割に合わない。

「超遊び癖」は出遅れ発生率激増・スタート加速力低下の効果を持つ。全レースでゴルシちゃんがロデオするぞ!
スタートダッシュ力が吹っ飛ばされるため、通常の育成周回で安定しやすい逃げウマ娘にとっては大打撃。
特に固有の発動に先頭奪取・先団維持が必要なスズカや通常スカイ、サンタハヤヒデはかなり辛い。
出遅れで固有不発が確定する通常ブルボン、通常フラッシュに至ってはアキレス腱を切られたも同然であり、もはや魂が飛び出る辛さである。
一方でゴルシやカフェのように、中距離以上がメイン&自力で位置を上げてくる後方脚質ならばハンデも軽傷で済み、向き不向きが激しい。

チャレンジとしてもあまりに苛烈だが、限定称号取得だけならとりあえずゴルシを育てればなんとかなる……ハズ。
育成シナリオとの相性を考えると、追加出走を抑えるのは共通として、アオハル杯ならば決勝でわざと負けてURAファイナルズへのビタココ出走を回避する、TSクライマックスならばGIやライバル戦を回避しつつ必要Ptを確保する、等して挑むと比較的完走しやすいだろう。
さらにシナリオ最後のレースが長距離になるように調整しておけば大分楽になる。

コース上で起伏がある箇所。下り坂と上り坂があり、モデリング上でも傾斜は反映されている。
上り坂では平地より持久力が減りやすく、またスピードも抑えられてしまう。
下り坂では確率で加速モードに移行し速度が上がり、その場合持久力の減少量も低下する。
持久力消費軽減およびスピード抑制を軽減するには坂に対応したスキルが必要。

どのレース場も少なからず坂は存在するが、基本的に札幌、新潟と大井はほぼ平坦として無視される。(坂道関連のスキルも発動することはないはず)逆に中山、中京、京都あたりは坂道の攻略が重要とされる。

競馬場高低差特徴
札幌0.7m(芝)
0.9m(ダ)
非常に平坦なので坂道関連のスキルが発動しないと思われる。
函館3.5m2コーナーにかけて下り、4コーナーにかけて上り、最後の直線にかけて下る。
高低差はあるが全体的に緩やかな坂が続く。
新潟0.8m(芝・内)
2.2m(芝・外)
0.6m(ダ)
直線コースの場合は後半に、芝外回りの場合は3コーナーに小高い丘があるが、全体的に緩やか。
高低差も小さいので坂道関連のスキルは発動しないと思われる。
福島1.9m(芝)
2.1m(ダ)
2コーナーと最後の直線に谷があるが、勾配は緩やか。
中山5.3m(芝)
4.5m(ダ)
1コーナーで上って向こう正面まで下る。最後の直線に非常に急な上り坂。
高低差・勾配ともに本作の11レース場中最大
東京2.7m(芝)
2.5m(ダ)
1コーナーから緩やかな下り坂、向こう正面の丘を経て最後の直線前半に上り坂。
中京3.5m(芝)
3.4m(ダ)
向こう正面まで緩やかに上り、最後の直線手前まで一気に下る。最後の直線前半に急な上り坂。
京都3.1m(芝・内)
4.3m(芝・外)
3.0m(ダ)
向こう正面から3コーナーにかけて小高い丘のようになっている。その他は非常に平坦。
いわゆる淀の坂。一気に駆け下りてそのまま4コーナーに入るので下りの難しい坂である。
阪神1.9m(芝・内)
2.4m(芝・外)
1.6m(ダ)
最後の直線の中央に谷があり、特に上りが急。
「仁川の舞台には坂がある!」がこれ。
小倉3m(芝)
2.9m(ダ)
1コーナーまで上り、2コーナーから緩やかに下る。4コーナー以降は平坦。
大井0.0m(ダ)地方レース場のため高低差の詳細はなく、公称では平坦とのみ記載。
高くとも高低差1m未満に収まるため、札幌と同じく坂道関連のスキルは発動しない。
青島200m(芝)2013年 第80回日本ダービー のみでみられる伝説の登り坂

なお、JRAの公式HPにコースの図面が乗っているので暇な時に見てみよう。(記載URLは中山)
https://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/course/index.html

ササバリィンクル・シリーズ

笹針で強化した人間同士が争うシリーズ。笹実サポカのイベントでその存在が確認できる。
頂点の笹針賞の他にバンブーステークスの存在が確認されている。

サトノグループ

優秀なウマ娘も輩出するサトノ家が築き上げた新興グループ企業。
VRウマレーター用ソフト開発などを手掛けており、レースへの運営協力や慈善事業などによりウマ娘レースへ多大な貢献をしている。
一方で、GⅠだけは獲れないというサトノのジンクスが存在するとされる。

サマースプリントシリーズ

カレンチャンのシナリオ中で秋川理事長が提唱した、スプリンターの素質を持つウマ娘のための特別プログラム。
夏合宿と合宿明けで休養を取るウマ娘が多い、夏季シーズンのレースを盛り上げるためのものでもある。
対象レースは函館スプリントステークス・キーンランドカップ・セントウルステークスの3つ。
挑戦は任意だが、制覇の暁には様々な恩恵を受けられる。特に理由がなければ制覇を目指したい。

実際の競馬でも芝のスプリンターのため、6月中旬-9月中旬までを対象とした特別プログラムとして行われる。
対象レースは前述の3つにCBC賞・アイビスサマーダッシュ・北九州記念を加えた6つ。
ただし各レースでの成績をポイント化し、その合計得点で競うため全レースに出走したり1着である必要はない。
晴れて総合優勝すれば報奨金が出る他、GI以外でのスプリンターの強豪称号ともなる。

なお、レースの並びで気付くかもしれないが、実はサクラバクシンオーのシナリオで「1200×3で3600mですね!」と走る3レースも史実でのサマースプリントシリーズの対象レースとなっている。でも理事長は特にお祝いしてくれない。
カレンチャンもクラシック期に走っても何も言われないため、ウマ娘世界ではカレンチャンの活躍を機に新たに創設されたものらしい。

三冠

レースプログラムにおける特定の三競争を一まとめに総称したもの。
本作では下記の四つの三冠が存在する。

名称対象レース
クラシック三冠皐月賞・日本ダービー・菊花賞
トリプルティアラ
(現実では「牝馬三冠」)
桜花賞・オークス・秋華賞
春シニア三冠大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念
秋シニア三冠天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念

いずれも最高峰のレース群だけにファン数・難易度ともに高く、目標レース指定されることも多い。
三冠達成が二つ名の対象になる他、一部のウマ娘では達成することで特殊イベントも発生する。
特にテイエムオペラオーメジロマックイーンの秋シニア三冠、およびトウカイテイオーの春シニア三冠達成イベは強力なステータスボーナス付きとなっており、目標にはない他の三冠対象レースの出走を推奨されることが多い。

現実の競馬においても三冠は栄誉であり、後にクラシック三冠、春/秋古馬(シニア)三冠には1~2億円の褒賞金も設定されている。テイエムオペラオーはアプリリリース時点で2頭しかいない秋古馬三冠達成および褒賞金授与者であり、これが上記のステータスボーナスイベントの由来。(因みにもう1頭はゼンノロブロイ)
また、秋華賞の開設は1996年と遅く、それまでの牝馬三冠3レース目はクラシック限定競争だったエリザベス女王杯が担っていた。メジロラモーヌはこの時代の牝馬三冠馬。
牝馬三冠から外れた今は現役牝馬最強決定戦という立ち位置になっており、史実およびアプリ版でティアラ路線を進んだダイワスカーレットが続けてエリ女に挑んだのはこのため。

なお、ステータスの「主な優勝歴」及び実況の優先順位はクラシック三冠>秋シニア三冠>トリプルティアラ>春シニア三冠となる。
このため、トリプルティアラの表記を維持したい場合は秋シニアをあえて一戦見送るのも一つの手。

三女神

ウマ娘を導くとされる三柱の神。絵本の題材などとしても親しまれており、「1バ身」は三女神のモデルとなったウマ娘が両腕を広げた時の長さに由来するとされている。
トレセン学園の中央広場には三女神像があり、ウマ娘たちの想いを継承させる場所になっている。短縮していなければ手を握り合っているカットまで見られる。

元ネタはサラブレッドの三大始祖(ダーレーアラビアン・ゴドルフィンバルブ*4・バイアリーターク)。「ぱかライブTV Vol.26 2周年記念 ウマ娘冬の陣!」にて公式に名前が出された。(詳細は元ネタを参照)

2周年のアップデートで追加されたシナリオ「グランドマスターズ」では、彼女らを模したAIがシナリオ中に登場し、様々なサポートをしてくれる。

事故

育成途中に低確率での練習失敗を引いてしまったり、コンディション低下ややる気の低下が続いたり、ステータスが十分なのにレースで負けることを指す俗語。
レースの場合、前のウマ娘にブロックされて抜け出せなかったり、掛かりでスタミナが切れたりという要素が重なって低確率で負ける事がある。
しかしそういうのがなければ現実に万馬券なんて出ないわけで、ある意味レースの醍醐味である。祈れ
目標レースで負けたら大人しく目覚まし時計を使おう。

なおゲーム版のウマ娘はシナリオ中に一時的に不調になったりする事はあるものの、レース中に落馬や骨折など本当の意味で事故ることは一応ない。

シナリオリンク

各シナリオにおいて、育成ウマ娘に選んだりサポートカードに編入したりすると特別な効果を発揮する要素の事。
基本的には上昇ステータスが増加したり、追加でスキルが貰えるようになったりする。
シナリオリンクが一切設定されていないシナリオもある。
ほか、後からシナリオリンクサポートカードが追加実装されたり、シナリオリンク対象として設定されているものの、高レアサポートの実装がなかなかされなかった例(アオハル杯におけるタイキシャトルなど)もあったりする。

コースの種別。名の通り芝生の上を走るコース。芝そのものはターフと呼ばれる事も。
大型のレースのほとんどがこれで、当然有名な馬のほとんどはこっちを主に走ってるので、当然ほとんどのキャラが芝適性A。
芝の管理は大変なので、地方の競馬場では極一部にしか存在しない。
芝適性の低いハルウララで有馬優勝を狙う場合はこの適性をクリアすることが第一の課題になる。

私服

ウマ娘の普段着。
主にストーリーや育成シナリオで見ることができる。
2022/10/19のアップデートver1.23.0で一部のウマ娘の私服が着せ替え機能に追加された。「ホーム設定」「トレーナー名刺」「ライブシアター」「トレーナーノート(キャラクター)」で着せ替えることができる。なお、育成には反映されないので注意。

ジュークボックス

凡そ100年ほど前から存在する、お金を投入すると楽曲を流す事が出来る機械の事。
ゲームではトップ画面右に設置されているミュージックプレイヤーの事。お金は不要で、いつでも好きな曲に切り替えられる。

他の人のリクエストを許可すると、サークルメンバーが変えた楽曲に変更されたり、ランダムでウマ娘が曲を変更していくようになる模様。
ランダムでウマ娘が変更した曲の場合、曲によっては特殊な台詞を読む事が出来る。
楽曲はゲーム内のライブで聞ける曲以外も収録されている。
中にはランダムウマ娘のリクエストで聞く事で初めて自分で選べるようになる楽曲もある模様。バクシンバクシンバクシーン!!

また変わった機能として、ウマいね!を曲に対してつける事が出来、トレーナー本人やサークルメンバー、通りかかったウマ娘がウマいね!した履歴を見られる。
ウマいね!してくれるウマ娘は、比較的その曲やリクエストしたウマ娘と縁があるキャラが多い。

余談だが、サトノダイヤモンドのヒミツ①でもジュークボックスの話が出てくる。馬主が国産初のジュークボックスを開発したセガを買収したサミーの経営者だから?

重賞

数あるレースの中でも公式に格付けを受けているものが該当する。特に注記されない場合は国際的な格付けを指し、ウマ娘でも基本的にそれと同じものをGⅠ~Ⅲと呼んでいる。が、ダートレースが少ないためかリリース時点でも帝王賞、ジャパンダートダービー、JBCシリーズが追加されており、その後競馬場の追加に伴ってさらに追加された。これらは日本国内でのみ重賞として扱われ、一般にはJpnⅠ~Ⅲと表記して区別されるが、ウマ娘では区別せずにGⅠ~Ⅲと呼ばれる。
ウマ娘のみならず多くの競馬ゲーではGⅠすら勝って当たり前のようになっているが、本来はGⅢでも勝てればそれなりの実力があると認められ、血統などの評価基準になる。

ゲーム内ではそれぞれの重賞初勝利時にトロフィーが獲得でき、格付けに応じてジュエルが貰える。また、収集状況によるミッション達成報酬と格付けごとにトロフィーコンプリート時の称号も存在する。
さらに、同じウマ娘で全ての重賞を制覇すると全冠称号が貰えるようになった。
目標レースなどで走ることになるものも多いが、大部分は自分でレースから選択しないと走る機会はないため余裕があれば出走させてみよう。バクシンするだけでも半分近く集められる。
但し、デフォルトで★2以下のウマ娘も重賞に敵として出てくる場合は勝負服と固有スキルパワーアップを取得して出走してくるのであまり舐めすぎないようにしたい。

因みにGはグレードの頭文字。また、重賞の語源は「パターンレース(pattern race)」であり、「”重”要な”賞”」ではなく「毎年”重”ねて行われる”賞”」という意味である。(もちろん重要じゃないわけではないが)

春秋◯◯

レースプログラムにおける特定の二競争を一まとめに総称したもの。二大◯◯とも。
距離やバ場適性など、レース開催の特性における共通点を有する春秋のGIを指す。
グランプリ以外は三冠に含まれないのも特徴。

名称対象レース
春秋グランプリ宝塚記念・有馬記念
春秋スプリント高松宮記念・スプリンターズステークス
春秋マイル安田記念・マイルチャンピオンシップ
春秋ダートフェブラリーステークス・チャンピオンズカップ

本作では両方制覇した際にレース前実況で「二大◯◯戦覇者」と紹介される他、育成完了後の戦績に春秋◯◯で表記される。
特に春秋グランプリは恒常ミッション対象でもあるので一度は制覇しておきたい。

なお、ゲーム内用語集曰く、「春秋」の読みは「しゅんじゅう」である。

ショータイムモード

2021年11月15日より突如開催された期間限定イベント「フジキセキのショータイム」における新モード。通称:ショタ
いわゆるLvの段階を選択可能なハードモードである。
育成を選択する際にLv1~5までの難易度を選択でき、Lvに応じてクリア後に追加報酬を獲得可能。最初はクリアごとにLv1から順にLvが解放される。
Lvが上がるにつれてレースに出走する他のウマ娘が強化される仕様となっており、育成ウマ娘によってはクリアが厳しいものとなる。
最大であるLv5で一部のウマ娘(リトルココン等)のステータスがなんとSランク相当にまで跳ね上がる。さらにコンテニュー(目覚まし時計)不可の制限つき。
ただ、残念なことにLv5の肝心の報酬はLv4に毛が生えた程度しかなく、周回する目的であればLv4以下を選択することになる。
ちなみに、サークル内のチャットで「ショータイム」と発言しようとするとNGワードに引っかかることが判明しイベント期間中の話題になった。

勝負服

キャラクター固有デザインの衣装の事。キャラによっては2着以上所持している。
ウマ娘はデビュー時に提出する<競走者登録>の書類にデザインイメージを記載し、GⅠ出走が決まったタイミングでURAが制作して支給する。
また、年度代表ウマ娘、最優秀ジュニア級、最優秀クラシック級、最優秀シニア級、最優秀短距離、最優秀ダートなどのURA賞の副賞として新たな勝負服が贈られることもあるとか。
かかとがヒールだろうと萌え袖だろうと走行に支障のない構造になっていて、見た目的に走りにくそうでも着るだけで力が湧いてくる服とのこと。
シナリオ中では勝負服専門のデザイナーもいる。

★1、★2キャラは汎用勝負服【スターティングフューチャー】で走ることになるが、ピースを集めて才能開花で★3以上にするとそれぞれ固有の勝負服を解禁することが出来る。
また、固有の勝負服を解禁するとステータスが上がる勝負服イベントの解禁される他、固有スキルのパワーアップと継承ができるようになる特典が付く。
一方でNPCも勝負服を着ると固有スキルがパワーアップ版になるため、GIの勝利難易度を高める要因にもなっている。

現実の中央競馬では、規定のデザインパターンと配色の組み合わせから馬主が選んで登録した勝負服を騎手が着ることになっており、同じ馬主の所有馬は同じ勝負服を着る。
ウマ娘の勝負服でもトウカイテイオーやエイシンフラッシュなど、現実の勝負服の配色をモチーフにデザインされているウマ娘も多いので、注目してほしい。

余談だが、地方競馬では騎手固有デザインの勝負服を着ることになっており、JRA所属馬が地方競馬の交流重賞競走に遠征するときは地方競馬所属の騎手が騎乗する場合でも原則として馬主指定の勝負服を着る。また、地方競馬所属馬がJRAのレースに出走する時に於いて馬主がJRAの登録馬主でない場合は、「枠服」と呼ばれる枠番の色と白を4分割の斜め交互に配した模様の服を着用する。

ジョッキー

現実の競馬においては騎手を指す。ウマ娘が自分の意志で走るウマ娘世界においては存在しないであろう職業。

…のはずなのだが、レースとして「アメリカJCC(アメリカジョッキークラブカップ)」が実装されているため、「ジョッキーと呼ばれる何らかの人たち」の存在が示唆されている。

シラオキ様

本ゲームではマチカネフクキタルが信仰している超常的存在として語られ、
夢の中などで稀にマチカネフクキタルの前に現れ彼女を導く存在。

元ネタは1950年ごろに活躍した競走馬シラオキ。その血統から多くの名馬を生んだシラオキ系と呼ばれる一大牝系の祖であり、マチカネフクキタルの他、スペシャルウィークやウオッカなどがこの血統の中に存在している。(詳細は元ネタ参照)
マチカネフクキタルの信じているシラオキ様が本物のシラオキ本人なのかは不明だが。

審議

現実の競馬、ならびにウマ娘でのレースでは、走行妨害などルールに反する行動や危険な行動と目される行為が見られた際に、レース主催側で審判が下される場合がある。
審議の際には審議ランプが点灯する。審議の結果次第では着順の変更や失格になることすらある。
基本的にゲーム内で行なわれることはないが、メインストーリーではメジロマックイーンの第104回天皇賞での降着処分が再現されている他、育成シナリオではカワカミプリンセスが降着処分となった行為がレース後の出来事として再現されている。因みに、この2人がGⅠにて1位入線から降着処分を受けた1例目と2例目だったりする。

ステイヤー

人間の長距離走者や、長距離レースに強い馬の事。
競馬およびウマ娘において長距離とは2400mを超える領域であり、当然それだけの距離を走破しきる豊富なスタミナが要求される。

現在の国際標準規格である、SMILE 区分では
・long:2101~2700
・extended:2701以上
となっているので、長めのlong区分を走れるとステイヤーと言うことになる。
ゲーム的には2400が中距離で2500が長距離なので、あんまり関係ない。

スパイラルカーブ

船橋レース場の特徴である、コーナーの内外に高低差を付けたカーブのこと。
高低差を付けることで、入口から出口にかけて半径が小さくなる複合曲線を描くことになり、
進行するにつれてカーブが徐々にきつくなるという特殊なコースになる。
スピードを落とすことなく進入できることから高速戦になりやすい一方、
出口で外側に膨らみやすいことから後方からの追い抜きも決まりやすく、
多様なレース展開を導くギミックになっている。

船橋レース場での実況で触れられる他、スパイラルカーブの影響でカメラワークも若干変化する。
なおスパイラルカーブは中京レース場でも採用されているが、こちらでは直線が長いこともあってか特に変化はしない。

スプリンター

人間の短距離走者や、短距離レースに強い馬の事。
最低距離であるこの領域ではスタミナ勝負がなく、スピードこそが勝負の要になるため、スプリンターは基本的にみな快足である。
比較的短距離レースの重賞が少ない理由は、元となる競馬で観る時間が短すぎるとエンタメとして淡白すぎるためだろうか。

ゼッケン

衣装の一種。ウマ娘たちの場合は体操着の上に着用する。
勝負服などを着用している場合も多いが、それ以外はGⅠは青色、GⅡは赤色、GⅢは緑色のゼッケンを使用する。

OP以下のレースを走るライバル達は基本的に勝負服ではなく体操服にゼッケンでの出走となるが、プレイヤーが育成しているウマ娘のみ全てのレースで勝負服を着て出走するため若干浮いていた。
現在は設定を変更する事でGⅡ以下で体操服にゼッケンで出走できるようになっている。

グレードによる色の区別は実際の競馬でも同じ。GⅠで勝利している馬を検索すると大体青いゼッケンを付けた写真が上位に出てくる。出てこない馬はGⅠの優勝記録を持っていなかったり、それ以外のシーンの印象の方が強かったり…

全冠

称号の一つ。TSクライマックスの実装と同時に追加された。
「(名前)担当」などと同じく、各ウマ娘ごとに「(名前)全冠」という形で用意されている。
そしてチャンピオンミーティング・プラチナが対人戦における頂点であるならば、これは一人用プレイにおける頂点到達の証である。

その取得条件は「当該ウマ娘が全てのグレードレースのトロフィーを取得する」こと。
あらゆる距離、そして芝ダート問わずあまねくレースで勝つことではじめてこの称号を得ることができる。
元から万能適性寄りのオグリキャップやアグネスデジタルならまだ取得しやすいが、大半のウマ娘は適性に穴があるためハードルは凄まじく高い。
特にバ場・距離どちらも適性Gスタートだとウララ有馬チャレンジ並の不利前提になり、非常に難易度が高い。
4月の追加継承で上手く適性が上がれば楽になるものの、クラシック3月後半までのレースではそれも望めない。
また、単純にGⅡ・GⅢも走る必要があるため、それなりに育成を周回する必要がある。

そうした艱難辛苦を乗り越えた上で、はじめて全冠を名乗ることができる。
なおウララ有馬チャレンジ達成が前提になる上、ホープフルSを最高でも適性D・Dで挑むことになるハルウララは特に厳しいが、それでも達成者は存在する。推しへの愛の力は偉大である。

ダート

コースの種別。日本では砂で出来たコース(海外では赤土などの土)。
地方レースはほぼ全てがダート。中央でもある程度扱われるが、基本的に芝よりは格が落ちるものとして扱われる。
(これは日本の話であり、アメリカではダートレースが主戦場となっている。)

それゆえ基本的に日本の有名馬を取り扱う『ウマ娘』においてダートが得意なウマ娘はかなり少ない。
初期実装段階ではダートが得意(A)なキャラはハルウララだけ。(オグリキャップ、タイキシャトル、エルコンドルパサーはB)
さらにはオグリキャップとタイキシャトルは☆3なので所持率が低く、最大3人を出走させられるチームレースのダート枠が埋まらないというトレーナーも多かった。
また、ハルウララ(とタイキシャトル)は中距離適性が低いため、オグリキャップを入手していない場合はダートの中距離はエルコンドルパサー頼りでトロフィーを集める必要があった。が、帝王賞だけは目標レースと重なるので最後まで残ったというトレーナーも多い。
現在ではダート特化のスマートファルコンや、芝ダート両刀使いのアグネスデジタルの実装によりダート枠のバリエーションも増え、また自由なレーススケジュールを組めるシナリオの追加により、重賞ダートレースのトロコンも容易になった。ダート得意な★3キャラを引ければ。

ちなみに、チームレースでのダート走の距離は確定でマイルなので継承で適性をA以上にしておくとよい。
ダート専用のスキルもあるにはあるが、入手手段がかなり限られるため、マイル育成用のサポートデッキを転用する人がほとんどだと思われる。

ターフ

の英語表現。
芝そのものを指す時もあるが、「ターフの上で(=走り、レースで)勝負を決める」といったように、言い回しのなかで使われる事も多い。

タマ語

タマモクロスの台詞群を指す俗称。タマモ語とも。
ダミ声と矢印と半角を混ぜ合わせた様な、濁点交じりの関西弁は非常に耳に残る。
サポカで使用したりタマモクロスを育成する際は頻繁に耳にする事になり、これを繰り返し聴いた者の一部は発作を起こしエセ関西弁しか話せなくなる。

  • ウチ↑ト↓イッショニヤロヤァ!
    サポートカードの友情練習で視聴可能。ウチトヤロヤァ!と省略されることもある。
    何をやるのかって?そりゃあ
    長らく実装を待ち望んできたタマモファンにとってサポートタマモの友情練習は貴重な供給源であった。
  • ウミィー↑!
    タマモクロスの育成で夏合宿の休憩コマンドで視聴可能。
    どんな発音の仕方だ。
  • バカイウホウガアホヤチュウネン! ベロベロベー!
    アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』サイドストーリー EXTRA R「まだ見ぬ夢」(現在公式アカウントで公開中)にて、タマモクロスとイナリワンの軽い?口喧嘩が元。
    小学生よろしくの煽り文句である。
    何かで聞いて非常に耳に残った人もいるのではないだろうか。

垂れる

レース終盤にスタミナ不足で失速・後退、もしくはスパートタイミングが遅れて相対的に順位が下がること。
後退する当人の着順悪化もさることながら、その後ろにいる者にとってはブロックになりうるのが脅威。
この失速したウマ娘の事を「垂れウマ」と言い、これを避けるようにポジションを整える、といった効果を持つのがスキルの「垂れウマ回避」である。

地方ウマ娘全国協会

URAが管轄するトゥインクルシリーズが「中央」と呼ばれるに対して、「地方」と呼ばれる大井や笠松などでのレースを管轄する団体。通称NAU(National Association of Umamusume [Racing]?)。

チーム

トゥインクル・シリーズでの活躍を目指してトレーナーが立ち上げ、URAから認定を受けた集合体。
育成シナリオでは基本的に担当ウマ娘1人のことしか描かれないが、メインストーリーや他メディアでは1人のトレーナーがチームとして複数の担当ウマ娘を育成している様子が見られる。また、多数の担当ウマ娘が在籍する強豪チームではサブトレーナーが所属していることもあり、メインストーリーはこのサブトレーナーがチームを引き継ぐところから始まる。

漫画『STARTING GATE!』によると、授業でいいタイムを出すなどして推薦されるとチームの選抜試験を受ける資格が得られ、選抜試験で合格するとチームに所属してトレーナーが付く。但し、推薦されても選抜試験を受けないウマ娘も一定数いるとのこと。
アニメ1期でもチーム<リギル>が入部テストを行っている。

着差

ゴールした瞬間のウマ同士の距離の事。ゴールイン後の電光板に表示される。
差が小さい順に、ハナ差<アタマ差<クビ差<1/2バ身差<3/4バ身差<1バ身差<・・・<10バ身差<大差、と表現する。これを見ればどの程度接戦だったのかが文字で分かるという寸法。
なお、現実の1馬身は約2.4mだが、ウマ娘ヘルプ・用語集「バ身」の項目によると1バ身は約2.5mらしい。また、これは「三女神のモデルとなったウマ娘が両腕を広げた長さに由来する」とされており、一般に両腕を広げた長さは身長と同程度になるとされているのでかなりの高身長。

ウマ娘の二つ名の一部はこの着差が条件に含まれているため注意。

中央競馬場

札幌・函館・新潟・福島・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉の10競馬場のこと

直線

コース上で曲がり角になっていない真っ直ぐな道の事。スピードと加速力が求められる。
特に最終コーナーを抜けた後の最後の直線ではどのウマ娘もラストスパートをかけていく部分であるが、
レース場によっては最後の直線が極端に長かったり短かったりする。中山の直線は短いぞ!

韋駄天ステークス、ルミエールオータムダッシュ、アイビスサマーダッシュの3つのレースは
カーブが存在せず、直線を走り抜けるだけの1000mレースとなっており、
この3種すべてで1着を取ると直線番長という称号を得られる。
これらは新潟レース場特有の直線コースを用いたものであり、通常のレースでも新潟は直線が長い。
その長さは実に中山の2倍以上である(中山308m・新潟658m)。
チームレースでもまれに出てくるのだが、マルゼン・タイキの固有スキルを含むコーナー系スキルは発動するタイミングが全くないので注意。

詰まる

前方に複数のウマが横並びに密集していて抜け出しにくい状況の事。ブロックにやや近い状況だが、この言葉を使用するときは横は開いているといった場合が多い。
複数のスキルの発動条件に書かれているにもかかわらず具体的にどういう状況なのかゲーム内用語集に書いていないのでゲーム内での判定がこれと同じ状況であるのかは不明。

ティアラ

桜花賞・オークス・秋華賞の事。
このうち2つに優勝するとダブルティアラ、3つすべて優勝するとトリプルティアラの称号を得られる。

実際の競馬では牝馬しか出走出来ないレースであり「牝馬三冠」と呼ばれるが、ウマ娘はそもそも全員女の子なので出走制限はない。
そのせいでクラシック三冠との住み分けが分かりづらくなっている。(一応、距離ごとに別個に存在する3冠路線のうち、どちらかのみに絞って出走するのが普通だが、みたいな描写をされている。)

テイオー語

トウカイテイオーの台詞群を指す俗称。
まさしく半角のカタカナを声に変換した様にも聞こえる鳴き声声色で繰り出される台詞は非常に耳に残り、これを繰り返し聴いた者の一部は発作を起こしテイオー語しか話せなくなるという。
なお、ぱかチューブでゴールドシップが物真似をした際は、喉を酷使してそうでそうでもない声だと表現している。物真似をしたい人は参考にしよう。

  • ウミダー!
    夏合宿中に休憩コマンドを選択すると聞くことが可能。
    「ウニダー!」や「ウェミダー!」派の人もいるが、結局のところ正しくは「うみだー!」である。
  • モンニ!
    レース前や勝利後に聞くことが可能。
    単体の台詞ではなく「勝っちゃうモンニ!」「ヨユーヨユー!次も一着取るモンニ!」の様に語尾にある。
    正しくは「~もんね!」なのだろうが、どう聞いてもモンニである。
  • ウェッヘン!ミタカ!コレガテイオーサマノジツリョクダー!
    重賞レース勝利時に聞ける台詞。
  • ボクガマケルナンテー
    レース敗北時に聞ける台詞。
  • カイチョー
    シンボリルドルフを呼ぶ時の台詞。
    実際に聞いてみると何とか全角カタカナっぽく聞こえる。
  • ハチミーハチミーハッチミー♪ハッチミーヲーナメールトー♪アシガーアシガーアッシガー♪ハヤクー♪ナルゥー♪
    アニメ二期で聞くことが可能なスイーピーな呪文。スーパーとかの鮮魚売り場でよく聞くあの歌な(中の人間による)替え歌である。
    テイオーの好物であるハチミツの様な原材料不明の何かがテーマなソング。
    ゴルシやツインターボによる改変verも存在する。
    MAD動画とかでよく扱われるほど知名度が高く、テイオー語と聞いたらまずこれが思い浮かぶ人も多いのではないだろうか。
  • ワケワカンナイヨー
    ワケワカンナイ時に聞ける台詞。

蹄鉄

馬の足裏につける、走行を補助するU字型の金属パーツの事。天然の蹄だけでは削れて人間の使役に耐えられないため着用する。
ウマ娘の世界にも同じように走行補助パーツとして存在していて、裏側の爪先付近に蹄鉄が付いた靴が販売されている。
また、ウマ娘自身が蹄鉄を整備している場面も見られる。サクラローレルの1コマでもヴィクトリー倶楽部第一訓として自分の蹄鉄は自分でお世話という教えが出ている。
なお、競馬のように蹄鉄が落鉄することもあるらしく、漫画『STARTING GATE!』ではトウカイテイオーがトレーニング中に飛ばして危うくダイワスカーレットに当たりかけたり、アニメSeason2ではレース開始が遅れたりしている。

ゲーム中ではサポートカードの売却などで入手できるアイテムとして登場するが、説明文に「蹄鉄型の○色のお守り。」とあるので靴の裏に付けているものとは別物のようだ。

適性

ウマ娘ごとに持つ、才能とも呼べる部分の事。
主に距離、作戦、バ場の3つの区分で、初期はG~Aまで、因子の継承によってSまで上げることが出来る。
ランクによって区分ごとに特定のステータスに補正が入るのだが、B以下の場合は該当ステータスにマイナスが入ってしまうために厳しい戦いを強いられることになる。
しかし逆に適性Sに出来ると、素のステータスに対してプラスの補正が入るため、カンストしたステータスでもそこから底上げできることになり非常に強力。
因子を受け継ぐことで苦手な距離でも克服することが出来る為、サクラバクシンオーで天皇賞春を走破!なんてことも出来る。
なお、その馬が距離、作戦、バ場の3種をSにすると、完全適性なる称号を入手できる。ステータス次第だが当然、条件が揃えば非常に有利。

天皇賞

重賞競走(G1)に分類されるレース。春・秋に条件を変えて開催される。
それぞれ春天、秋天などと略されることも。春→秋と連覇すると「春秋連覇」、秋→春と連覇すると「秋春連覇」と呼ばれる。
春は京都の長距離、秋は東京の中距離のレースとなっており、どちらも出場者は強豪ぞろい。
春天はゲーム中におけるGIレース中最長の距離を走るため、長距離馬でもスタミナを鍛えていないと入着は難しい。

優勝杯の代わりとして「楯」が贈られる(皇室から下賜される)ため、転じて天皇賞を制する事を「楯を勝ち取る」等と表現する事もある。
アニメ版でもメジロ家に保管された楯が描写されており、それを受けてゲーム内でもトロフィーは楯の形となっている。

日本競馬の中でも歴史の長い賞であり、かつては勝ち抜き制(どちらかでも勝つと再出走不可)だったり、秋も3200mの長距離レースだったり、外国産馬の出走が制限されていたりと、時代と共にルールが改定されてきた。
メジロ家の元ネタである旧メジロ牧場が並々ならぬこだわりを持っていた賞であり、メジロの競走馬は長距離戦に耐えうるステイヤー配合が目立っていた。秋天の2000mレースへの短縮に最後まで抗議していたのもメジロ牧場である。

トゥインクル・シリーズ

URAが主催する、多くのウマ娘が競っているレースの総称。現実における中央競馬はこれに置き換えられている。
ただし競馬と違って賭博は行われていない。純粋なスポーツ興行(とライブ興行)であるようだ。

漫画『シンデレラグレイ』の描写だと、現実で言う地方競馬にあたるものは「ローカルシリーズ」と呼ばれてトゥインクルシリーズ(=中央競馬)とは区別されているようだ。
また、トゥインクルシリーズの優秀成績者が臨む第二のレースキャリアとして「ドリームトロフィーリーグ」が存在する。

時計

競馬では伝統的に、ラップタイムなどの時間のことを「時計」と言う。
一方で、ゲーム中ではレースをやり直せる目覚まし時計というアイテムが存在し、これを時計と呼んでいるプレイヤーもいるため一部の人間に混乱を与えている。

有志の調査結果によると、ウマ娘のレース勝ち時計は現実のレコードタイムを超えないように補正?調整?がされているらしい。
100m走を8秒で駆け抜けるFCゲーとは違うようだ。

ドリームトロフィーリーグ

トゥインクルシリーズで優秀な成績を収めたウマ娘の次のステージとして用意されている舞台の事。
ただしこちらに移籍すると二度とトゥインクルシリーズには出走できなくなる。

アニメ1期第8RのWDT(ウィンタードリームトロフィー)の放送を視聴するシーンが恐らく初出。ナリタブライアン、マルゼンスキー、フジキセキ、オグリキャップ、ヒシアマゾンなどを相手にシンボリルドルフが勝利している。トゥインクルシリーズで勝利を重ねればドリームトロフィーに進めるとの説明もある。また、続く第9Rではサマードリームトロフィーの新聞記事も写っている。さらに、第12Rでウィンタードリームトロフィーの出バ表が表示され、続くEXTRA R(事実上の第13R)でレース風景も描かれている。因みに、アニメSeason2第3Rではスペシャルウィークがドリームトロフィーでの勝利を願っている。
ゲーム内では、グラスワンダーの育成シナリオではマルゼンスキーが、オグリキャップの育成シナリオではタマモクロスが、それぞれドリームトロフィーリーグに進もうとしていたことが語られている。
メタ的には「トゥインクルシリーズ(=日本の競馬)から卒業する」という点から昇格というよりむしろ引退(本筋からの除外)に相当している感もある。

トレーナー

アスリートとして活躍するウマ娘を指導する人々の事。プレイヤーもトレーナーとしてトレセン学園にやってきている。
設定としては、ウマ娘たちは選抜レースに出場して評価の機会を得、そこからパートナーとなるトレーナーを得て初めてデビューの機会を得る事が出来る事になっている。(稀に選抜レース以外での縁によってパートナーになる事もあるが。)
あまりに長い期間トレーナーから声がかからないウマ娘はアスリート以外の分野へ進む事を進められたり、目に余る問題行動によってトレーナーがつかないものに至っては退学を勧められる場合も。
育成シナリオではトレーナー1人につき担当ウマ娘1人のように見えるが、メインストーリーや他メディアではチームとして複数のウマ娘を指導している場面も見られる。また、特定のチームを持たずにチーム未加入のウマ娘達を指導するトレーナーもおり、こちらは特に教官と呼ばれる。

トレーナーの多くは人間であり、本ゲームのプレイヤーも原則的に人間として扱われている。とはいえウマ娘たちの破天荒な行動に振り回されたり、泣きながら走り去るウマ娘を追いかけたり、ごく稀に追いついているあたりを見るに人間としては身体能力はかなり高い方だと思われる。
トレーナーの経歴や人となりはウマ娘ごとによって異なるようで、几帳面だったり逆にずぼら気味だったり、料理上手だったり逆に担当ウマ娘に料理をしてもらったり…と様々ではあるが、あらゆる出来事をトレーニングに活かしてしまうぐらいにトレーニングのことしか考えていないような人間である点だけは不変。

なお、プロフィールから性別を変更することができる。
イベントが大きく変わる事はほとんどないが、選択肢の言葉づかいが変わったり、性別によって呼び方が変わるウマ娘も存在する。
また、男性が苦手という設定を持つメジロドーベルは、性別が違う事でセリフや会話の流れが大きく変わり、もはや別のキャラと言っていいくらい印象が変化する。

トレセン学園

正式名称:日本ウマ娘トレーニングセンター学園
正確には、レースを開催している各地方にも個別にトレセン学園があるが、劇中で区別なくトレセン学園と言ったら中央のトレセン学園のことである。
地方にあるトレセン学園の一例がカサマツトレセン学園(漫画『シンデレラグレイ』の始まりの舞台)。

日本ウマ娘トレーニングセンター学園

通称:トレセン学園。約80万㎡の敷地と2000人弱の生徒数を誇る日本最大規模の歴史あるウマ娘育成施設。
現理事長は秋川やよい。スクール・モットーは「Eclipse first, the rest nowhere.」(唯一抜きん出て並ぶ者なし)*5

比較的自由を尊重する校風で、一癖も二癖もある生徒がひしめき合う魔境おおらかな学園。
最寄駅は東府中駅。基本的に全寮制で、栗東寮と美浦寮が存在する。
中等部と高等部があり、一般的な中学・高校と同等の普通教育の他、レース座学、ウイニングライブ、スポーツ栄養学などウマ娘ならではの教育もある。
学年もきちんと設定されており、同じ中等部・高等部の中でも先輩・後輩呼びが見られる。

アニメ内での中等部に関する設定など

アニメでは中等部をジュニアクラスとも呼んでおり、A~Cの3組に分かれている。
ウオッカ世代はA組、ウララはB組、スペ世代はC組に所属。
C組はジュニアクラスの年長組であるとの発言から、A→B→Cと上がっていくものと推測される。
C組に上がるとシニアのオープンクラスに挑戦できるようになる。

トレーナーも在籍するが全てのウマ娘に付いているわけではないため、トレーナーが見つかるまでは自主トレーニングに励むことになる。
転校の頻度は高いらしく、アスリートとして活躍開始する時期もウマ娘によりまちまち。高等部だからといってアスリートとして歴が長いという訳でもなかったりする。

トレーニングセンターは実在する施設であり、中央競馬では茨城県美浦村と滋賀県栗東市の2箇所に分けられている。
また、東府中駅は東京競馬場の最寄駅の一つであり、元々はトレーニングセンターと競馬場が一体的に運用されていたことを反映していると思われる。

現代日本の地図を当てはめて考えると、東京競馬場に隣接する形で学園の敷地を確保するのはやや難しそうなため、
近所のボートレース場とか霊園辺りがなかった物にされてるのかも知れない。

人気

ファンの予想による人気。ウマ娘のレースは賭けられないのだが、何らかの人気投票はしているようだ。
3つのマークは専門家達の予想で、予想印の順番は◎>◯>▲>△。
なお、レース結果の予想という意味では現実の競馬以上に信用できない
この予想はそれぞれのステータスの平均の数字と調子で判断しているらしく、ステータスを絞って育成したウマ娘など、一部のステータスが他に比べて極端に低すぎると総合ステータスで勝っていても人気が低くなることが多々ある。(もちろんそれがレース運びに有利なステータス配分になっていれば普通に勝てる。)
特にURAファイナルズはNPCの能力値が平均的なため特化型育成をした場合だと評価の差が激しくなりやすい。
NPC同士でなら育成傾向が大体同じなので強さの序列としては目安になる。

逃げ切り☆シスターズ

スマートファルコンをリーダーとした逃げウマアイドルグループ、ウマドルである。
歌う曲はオリジナルソング「逃げ切りっ!Fallin' Love」。

元々はウマドル活動をしているスマートファルコン1人だけだったが、いつの間にかミホノブルボンとサイレンススズカが巻き込まれ、勝手にユニット結成。この3人が逃げ切り☆シスターズの初期メンバーとなる。
ある日の就寝中、夢の中で大きな会場でライブ活動を5人で行う様を見たスマートファルコン。その後、フクキタルの占い『今日、あなた方から逃げ切ったウマ娘がメンバーとなるでしょう』を受けたことでメンバーを2人加えることが決定。この際、ミホノブルボンが「矛盾をはらんだ言葉だと思うのですが……」と指摘をしている。
スーパーのタイムセールに急いだアイネスフウジンに「逃げ切り」を見出し、そのまま追いかけてメンバーに勧誘。ウマドルとして活動すれば家計の足しにできるという交渉の末にメンバー入り。
この時、メンバー志望の為にマルゼンスキーが後方から追いかけてきていた。「青春を駆け抜けたい」「イマイチな自分から逃げ切りたい」というアピールにより、スマートファルコン曰く「走り以外の何かから逃げ切りたいという気持ち、申し分ありません!」*6と評価されめでたくメンバー入りを果たす。この際、後ろから差してきたマルゼンスキーに対し、ミホノブルボンが「逃げというより追込では……」と指摘をしている。
なお、ウマドルのダンストレーニングのシーンで若者の動きについていけないマルゼンスキーがバテてしまっている様子が見れる。

メンバー
スマートファルコン
サイレンススズカ
ミホノブルボン
アイネスフウジン
マルゼンスキー

実は逃げを得意としたウマとしては競馬史に残る伝説級のメンバーが揃っている。
マルゼンスキーは8戦8勝の無敗記録を持ち、8レースでの着差の合計は60馬身以上。引退後は種牡馬としても活躍した。JRA顕彰馬にも選ばれている。
アイネスフウジンは第二次競馬ブームの影響もあって過去最高の観客動員数と売上で盛り上がる日本ダービーにて、15年振りの逃げ切り勝利を果たした。その際騎手を称えて起こったナカノ・コールも有名。
ミホノブルボンは無敗のクラシック二冠を決めた後の菊花賞でライスシャワーに次ぐ2着に入り、無敗のクラシック三冠に最も近付いた。
サイレンススズカは逃げに転向してからは連戦連勝で、後に日本調教馬として初めて凱旋門賞2着となるエルコンドルパサーに国内で唯一の黒星を付けた。
スマートファルコンはGⅠを含む重賞19勝をあげ、平地重賞最多勝記録や重賞最多連勝記録を持つ。

野良◯◯

ストーリーに沿った固定ライバル枠ではなく、数合わせとして出走してくるウマ娘の俗称。特に警戒されるのはネームドのウマ娘。
史実補正などはないのでステータス上はモブよりちょっと高い程度だが、初期実装組の場合は容赦なく固有スキルを使う他、追加実装組でもナリタブライアンは金特「アガってきた!」を固有のごとく扱ってくる。
このため、育成ウマ娘も固定ライバルもブチ抜いて野良が勝つ事故は往々にして起こりうる。
中距離の野良会長や長距離の野良ゴルシ、固有もある上にスタミナが高めの設定になっている野良クリークあたりは特にスパートが強く事故要因になりやすい。
1stアニバ以降は「ノンストップガール」持ちのウオッカや、固有のタイミングが変更されたタイキシャトルも脅威。
ごく稀にネームドですらないモブウマ娘に一位を奪われてしまう事もあるが。レースに絶対はないのだ…

ぱかチューブっ!

ウマ娘宣伝担当(自称)のゴルシちゃんが中心となって更新されてきたウマ娘公式チャンネル。公式テーマソングまである。
ゲームリリース後は事実上のウマ娘公式YouTubeアカウントとして機能しているが、今でも時々ゴルシちゃんの小ネタが投稿される。他にもテイオーやオグリ等のゲストが呼ばれてウマ娘と全く関係のない(開発会社すら違う)ゲーム実況をやる回も。
チャンネル登録者数が増えた記念にアイテム類が配布されることもあるのでまだフォローしていないトレーナーはフォローしよう。

ちなみに、登場するゴルシちゃんをvtuberとして見ると、vtuber文化黎明期の頃から活動している事になるらしい…
ウマ娘を実況配信するvtuberたちのほとんどの大先輩ことゴルシちゃんである。

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https://www.youtube.com/channel/UCAWxPGGuIfWME2KTLUmSCHw

バクシン教

「(サポートカードをスピードで固めて)ひたすらスピード練習をする」という育成方法のこと。俗語の一つ。ひたすらスピード練習する事を「バクシンする」と表現するなど、動詞として用いられることもしばしば。
ゲーム開始直後から確定で入手できるサクラバクシンオーに対してこの育成方法を行うと、いとも簡単に全レース1着&URA優勝できることがサービス開始初期に発見され、容易に勝利を持ち帰ってくれるバクシンオーの強さにあやかってそう呼ばれるようになった。
当時は情報も少なく、まともにURAファイナルを優勝することすら難しいとされていたため、誰でも簡単に真似できて簡単に優勝できてしまうこの育成方法は大変重宝されていた。

名前こそ「バクシン教」であるが、サクラバクシンオー以外でも「逃げor先行」で「目標レース(で順位を求められるの)が短距離・マイルのみ」のウマ娘なら基本的にどのウマ娘でも適用可能。逃げ・先行適性が皆無なハルウララでさえこの方法で育てて逃げさせればほとんどの適性レースで勝ててしまう。(負けイベントの有馬記念は除く)
一方で、短距離~マイル以外の距離ではスタミナや根性が足りず普通に失速して負けやすいので注意。
また、他ウマ娘との競り合いが多い上にデバフが飛び交うチーム競技場では力を発揮しにくいため、ある程度サポートカードが揃ったらバクシン教ビルドから少し崩してバランスを取ったほうが戦績が上がりやすい。

サービス開始初期から発見された育成法であるが、現在でも始めたての初心者や、時間効率重視の育成(デイリー消化、因子ガチャ、金策、イベントpt稼ぎ…)を行いたい人などには活用される育成方法。
尚、この方法で育成しやすいサクラバクシンオーやハルウララ、マルゼンスキーは継承で相性が良いキャラが少なめ。カレンチャンやタイキシャトルは相性が良い相手も結構いる。

ちなみに何の因果か、ぱかチューブっ!にて投稿されている初心者向けゲーム解説動画に登場する指南役もサクラバクシンオー。
バクシン!バクシン!バクシーン!

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https://www.youtube.com/playlist?list=PLzFNGS7Rcf-P0yASPXeTqMFXL-1glCWbZ

パドック

レース前の馬を下見する場所の事。
馬の様子、筋肉の発達具合、体重の増減、かわいさなどから、当日のコンディションをチェックする。
アニメではかっこよくマント等を投げ捨てるシーンが見られる。そして自分で拾う。
ゲーム中では「〇番人気、△番、×××××。実力は~」などとアナウンスがある画面。
この画面で作戦などを変えられるほか、他の参加ウマ娘たちのステータスや、レース時のコンディションごとに固有モーションも確認できる。(絶不調~不調、普通、好調~絶好調の3パターン)
スキル取得はもう一つ前の出場レース選択画面でなければできない。
目覚まし時計で再開される画面もここからなのでスキルの取得忘れに注意が必要。

バ場状態

レース当日の路面の様子のこと。良・稍重(ややおも)・重・不良の四段階で表記される。
後者ほど含水率が高く、不良バ場ともなるとコース表面に泥と水たまりが浮かぶこととなる。
水が影響する都合から天候との関連も強く、雨・雪では稍重以上が発生しやすい。

芝コースでは重くなるほど芝がぬかるんで滑るため、良バ場が文字通り最良のコンディションである。
対してダートでは稍重~重だと砂同士がくっつきやすくなるため、強く踏み込まないと砂が散って推進力が逃げてしまう良バ場より走りやすいとされる。ただし不良ともなると砂が水に浮いて滑ってしまうため、一気に良バ場以下へ悪化する。

なお実際には含水率と別に、開催日のレース順などの影響で芝のコンディションも変動する。
車でも悪路での安定走行にはパワーが必要になるように、水を含まずとも芝が剥げたり穴だらけになった路面では負担が増す。
アニメ2期でも描写がなされており、5話でテイオーとマックイーンが激突した天皇賞(春)は芝が剥げ上がり、インコースがダートと化す過酷な状況での戦いとなった。
幸い、アプリ版ではレースにおける含水率以外の変動は起きないが、URAファイナルズのシナリオでは芝のコンディション問題でファイナルズの開催が危ぶまれる場面がある。

ハロン

1ハロン=1/8マイル=201.168mだが、日本の競馬では200mを1ハロンと呼ぶ。
競馬場には1ハロンごとにハロン棒が立てられており、このハロン棒を見ればゴールまでの距離が分かるようになっている。但し、このハロン棒に書かれた数字はゴールまで◯百mを表している。2と書かれたハロン棒を通過したら残り200m(=1ハロン)というふうに読み取る。
また、特にゴール直前の3ハロンは「上がり3ハロン」と呼ばれて重視される傾向にある。
因みにハロンの頭文字はF(=Furlong)。競馬関係で1Fなどと書かれていても1階や1/60秒のことではないので注意。

風紀委員会の掟

ストーリーイベント「トレセン学園応援団」にて存在が明らかになった。少なくとも56ヶ条存在するらしい。

風紀委員会の掟56
『助けを求められたら、即行動!』

プール

トレセン学園の施設の一つ。アニメ1期2話、うまよん2話、2期1話でも登場している。
本作ではスタミナトレーニングの全Lvで使用されており、スタ極育成すると頻繁にこの屋内型プールへ駆けこむことになる。
なおオグリキャップなど、一部のウマ娘はビート板を使う。
トレーニング失敗時は全Lv共通で足が攣る。

現実の競争馬でもプールは調教施設として扱われている。
心肺機能向上によるスタミナ強化だけでなく、脚部への負担が軽減されるので故障休養明けのリハビリにも使われる。
馬にもやはり泳ぎの得意・不得意はあり、オグリキャップは泳ぎが下手だったことで有名。ビート板を使っているのはそこからだろうか。

プリファイ(プリンセス☆ファイター)

カワカミプリンセスを始めとする一部のウマ娘から人気のあるテレビアニメシリーズ。
ニシノフラワーはおまけシール欲しさにグミを買っている。
初代のタイトルは「爆走猛姫☆プリンセスファイター」。

ブルマ

現在ではもはやコスプレの類の代物だが、ウマ娘世界では牝馬に由来するウマ娘が運動時に着用している。(牡馬は短パン)
ゲーム内でも設定することで育成中にGⅡ以下のレース出走時に着用させることができる。

ブロック

特にインコースを走っている際に、前と横に他のウマ娘が陣取ってしまい抜け出せなくなる事。みんな嫌いな奴。ビッグアーサー前が壁!
特に差し型はステータスが勝っててもこれで事故る事も多い。
予防策としては、スタートダッシュで良い位置につけるようスピードとパワーを上げておき、最初から最後まで前に出てブロックされる状況にさせない、
ステップ系や視野系のスキルを取得したり、パワーと賢さを育ててブロックされにくい走行ルートを選択させるなど。
どんなに鍛えていてもレースに出場しているウマが多いとどうしようもない時もある。

ホームストレッチ

決勝点(要はゴール(板))やスタンドのある側の直線のこと。
たまに実況で聞ける。逆側はバックストレッチだがゲーム中ではあまり出てこない。向こう正面と実況されることはよくあるが。
実況で「〇回目のホームストレッチへ」というのは、長距離レースなどで複数回コースを周回する際の目安として使われる。
(ゲーム中ではカメラが近すぎて今どの辺を走っているのか分かりにくいが…)

マイラー

1マイル=1600m前後の距離を得意とする馬の事。
スピード最重視の世界である短距離よりも少しではあるが長いため、最低限のスタミナも兼ね備えている必要がある。
短距離とは200m程度挟んだお隣だが、史実におけるサクラバクシンオーとノースフライトのように、このわずかな距離の差が互いの本領を分ける絶対的な壁になることも珍しくない。

まぎれ

実力のあると見込まれた馬が本領を発揮できず、良い走りが出来なくなること。
ゲーム中でもレースの実況で聞けることがある。バ群が混戦状態となり、抜け出せなくなるウマ娘が出てくる場合がある、といった意味で使われているようだ。

魔法

スイーピーの唱える呪文。呪文のほとんど全てが花の名称。
そもそも、この魔法使い大好きっ娘という設定付けの由来は「奥様は魔女(1964年放送)」というアメリカのTVドラマ番組が関係している。現実のスイーピーの親の競走馬であるタバサ・トウショウ、サマンサ・トウショウの名前は、このドラマの登場人物である祖母タバサおよび母サマンサが元ネタである。このことからウマ娘としてのスイーピーの設定に『魔法』という要素が加えられることとなった。
ウマ娘(ゲームアプリ)内のストーリーでは、父の言うことを聞かないわがままなスイーピーを、祖母(呼称はグランマ)が魔法と称したマジックで喜ばしたのが事の発端となっている。その一件から祖母のことを本物の魔法使い、大魔女と思い込んでしまい今の天才魔法少女スイーピーに至る。
サジ加減次第で☆が付いたり付かなかったり前口上が変わったりする、とても都合の良い呪文。呪文の元祖製作者である祖母が好きな花の名前をモジったり並べ替えている様を見て真似しているのだろう。

合体魔法
スイーピーとの友情トレーニング時のボイスより
大層な魔法らしいが尺の都合で特に呪文の詠唱はない。
「やるわよ!合体魔法!」
親の声より聞いた魔法。
ケキトコウイ
SRサポートスイープトウショウ【見習い魔女と長い夜】より
逆から読むと「いうこときけ」。スイーピーな洗脳魔法である。
制裁魔法『寮長指導』
SRサポート スイープトウショウ【見習い魔女と長い夜】より
上記の魔法を無効化し術者に罰を与えるフジキセキ寮長お得意の魔法。
ブラッサボラ・ノドサ パフィオペディラム・デレナティ
2021/7/29イベント『あの娘が水着に着替えたら ウマ娘夏物語』より
赤いバラと白いハトを召喚する幸福な呪文らしい。当然だが失敗してしまい涙目に。
花言葉はブラッサボラ・ノドサが「気高く生きる」、パフィオペディラム・デレナティが「優雅な装い」
ゼーラゼーラ・ウニニウム
ウマ娘ストーリー2話より
祖母に教わった呪文。
祖母曰く『ハーブゼラニウムの魔法』らしく、ゼラニウムをモジった呪文である。
花言葉は「育ちの良さ」「尊敬」
リザード☆フィッシュ☆カメレオン
ウマ娘ストーリー4話より
心労で倒れたトレーナーを起こそうとした時に魔法薬(つぶした雑草)と併用して唱えた呪文。パッと見すると御三家ポケモンだが違う。
乾燥したドクダミの葉をすり潰して対象の口の中いっぱいに詰め込むことで確実に覚醒させる。
ドクダミの英名は表現が様々で、「チャイニーズリザードテール」や「フィッシュミント(ハーブ,ワート)」、「カメレオンプラント」がある。
つまり、今回の呪文は読み方を変えただけである。
ソーンズ☆ソーンズ☆エントワイン
ウマ娘ストーリー5話より
英語でソーンズは「茨」や「棘」、エントワインは「絡みつく」を意味する。
意味合いは「茨よ絡みつけ」だろうか。スイーピー曰く対象を足止めするというものらしい。
未提出の宿題の穴埋めとして補修を受けることになり、先生から逃げたくて唱えた。もちろん発動はしない。
『刹那に綴れアルストロメリア☆』
ウマ娘ストーリー5話より
曰くスピードアップの魔法らしい。嫌いな勉強をする時に使用した。
アルストロメリアの花言葉は「知性」
『駆けるがごとく解けアルストロメリア☆』
ウマ娘ストーリー5話より
上記の魔法と同様のものらしいが前口上が違う。
重ね掛けの際は口上を変える必要があるのか、それともそれっぽく言ってるだけなのか不明
ブルー・フルール・ミオソティス
トーク「日常会話1」より
パパに折り返しで電話をかけてあげたら出なかったので、この呪文を留守電に。
前2つはブルーが青、フルールがフランス語で花。そのまま「青い花」という伝えたい花の特徴のヒントである。3つ目のミオソティスの花言葉は「私を忘れないで」
つまり、スイーピーは花言葉の意味をパパに知ってほしいツンデレ。
トゥインクル・トゥインクル
ホーム画面設定時
楽しい一日になる魔法
英語で「キラキラ光る」
変化の魔法
ホーム画面設定時より
コウモリに変化の魔法をかけようとしたが逃げられ失敗
アイリス・ペンタス☆
ホーム画面設定時より
授業をお昼寝の時間にする魔法
花言葉は「願い事」
ディモルディモル・フォセカ☆
育成中(やる気普通以上・体力45%以上)より
準備万端の呪文らしい。
ディモル・フォセカの花言葉は「元気」。ニュアンス的に「チョー元気!」だろう。
クローブ☆クローブ☆クローバー
育成の福引きイベントより
幸運を呼ぶ魔法らしい。クローバーと言えばやはり「幸運」である。
やる気魔法
育成中(やる気好調?以上・体力45%以上)より
曰くやる気魔法。呪文の詠唱は今のところ未確認。
エゾギクアスター
育成中(やる気絶不調?)より
天候を変化させて嵐を呼び雷を落としトレーニングを中止にする魔法。
エゾギク=アスターである。
花言葉は「変化」。花の色や草丈が短いものから長いものまである等、多種多様であることにちなんだ。
パキラ・ガーベラ・グラジオラス
育成中(目標レース出走前)より
準備万端の呪文2。
花言葉は左から「快活・前進・勝利」
いただき☆ストレリチア
固有スキル。
ストレリチアの花言葉は「輝かしい未来」
レースの魔法
祖母曰く一番の魔法らしい。
スイーピーがレースを走ることになったきっかけ。

魔法少女☆スイーピー5

サトノダイヤモンドの勝負服イベント「スイーピー5☆入団テスト」やスイープトウショウのトーク「日常会話6」で存在が明らかになったスイープトウショウをリーダーとしたグループ。

メンバー
天才魔法少女スイーピー(スイープトウショウ)
タキオン博士(アグネスタキオン)
マジカル・ブラック(キタサンブラック)
マジカル・ダイヤ(サトノダイヤモンド)

耳飾り

ウマ娘が頭部~耳付近につけている装飾の事。競走馬がつけるイヤーネットを付けている子も多いが、さらにそこからつけている事が多い。
右耳の場合は牡馬、左耳の場合は牝馬を表している。両耳の場合は・・・。
なお人間の耳の部分は恐らく無い。少なくとも聴覚はついていない。アニメ1期では、やたらと長い受話器をウマ耳に近付けて電話している。因みにSeason2ではスマホはスピーカー機能を使って通話している。

向こう正面

ホームストレッチ(ゴール板やスタンドのある側の直線)「ではない」直線のこと。競馬中継などではコース中央部を挟んで向こう側に映されることが多い。
ゴールからは離れているためあまり大きな動きは起こりにくいが、直線系のスキルの発生には関係が深いため重要なポイントではある。

メジロ家

「メジロ」を冠するウマ娘の名家の一族。メジロマックイーンやメジロライアン、メジロドーベル、メジロパーマーなどがいる。
かなりのお金持ちらしく豪勢なお屋敷に住んでおり、執事はもちろんお抱えのシェフやら主治医などを雇っている。無人島に別荘もある。
「おばあさま」が現在の当主のようで取り仕切っている。学生ウマ娘とおばあさましか出てこないので、詳しい事情がどうなっているかは分からない。
彼女達の血は直接繋がっている設定なのか、全国で生まれたメジロの名を冠するウマ娘を集めているのかは不明。ウマ娘の出生システムの詳細が深く関わるのでたぶん永遠に不明。

ゲームシステムとしては、継承の相性が良いらしい。と言ってもリリース時点では2人しかいなかった上にマックイーンは★3で入手している人も少なく、この仕様を活用できている人は稀だったと思われる。
各種イベントでマックイーン(通常)のピースが多めに排出された他、メジロの育成ウマ娘もドーベル・アルダン・ブライトにパーマーと増え計6人になっているので、サービスインから1年も経つとある程度は狙って活用できる段階である。

リアルの話としては、かつて競馬界で多くの重賞馬を育成していた(現代では解散している)メジロ商事またはメジロ牧場の冠名が「メジロ」であり、平たく言えば同じ施設で育った仲間に当たる。ただし後述の通りメジロ牧場が生産も行っていたので、実際の血縁関係にある馬も多い。実際、メジロドーベルとメジロブライトの父親はメジロライアンであり、さらにメジロラモーヌにも種付している。
メジロ時代はオーナーブリーダー(自分で生産し、馬主も務める)として知られていたが、解散後に後を引き継いだレイクヴィラファームはマーケットブリーダー(生産のみを担当し馬主にはならない)として活躍馬を輩出している。

因みに、ウマ娘化されている範囲でも「メジロ」以外に「ナリタ」や「マチカネ」、「サクラ」など冠名は多く登場しているが、ナリタトップロードのウマ娘化が発表されるまではいずれも2人以下しかいなかったため、◯◯家という形でネタにしづらかったものと思われる。
なお、(株)さくらコマースの冠名「サクラ」は後にヴィクトリー倶楽部という繋がりが明示された。

模擬レース

ウマ娘ストーリーにて、トレーナーからのスカウトを目指してウマ娘達が走るレース。
多くのウマ娘はここでスカウトを受けるが、一部では出走を待たずにトレーナーにスカウトされるウマ娘もいる。また、逆にスカウトを断って出走を続けたり、トレーナーがついた後も出走しているウマ娘もいる。
なお、出走せずにトレーナーもつかないまま過ごしていたアグネスタキオンは退学に追い込まれかけている。

現実では騎手学校に通う騎手候補生が行うレースであり、騎手としての素養を垣間見られる場として注目する競馬ファンも多い。

モブウマ娘

現実のモデルが存在しないウマ娘のこと。育成中にランダムに出走してくるウマ娘全般を指す場合もある。
レース以外でもストーリー内で名前だけが挙がる場合やウマ娘A,Bなどの形で会話に入ってくる場合などもある。

レースで出走してくるモブはランダム生成ではなく、一応ちゃんと一人ひとり登録されている模様。
モブウマ娘に対する愛にあふれたとあるプレイヤーの調査によると、610人が設定されているらしい。
が、名前が呼ばれることはなく、レース中の実況では番号だけで呼ばれる。
また、ライブでもちゃんと踊るが、歌声は育成可能な子の声帯からランダムな模様(音声が実装されていない他のウマ娘も同様)。
ライブシアターでキャラ設定無しにするとモブウマ娘になり、メンバーを「指定なし→選択」と繰り返すと好きな子が出るまで粘れる。
ステータスなどに関しては基本的にシナリオ用の数合わせであり、無難に弱い。下手したらスキルすら持っていない。ゲート難以外のレアバッドスキルも見れたりする。
が、このステータスが低いのが問題で、垂れウマとなって巻き込み事故されたり数の暴力でブロックされることもしばしば。
また、極稀に大レースで1着を持って行かれたり、レジェンドレースでレジェンドやチャレンジャーを諸共葬り去ったりといった報告もある。勝負に絶対はないということか…
チームレースでも、高スペック高適性と化して一番人気を掻っ攫って行ったり、凄まじい走りを見せてプレイヤー同士の勝負をドローにされる事も割とある。その子ウチで引き取れませんかね

シナリオなどでは基本的にウマ娘Aやウマ娘Bなどの形で登場するが、稀に名前だけ話題に挙がることがあり、フルボイスのウマ娘ストーリー内だと例外的に実況でも名前が呼ばれる。

確認場所登場するモブウマ娘
オグリキャップの育成シナリオアケミチキング
ノッポテトラ
グラスワンダーのウマ娘ストーリーブリッジコンプ
※台詞の名前は「出走ウマ娘」だがゼッケンに名前がある。
ビワハヤヒデのウマ娘ストーリースルーパスポート
タイタンフライパン
ナリタタイシンの育成シナリオウォーキートーキー
ポイズナス
シンコウウインディ育成イベント「大事件」ヤマトマリン
キミの夢へと走り出せ!アンタゴニスト
リボンマーチ
アイタンリ

また、話の都合上重要なポジションにいるものの諸事情で名前は出せない(恐らく今後もキャラクターとして登場する見通しのない)馬をモチーフにしたウマ娘の場合は、毛色や耳飾りなどの特徴を挙げて登場する場合がある。詳しくは元ネタを参照。

余談だが、ウマ娘とは「こちらの世界の競走馬の魂を受け継いだ存在」のはずなのだが、モブウマ娘の多く(現実にいる馬がモデルだが名前を変えたりなどで事実上のモブ・オリキャラ化してるウマ娘もいる)はこちらの世界で活躍した競走馬の名と同じ名前の娘がいない、オリジナルな存在。いったい何処から来たのだろうか?
作品中では「異世界」としか言われないので、現実でもウマ娘世界でもない第三の世界なのかもしれない。
ゲーム内ヘルプ・用語集でも「まだまだ謎が多く、詳細については不明である」と書かれているため、あまり深く考えてはいけないのかもしれない。
また、似たような存在としてハッピーミークビターグラッセリトルココンがいる。

やる気

調子、コンディションとも。
絶好調、好調、普通、不調、絶不調の5段階があり、
絶好調に近いほどレース時のステータスにわずかにボーナスが得られ、育成期間は練習の効果も向上する。絶不調に近い場合はその逆。
育成中は維持しているやる気のパラメータがそのまま各レースに適応されるが、チームレースやデイリーレース等では完全にランダム。
チャンピオンズミーティングでは絶不調以外からランダム。後に決勝のみ絶好調で固定に変わった。

育成期間中のやる気はランダムの小イベントやサポートカードのイベント、キャラによっては固有のイベントで上下する事も。
やる気が低い状態はトレーニングにもレースにも響いてくるので早めにお出かけなどで回復したほうが良いが、(絶)不調で目標レースに出走した場合にしか聞けないボイスや、絶不調でG1勝利する二つ名などもあるので、あえてそのまま育成し続けるのも手。ただし一部のキャラはやる気の状況によって育成ルートが分岐する場合があるので要注意。
頭痛などやむを得ない理由でやる気が下がる時もあれば、髪の毛のセットが上手くいかなかったり会長のダジャレに気づけなかっただけでやる気が下がる時もある。プペペポピー

用語集

このページの事。
ゲーム内にも存在しているが知らない人も多いと思われる。
ここで載ってるようなことからわざわざ載せないようなことまで載ってるので、ここに載っていないものがあったらそっちも見てみよう。

ラチ(埒)

各コースの柵のこと。内側の柵を内ラチ、外側の柵を外ラチという。拉致ではない。
れっきとした競バ用語なのだが、本作ではスキル「内弁慶」および「内的体験」の説明でのみ使われている。
いきなり出てきてよくわからなかったトレーナーもいるのでは?

「問題が解決せずなかなか事態が進展しない」という意味の「ラチが明かない」の「ラチ」はこれが由来。

レーン

競走または競泳で、選手が通る走路の事。オーストラリアの騎手、ダミアン・レーンはここでは無関係
意味合いとしてはコースと同義で、日本ではコースと呼ばれることが多かったが、
近年グローバルスタンダード(国際的に通じやすい表記への統一)によりレーンと呼ばれるようになりはじめている。

陸上トラック種目では、それぞれの選手が走るレーンが規定されている場合はセパレート、規定されていない場合はオープンと区分される。
競馬、ならびにウマ娘のレースでは、スタート後からすぐにオープンでのレースとなる。

本作ではスキル名にも使用されている。(レーンの魔術師)

レアリティ

育成ウマ娘やサポートカードなどのランクの事。ガチャなどでの出やすさはこのレアリティで区分されている。
育成ウマ娘の場合は★~★★★、サポートカードの場合はR~SSRと表現される。
前者は因子でも★表現がされているのでちょっとややこしい。
ちなみに、育成ウマ娘は該当キャラのピースを集める事で最大で★★★★★まで強化出来、固有スキルの効果と初期ステータスの底上げが可能になる。

コメント

  • 鬼ゴルシモードって1着強要されないTSの方が楽じゃね?GⅢだけで稼いでも大丈夫だし -- 2022-05-06 (金) 23:48:26
    • TS杯は条件は緩くなるけどメリットも薄れるからステ伸ばし辛そうな印象あるけど実際どうなんだろう。アオハル杯も決勝でわざと負ければ良いからやれない事はない筈 -- 2022-05-07 (土) 14:02:54
      • 自分は普段やってるローテと同じでTSゴルシで育成して34戦24勝のギリギリSになったな。勝てない分のSPやらヒントが渋いのが欠点だけどステが整う最後まで負けても良いのは気が楽 -- 2022-05-07 (土) 14:13:34

*1 「―きっと未来にサクラ咲く~♪」「進めヴィクトリ~ 花マル元気に~♪ 目指せヴィクトリ~ 不屈の精神(こころ)で~♪」
*2 「困難乗り越え 栄光掴め そうさ我らが ヴィクトリ~~~♪」
*3 ホームボイスで「ウイニングライブ、ね・・・レースで勝った子を歌って踊らせようなんて誰が考えたんだろ、ホント。」と語っている
*4 ゴドルフィン「アラビアン」と表記されることが多いが、ウマ娘内ではゴドルフィン「バルブ」と表記される。
*5 元々この言葉は18世紀イギリス競馬界で最強と称された競走馬『エクリプス』から来ていて、字義通りに言えば「エクリプスが一着、二着以下は無し」。当時のイギリスの競馬では先頭から240ヤード離された競走馬は失格とするルールがあり、エクリプスは強すぎるためレースの中で二着を240ヤード引き離してゴールし、比喩ではなく本当に二着以下該当なしのレースを引き起こしたとされている。ちなみに240ヤードは約220メートルで、だいたい100馬身差である。
*6 この何かに大きく触れてはいけない