元ネタはD&Dのモンスターで、魔術を究めた魔道士が、さらに力を求めるために自身をアンデッドと化した存在。
かなりの強敵で、普通のゲームでも中ボスクラス、ものによってはラスボス級の扱いである。
- 上の英語wikiの画像を見れば解る通り、外見はD&Dのそれとかなりの部分が似通っている。
冠を被ったローブ姿の骸骨というだけにとどまらず、左手を掲げて右手をやや低く構えるポーズまでそのまま。 - ビホルダーやマリリスと違いD&Dよりさらに古い原典のあるモンスターのため問題はなかったものの、FF1がいかにD&Dから強い影響を受けていたかが伺える。
- 当時のファンタジー作品でD&Dや指輪物語の影響を受けていない作品など皆無と言ってもいいほどだったので、別にFF1だけが特別というわけではない。
スペルは「lich(古英語で「死体」を意味する)」。
リッチ(lich)だが金持ち(rich)ではない、と覚えよう。
- 金持ちのrichはサガ フロンティア2の主人公の1人、リチャード・ナイツの呼称として使われた。
FF1
FF1のアースの洞窟で戦う、土を司るカオス。
見てくれがアンデッドで弱点もまんま、炎系やディア系の魔法が効く。
ストーリーの根幹に関わる最初の大ボスなんで気合の入る一戦ではある。
後々に再戦するが、その頃は見違えるように強くなっている。
- その時点ではあまり問題なくなっているが、再戦時は炎弱点を克服している。
- 2戦目のリッチは炎弱点でなくなっているだけでなく、FF1の全アンデッドモンスター中で唯一の炎属性が弱点でない珍しい存在となっている。
様々な新モンスター達が追加されたGBA版以降でもその地位は揺らいでいない。
- 2戦目のリッチは炎弱点でなくなっているだけでなく、FF1の全アンデッドモンスター中で唯一の炎属性が弱点でない珍しい存在となっている。
FF9にもゲスト出演している。
漫画版ファイナルファンタジーだと四体のカオス達の中でリッチだけが男だった。
序盤アースの洞窟では苦も無く倒せる(むしろダンジョン内の敵の方がきつい)が、時間を遡ってる訳だから、全盛期の方が近い。
- 土の力を吸収してる最中だったから本気を出せなかったと思った。
初戦時はブリザラ、サンダラ、ファイラの他、ヘイスト、スロウ、スリプルなどを使う。
これが再戦時になるとフレアー・ストップ・デジョン・キルと最高LV黒魔法のオンパレードに化ける。
特にフレアーはパーティーの黒魔導師を一撃で死に到らしめかねない威力を誇るため、再生カオス軍団の中では一番危険。
- 逆に初手のフレアーさえ凌げれば、他の魔法は耐性でどうにでもなる。調整としてはかなり極端なものと言えるだろう。
- こうした攻め方は、バランス型とは真逆の、一撃必殺タイプというべきか。
目玉となる攻撃手段(彼の場合はフレアー)の威力調整によって強さが大きくわかれる。- 大抵のプレイヤーが使われる前に倒せることが多いのでそこまで危険性はないものの、耐性を得られる防具の少ない時空属性を持つストップとデジョンにも地味に注意が必要。
4体の属性カオスの中では最初に戦う事になる。
しかし、こいつを倒してしまえば残りの連中はどの順番で倒す事もできるようになる。
- とは言うがまぁ、よっぽどひねくれたプレイをしない限りマリリス→クラーケン→ティアマットの順だろう。
- WSC版以降ではマリリスの科白が、倒した各カオスの数に応じて変化する。
リッチを倒したら、残りのカオスをどの順番で倒すか吟味してみるのもいいかもしれない。- マリリスだけでなく、ティアマットも戦闘前のセリフが倒したカオスに応じて微妙に変化する。
- WSC版以降ではマリリスの科白が、倒した各カオスの数に応じて変化する。
- 慣れたプレイヤーの場合、マリリスは後回しにしてその先のダンジョンを巡り優秀な装備を回収して揃えた方が有利に進められる、
ティアマットは辿り着く道中(浮遊城)で拾えるレイズサーベルで使用できるクラウダで一撃死可能という知識があるため、むしろこのゲームに慣れたプレイヤー程その順番を守らない可能性が高い。 - また、実は海底神殿のクラーケンも毒・石化耐性を持っていないためにティアマットと同様レイズサーベルのクラウダで一撃死が可能なので、楽をしたいプレイヤーの場合はティアマット→クラーケン→マリリスの順になりやすい。
- だがレイズサーベルさえあれば覚えられないキャラでも使用可能なクラウダと異なり、クエイクを使えるのはGBA版以前では役立たずジョブの一角である黒魔しかいない。
- その上マリリスにクエイクを当てるのはティアマットやクラーケンにクラウダを当てるのに比べるとかなりの低確率になってしまうため、律気に順番通りに火→水→風と倒していくよりも、装備を回収しつつ先にティアマットとクラーケンをレイズサーベル(クラウダ)で狩り、強くなったパーティで最後に火山のマリリスを普通に戦って倒す方法をとった方が楽だったりする。
装備が整っていない関係から、低レベルや一人旅などのやり込みでは、ダンジョン自体の難易度と相まって序盤の壁ボスとなる。
というかやりこみで苦労するボスは、こいつとアストスぐらいのもの。
おかげでやりこみゲーマーの間ではそこそこのリスペクトを受けている。
- 打撃や攻撃魔法の威力はもちろん、打撃の追加効果の麻痺やスリプラ・ホールド・スロウといった状態異常魔法も脅威。
- この時点では(スリプラのみはそもそも無属性のため魔法防御を上げるのみでしか回避不可能だが)耐性を得られる防具が手に入らないため確実には防ぎようがなく、当たらないように運を天に任せるしかない。
カオス四天王は戦闘前に軽い会話イベントがある。
…のだが、こいつの時はナレーションが入るので、他の3人と違い、セリフが無い。
他のはこの唯一の会話イベントのおかげで少し性格が掴めるのだがこいつだけはどんな奴か想像もつかない…。
- ナレーションの全文は
カオスのたまが われた。じゃあくな ものが
たちこめる。そして それは なにかを かたち
づくりはじめた……つちの ちからを さえぎる
もの…… つちのカオス。 リッチ!
- FC版ではそれぞれのカオスが出現する場所にある宝玉が「カオスの玉」であることがハッキリわかるシーン。
WSC版以降はカオスの玉こそあるが、ここではその名前が出てこない。また、セリフに関してもWSC版からである。
しかし一方で、FF4TAではこのナレーションが使われている。
HPは400(WSC版~PS版は800)。
防御が40と高くそのままでは打撃は通りにくいのでヘイストやストライ(WSC版以降)でフォローしたいところ。
また、アンデッドなので炎属性やディア系が有効。
ファイガやダディアを持っているならぜひ使いたい。
FF1(WSC版以降)
WSC版以降はリッチにも台詞が用意されている。威厳ある老人といった感じの口調。
- 「われに はなしかけるものは なにものか?
われは つちのちから を さえぎるものなり
われの じゃまは させぬぞ にんげんども!」- 光の戦士たちは、カオスの玉に話しかけていたのか?
FC版のナレーションは一切なくなった。
- おかげで「カオスの玉」という名称がゲーム中に登場しなくなってしまった。
WSC版では全てのカオスのHPが倍増しているが、それによる影響が最も大きいのがリッチだろう。
この時点では耐性もないので、戦闘が長引くことによって危険性は飛躍的に増大する。
FF1(GBA版以降)
防御力が下がったり行動パターンが楽になったわけでもないのに、HPがFC版の3倍の1200になっている。
その上知性が30(魔法攻撃回数4回)あるため、ラ系攻撃魔法の威力はPS版以前の上限値近辺の威力で安定しているのでかなり厄介。
アストスと並んでGBA版最強ボスだろう。防御も40と、周辺の雑魚とは比べ物にならない硬さ。
- 因みに、過去のカオス神殿で戦う際のフレアーのダメージは大体200前後。
PS版以前よりも低いダメージになる可能性もあるが、第一手で使ってくるので、よほど能力が高くない限り、被弾は免れない。
イメージ的にはダークウィザードのファイガみたいなものである。 - アースの洞窟で戦う際は15パズルで赤い牙が手に入れられたら、それを使ってみるといい。
因みに、赤い牙だけなら6発で倒せる。- 牙が固定威力になったのはPSP版から。GBA版ではその時点の能力では100ダメージ未満の事が多い。
- 当然ながら低レベルや1人旅といった縛りプレイ時の難度も上昇。
原作と異なり、目の前でセーブ可能なため再挑戦が楽なのがせめてもの救い。- クエイクを使って一撃死させる方法もGBA版以降はクエイク習得に黒魔をレベル26まで育てる必要があるので低レベル縛りでは使えない。
- 逆に他のジョブの魔法防御を最大限まで育てるためにクラスチェンジまで黒魔1人で進めている等レベル制限なしの1人旅の場合なら、
頑張って黒魔をレベル26まで育ててクレセントレイクの町まで遠出しクエイクを習得し、こいつの目の前でセーブ→クエイクが当たるまでリセットを繰り返す方法で楽に倒すことができる。- 当然ながら確実に当たるわけではないが、リッチ1戦目の魔防は120とそこそこ程度なので、あまり何度もやり直さなくともクエイクを命中させて一撃で葬りさることができるだろう。
ストライを重ねがけしての速攻が有効、というかこの時点ではそのくらいしか手がない。
普通に進めていた場合、強化無しの物理攻撃はクリティカルが出なければせいぜい2桁ダメージ、アディアで100前後、黒魔術師のファイガなら300弱程度。
なので黒魔法の使えないパーティ構成だとものすごく辛いボスと化す。
倒せない場合、素直にレベル上げしてHPと打撃力を上げる、先にミスリルソードを買ってくる、
15パズルを解きまくって手に入れた各属性カーテンで身を守りつつ三色牙を使うなどの方法がある。
- 冷気耐性があるから白い牙はおすすめできない。
過去カオスの中では最も魔法防御が低い。
スリプラがそこそこ効くほか、デスペルをかけるとホールドで麻痺し、アンデッドのくせにデスで即死したりする。いじめか。
- ストップは時空属性なので、ホールドと違いわざわざデスペルをかけなくても普通に麻痺させられる。
- また、地味に時空耐性だけでなく地震耐性もないので、デスペルなしでもクエイクとデジョンでなら即死させることが可能(当然ながら普通に戦った方が楽だが)。
- リッチだけでなく他の過去カオス達も何かしらの即死攻撃が通ったりする。
(マリリス:クエイク・クラーケン&ティアマット:ブレイク)
当然ながらあくまで低確率で当たる可能性があるだけでかなり効き辛いため、通常のプレイでは普通に戦った方が楽だったりするが、縛りプレイ等をする場合には覚えておくと役に立つかもしれない。- リッチは魔法防御140なので、クエイクやデジョンによる即死は他3体に比べると成功率は大分高い。
当然ながら確実に当たるわけではないものの、こいつのエンカウントポイントの目の前でセーブ→クエイクorデジョンが当たるまでリセットを繰り返す方法をとれば結構楽に倒すことができる。
- リッチは魔法防御140なので、クエイクやデジョンによる即死は他3体に比べると成功率は大分高い。
- リッチだけでなく他の過去カオス達も何かしらの即死攻撃が通ったりする。
- 即死技に頼らずこいつを普通に戦って倒せない実力ならこれ(+同様に他3カオスを一撃死させる方法)で進んでもラスボスを倒せる実力がないのでそこまで意味はないと思いがちだが、ラスボスと渡り合える程パーティが育っていないがとりあえずマサムネだけ早期に回収しておきたいというプレイヤーには大いに役立つため、覚えておいて損はないだろう。
- 言うまでもなくクエイクを習得可能な黒魔がいない場合はリッチ・マリリスにこの方法は使えないが、クラーケン・ティアマットについては追加アイテムのコカトリスの爪(ブレイクと同効果のアイテム)を使えば同様のことが可能。
(マサムネが欲しいだけならクラーケンまで倒せればOK)
- 言うまでもなくクエイクを習得可能な黒魔がいない場合はリッチ・マリリスにこの方法は使えないが、クラーケン・ティアマットについては追加アイテムのコカトリスの爪(ブレイクと同効果のアイテム)を使えば同様のことが可能。
- デスペルなしだと土のカオスのくせに地属性のクエイクが一番高確率で命中するという…無論弱点というわけでもないから中々当たらないのだけれども。
- デスで即死を狙う場合ならブラックナイトからデスブリンガーを入手してアイテム使用という方法も無くはない。
GBA版からは、大地の恵みの祠のロビーでこいつの石像が入口を塞いでいる。
腐った土の異様なにおいがするらしい。アースの洞窟にいる本体を倒せば石像は消える。
- リッチを倒した後に封印が解ける演出が入るせいで、原作未プレイかつ攻略情報を一切遮断しているプレイヤーがここが次の目的地だと勘違いしてしまい、わざわざ戻ってきてしまう場合も。
セリフが変更されている。
- 「だれだ… われにはなしかけるのは…。
われは…だいちのちからを くらうものなり…。
にんげんふぜいに じゃまだてはさせぬぞ…
つちのカオス…、リッチのな…!」
FF4TA
クリスタルの再生モンスターとして登場。
「クリスタルが砕け、邪悪な気配が~」の下りは、FC版を彷彿とさせる。
行動パターンは1の時と同じだが、新たに全体攻撃の地震が追加されている。
非常に高い威力を誇るが、あいつやあいつの存在を考えるとまだまだ序の口である。
- 白魔法の使い手がパーティーにいなくても、次元エレベーター使用で一人以外はレビテト状態に出来る。
- ナレーションの下りがFC版FF1の時と同じであるため、WSC版FF1以降に追加されたセリフは無い。
倒すとアサシンダガーが手に入る。
お約束通りアンデッドで、聖、炎に弱い。エクスカリバーと光の剣(またはドラグーンランス)に限界リング、下弦の月でバイブレイ・セカンド(スカイグランダー)連発が手っ取り早いかな?
- 上弦の月にトリニティクルセイドが一番手っ取り早いと思う。
スリプルさえ喰らわなければ全滅の危険はない。
どうでもいいが、白魔法が使えるキャラ1人で挑むと「レビテト!」「ブラックホール!」「レビテト!」…みたいなことになる。
- スリプルは炎属性の魔法使用者に対してのカウンターになっている。
FF6
スペクター、ゴースト、ネクロマンサー、魔法レベル10の色違いで、薄茶色のローブを羽織った魔法使いの亡霊。
通常時
- 1ターン:ファイア/ファイア/さくらんタッチ
2ターン:ファイア/ファイラ/ファイラ
3ターン:ファイア/ファイラ/ファイラ
4ターン:ファイア/ファイア/さくらんタッチ
5ターン:ファイア/ファイラ/ファイガ
モンスターの数が1体以下である
- 1ターン:ファイガ/ファイガ/何もしない
封魔壁の洞窟に登場。毒属性の他アンデッドながら炎属性を吸収する能力を持つ。
炎系の魔法を得意とし、ファイア系3種全て使用可能。
特に一発で単体に1100弱のダメージを与えてくるファイガは脅威。
初遭遇した時はほぼ確実に即死してしまうだろう。
他にも混乱効果のある『さくらんタッチ』を使用。
幸いなことにファイガは一体になるか、5ターン目でしか使ってこないので、さっさと強力な攻撃や聖水を使って倒すといい。
セオリー通り聖属性には弱いままなので、オーラキャノン等も有効。
状態異常は即死・混乱・死の宣告・スリップ以外に耐性あり。
状態異常には滅法強いが混乱耐性がないので、ブラストボイス等で足止めするのも有効。
通常枠でイエローチェリー、レア枠でポイズンロッドを盗め、倒すとレア枠でイエローチェリーを落とす。
余裕があれば盗んでみるのもいい。
ポーカー同様、入口から2エリア目までしか出現しないため、モンスター図鑑コンプを狙ってる人は注意。
ポーカーより出やすい分、こいつはまず見逃さない。
「暴れる」でファイラ、「スケッチ」で更にファイア、「操る」で更にたたかう・ファイガが使える。
あばれるの修得時期的にやや力不足な感は否めない。耐性面が優れている分だけあって勿体無い。
ラグナロックのメタモルフォースを使うと、必ず毒消し・イエローチェリー・目薬・金の針のどれかに変化する。
FF6(GBA版)
魂の祠には登場しないため、モンスター図鑑コンプリートを目指す場合は最低限遭遇だけはしておくこと。
FF9
最初は土のガーディアンとして登場する因縁深い相手。
リッチとして復活した後は即死攻撃を中心に攻撃をしてくる。
クリスタル版はアンデッドでは無い為、マサムネの刀魂放気も通用する。
- そもそも、クリスタル版に限らずこいつ自体アンデッドではない。
- クリスタル版については、使ってきたストップをビビが魔法返しで返して、そのまま固まって終了したことがある。
実は初戦時は食べられる。
食べると「アースシェイク」を覚えられる。
- この時のクイナは、普段と比べても「食べる食べる」と連呼する。
だがそれをヒントと思ってもらえないのは日頃の行いか。
勘とノリの良いプレイヤーは食べてびっくり。
元ネタの「1」ではカオス四天王一番手(=最弱?)であったが記憶の場所では最後の関門として待ち受ける。
ガーディアン時代と比べると装飾が増えたり剣が伸びたりマントがひらひらしてたりと、強そうな見た目になっている。
ボス版からは黒のローブ、セイレーンのふえ、源氏の小手を盗める。
源氏の小手が個数限定品なので、盗んでおきたいところ。
エクスカリバーII獲得に向けて最後の関門。
FF10-2
異界種のモンスター。
戦闘開始時に吸収・弱点などの属性相性が3パターンのどれかから設定され、
その後は自分が吸収する属性のガ魔法で攻撃し、合間に死の宣告も使用する。
ワイトと同じくわいろかオメデトウ!を使用すると命の泉が手に入る。
これ以外の手段では大量に手に入らない。
FF11
詳細はこちら→Lich
スケルトン族のモンスター。ほかの同種と異なり黒魔道士タイプしかいない。
一部個体はレベル上限を50から55へ上げるクエストアイテム「古代魔法のパピルス」を落とす。
現在で言う古代魔法で数々の挑戦者を屠ったことでその通称の由来になったという説がある。
FF12
レイスウォール王墓に現れるゴースト系モンスター。
ティアマットがボス、マリリスがモブとして登場しているのにこいつだけ雑魚敵。
- だが、出られなかった奴に比べれば十分ましともいえよう。
分裂させるとレアモンスターのキャルトリッチが出現する事がある。
盗みに成功すればかなり強力な弓が手に入る。
ゴーストの中でも高い位に君臨している者の総称をリッチという。 怨恨や殺意などの強い負の感情を残しゴーストとなった場合、 生前の立場や位から解放され、それらの感情の強さにより再び格付けされる。 これは負の感情とゴースト内での格付けが比例関係にあるためで、 そのことからも彼らが他種と比べ強い怨念をもっているのが伺える。
FF15
「シガイ」の一種。
ボロボロのローブを纏った亡霊のような姿をしている。
周囲に不気味に緑色に光る鬼火を数個漂わせた妖術師の亡霊のような姿をしたシガイ。
相手の魔力を低下させるガスを吐く「闇ブレス」、周囲に浮遊する魂を飛ばす「3方向遠隔攻撃」、掴んで、毒にしつつMPまで吸収するという二重苦の技「アスピルタッチ」、周囲に竜巻を起こす「闇の竜巻」など見た目通りの魔術師じみた戦い方をする。
DLC「戦友」でも登場するが、少々特殊な立ち位置になっている。
本当の意味でのコイツが登場するのは、サボテンダーと同じランダム出現になっており、エリアにランダムで現れる事があるレゼルボアから召喚されないと現れない仕様になっている。
しかも「護送:メルダシオに盾を」内で、ランダムで現れるレゼルボアからでないと出現しない。
リッチ自体は「緊急:廃市街の残響」で出てくるのだが、この個体は固有アイテムを落とさないのである。
そのアイテムとは「呪術の飾り」であり、入手にノーヒントなのが辛いところ。
- スタンドアローン版で、「廃市街の残響」で出没するリッチも呪術の飾りを落とすようになった。部位破壊で容易に落としてくれる。
エネミー図鑑によると、スチリフの杜やメルロの森に出没する人型のシガイ。
浮遊している死体のような姿であるが、生きているかのように動き、両手を動かしながら攻撃してくる。
離れた場所から魔法によく似た攻撃を仕掛けてくる事が多い。
その昔、単独のリッチ討伐を受け現地に向かったハンター達が戻らず、その後リッチの数が何故が増えたという事件が発生したという。
真実は闇の中だが、同種の外見から悪い連想をする者は珍しくない。
- なんで、この世界の人間達は野獣はシガイ化するのが解っているのに、人間は大丈夫って考えになってんだろうか…。
FF16
アルテマの眷属の魔物として登場。今作では細身の体格をした人型の姿で、顔には小さな1つ目がある。
巨大な鎌を持っており、テレポートを繰り返しながら斬りつけてくる。
FFTA
赤い翼の幹部「ファルガバード」の一人。
なのだが、種族がゾンビであるため、いまいち迫力に欠ける感もある。
かつて戦場であったアイセン平原が戦いの舞台となるので、そういう意味ではイメージに合っているかもしれない。
アンデッドの例に漏れず3カウントで復活する。
先に取り巻きのモーグリナイトから片付けたい。
敵はカウンターをセットしているため、その影響を受けない攻撃手段が欲しいところ。
FFCC
古都レベナ・テ・ラのボス。
各4属性の強力な魔法のほか、メテオやチェインライトニングも放ってくる。
開戦時は結界に守られており、あらゆる攻撃を無効化する。まずは戦闘エリア端にある2つのオーブを破壊し、ホーリーで実体化させつながら戦うこと(この手順が必要な為か、終盤のボスにしては防御が低め)。
実は実体化してるときに限りグラビデが効く。耐性があるためHPは半減こそしないが2/3にできる。
FFCCのグラビデは「最初の一回のみ有効」ルールがあるため、実体化していないときにかけてしまわないようにしたい。
漫画版だとラスボスであり、白騎士?の正体。
序盤から伏線を張られていたり、魔物を操るクリスタルの剣を携えていたり、主人公の母親を人質にしているなど、なかなかの暗躍振りが窺える。
FFCCRoF・EoT
偽アルハナーレムの正体。幽世とレベナ・テ・ラ城の王の私室で合計二回戦う。
死の宣告効果のある攻撃を放ってくるので注意。
2回目ではチェリンカ(マルチではテテオ)が魔法で協力してくれ、マジックパイルによって強力な魔法を使用可能。
EoTでは図書館で戦える。マップは幽世のもの。
幽世のリッチは透明状態で現れるが、速攻で解除できるのであまり意味はなく、
マジックリングの動きが早いことに気をつければ問題ない。
王の私室では両腕が別々に攻撃してくるので少し鬱陶しい。
聖剣伝説
ジュリアスによって復活したモンスターの1体で、封印の洞窟でフレアを守っている。
行動パターンはアンクヘッグと同じパターンだが縦に長く、骸骨を投げてくるため回避しづらい。
また攻撃力も高いため追い詰められると一気にHPを削られる。
チョコボットでの移動可能後から行けるようになり、また近場にあるため何も知らずに訪れ、すぐにボスと戦闘になり即死という人も少なくはなかっただろう。
投げてくるドクロがこの時点で入手できるどの盾でも防げないのが厳しい。攻撃力も高い。
- 攻撃力はラスボス並み。モンク中心に育てたのでなければ、2~3回の接触で死亡するレベルである。
- ランダムに動いているように見えるが、実は同じ動きを繰り返しているだけなので、しっかり動きを覚えて、避けるルートと攻撃するタイミングを決めれば、ノーダメージで勝利できる。
以降の聖剣シリーズでもボス格として登場しておりラスボス前座、ラスボスと出世している。
- 「ダークリッチ」という名称になっている。
主人公が歩ける範囲の1/3ぐらいを埋める巨体で縦横無尽に飛び回るのがGB版では脅威だったのだが、3D版では多少体が小さくなった。
攻撃パターンは増えたが、総合的には与しやすくなった。
- ドクロが三つくっついたものを食らうと混乱になるようになった。
リメイク版ではブラッドソードで逆にダメージを受けるようになった。
ここまでのボスをこの剣でゴリ押しで倒して来たプレイヤーには非常に厳しい戦いとなる。
GB版では、直前マップの階段を降りてきた所で上に1歩動き、画面切り替えが発生する前に素早くセーブ。
再開してからさらに上に進むと、戦闘画面右下の山の中に出現出来る……と言う裏技(と言うかバグ)がある。
ここならリッチの攻撃は一切当たらないので、時間はかかるが一方的に倒せる。
TFFCC
BMSで敵として出現する。カオス四天王のうちこいつだけが登場できた。
死者を自在に操り、命ある者には死を与える最高位の生ける屍。 闇の僕「ヴァンパイア」を従え、アースの洞窟最深部に潜んで大地を腐食させようとしている。 土のカオス「リッチ」を倒さぬ限り、この世界は不毛と化す。 命ある者はすべて死に絶え、闇が世界を覆うであろう。
TFBL
FF1のモンスターとして登場。
サイレガで沈黙状態にしてくる。
DFFOO
幻獣界「アレクサンダーからの試練」のボスを務めるカオスの一人。
闇属性攻撃が主で、特にカウント終了時に強制的にBREAKを起こす「死の宣告」を付与する闇属性近距離物理BRV攻撃「デスカッター」やブレイブのパラメータを下げる「呪い」デバフを付与する魔法BRV攻撃の「カース」など厄介な技が多い。
おまけに上記の技は対象のバフを消す、及び自身のデバフを消すのでさらに厄介極まりない。
種族は「ゴースト種」である。
さらに亜種のスカルウィザードがいるがこちらは「スケルトン種」に属する。
FFEX
ランブソン砂漠に生息する不死系モンスター。
両手剣を持つ外観で、見た目に違わず強力な物理攻撃を用いる。
火、風、光の耐性が低いが、斬撃、打撃、突撃、射撃の耐性が50と高い。不死系らしく即死と呪いに完全な耐性があるほか麻痺耐性もある。
- ちなみに野生の個体のみストップも唱えてくる。他の敵と戦ってる時に横槍を入れられると危険。
魂石から仲間モンスターとして運用する場合は、サポートアビリティに攻撃魔力アップ+5が必ず付き、さらに75%の確率で攻撃魔力+5がもうひとつ付く。
仲間モンスターとしての使用アクションは、フレア、暗黒斬り、ヘイスト、スロウ。
上記の特徴を生かすなら攻撃魔力アップがふたつ付きで優先動作がフレアの個体を厳選すると良い。
- サボテンダーと違いエリア移動してもヘイストをかけ直さないので、コマンダーアビリティはヘイストの個体もオススメ。
魂石を合成に用いサポート効果を追加する場合は、武器に付与すると追加:暗闇+1、防具に付与すると集中+1の効果がある。
PFFNE
AREA10-1の2戦目に1体登場する。
FFRK
FF1、FF4TA、FF9、FFLTSからボスとして登場。
FF4TA、FFLTSのグラフィックはFF1の流用。
SOPFFO
土のカオス。FF1同様、アースの洞窟のボスとして登場。
従来同様に骸骨の魔物だが、本作では腰の辺りから大きな一対の翼が生えており、不気味な悪魔のようにも見える外見となっている。
また、ローブも羽織っていない。
戦闘では魔法攻撃や状態異常を伴う攻撃を得意とし、翼を鎌のように振り回す攻撃も行う。
更にブレイクゲージの上限が減少する「呪い」を付与してきたり、スケルトンを呼び出すなど、厄介な行動も行う。
正体はジャックの仲間であるアッシュの成れの果て。
チョコボの不思議なダンジョン2
ヴァンパイア系レベル2。カラーは緑色。
野生では発生せず、ヴァンパイアかデミリッチのレベルをいじる必要がある。
HPと経験値が倍以上UPしたが、相変わらず打たれ弱い。
とは言え、通常攻撃に一時的に最大HPが減少する効果がある点や遠距離からはレベルドレインをしてくる点は変わらないので、魔法などで早めに倒すが吉。
当然、瀕死になるとウェアバットに変身して逃げ出す。
弱点は炎と聖属性。アンデッドなので回復系アイテムも効く。
倒すといやしのツメやレベル系アイテムを落とすのは他と同じ。