Tier 4 アメリカ中戦車 T6E1 Grizzly
間に合わせで作られたM3中戦車は75mm砲が限定旋回という重大な欠点を抱えていた。本車はM3のシャーシに新造の車体を搭載し、大型砲塔を装備した試作戦車である。その後一部が改良され、第二次世界で広く活躍し「偉大なる凡作」とも呼ばれたM4中戦車として制式採用されることとなる。
頼れるT6E1 (1200円)
直近90日の平均勝率:55.02%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
T6E1 | IV | アメリカ | 中戦車 | 600 | 51/38/38 | 42/16 | 25.47 | 0,000,000 |
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武装
砲塔:砲塔名(初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | M2 L28A | 5.36 | AP APCR HE | 90 125 38 | 150 120 200 | 750 643 1072 | 0.44 | 2.3 | 50 | 48 2800 7 56 | 1,237 | +20° -10° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | T6E2 | 76/51/51 | 39 | 230 | 4,800 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Wright R-975EC2 | 400 | 20 | 515 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | T6E1 | 40.00 | 38 | 5,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
解説
概要
数少ない低Tierプレミアム車両であり、新規プレイヤー向けにミッションで配布されている。このページを見に来ている方の多くはゲームを初めて間もない初心者だろう。
プレミアム車両なのでクレジット係数*1が130%と高めに設定されている。クレジットが足りない時はこの車両を使うと稼ぎやすい。
攻撃力
75mm砲を搭載しており、Tier4*2の中では一発のダメージが150と大きい部類に入る。その分再装填(リロード)にかかる時間は10秒と長くなっているので、その間は敵に撃たれないように岩や建物、地形の裏側などに隠れるようにしよう。
精度は可もなく不可もないといったところだが、若干着弾散布*3が広く精密射撃をするには足を引っ張る。これは多くのアメリカ戦車に共通するので、アメリカツリーを進める方には良い練習になるだろう。
貫通力は平凡であるが、マッチングするほぼ全ての車両を通常弾で正面から貫通できる。通常弾では貫通力が足りない時は課金弾を使おう。75mm砲なので榴弾もある程度威力はある。中戦車の背面や軽戦車の側背面など、貫通アシストが白い場所に当たれば貫通でき通常弾より大きなダメージが出るが、オレンジや赤の貫通しない場所に当たれば通常弾の半分程度のダメージになってしまう。基本的には欲張らずに通常弾を使おう。
弾の種類など用語がわからない場合はこちら
防御力
中戦車なので重戦車のような強力な装甲はない。しかし工夫次第で敵の砲撃を跳ね返すことも可能である。
- 車体
車体正面はどこも51mmで、傾斜込みだと上部は80mm、下部の履帯*4に挟まれた部分は50mm程度と同格戦車の攻撃を防げない。しかし車体を20°傾けることで多くの部分が90mm近くになり、貫通力の低い相手の攻撃を防げるようになる。これは今後ほとんどの車両で使うテクニックなので覚えておこう。
側背面に関してはどこも38mmしかないため、防御力には期待できない。
- 砲塔
数値上は76mmとあるが、実際には傾斜がかかっているため前面はどこも90mm程度の防御力がある。さらにハルダウンを行うことで実質的な装甲厚が90mmから100mmにまで上昇する。これで同格戦車の攻撃ならある程度跳ね返せるはずだ。これも基本的なテクニックなので覚えておこう。
なお正面から向かって左側にある、砲塔から伸びているものはキューポラ*5といい、装甲が薄く明確な弱点になっている。ハルダウンの際はここを狙われないように気をつけよう。
機動力
Tier4戦車として並の機動性であり、加速、最高速度、旋回速度のどれをとっても必要十分といったところである。軽戦車のように軽快に動くことはできないので、敵陣に突っ込まないようにしよう。
総論
初心者が基本を学ぶにはちょうどよい性能と言えるだろう。特別秀でたものは持っていないが、逆に全ての性能が平均的な水準を満たしている。初心者には貴重なプレミアム車両ということもあり、クレジット稼ぎに長く乗る方もいるだろう。この車両で基本的な戦い方を学び、より上のTierに向けて進もう。
特徴
長所
- 高い単発火力
- 良好な俯角と砲塔装甲
- 高いクレジット係数
- 入手しやすい
短所
- 大きな車体
- 長い装填時
- 同格と比較すると悪い着弾分布
歴史背景
1940年8月31日、米国陸軍装甲部隊は、M3 Leeの設計が確定されると、その生産に移っていないにもかかわらず、 M3に代わる中戦車の詳細な仕様を提出した。
M3はその場しのぎの設計であり、その欠点はすでに明らかであった。 M3の最も明白な欠点は、旋回砲塔装置の限界による75mm主砲の位置であり、75mm砲に適した完全に旋回する砲塔を設計することが最も優先された。 また、装甲部隊はM3に比べて戦車の全高の低下と対空防護についても規定した。
1941年4月18日に開催されたアバディーン性能試験場(APG)での会議で新戦車の仕様の大綱が確定された。基本シャーシは下部車体、エンジン、ギヤボックス、最終駆動装置、サスペンション、履帯からなるM3のシャーシを引き継ぎ、さらにその大部分は前のM2から引き継いでいた。M2 / M3シャーシを引き継いだ2つの主な理由は、M3から新しい戦車への生産ラインの移行が容易であったことと、M2の寸法が既に大量輸送を考慮して設計されていたためであった。
砲塔の装備は5つの組み合わせが検討された:
(1)75mm砲M2一門と7.62mmの同軸機銃
(2)37mm砲M6二門と7.62mmの同軸機銃
(3)105mm榴弾砲一門と7.62mmの同軸機関銃
(4)高角対空射撃用の12.7mm機関銃三丁
(5)英国のQf 6pdr(57mm)速射砲と7.62mmの同軸機銃
他に、入手可能な参考資料にはないが、75mm M3主砲と37mm M6を同軸に取り付け、7.62mm対空機銃を備えたM3様のキューポラを持った別のスタイルの砲塔を使った木製モックアップが作られている。
砲塔は、兵装の組み合わせの選択を可能にするため、取り外し可能な装甲を持っており、単一の車両設計によりいくつかの戦術的任務を満たすことができる装備となることが期待された。
1941年5月、兵器委員会はフルサイズの木製模型と試作車両の作成を提案した。これは1941年6月に承認され、新しい戦車はT6中戦車と命名された。 木製モックアップが完了した後、APGは鋳造上部車体を使用して試作車両を作成するよう指示された。
T6試作戦車
試作車両T6は、1941年9月2日にAPGで完成し、装甲部隊と陸軍武器科の代表によって検査された。
主砲のマウント(T48)は、長砲身の40口径 75mm M3用に設計されていたが、利用可能なものがなかったので短砲身の31口径 75mm M2が取り付けられた。 これにより砲座側に重量バランスが偏り、ジャイロスタビライザが正しく動作するのを妨げた。 砲口のカウンターバランスブロックはこれを改善するために必要であり、発表の直後に装着された。 ジャイロスタビライザーは、M3中戦車の37mm M6で使用したものと本質的に同じであった。
9月3日の会議では、T6の量産型について、いくつかの変更が合意された。
(1)M3スタイルの指揮官キューポラの、後にM4の標準装備となるハッチキューポラへの置き換え
(2)安全性の妥協であると考えられていた、車体側面のドアの廃止と、スポンソンラックに収納可能な主砲弾の量の制限
(3)回転式ペリスコープを装填手の頭上に追加
(4)ローターマウント式の車体機関銃をボールマウント式に変更
(5)可能であれば、12.7mm口径の対空機関銃を設置する
(6)主砲を爆風から保護するための防盾の追加
会議では、T6がM4中戦車として制式化されることが確認された。
引用元 : http://www.tanks-encyclopedia.com/ww2/US/medium-tank-t6
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ツリー化、枝化とは?
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
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